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2015年01月08日
レクサス X Line 発表! ISとGSのお得度を調べてみました
まずはISとGSについてそのお得度を調べてみました。
ISは一律「10万円」のアップですが、結論から言うと、追加装備から考えるとかなりおすすめです。
■主な追加装備 (ブラック塗装やステッチカラー変更などを除く)
・レーダークルーズ(ACC)+プリクラッシュセーフティシステム(PCS) ・・・64,800円相当
・後席サイドエアバック ・・・21,600円相当
・“F SPORT”専用L texスポーツシート
(運転席ポジションメモリー / 運転席・助手席ベンチレーション機能付) ・・・推定150,000円(?)相当
レーダークルーズ+プリクラセットと後席エアバックの価格を合計すると、「86,400円」です。
X-LINEの価格アップは「100,000円」ですので、フルL-texスポーツシート+ポジションメモリー+シートベンチレーションがなんと、実質「13,600円」で手に入る計算です。
これがどれぐらいお得かというと、従来、「F-SPORT専用本革シートセット」は実質価格「297,000円」でした。
シートが上質な本革ではなく、合成皮革のL-texとはいえ、見た目は本革に近いですし、滑りやすいことと、耐久性が今一つ(と感じています)また、においが多少ビニールっぽい(個人差あります)という点が本革には劣ると思いますが、この価格差は大きいです。
L-texなのに、シートベンチレーションが装備されるのも大きなポイントです。
従来はシートポジションメモリーやシートベンチレーションがほしい場合は、高価な本革シートセット選択するしかありませんでしたが、今回は少額な差額で手に入るのはユーザーの選択肢が広がるという面でも大きなメリットと思います。
内外装カラーの組み合わせは制約されますが、F-SPORTを選択される場合は、かなりお得な1台と思います。
ISはかなり販売台数が落ち込んでいますが、このモデルはかなり訴求力が高いと感じます。
一方GSは、一律20万円のアップとなっています。
追加される装備は以下の通り。 (ブラック塗装やステッチカラー変更などを除く)
・全車速追従型レーダークルーズ(ACC)+プリクラッシュセーフティシステム(PCS) ・・・151,200円相当
(GS350,250は全車速追従機能無し)
以上・・・
あ、あれ? これで+20万円ですか・・・
これはISとは違い、まったくお買い得ではないと感じます。(見逃していたらすみません)
外装のブラック塗装部位は増えてはいますが…せめてブラインドスポットモニターやフルカラーヘッドアップディスプレイが特別装備されていれば。
また、選ぶ人は少ないと思いますが、プリクラッシュセーフティシステムの「ドライバーモニター」(約50,000円+Tax相当)が「選択不可能」となっています。
安全装備の「PCS+ACC」が標準装備なのは嬉しいですが、「実質価格アップ」というのはいただけませんねぇ・・・欧州車はこれらの装備を追加しても価格据え置きか値下げが常套手段ですが、GSはキッチリ上乗せしています。
GSはあと半年でマイナーチェンジすることが確実ですので、X-LINEの内装のカラーリングがよほど気に入らない限りはお買い得度が全くないといっても過言ではないでしょう。
また、正式発表はされていませんが、GSのプリクラッシュセーフティシステムは現行RC,NX,IXなどよりも自動ブレーキの減速度が低い(性能が劣る)ものと推定されますので、ここも注意したほうがよいでしょう。
なお、地味ですが、シフトノブと、シフトブーツのステッチがレッドになっているのがGSのみの特徴です。これは他車種にも流用できるので、このパーツの流用はおすすめかもしれません。(RCFのフレアレッド内装や加工してISのダークローズ内装に流用など・・・とても似合うと思います)
LEXUS GS F 追加画像で違いを検証!
まずはカーボンリヤスポイラー。 RCとは違い固定式ですが、さすがのクオリティ。
逆に言えば、アクティブリヤスポイラーはレクサスでは「RCF」(&LFA)の特権とも言えます。
リモートタッチの表皮が「アルカンターラ」に。これは質感アップにつながるので、現行モデルオーナーさんでのカスタマイズが流行りそうです。
よく見ると、リモートタッチの台座部分もずいぶん変更されていてマットシルバーの面積が拡大していて後付け感が少なくなっていますね。また、既報のとおり、サイドの「ENTERスイッチ」の復活は素直に評価したいところです。
また、「TVDボタン」が独立してもうけられていますがスイッチの意匠は変わらず相変わらず「丸形」。(GS450hでは「EV」ボタンでしたね・・・)
正直、このボタンとドライブモードセレクトスイッチの質感は今一つと感じていましたので、頑張ってほしかったです。
一方、カーボンの面積が広くて質感も高いのがうれしいところ。よくこの狭いエリアにもカーボンを仕込んだなぁ。
パワーシートにも注目です。GSではその車格から16wayや18way、一部グレードにはオットマンなど高機能シートを備えていましたが、GSFではRCFと同じ8wayと2wayのランバーサポート機能付きのパワーシートを採用しているようです。シート形状だけでなくその性能もRCFと同じ模様です。
ハイパフォーマンスカーのシートでは仕方のないことかもしれませんが、時にはリラックスした状態でシートに座りたいとのニーズもあるように思いますのでGSクラスでは機能的な違いがあると期待していたのですが・・・
しかし、色分けはこの角度からもカッコイイと思います。
リヤシートの質感やカーボンパネルの質感もGood!RCFと違い、後席のドアトリムにもホワイトカラーが入っていますね。アルカンターラとの使い分けも見事です。
さりげなく、リヤのスカッフプレートにちゃんとLEXUSロゴが入っているのもカッコイイ。
エアコン吹き出し口下部にはアクセサリーソケットのようなものも見受けられます。
センターコンソール周りは予想以上に変更されていません。
目立ったところでは、アナログウォッチの意匠変更と、時刻合わせボタンが消滅したことによりLSと同様にGPS連動式になったと思われること。あとはエアコンルーバーの枚数が違っていたりするぐらいです。(注記:ルーバーの位置が変更されたため、枚数が違って見えるそうです)
また、ドア側のエアコン吹き出し口の意匠が変更されています。(ダイヤル位置など)
そのほかは「RCF」にならい、手が触れるところにはレザーやL-texではなく、アルカンターラに置き換えられている程度でしょうか。
なお、押しにくい位置にあったシートヒーターとシートベンチレーションスイッチの場所が変更されていないのは意外でした。
リヤディフューザー、マフラーあたりはRCFと比べるとちょっと質素になっていて賛否両論ありそうです。
リヤフェンダーアーチモールがないのはプロト版とおもいますので、市販ではRCFと同様に装着されるものとおもいます。しかし、ホイールかっこいいですね。あとはストップランプ、リヤウィンカーの構造を見てみたい・・・