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2024年02月22日

10数年ぶりのホイール ガリキズ・・・(LEXUS NX)

先日ドライブ中、初めて行く場所(駐車場入口の縁石)にホイールをヒットしてしまいました・・・
ホイールに「ガリキズ」を付けるのは、記憶の限り15年ほど前に乗っていた「レクサスIS250」の時以来ですから本当に久しぶりです。
残念ながら、進化したクリアランスソナーやパーキングサポートブレーキ類でも、徐行速度での縁石の検知はできませんね(当然ですが・・・)

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自分の中では「大した事ない」と思っていたのですが、いざ写真撮影してみると、ブラック塗装ホイールなので、やっぱり目立ちます(泣)
今のところ、レクサス「NX」の2025年モデルには乗り換える予定がないので、一旦補修してみようと思います。
少しずつ気温もあったかくなってきましたので、DIYで補修をしてみようと思いました。

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ガリキズの原因は、桜の名所、伊豆の「河津」の桜を見に行くために、伊豆高原駅の駐車場にいったことです。
でもおかげで渋滞には遭遇せず無事帰宅できたのですが・・・

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河津桜で有名な河津駅周辺は10数年前に行ったときにものすごい渋滞で「二度と行かない!」と思ったぐらい酷い渋滞と混雑でしたので、今回は現地に直接行くのではなく、「伊豆高原駅」には広大な駐車場スペースがあるので(1日500円)、そこにクルマを止めて、伊豆急行線現地に向かう「パーク&ライド」で行くこととしました。駅のホームからも桜が綺麗に見えるので期待が高まります。

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「河津駅」に到着します。
運賃は結構高くて片道870円、往復で1740円と、コストは結構かかるので、クルマでの乗車人数が多い場合は超渋滞ですが、直接現地(河津)に行ったほうがかなり安くなります。

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でも事故や駐車場の心配がないのはいいですね〜
次回いつ行くかはわかりませんが、パーク&ライドは良い取り組みなので、今後も利用したいと思います。
(しかし、ホイールガリキズをいつも思い出しそう・・・)

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2024年02月18日

2年越しに実現!レクサス「NX」等ソフトウェアアップデート!

新世代レクサス車(2021年冬発売「NX」以降)から順次採用されている新世代マルチメディア/ナビゲーションシステムは、オンラインでのソフトウェアアップデート(OTA)で機能改善等が行われることが魅力の1つでもあります。

今回、NX(2021.11–2023.03)、LX(2021.12-)、UX(2022.07-)、UX300e(2023.03-)、ES(2022.08-)に向けて、最新ソフトウェアの配信が行われており、無償でオンライン経由でのアップデートが可能となっています。

▼レクサストータルケア〜ソフトウェア更新
https://lexus.jp/total_care/maintenance/update/


詳細な改良内容は公式サイトのリンク先に記載されている、以下のとおりです。
https://lexus.jp/total_care/g-link/update/pdf/SUL-240110-00.pdf

では、公式サイトの「2024年1月10日配信内容」に基づいてチェックしていきましょう。

■改善点1つ目は「地図表示」

地味ながら地図表示のレーン表示が改善され、見やすくなるのはとても良いことですね!
もともと新ナビゲーションシステムで採用している地図は大変見やすいと感じていますが、レーン表示自体は少々小さく見づらかったのが改善されています。

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https://lexus.jp/total_care/g-link/update/pdf/SUL-240110-00.pdf 「項目No1」より


■改善点2つ目は「地図3D表示」

これは凄いです!
私的には3D地図は情報量が少ないとあまり意味がないと思っていたので、今までは全く使用していませんでしたが、大きく改善されるようです。
建物の大まかな形が分かるだけでも、特に初めて訪問する大都市圏の土地では有効かと思います。
(あとは、この機能に見合った3D地図がどれぐらい充実しているかですが・・・)

しかも本アップデートのすごい部分は、「建物の立体表示」の「ON/OFF」を選択する項目が追加されたことです。
ということは、今後の「OTA」でも、メニュー項目の追加などは可能ということですから、アップデートの幅が広がるのではと期待します!


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https://lexus.jp/total_care/g-link/update/pdf/SUL-240110-00.pdf  「項目No2」より



■改善点3つ目は「エネルギーフロー改善」

一番話題を呼びそうなのがこのアップデート!(笑)
デビュー当時から「理科の実験」とか「子供のお絵かき」と揶揄されてきた、エネルギーフローですが、ついにカッコいいデザイン(レクサスRZ等で採用済)となりました!

これをそもそも「14インチモニタ(または12.3インチ)で全画面表示で見る必要はあるのか?」という意見も多いとは思いますが、まずはようやくこの部分が改善されたことは喜ばしいことと思います。
私的には、スピードメーター内に「エネルギーフロー」が常時、メニューの切り替え無しで表示できればいいのになぁ・・・と思っています。
それであれば「理科の実験」の状態のままでも我慢できそうです。

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https://lexus.jp/total_care/g-link/update/pdf/SUL-240110-00.pdf  「項目No3」より

■改善点4つ目は「AWD」表示改善

こちらも市場の声を受け同様に改善されたアップデートです。
こちらも子供のお絵描きレベルのある意味「理解しやすい」グラフィックでしたが、一気にクールになりましたね!
私的には、前述の「エネルギーフローと「AWD表示」さらに、「燃費表示」をまとめて表示してくれればより魅力的と感じました。

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https://lexus.jp/total_care/g-link/update/pdf/SUL-240110-00.pdf  「項目No4」より


アップデート自体は、15分程度で終了します。ポップアップ表示が出るので、見逃すことはなさそうです。

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アップデートの内容もしっかり表示されますが、上記の公式サイトの方が遥かに詳しいので、ぜひ公式サイトをチェックください。

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ダウンロードに5分程度、インストールに10分少々かかり、無事にアップデートされました!
もちろん最初に見に行くのは、エネルギーフローですよね!
ようやくレクサスブランドとして、ちょうどよいグラフィックになったと思います。2年間長かった・・・!

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とはいえ、実際は14インチ、12.8インチの大型モニタでエネルギーフローを見ている人は少数派でしょう。
これが、例えば、「地図+エネルギーフロー」の2画面同時表示であれば使用する方も多いと思いますが、現状ではこのエネルギーフロー画面を単体で見させられても・・・というとことかと思います。

特に、この最近のレクサス車では、ドライブモードセレクトスイッチが物理的なものから「タッチディスプレイでの操作」に変わりつつあるので、「地図+ドライブモードセレクト」というように「2画面分割機能」が待ち遠しいところです。


ということで、今回のアップデートでは必須ではないものの「見栄えの改善」という点で大変好ましいと感じました。
あとは、レクサス新型「NX」のデビューからちょうど丸2年が経過しまたしたので、ぜひ初回車検の「2024年末」までには2画面分割表示機能が実装されることを祈りたいと思います。(また、今回アップデート対象外の車種においても早期実装を期待します!)

そして、このようなアップデートがぜひ続いてほしいものですね。

2024年02月14日

レクサス、納車から2年経過する方は「カードキー」の電池をそろそろチェック!

レクサス車ではごく一部の車種を除き全車に付帯する「カードキー」
薄型なので、財布やスマホポシェットにも入るのが大変便利です。欠点といえば、ボタンがないので、リレーアタック防止にも使える「節電モード」への切り替えができないことでしょうか?

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現在、レクサス車では以下のキーの種類がありますが、この中で、「カードキー」の電池が最も寿命が短くなっています。
当方のレクサス「NX」(NX350h)は納車された約2年2ヶ月ほどですが、ついにカードキーの電池が切れました。
早い方だと、1年少々で電池が切れるケースもあるようです。

・スマートキー
・スマートキー(測距タイプ)
・カードキー
・デジタルキー(主に「MOP」)


カードキーに使用されている電池(CR2412)は一般的にはなかなか売ってませんので、あらかじめ準備しておくのが良いです。
大型の家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ等)では探せば、店頭でも販売していますね。
価格はおよそ1個「500円」のようですので、これより高いお店で購入するのは避けたほうが良いでしょう。


▼楽天ビック




▼Amazon

*安くて送料無料ですが、パッケージ品ではないので、品質面が気になる方は避けたほうが良いかも

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https://amzn.to/48fU0cB

カードキーの電池の交換は、非常に簡単ですのでぜひチャレンジシてみてください。

両手で持って、写真右側を強く外側にひっぱります。

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黒い金属のカバーが外れ、電池が取り外せます。

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電池は、大型で薄型のPanasonic製 「CR2412」

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ディーラーで頼むと交換工賃がかかりますので(電池代も結構高価です)節約したい方はとてもかんたんなのでぜひご自身での交換をおすすめします!(ディーラーによっては、12ヶ月ごとの法定点検の際の交換メニューに入っている場合もあるようですね)


「デジタルキー」は当初不具合やうまく認識しないなどちょっと大変でしたが、最近は「節電機能」も加わるなど、かなり安定してきた印象です。(3年経過後は月額利用料金はかかりますが・・・)

今やトヨタブランド車とレクサスブランド車の装備のうち、違いの1つがこの「カードキー」の有無です。
「節電モード」と「測距機能」が付帯されれば、薄型ですしセキュリティ面でも安心できるのと思うので、ぜひ進化してほしいところです。
あと、外見でまったく見分けがつかないので、車種名を刻印するなどの「見た目の違い」もぜひお願いしたいなぁと思います。
(複数のレクサス車を所有している場合だとまったく見分けがつかないので・・・)

*スマートキーは「世代」事にデザインが変更されたり、上位車種とそれ以外ではキーケースの素材が異なるなど外見の違いがありますが、カードキーだとまったく違いがないため






2024年02月01日

レクサス新型車(NX、RXなど)バッテリーあがり対策?

冬場は、クルマの空気圧も低下しますし、バッテリーもあがりやすくなりますよね。
駐車場が「屋内か、屋外か」でもずいぶん違うのではないかと思います。青空駐車または外気にさらされる駐車場での駐車を余儀なくされている「NX」は冬季を中心にしばしばバッテリーあがりを経験しています。
カウントしてみると、レクサス「NX」はわずか2年の間に少なくとも5回はバッテリーあがりを経験していますが、当方のみならず、SNSでも特に新型「NX」や「RX」でのバッテリーあがりに関してはしばしば話題を目にします。
いざというときにバッテリーあがりは不便ですので、寒い日やしばらく車に乗らないときは、定期的にポータブルバッテリーと充電器を使用して充電していますが、結構面倒なのが正直なところです。

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さて、先日、バッテリーあがりの原因を独自で検証された方のSNS・YouTube動画を拝見し、「なるほど!」と思いました。
長期間にわたり検証されており、素晴らしい努力に感銘を受けました。
概ね新型レクサス「NX」「RX」でバッテリーあがりとなった方はこの動画で言及されていることに心当たりがあるのではないでしょうか。(そもそも、こんなに簡単にバッテリーあがりしない設計としてほしいですが・・・)

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ラゲージドアを開けて、荷物を出し入れして、そのあと運転席に座ったらバッテリーが上がってしまった、というのは2度ほどありますので、まさにこの動画の通りです。もともとバッテリーの電圧が下がっている寒い時期に何か動作をすると、電圧がその都度低下して、起動不可になるという症状です。

バッテリーあがりを避けるためには、以下のことが重要のようです。
当方自身、どちらも心当たりがありますし、基本的なことではありますが、今まではこれらを無視してDIYカスタマイズや洗車をじっくりしていてもバッテリーがあがることはありませんでしたが、それはたまたまで、待機電力等が多いと思われる新世代レクサス/トヨタ車では、これらを遵守しないとバッテリーがあがる可能性が高まるということなのでしょう。


・DIYをするときは、ちゃんとバッテリーのマイナス端子を外す、もしくは充電器を接続する

・長時間駐車をする際は、スマートキーを遠ざけるまたは「節電モード」にする



なお、バッテリーあがりに備えて以下の対応をしておくことが望ましいです。

・バッテリーあがり後の対応に備え、ステアリングスイッチ(左)にエアコンを設定しておく

・バッテリーあがりにそなえ、ジャンプスターターを準備しておく

・OBD2機器を自己責任で装着する際は、長期間の停車中はコネクタから取り外す

ステアリングスイッチ設定については、「CSK REVIEW CHANNEL」でも推奨されており、当方も早速設定しました。
理由としては、新型レクサス「NX」や「RX」では物理的なエアコンスイッチがないため、バッテリーあがりから復旧後、エラーが高確率で発生し、その場合はタッチディスプレイが使用不可能になることが多いからです。

なお、エラーが発生すると、「エアコンが接続されていない」と認識されるようで、そのためタッチディスプレイではエアコンが操作できなくなります。
その場合でも、ステアリングスイッチにエアコン機能を設定しておけば、エアコンは使用可能(温度調整は可能)になります。

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▼CSK REVIEW CHANNEL
【全力で物申す】レクサスRX、動かなくなりました。2年経過しても改善しないどころかあまり知られていない点について。バッテリー上がりの陰に隠れた新型のレクサス/トヨタ車が抱える問題点。




なお、バッテリーが上がって、「JAF」や「ジャンプスターター」等で無事エンジンスタートが復旧したあと、メーター内にエラーが表示(「機能故障」等)された場合の復旧手順は以下のとおりです。


1)エンジン&スタートスイッチをオフにする

2)ドア開閉(eラッチ操作後)(リアラゲッジも開けた後)をする

3)10分放置

4)ラゲージ下の「バッテリーマイナス端子」を外す

5)10分間放置

6)「バッテリーマイナス端子」 を接続する


これで、復帰後、システム設定がリセットされ、エラーは解消されます。(当方の場合、100%復帰しています)
なお、新型レクサスNX以降は、「マイレクサス」にデータが保存されているため、ナビや車両設定は、トヨタのサーバーから自動的にダウンロードされ再設定され、ほとんど自動的に復帰するのでこの点はありがたいです。

なお、販売店に連絡・入庫しても結局は上記と同様な対応となるようです。


数回バッテリーが上がった場合はバッテリー自体を交換したほうが良いのは間違いありません。当方もこの「NX」をいつまで乗るかは検討しているのですが、取り急ぎ、近々実施予定の12ヶ月点検(2年目点検)では、バッテリーを新品に交換予定です。

バッテリーに関しては、純正品は高価かつ消耗品のため保証がないことから、安価でより容量の大きい以下の製品を購入して取り付けてもらう予定です。(過去、「RCF、LC500h」でも使用実績のある信頼感のある製品です。(一部のディーラーでも使用実績があるようですね))

ただし、「NX350h」においては初めてなので、後日交換結果をおってレポートさせていただきます。
心配な方はレクサス店で純正のバッテリに交換することをおすすめしますが、かなり高価です(車種によりますが、工賃含み、5万円〜8万円程度)

▼Amazon 
ACDelco [ エーシーデルコ ] 輸入車バッテリー [ Premium EN ] LN2

https://amzn.to/3tMjBvr

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メーカーHPはこちら
https://www.acdelco-japan.jp/products/en/index.html


なお、バッテリーについて、レクサス「NX350h」「NX450h+」の説明書では、「LN2」規格 かつ、20時間容量が「60Ah以上」、性能基準値(CCA)が同等(345A)以上のものとされています。上記のバッテリーは、「LN2」規格かつ20時間容量が「65Ah」、CCAは「570A」となりますので純正以上の性能となっているようです。(ただし重量は重くなっている模様)

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*NX350h/450h デジタル説明書より


「NX250」「NX350」の場合は、「LN3」規格かつ、20時間容量が「65Ah以上」、性能基準値(CCA)が同等(603A)以上さらに「Stop & Start システム」(アイドリングストップシステム)用のバッテリーが必要で、少々コストがかさみます。

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*NX250,/350 デジタル説明書より

ガソリンモデルの場合は、「Stop & Start」対応する商品が必要ですので、こちらになると思います。(アイドリングストップ&充電制御)

▼楽天市場 LN3AGM ACDelco





万一バッテリーが上がってしまった際、「JAF」到着までには時間がかかる場合や、作業場所が確保し辛い場所(タワーパーキング、狭い駐車場等)バッテリーあがりに慣れている方は「ジャンプスターター」が便利です。
ジャンプスターターについてはいろんな製品が出ており、当方は4種類ぐらい(笑)保有していますが、先日、国内著名メーカーの「エーモン」社からも発売したようです。小型で、USB-TyoeC充電ができるなど、トレンドを押さえているので、今買うならこちらが良さそうです。
(ただし、リチウムイオン電池搭載なので、炎天下での車内放置は厳禁!)

▼Amazon
 【Amazon.co.jp限定】エーモン(amon) ジャンプスターター シルバー 国内メーカー保証1年 12V車専用 ドライブ中や配達中の急なバッテリーあがりに

https://amzn.to/41GeEAQ

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せっかくここまでコネクティッドシステムが進化しているのですから、「バッテリーがあがりそう」という警告が車両から事前に発せられるシステムの開発や、スマホアプリ「マイレクサス」を活用して事前に通知が行われるなど対応ができればより安心して車を使用できると思います。

そしてなにより、バッテリーが上がった際に「機能故障 販売店で点検」という表示がされ、解消されるまで、エアコンやセーフティシステムが一部使用できなくなるという現象についてはなんとかして欲しいと思います。旅行先や夜間に発生した場合、かなり不安になりますので・・・
また、バッテリーあがりから復帰した際に、「機能故障 販売店で点検」の表示がされる事が多いのかは不明ですが、バッテリーのマイナス端子を外さなくても、システム設定をリセットする仕組みを導入してほしいところです。

とはいえ、電力を消費する(社外品の)電装部品を多数装着しているという自覚はあるので、自己責任といわれればそのとおりなのですが・・・





2023年11月03日

初お披露目!レクサス「LF-ZC」詳細レポート!3年後の市販が待ち遠しい!

ジャパンモビリティーショーで初お披露目された、レクサスのバッテリーEV(BEV)、「LF-ZC」!
LCのようなクーペかと思いきや、スタイリッシュなセダン型で登場、現行のレクサス車を第4世代とすると、大きくモデルチェンジした第5世代といえます。

すっかりグリルレスとなりましたが、レクサスブランドであることがひと目で分かる「スピンドルボディ」を採用。

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クーペライクなフォルムはとてもスタイリッシュ。直線的なラインが多いですね。
タイヤ・ホイールは21インチを装着。ミシュラン製のタイヤはデザインがかっこよくてコンセプトカーに似合います。

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テールランプは今後も「一文字」を使用する模様。
「L E X U S」ロゴが光るデザインは実際に使用されそうですね。テールランプで光る部分が細くて複雑な形状なのは近未来感を感じさせられます。

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インテリア。
コックピットはいかにもコンセプトカーという印象ですが、レクサス「LF-LC」がそれほど大きく異なることなくレクサス「LC500/LC500h」として登場したことを思うと、少しでも近いデザインで販売してくれることに期待したいところです。

ステアリングは「ワンモーショングリップ」で、ドアミラーのカメラ映像がステアリング左右に付属しているのが目新しいですね!

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カメラは、レクサス「ES」に設定されて以来実用化されていませんが、次世代のBEV時代にはマストな装備となるのでしょうか。

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運転席側全景。

ダッシュボードやフロアがスッキリとして広々した空間が印象的です。
シートは超薄型ではいかにもコンセプトカーといった感じですが、座り心地や振動吸収など快適性とデザイン性を両立してぜひ実現してほしいですね。
ドリンクホルダーなどが見当たらないですね(センターコンソール部分の下部でしょうか?)

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フロントシート。
LFAのようなデザインのシートで非常にスタイリッシュ。
シート素材は本革ではなく、ウルトラスエード/アルカンターラのようなサステイナブルな素材を使用しているようです。
収納スペースが非常に少ないなど、このままの実用化は難しそうですが、似たようなデザインでの実現をぜひ期待したいところ。

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前席助手席側。
まずは、次世代BEVの特徴でしょうか、フラットなフロア(床)、そしてカーボン製と思われるマーブル柄に目を奪われます。

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現行レクサス車(第4世代)では、助手席側前の質素さが課題となっていますが、ついに次世代レクサス車では、助手席側前に、エンタテイメント性をもたせる方向に。センター部分と合わせるとワイドなツインディスプレイのような構造となっています。
ダッシュボードに内蔵する型ではなく、飛び出しているのは、万一の際の突安全性上大丈夫なのかという疑問はありますが・・・

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第4世代レクサスでは廃止された「リモートタッチインターフェイス(RTI)」っぽいものが復活。
運転席側からメインディスプレイへのタッチ操作ができないので、やむをえないものと思いますが、まだまだこのあたりの遠隔操作デバイスは方向性が定まっていないようですね。(ある意味、「タズナコンセプト」の終焉とも言えそうです)

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後席全景。
薄型のフロントシートバック、リヤエンタテイメントシステム、後席手元のスマホ型タッチパッドなどは問題なく実用化されそうです。
シート素材にまでカーボンを使用しているのはコストの問題からどうなるでしょうか。
でも高額モデルとして登場するならば見た目のインパクトが必要なので、ぜひ実現してほしいですね!

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リヤシート。
前席と同様、シートデザインが超かっこいいです!
ドリンクホルダーやセンターアームレストなどの収納部分がないのはコンセプトカーだからやむを得ませんね。

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ドアトリム。
カーボン柄に見えますが、銅線に「竹」(バンブー)を織り込んだ素材とのこと。
次世代BEVでは、インテリアの素材として「竹」を使用するようですね!もともとレクサスの内装材として使用していただけあり、親和性は高いものと思います。

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3年後に、どこまで近い形で発売されるかはドキドキですが、スタイリッシュなデザイン、現行レクサス車で課題であるインフォテイメントシステム/エンタテイメントシステムの改善、そして何より「約1,000km」を目指す航続可能距離など、まさに欲しくなる「BEV」という印象。
カーボン素材の使用部位を減らせば結構実現できそうな印象も受けるのですが、今後の進化に期待できる1台と思います。

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2023年10月25日

新型レクサスLM発表!でもLCも進化していることを試乗会で体感!(概要編)

2023年10月19日、レクサスの新型車「LM」(LM500h)が発表となりました。
発売は2023年12月下旬頃ということで、まずは「予約受付」を開始。
ただし、購入のハードルは「価格」だけではないようですので、ご関心のある方はぜひ販売店へアクセスを!

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▼トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「LM」を発売」より
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39917386.html

価格については当ブログでは「1850万円」で「2000万円は超えないだろう」と予想しておりましたが、ちょうど「2000万円」でした。
驚いたのはメーカーオプションの少なさです。最上位グレードを先行発売とのことで、「全部入り」の仕様で、ほとんどが標準装備!

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なお、各販売店では試乗車も導入している店舗が多いようですが、実車の配備は「2024年1月」以降となる見込みとのことです。
そのため、試乗してからの注文だと、相当に納期がかかることになりそうです。
なお、レクサス販売店からは各店舗1名程度、営業担当者が代表して試乗勉強会に参加しているとの情報も聞きますので、その方と商談をするのが良さそうですね。

さて、「LM」の詳しい内容はニュースリリースの通りですが、あまりに当方とは縁がない車ですので詳細は識者や専門家の方におまかせしたいと思います。


同じ「L」シリーズのフラッグシップクーペ「LC」について、2024年モデルが正式発表になってからご契約された方の納車もスタートしているようですね。

先日、有料ではありますが、「LEXUS LC Performance Upgrade 体験試乗会」に参加してまいりました。
「詳細版」は後日レポートさせていただく予定なので、まずは「概要」についてレポートさせていただければと思います。


2023年6月8日、特別仕様車”EDGE”の発表と同時にアナウンスされた「LEXUS LC Performance Upgrade」ですが、今回は自分自身の車両と、「LEXUS LC Performance Upgrade」を施した車両を乗り比べすることで、「体感」することを目的としたものでした。

自分自身、普段はサーキット走行はしませんし、峠に走りにいくこともありませんので、決して運転スキルは高くはありません。
違いがわかるかなぁ・・・と不安もいっぱいでしたが、結果的には心配は杞憂に終わりました。


おそらく試乗会に参加された方のほとんどがそうではないかと思いますが「明らかに違いを感じることができます!」


今回の改良のメインである、「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」は、私も誤解していたのですが、実は重量にはノーマルと変化がありません。
その代わり、アルミ化と中空化して軽量化した分、アルミ部材を太くして、剛性を上げているようで、とてもガッシリ感があります。

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ちなみに、ノーマルはコチラ。
スチール製で、ブラックで塗装されていますが、「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」とは部材の太さが全然違うのがわかると思います。

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また、ボディと接する部分には「ゴムブッシュ」が装着されており、ここで振動や衝撃、ノイズ等を吸収/分散しているようです。

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この「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」(開発陣の方は長いので「アルミサスメン」と略していました)は、なんと現状、2日で1個しか製造できないという代物で、製造コストも高く、1個あたり「100万円」程度に価格換算されるそうです。
マニアな方はこの画像だけでしばらく語れるのではないでしょうか? いや〜美しいですね!
そして注意点として、ノーマル車両には存在していた「ゴムブッシュ」が存在せず、ボディに「直付け」となります。
これにより、アルミサスメン付近から、若干の異音やノイズ、段差を通過した際の衝撃などが、ノーマル車両よりも感じることができることがデメリットとしてあげられています。

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性能評価は「KINTO FACTORY」内でも紹介されていましたが、静粛性とハーシュネスに関してはノーマル車両より若干劣ることに注意です。

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そのため、”EDGE”においても、日本仕様のみ準備され、製造個数も限られた数のようです。
今回、「LEXUS LC Performance Upgrade」用に、限定個数で準備をしていただいているようで、そういった事情を聞いてしまうと思わず注文したくなってしまいます(笑)

とはいえ、価格が「200万円」ということと、アップグレード自体はディーラーでは対応できず、「トヨタ自動車」の工場で実施するという、レクサス初の試みを実施とのことで、マニアにはたまらない展開となっています。

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*LEXUS LC Perfomance Upgrade Workshop資料より

なお、アルミサスメンは特別仕様車”EDGE”のように、後輪操舵の「LDH」が非装備のバージョンだけでなく、今回の「LC Perfomance Upgrade」の対象層で、多くのユーザーがいる”S Package”に対応するために、「LDH」があるバージョンに対応したアルミサスメンも製造されるとのことで、気合が入っています。

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アルミサスメンのノーマルとの比較は次の公式画像の通り。
上記写真のとおりですが、純正ノーマルのサスメンが貧弱に思えるほど補強されていますね。

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*LEXUS LC Perfomance Upgrade Workshop資料より


「アルミサスメン」の他、フロントバンパーに施された「カナード」の製造工程についての説明もありました。
こちらは、職人の技を機械でプログラミングして時間をかけて製造しているようで、こちらも通常のバンパーよりも製造時間(コスト)がかかっているようですが、こちらは将来的には他のモデルや特別仕様車など、ハイパフォーマンスなクルマにはどんどん応用されていくような印象を受けました。

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さて、サーキット走行では、参加者の多くの方がコーナリングでの「ターンインのしやすさ」、「ステアリングの舵角の少なさ」、「リヤの追従性の良さ」、「ボディが軽量になった感覚」を得ることができて、運転がうまくなった、気持ちよくコーナリングできるようになった、と感じられたのではないかと思います。

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サーキットでは、「ノーマル車両(自分のクルマ)」→「アップグレード車両」→「ノーマル車両(自分のクルマ)」→「アップグレード車両」というプログラムでなかなか贅沢な試乗体験だったので、自分のクルマとアップグレード車両との違いには驚きました。
乗り比べのチャンスが2回あったため、1回目で感じた「違い」を2回目でも「やっぱりそうだった!」と確認できるのが良かったですね。


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特に当方のLC500は、2023年7月に納車された、新モデルですので、2017年に発売された初年度モデルからは格段に乗り心地や操安性、ステアリングの応答性などが進化しているので、「それほどの違いは感じることができないのでは?」と思っていたのですが・・・うーん驚きました。
自分のレクサス「LC」が一回り小さくなった、軽くなったような・・・良い意味での変化をしっかり感じることができましたし、明らかにノーマルよりもステアリングの舵角が小さくてもコーナリングできるのはさらに運転が楽しく感じることができました。

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なお、静粛性・ハーシュネスですが、「良路」を走行している場合は違いはありません。
段差や縁石を踏んだときなど、「リヤ側」から今までになり「カシャ」というような音が聞こえたのが違いでした。
ある意味、「メカニカル」なクルマ好きにはたまらない(?)サウンドかと思いましたが、前述の写真のように、ノーマルでは取り付けられているゴムブッシュがない「直付け」であるため仕方のないことかと思います。


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ということで、まずは「概要編」でお伝えしたいのは、LC Performance Upgrade をした場合の違いは、確実に感じることができました。
あとは、やはり迷うのは「コスト」かと思います。

現在は予定価格「200万円」ということでアナウンスが行われていましたが、レクサス「LC」オーナーさまといえど、躊躇する価格ではあると思います。最近は高くなったとはいえ、軽自動車やコンパクトクラスのクルマが購入できるぐらいの価格です。
また、アップグレードしたとしてもリセールバリューにはほぼ影響しないでしょうし、見た目も(フロントバンパーのカナード程度で)ほぼわかりません。

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しかしながら、2017年や2018年など初期に「LC」が納車された方は結構バンパーやサスペンションも傷/汚れ等の蓄積も進んでいることもあるでしょうし、車両の「リフレッシュ」という観点では、換装のメリットも大きいのでは・・・と思いました。。

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整備についても、ディラーやカスタマイズショップではなく、新車製造ラインと同等設備で専門の作業員の方が施工されるため、施工精度も高く、保証も含め安心できるのは大きいと思います。

LEXUS LC は外観デザインはまったく変わらないまま発売から6年半が経過。
モビリティショーでは「レクサスLC」の次世代モデルのような車種も登場するのではないかと予想されていますが、まだしばらくレクサス「LC」はレクサスのフラッグシップクーペとして、開発が継続して行われているようです。(そうでないと、今回のようなコストと時間をかけた試乗会は開催されないでしょうし・・・)

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*トヨタグローバルニュースルーム「バッテリーEVコンセプトカー」より
 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39885913.html より


当方も2013年に「LF-LC」が発表されてからのLCファンで2台乗り継いでいるファンとして、今回のような今までのトヨタ・レクサスにはなかった新たなアップグレードの取組については素直に感謝したいですし、前向きに検討したいと思っております。

個人的には、2024年モデルについては、サスペンションの換装が行われないということですから、その分のコストは割引いた価格設定(約180万円前後?)だと多少食指が動く・・・かもしれないので、ぜひご検討をいただきたいと思います!

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https://factory.kinto-jp.com/lp/lexus/lc-campaign

なお、順調に行けば、2023年12月頃から受付を開始されるそうです。


2023年05月16日

ついにレクサスの新マルチメディアシステム「AWD動作状況」表示改善か!

最近更新が滞っており申し訳ありません。
今回は、レクサス新マルチメディアシステムで「改善要望」が多く寄せられていた「AWD」動作状況画面がついに改善されます!
新型「RZ」はハイブリッドカーではないので、「エネルギーフロー」画面はないのかもしれませんが、今後の「HEV」(PHEV)モデルではそちらも改善されることが期待できます。


早速国内版「RZ」の試乗レポートをされているドラヨスさん(ワン速TUBE)がレポートしてくれています!!
こういう部分は専業のモータージャーナリストの方はなかなか気づかなそうなポイントですね。




以前(現在)はこの形ですから、近いうちに新マルチメディアシステム搭載車においても「OTA」で各車改善されるものと思います。


▼新型RXのAWD動作状態

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▼新型RXのエネルギーフロー

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ただ、私的には、これは完成形ではないと思います。
レクサスのナビゲーションシステムは基本的に「14インチ」(または9.8インチ)となりますが、これほど大きな画面でなのに大した情報量がない、「エネルギーフロー」や「AWDの動作状態」を単体で見ることにニーズがあるのかな?と思います。

これらの情報は小さくても十分内容がわかりますから、こういうものはスピードメーター内の「インフォメーションディスプレイ」への表示でも問題ないと思います。
大画面の14インチモニタで表示するのであれば、「地図表示」+「エネルギーフロー」などの分割2画面表示や、「エネルギーフロー」と「AWD動作状態」+「燃費表示」など、複数の情報を一度に表示するなどの方がニーズが高いのではと思います。

しかしながら、今回、「理科の実験」ともいわれるあまりにブランドイメージとかけ離れた画面表示が改善されたのは喜ばしいことです。
あとは、「トヨタブランド」と「レクサスブランド」での表示の差別化などもぜひお願いできればと思います。
そういった点での「OTA」もぜひ期待したいところですね。

2023年04月22日

レクサスファン必見!通称:レクサスマンション(ザ・パークハビオ渋谷クロス)レポート!

2023年春に開業予定の「レクサス渋谷」の上階に建築されたレジデンス「ザ・パークハビオ渋谷クロス」にお邪魔させていただきました。
なんといってもレクサスディーラーの上にマンションが建設されている事自体が珍しいですし、その外装のデザインもまさに新世代レクサスディーラーと同様の仕上げであり、まさにレクサスファン歓喜のレジデンスになっていると思います。

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ただ、本物件は「賃貸」専用物件であり、分譲マンションでないことには注意が必要です。
首都高3号渋谷線(および国道246号)を見下ろすシチュエーションはクルマ好きにはたまりません!

このたび、著名なクルマ買う系YouTuber「ワンソク」(ドラヨス)さんがお部屋を内覧されるとのことで、同行させていただきました!
https://www.youtube.com/@wansokutube

ちょうどこの日、レクサス新型「RX」(RX500h)が納車されたばかりで、納車後いきなりレクサスマンションへ!

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早速動画レポートがあがっているのでお時間のある方はぜひ視聴を!今後、ワンソク不動産シリーズの展開もあるようです!

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▼【レクサスマンションが凄すぎた!!】渋谷駅徒歩12分! お家賃はいくら?! 高級賃貸マンション「ザ・パークハビオ渋谷クロス」内見してきました!【ワンソク不動産】




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本マンションは、三菱地所が展開する高級賃貸「ザ・パークハビオ」シリーズとして企画されたマンション。

▼ザ・パークハビオ渋谷クロス公式サイト
https://www.mecsumai.com/tphb-shibuya-cross/

場所は、渋谷駅から徒歩11分に位置しているとのことですが、「道玄坂」を通る上り道のため、JRや地下鉄の入り口まではおおむね15分程度は見ておたほうが良いと思います。(駅までの誘惑も多いですし・・・)

マンション入り口はまさにレクサスディーラー!

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エントランスは、高級レジデンスにふさわしいもの!大きな扉に期待が高まります。

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風除室でセキュリティを解除し中に入ります。
マニアな方は、この風景だけで三菱地所レジデンスの物件とわかるらしいですね・・・

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エントランスをくぐると、機械式のタワーパーキングの待合場所と思われるところがありました。
一般的な賃貸住宅では考えられない豪華設備ですね。ここで出庫操作をして、時間になったら外にでてクルマに乗り込むのでしょうね。

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当然コンシェルジュデスクあり。(ちょっと狭いですが・・・)
残念ながらレクサスディーラーの運営ではありません(笑)

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エレベーターは 細長い13人乗りが2台と、一般的でしょうか(この他、ゴミ回収用EV1台あり)
防犯カメラありですが、意外なことにエレベーターに乗るときのセキュリティ(ICキー等による認証)はなく、自分で行き先をボタンで押さないと行けないタイプでした。

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EVルームの奥には「メールボックス」と掲示板があります。
掲示板は超巨大なデジタルサイネージかと思いきや、ちょっとおしゃれなパネルでした

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1階〜3階がレクサス渋谷ですので、レジデンスは4階からとなります。
4階は「ゴミステーション」のほか、「共用設備」があります。EVホールが広いのは好印象です。

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まずは「シアタールーム」
間接照明付きで、ソファはなく、カーペットが敷いてあり、クッションでお家のようにくつろぐタイプ。エアコンは埋め込み式の「天カセ」でスッキリしています。TVモニタは55インチ程度でしょうか?もう少し大型を期待していましたが・・・

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渋谷というエンタメ感ある立地もあるのでしょう、シアタールーム内には「ダーツ」も設置されていました。

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メインの共用施設「ラウンジ」です。
レクサスディーラー上階に相応しい広々としたラウンジです。レクサスオーナーラウンジのように、座る場所により家具が異なっているのもおしゃれ。

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レクサス浜田山やレクサス若林といった新しめの店舗でも使用されているTekno製のチェアも見かけました。

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窓際で首都高を走るクルマのテールランプを見ながらドリンクタイム・・・たまりませんね。

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ベンチ風のシートもおしゃれですね!コンセント付きなので、PC作業もできそうです。

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キッチンもあったのでちょっとしたパーティルームとしても使えそうです。
電気製品は、バルミューダーとpanasonic製が準備されていました。壁紙も含め、スタイリッシュですよね。

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ゲストが来ることを想定して、広々した共用トイレも。あとは自動販売機のコーナーもありました。

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廊下は当然、冷暖房完備の「内廊下」仕様でホテルライクです。
通路幅も十分で、一般的な分譲マンションより豪華な仕様となっています。

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廊下にも、新世代レクサスディーラーに飾ってあるようなオブジェが(表皮は上質なスエードで手触りも良いです)

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お部屋については、ワンソクさんの上記動画が詳しいですので詳細はそちらをチェック!(当方もちょびっと音声出演させていただいております)

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▼【レクサスマンションが凄すぎた!!】渋谷駅徒歩12分! お家賃はいくら?! 高級賃貸マンション「ザ・パークハビオ渋谷クロス」内見してきました!【ワンソク不動産】




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お部屋に入ると、玄関と廊下が「フラット」なことに驚きます。
どこまでが玄関かわかりません!なお、廊下はグレーな石材で高級感ありますが、冬場はひんやりしますね。

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専有部分の居住空間についてですが、当方は高級レジデンスには当然ながら住んだことはないのでまったく詳しくないのですが、一般的な湾岸エリアのタワマンよりは少し劣るかな、という程度で、賃貸物件と考えると十分なクオリティはありました。(いわゆる富裕層が住むような「高級仕様」ではありません)

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2LDK・3LDKのお部屋は流石にゆとりのある広さで、そして高級感があります!
ただし、洗面台やガスコンロはちょっと小さめですね。そして残念なのは生ゴミが処理できる「ディスポーザー」がついていないこと。
各階ゴミ出しステーションもついてないので(ゴミは4階にステーションあり)、ゴミ袋を持ったままエレベーターを使用しないといけないのは高級レジデンスとしてはちょっと残念に感じました。

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コストの面やメンテナンス性の面もあるのでしょう、エアコンは天井埋め込みの「天カセ」ではなく一般的な製品が。
部屋によっては結構「柱」が目立っていました。
ただし、ピクチャーレールがついていたり、壁紙が単なる白ではなく、おしゃれなタイプが使用されているなど随所にこだわりが。

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小さめの部屋(子供部屋や書斎っぽい部屋)には、アクセントクロスが。狭めの部屋でもしっかりエアコンが完備されているのも嬉しいですね。

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ある程度の広さがある部屋には「ウォークインクローゼット」が備えてあるのも特徴。
照明も引っ掛けシーリングではなく、「LEDダウンライト」が主流です。

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ベランダには「スモーク」調のガラスになっています。
国道246号や首都高沿いの部屋は遮音性の高いサッシを使用しているようで、防音対策もされていました。それにしてもクルマ好きにはたまらない景色です!

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ベランダの床もウッド調であり、スタイリッシュ。
ただし、渋谷側や首都高側は高層建築物が多いので、見晴らしが良いとは言えません。(クルマ好きにはある意味たまりませんが・・・)

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代官山・旧山手通り側(代官山・目黒方面)は、ある程度の高さ以上では眺望が抜けますので、部屋も明るく、開放感があります。

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トイレは、全戸TOTO社のタンクレストイレ「NJ1」が使用されていました。
タンクレストイレシリーズのうち最もエントリーモデルの「ネオレストDH」の業販モデルのようです。
「NJ1」は賃貸物件では高スペックに入ると思いますが、上級モデル「NJ2」のような「便座自動オープン機能」はありません。
ただ、リモコンはスタイリッシュな「スティックリモコン」ですし、タンクレスなので広々!
そして手洗いは別ということもなので、一般的な分譲ファミリーマンションよりも快適な空間が確保されています。

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最上階のお部屋は天井も高く(270cmぐらい?)間接照明もおしゃれ!(お部屋のスイッチ類も上質でした!)

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部屋によっては洗面所に「ダブルボウル」仕様!共働きの「パワーカップル」の世帯にはポイント高いですよね。
しかし、建具のスペックは特に高級なものは使用されておらず、基本的にどの部屋も似たような製品が使用されています。

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お風呂は部屋のサイズにより大きさが違うようですが、最大でも浴槽サイズは「1317」タイプと思われ、40万円〜60万円台の家賃の部屋でもそれほどスペックに差がないのは残念に感じました。お風呂のスペックは、2LDK・3LDKタイプはもう少し上のクラスでも良いのではと感じました。

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最後は駐車場のチェック・・・をしたかったのですが、あいにくまだこちらは非公開といううことで確認できませんでした。
スペック的にはミドルルーフまたはハイルーフで、「幅2050mm」、重量制限は「2500kg」とのことですから、国産車であればほとんどの車種が問題なく駐車可能であり特に不満はなさそうです。

とはいえ、レクサス「LX600」や「ランドクルーザー300系(GR-S、ZX)」といった本格的な大型SUV車は入庫不可ですし(重量オーバ)、輸入車の大型SUVもサイズオーバーで入庫NGなのが残念です。重量2700kgのタイプを準備してほしかったところ。
ただし、セキュリティは完璧ですので、とても安心できますね。

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<個人的な総評>

○=レクサスディーラーのイメージを受け継ぐ共用施設
○=高級感ある内廊下
○=おしゃれな壁紙
○=高品質感あるベランダ
○=ゆとりあるトイレ
○=安心のタワーパーキング

△=玄関と廊下が一体化
△=首都高を望む眺望(騒音は若干あり)

✗=各階ゴミ出しなし(4階に集約)
✗=エレベーターのセキュリティなし(防犯カメラはあり)
✗=台所にディスポーザーなし
✗=お風呂の仕様が家賃に対し低仕様


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・・・ということですでに入居も始まっている、レクサス渋谷上層階の「ザ・パークハビオ渋谷クロス」
レクサスディーラーのデザインを内外装に取り入れた、日本では唯一の存在といえる存在と思いますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
気になるお家賃ですが、小さめの部屋であればそれほど驚くほど高額ではありません(月/10万円台)。
余裕のある方にとっては、ビジネスの拠点として、セカンドハウスとしても中々良いのではと思いました。

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そして、約5年ぶりとなる、「レクサス渋谷」のリニューアルオープンも待ち遠しいところですね!

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*本レポートは予め許可を得た上で撮影を行っております。

2023年02月23日

半導体不足も最悪期脱出? トヨタ・レクサスのスマートキー供給はほぼ正常に?

クルマ好きの方以外でも話題となった、新車時の「スマートキー」の削減ですが、2023年1月30日付けのニュースリリースで、トヨタブランドにおいては2月生産分をもって収束(今まで通り2個提供)、レクサスブランドにおいては「NX」、「RX」、「LX」のみ継続、ということとなりました。
レクサスブランドのその他車種では通常通りスマートキーが供給されることとなります。

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▼一部車種での納車時スマートキー(電子キー)付属個数の変更について(1月27日更新)
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/38665383.html


2022年10月に始まった当初は えっ、「こんなスマートキーぐらいなんとかならないの?」と
思った方も多いと思いますが、もう少し継続するかと思いきや、意外に早期に収束することとなりましたので、最悪期は脱したのかもしれません。

なお、スマートキーですが、使用環境によっては、納車後1年程度でも電池が弱まっている場合もあります。
念の為にスマートキーの電池は準備しておきましょう。
使用されている電池は、一般的に流通している「CR2032」です。100円ショップでも簡単に手に入ります。

電池交換の際のスマートキーの開け方は新型になって簡単になっています。
「物理キー」を完全に引き抜かないで、そのまま「左手でスマートキーを固定」したまま、「右手で鍵を前方にこじる」だけで、「パカっ!」と開きます。とても簡単です!

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開いたらあとは、電池を交換するだけ。
「CR2032」はツメで固定されているので、マイナスドライバーがあると外すのに便利です。

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なお、使わないスマートキーは「節電モード」にしておくことをおすすめします。
やり方は「スマートキーの施錠ボタン を押しながら、解錠ボタン を2回押し」。成功すると、 インジケータが4回光り、節電モードの設定が完了します。
https://faq.toyota.jp/faq/show/188?site_domain=default


とくに、レクサス車ではほとんどの車種に標準装備されている「カードキー」に関しては、電池の寿命も短くなっています。
カードキーの電池は「CR2412」という大型で薄型の電池で、コンビニや100円ショップでは手に入らないので、なるべくスペアを準備しておきましょう。
レクサスディーラーでも常時おいてあるようですが、価格が高く、工賃もかかるケースがあります。
自分で交換すれば10秒もかかりません。

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ヨドバシカメラ・ビックカメラ等の大型の家電量販店では販売しているようですが、中・小規模の店舗ではなかなか見つけるのが困難です。
参考価格としては、700円〜800円前後で販売されています。

お近くで手に入らない場合は「Amazon」等でも購入できます。

▼Amazon CR2412 



▼Amazon CR2412(Panasonic、パッケージ版)


これから納車になる方も、納車を迎えて一定期間経過された方も、予備の電池をぜひ確保しておいてくださいね!

2023年02月18日

トヨタ自動車社長交代、佐藤恒治 新社長はレクサス LC のチーフエンジニアも!

日本中が驚いたであろう、2023年4月1日付でのトヨタ自動車の社長交代(豊田 章男 氏 から 佐藤恒治 氏)の発表!
レクサスファンの方の間では、レクサスの復活の象徴とも言える「LC500/LC500h」の開発を指揮した、「佐藤チーフエンジニア」としてもおなじみですよね。

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▼4月1日付 役員人事について
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/38665995.html


佐藤氏は2012年頃からレクサス「LC」の開発に携わられていたようで、未だに語られることがある「ペブルビーチの悲劇(?)」での悔しい思いは古くからのレクサスファンの方は記憶に新しいところではないでしょうか。
ニューモデル速報「レクサスLCのすべて」(紙書籍は終売)でもそのことが語られています。

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▼ 楽天ブックス レクサスLCのすべて(電子書籍版)





その他、佐藤氏について取り上げられている媒体といえば、カーグラフィック誌がレクサスLCの開発に密着取材した、「THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h 」でしょう!(写真やインタビューも多数あり) クルマに対する「情熱」を感じることができますので、お持ちでない方はぜひチェックしてください!
世間一般的にはあまり知られていないかと思いますので、今後レア化するかもしれませんね。


▼楽天ブックス THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h [ カーグラフィック編集部 ]
価格:4070円(税込、送料無料) (2023/1/26時点)





▼Amazon THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h





さて、当方が初めて佐藤氏をお見かけしたのは、2018年4月18日に東京・日比谷「LEXUS「 MEETS…」で開催された、レクサスLCのプレミアムトークセッションのときでした。LC限定車「Stractural Blue」の発表も兼ねたイベントでした。当時、当方もイベントに参加させていただきました。当時のブログは以下の通りです。




▼「LEXUS×GQ」LC500/LC500h プレミアムトークセッション参加してきました!
http://www.namaxchang.com/article/458802482.html

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その後、LCの開発主査を武藤氏に託され、2020年には若くしてトヨタ自動車の執行役員に就任されたときもブログアップさせていただきました。
この当時から、クルマ好きの方の間では「次期社長候補では?」との噂話が出ていたのを覚えています。


▼トヨタ自動車2020年役員人事〜LC開発者の方が執行役員へ
http://www.namaxchang.com/article/472030274.html


ただ、最近の経済誌の論評では、次期社長候補には含まれておらず、個人的には残念に感じたのも覚えています。
やはりトヨタ自動車のトップには、クルマに対する知識が豊富で情熱あふれる方が良いと思っていたので・・・

▼東洋経済オンライン トヨタ、3人に絞られた?「ポスト章男」選考の行方
https://toyokeizai.net/articles/-/590741

一方、豊田章男社長と行動や会見をともにされていたことも多かったので、「うーんどうなんだろう・・・」と思っていたのですが、まさかこのタイミングで発表とは驚きました!


レクサスファンおよびLCオーナーとしてはやはり、熱い情熱をもって市販化に向けて開発いただいたレクサスLCのチーフエンジニアを務められた方が世界的な大企業のトップに就任されるのはとてもうれしく思います。
(佐藤氏は、会見でのプレゼンテーションもお上手ですし、リーダーとしての風格・オーラも備えられていると思います)


個人的には、前述のイベントの際に、ちょっとしたお話をさせていただき、名刺をいただき、その後オフラインミーティングの開催にあたり何度かメールを通じてやり取りさせていただいたのは今となっては良い思い出です。

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最近、トヨタ自動車では、テスラ社やBYD社などのBEVの競合メーカーと戦えるように、電気自動車のプラットホームを「ゼロから再開発する」との報道も出ていますので、以前ニュースリリースで発表された、レクサスブランドの「BEV化」は数年先送りになるのではと予想しています。

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ここ最近の年次改良の内容や生産数の少なさから、つい先日までは、レクサス「LC」は現行モデルで終焉ではないかとも思っていましたが、BEV専用プラットフォームの新規開発および元「レクサスLC」開発主査である佐藤氏の社長就任により、引き続きレクサス「LC」はレクサスブランドの顔として存続し続けるのでは・・・とも思い始めてきました。


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今後のレクサスブランドを受け継ぐ、「Lexus International Co.(President)」がどなたになるのかも気になるところですし、今後の若きリーダーのもとで、100年に1度とも言われる大きな変革期に向け、トヨタという大企業が「クルマ屋を超えることができるのか」そして同時に、我々をより惹きつける新商品の開発が行われる環境作りに期待したいところです。


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※レクサスLCの2023年モデルはごく少数販売再開されましたが、こうなると俄然2024年モデルの改良(ないかもしれないけど)が気になり出してきました・・・!

2023年02月14日

新型「NX」おくだけ充電「改良版」へ換装、ついにiPhone14 Proでも充電可に!

今回は新型レクサス「NX」に関する情報です。
すでに対応済の方も多いと思いますが、ようやく当方も新型レクサス「NX」のおくだけ充電、「iPhone13Pro」や「iPhone14Pro」といった大型のカメラレンズを装着した機種でも充電できる「改良版」への換装が完了しました。

部品番号については「変更なし」、とのことですから2022年の特定の時期(おそらく2022年6月頃か?)から新タイプに変更されているものと思われます。
よって多くの「NX」ユーザーの方はすでにiPhone13Proや14Pro対応版で納車されていると思われます。

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作業内容ですが、レクサスディーラーでの対応となります。
新車保証があるので「無償」で対応いただけるのはありがたいです。作業時間はそれなり(数時間)にかかるようですね。
なお、レクサスディーラーからはメーカーに工賃請求する関係と保証の関係上、部品のみを入手して自分でDIY作業で交換することはできません。

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「改良版」に換装後は、バッチリ、ワイヤレス充電できるようになりました!
当方所有の「iPhone14Pro」において、「ケースを装着した状態」、「ケース非装着の状態」どちらでも充電できるようになりました。
納車されてすでに1年を経過していますが、その時点で所有していた「iPhone13 Pro」の充電ができなかったので、今まで一度も充電ができなくて諦めていましたが、今回1年越しでようやく「おくだけ充電」で充電ができるようになりました。
なお、トレイの上にスマホをおいて1時間程度ドライブしてみましたが、途中でズレたり振動で充電が切れることはありませんでした
 
なお、現在使用しているスマホケースはパワーサポート社の「Air Jacket for iPhone 14 Pro」です。

▼Amazon Air Jacket for iPhone 14 Pro


なにより、今までは充電トレイの上にスマートフォンをおいただけで「ガチャ、ガチャ」と充電用のムービングコイルが動く音がして、ナビ画面には「充電エラー」、そしてトレイのLEDランプが「点滅」するといったなかなか煩雑な具合でしたので、結局トレイの上には実質的に何も置けず無駄なスペースだったのが改善されたことが嬉しいです。(トレイの上には金属類はおけないので、なかなか置くものに気を使います・・・)

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新型「NX」においては、2022年モデル、2023年モデルのどちらも、「おくだけ充電」のメーカーオプション価格は「13,200円」ですが、価格に見合っているかどうかはなかなか評価が難しいところです。
充電速度に関しては、USB-TypeCケーブルを用いての「有線接続」の方が高速ですし・・・
とはいえトレイにスマホをおいておけるのはなかなか便利かなと思います。
新型NXにおいては、おくだけ充電を装着しても、小物入れスペースの収納面積にほとんど影響がないのは素晴らしいと思いますので、ワイヤレスのAppleCarPlayを使用されている方は装着しても良いかと思います。

一方、新型レクサス「RX350」においては、おくだけ充電はメーカーオプションですが、装着するとかなり小物入れの面積が狭くなるので、必須ではない方は装着しない方が良いかもしれませんね。(RX450h+、RX500hは2023年モデルでは「標準装備」ですので、小物入れは結構狭いです・・・)

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しかし、今後、さらにスマートフォンが進化した場合に「おくだけ充電」が対応するかどうかはわかりません。
今回のケースは、レクサス「新型NX」が市場に納車し始めた時点の主力スマートフォンで「ケースを使用していなくても充電ができない」という要望が多数寄せられたことによる対応と思いますので、今後のスマートフォンの進化によってワイヤレス充電できなくなる可能性は高いと思います。

実際には「改良前」のものであってもiPhone11以前など、カメラが大型化する前の機種であれば問題なくワイヤレス充電ができたようですから、特定の新型機種に対応できないからといって無償で改良版に換装してるということは喜ばしい限りです。このような対応は結構珍しいと思いますので、この点はさすが「レクサス」というべきでしょう。
特に新型NXにおいては、開発陣が、ユーザーからの要望を受け取って年次改良を待たずして、アンビエントイルミネーションの減光処理を廃止したり、おくだけ充電の改良などを積極的に実施しているのは素晴らしいと感じます。

手持ちのスマートフォンで、「スマホケース(カバー)を外しても一切充電ができない」(今まで充電できたことがない)という場合はぜひ販売店に相談してみてください。




2023年02月02日

レクサス、オートサロンにてGX、RZなど意欲的なモデルを展示!

ついに開幕した東京オートサロン2023。
大変な人出が予想されますが、コロナウイルス感染者も非常に多くなっていますので来場される方はお気をつけて楽しんできてください。

さてレクサスブースでは、ここ数年オートサロンの展示は正直なところあまりピンとくるものがなく、市販車ベースの展示は少なかったと記憶していますが、本年は同時に開催されている「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」にあわせ、市販を意識した展示が行われているようです。

まずはなんといっても現時点で日本未発売のレクサス「GX」の展示には驚かせられます。
メーカーの公式インタビュー(GRカンパニープレジデント:佐藤氏)でも触れられるなど、これは近いうちに、レクサス「GX」が日本市場に導入されることを示唆しているものと感じます。市場調査も兼ねているものかと思いますので、導入時には「フルモデルチェンジ」を伴うと思いますが、いよいよ現実味を帯びてきたものと思います。興味のある方はぜひブースに足を運び思いを伝えるのが良さそうです。

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*トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、東京オートサロン2023/TOKYO OUTDOOR SHOW 2023に多様なライフスタイルを提案するカスタマイズモデルを出展」より

次は、NXに続き設定が予想されていた新型レクサス「RX」のOUTDOOR CONCEPT。
NX同様、ボディの金属部分には基本的に手が入っていないため、特別仕様車やディーラーオプションとしての設定が期待できそうです。
レクサスは「新たな/多様なライフスタイルを提供する」ことを標榜しているブランドでもありますので、ニーズがあれば、このようなアウトドアスタイルの仕様の登場は現実的なのではと思います。
問題は車両の供給が安定してからと思いますので、それぞれの車両のマイナーチェンジ時期(2025年前後)頃には期待でしょうか?

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*トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、東京オートサロン2023/TOKYO OUTDOOR SHOW 2023に多様なライフスタイルを提案するカスタマイズモデルを出展」より


日本での発売がなかなかアナウンスされない「RZ」においてはスポーツモデルのコンセプトカー、「RZ SPORT CONCEPT」が登場。
もともとデザインがかなりカッコいいと思う「RZ」には残念ながら”F SPORT”の設定はどの市場でも無いようですが、このようなスポーティモデルの存在は、将来的な電動スポーツSUVの可能性を感じます。

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*トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、東京オートサロン2023/TOKYO OUTDOOR SHOW 2023に多様なライフスタイルを提案するカスタマイズモデルを出展」より

しかし、オートサロンといえばスポーティ車が中心というイメージを持っていますが、「IS」、「RC」、「LC」といった典型的なスポーティセダン・クーペの展示がないのは少し寂しさを感じます・・・


なお、「RZ」に関しては先行して中国市場で発売。正式カタログも配布が開始されています。
https://www.lexus.com.cn/allnew_rx&rz

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中国版「RZ」カタログP6より


北米では「2グレード」でしたが、中国では「3グレード」の構成。
仕様を見る限りは先進安全装備も基本の「Lexus Safety System+3.0」の採用にとどまっており、「ブラインドスポットモニター」なども装備できないなどかなり簡素な仕様になっているので日本では北米と同様「2グレード」展開のように思います。日本ではどうなるでしょうか?

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中国版「RZ」カタログP17より


なお、”F SPORT”の設定は北米、中国いずれでも存在しないので、日本市場でも設定が無いのは確定と言えます。しかし、0-100m加速は「約5.3秒」と大変な俊足なのは特徴です。


ボディカラーは9色。北米では「7色」となっています。新型RXで新設定された「ソニックカッパー」が北米では導入されないようで、ソニックカッパー単色および、「ソニックカッパー×ブラック」のバイトーンカラーの有無がその違いです。

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中国版「RZ」カタログP19より


一方、インテリアカラーは「3色」と北米や日本でのニュースリリースと同じであり、インテリアカラーの種類は確定と考えられます。
シート表皮は3種類準備されていて、グレードで固定されています。いずれも「本革」といった動物性由来の素材は使用されておらず、サステナブルを意識したエコ由来の素材を使用しているようで、最上級モデルは既報通り、東レの「ウルトラスエード」と豪華仕様です。

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中国版「RZ」カタログP20より


ホイールも中国、北米ともに「3種類」であり、こちらも共通ですので日本も同様と思われます。
なお、注目度の高いステアバイワイヤ方式の「ヨークステアリング」の初期投入は無い模様です。


RZの仕様に関しては別記事にしてみたいと思いますが、日本仕様の発表も待たれますよね。
BEVが浸透している市場への投入が優先されそうで、日本での割当はごく少数になることが懸念されますが、なんといっても価格が注目されます。私的には以前言及させていただいたとおり、ベースモデルの「bZ4X」比+200万円」程度が妥当かなと思いますので、800万円〜850万円が中心になる(であってほしい)と予想していますが、bZ4Xと同様にKINTO等のリース販売となる可能性が濃厚でしょうか・・・


2023年01月14日

2023年 レクサス新型車の発表はあるのか?妄想してみる!

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2023年度のレクサスについては、実質的なオーダーストップ状態が継続し、「日本向けの生産数が極めて少ない点」および主力車種については、2022年の夏に「年次改良」を実施し「Lexus Safety System+2.5」へのアップデートや「新マルチメディアシステムの採用」などの大きめの改良を行ったため、既存車種については、盛り上がりに欠ける1年となりそうです。

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しかし、新型車種についてですが、現在のトヨタ/レクサスは、国内向け車両生産が進んでいなくても「新型モデル」は次々発表していますので、2023年も発表が途切れることはなさそうです。

大変勝手な予想ではありますが、2023年におけるレクサス車の動向をざっと書き出してみたいと思います。(正月ということで完全なる妄想)


■NX
2023年モデルとして発売される「NX」の仕様がまもなく明らかになる見込みです。
2022年春頃に一部、改良内容が報じられていましたが、内外装の意匠変更を伴わない範囲で更にいくつかの改良が行われる模様です。
価格上昇やメーカーオプションの変更が発生する見込みですので、NXご契約者さまで「2023年モデル」に切替される方は、販売店で再契約の手続きが必要で、年明けからアナウンスが本格化するものと思われます。

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■RZ

2022年4月20日のワールドプレミア後、なかなか発売されない、レクサス初の電気自動車専用モデル「RX450e」。
発売が「bZ4X/ソルテラ」から大きく遅延していますし、モータージャーナリスト向け試乗会からも日数が経過していますので、新鮮味が失われつつありますが、いよいよ2023年1月には発表されるのではと思います。
デザインやインテリのクオリティ、新形状のバイワイヤ式のステアリングなど、見どころが数々ありますが、「KINTO専売」だとほとんど盛り上がらないまま終わりそうなので、ぜひ一般販売もしてほしいところですよね。

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■GX

2023年度には「ランドクルーザープラド」のフルモデルチェンジが確実視されているので、レクサス「GX」の日本導入の期待も高まります。
日本国内では「GX550」で商標登録済ですので、LX600やLS500に搭載の「V6/3.5Lツインターボエンジン」をデチューンしたバージョンと考えるのが自然です。(流石に今どき自然吸気のNAエンジン搭載や「GX470」の旧エンジンを継続することはないでしょうから・・・)
ランドクルーザーシリーズのリセールバリューの高さを考慮すると、新型「RX」以上に抽選倍率が高くなりそうですね。

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*レクサス中国公式サイト https://www.lexus.com/models/GX より


■LM

トヨタブランドの超人気ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」がついに2023年前半にはフルモデルチェンジが見込まれることから、かねてから日本導入が切望されていた、レクサス版である「LM」の登場は確実と見られています。
しかし、中国・アジア地域で販売されている現行「LM」のような単なる外観/内装変更のみならず、ボディサイズ・エクステリア・インテリアの詳細までかなりの部分が別デザインで登場する、という説があります。
「LX600”Executive"」にて、すでに「LSが最上位である」というヒエラルキーが壊れましたので、LMは「レクサス最上位モデル」として2000万円を超える価格で登場する可能性が高いのではと予想します。

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*レクサス北米公式サイトhttps://www.lexus.com.cn/models/lm/exterior より


■LC

2022年の改良で「新マルチメディアシステム」への換装が行われなかったことから、モデル終焉が近いことは確実です。
また、現行レクサスモデルで、唯一「Lexus Safety System+」が旧型というところは残念なところです。もう少しモデルライフが続くのであればマルチメディアシステムの刷新やダッシュボードの改良、セーフティシステムの刷新が行われていたはずですから・・
しかし、2024年モデルでは、足回りの「ハブボルト化」など、最小限の改良が実施される可能性があります。
いよいよラストモデルとなりそうなので、十分に生産体制を確保した上で欲しいユーザーに行き渡るように、「特別仕様車」、「ファイナルエディション」の登場に期待したいところです。
 

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2025年〜に発売(?)の”Lexus Electrified Sport”に受け継がれるのでしょうか・・・
2023年カレンダーや年賀状表紙の一番右のコンバーチブルモデルも気になるところです。




■RX

生産数の絞り込みにより、初年度モデル(2023年モデル)について抽選販売が実質的に終了。
NXと同様に早い段階で「年次改良」があると思われますので、2023年末頃には「2024年モデル」としての発表や受注再開(再抽選?)があるのではと思われます。
主力になると思われるHEVモデル「RX350h」の追加設定は確実ですが、その他ユーザーから寄せられた数々の要望やグレードの拡充(”標準”モデルなど)についても改善されることに期待です。

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■TX

3列シートモデルのニューモデル「TX」については、北米など主要国での発売が確実視されています。
Trademark Electronic Search System (TESS)にて検索したところ、「TX350」、「TX500h」、「TH550h+」で商標登録されています。
https://tmsearch.uspto.gov/bin/gate.exe?f=login&p_lang=english&p_d=trmk

2013年のマイナーチェンジからすでに8年以上経過していますので、そろそろモデルチェンジと言われ続けています。

TX350・・・2.4Lターボエンジン
TX500h・・・RX500hと同システム
TX500h+・・・未発表の、プラグインハイブリッドシステム(2.4Lターボ?)

しかし、肝心の日本市場向けについては、商標の登録が日本国内では未だ確認できないこと、日本では3列モデルの需要がそれほどない(RX450hLの販売比率小)のため、当面発売は行われないのではと予想しています。


■LBX

CTに変わるエントリーモデルとして期待される「LBX」での登場も待ち遠しいところですが、日本では商標登録されていないことから2023年の発売はなく、2024年でしょうか?日本でも「ヤリスクロス」は大変人気ですから、コンパクトタイプのSUV車の需要はかなりあると思います。2023年中には何らかの発表があることを期待したいです。

1月1日付「中日新聞」等で公開された、世界初SUV向けのスライドドア、こちらは2024年ということですから、「LBX」に先行導入されると面白いなぁ・・・と思いますが、ボディサイズ小さすぎですかね?


【YouTube】 アイシンがSUV向けスライドドアを開発/中部新聞デジタル編集部



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ユーザーとしてはまずはここ数年の「日本向け生産の安定供給」を切に望むこところではありますが、ブランドの将来を予測させるコンセプトカーや新型車の発表も非常に気になるところです。
2023年は、トヨタ陣営の「BEV戦略見直し」に伴う、レクサスブランドの「BEV化」がどうなるかも注目したい、重要な1年となりそうです。


2023年01月11日

2022年 各月のレクサス関係のトピックスを振り返ってみました!

2022年も様々なイベントや世界情勢の変化もありましたが、あっと言う間の1年でしたね。
まさかコロナ禍が発生から3年後も継続しているとは予想しませんでしたし、車好きの方にとっては、「好きなクルマが買えない」という異常事態がここまで長期間続くということは予想もできませんでした。
肝心な新型車生産ですが、当ブログでもメインな話題としている「レクサス(一部トヨタ)車」に関しては、2023年も未だ正常化が見通せない状況のようですが、足下では「NX」の国内向け増産が行われるなど明るさも出てきています。今後、更に他の車種においても生産状況が改善し、「欲しい車が普通に注文できる」という状態を望むばかりです。


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さて、今回は年末ということで毎年恒例(?)個人的にチョイスした、レクサス関係を中心とした、ニュースで各月別にざっと振り返ってみました。


■2022年1月
レクサス「LX」発売!

フラッグシップSUVの「LX600」が発売、「600」のネーミングにも賛否あったのは記憶に新しいところ。
トヨタ・ランドクルーザー300系が当初「2年待ち」と言われ、「いやいや流石にそれはありえないでしょ?」といっていたらいつのまにか「4〜5年待ち」というとんでもない状況になっていましたが、レクサス「LX」も同様の道をたどることとなりました。
日本仕様では「F SPORT」が設定されない代わりに「OFFROAR」仕様があるなど変則的ではありますが、「F SPORT」の要望も高いようですからぜひマイナーチェンジの際は設定してほしいものですね。

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ベース車両が「ランクル300系」ということもあり、発売した時期の割には先進装備類や快適装備は最新のものではありませんが、これはやむを得ないのでしょうね。「EXECUTIVE」はついにレクサス「LS」を超える価格になったことも話題に。

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■2022年2月
新型「NX」早くもオーダーストップ!(正式なアナウンスは6月末頃。※一部の販売店では受注していた模様)

新型「NX」は人気が集中し、発売からわずか4ヶ月後の2月初旬には「NX350h/NX450h+」が、そして中旬にはガソリンモデルの「NX250/NX350」も急遽オーダーストップとなりました。2023年3月頃に予定されている「年次改良」までの生産予定数をすでに上回ってしまいそう、とのことでかなり混乱が生じた月でした。

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年次改良モデルの内容も気になるところですが、まずはご契約された方への納車をいち早く進めて欲しいところです。

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■2022年3月
レクサス「CT200h」販売終了!

レクサスエントリーモデルとコンパクトモデルを兼ねた「CT200h」が特別仕様車“Cherished Touring”の発表とともに、販売終了に。
CTはフルモデルチェンジすることなく、2011年1月12日の発売から約11年間に亘るモデルライフを終えました
レクサス唯一の全幅1800mmを切るモデルとして、幅広い人気を集めていました。ぜひBEV時代に復活してほしいところです。

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■2022年4月
レクサス初の電気自動車専用モデル「RZ」発表!

「RZ450e」は「bZ4X/ソルテラ」の兄弟車種として知られていますが、未だに詳しい日本仕様や発売時期、価格は不明なままです。
おそらく「KINTO」などリース(サブスクリプション)専用車として発売されるのではと思いますが、結局2022年中の発表はありませんでしたので、いよいよ年明け発表でしょうか。
現時点で判明している 「bZ4X」の充電・電池仕様だと、相当に苦戦することが予想されますので、たゆまぬアップデートで進化していって欲しいところです。特徴的なステアバイワイヤの「ヨークステアリング」が発売と同時に設定されているかどうかも気になるところです。

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■2022年5月
レクサス「UX」改良モデル発表!

CTに変わるレクサスのエントリーモデルとしても期待される「UX」(UX200/UX250h)が大規模な年次改良(実質的にはマイナーチェンジ)。
年次改良レベルで事前にお披露目されるのは珍しいことでした。
他のレクサスモデル同様「新マルチメディアシステムの採用やLexus Safety System+2.5へのアップデート、「アナログクロック&デジタルキーの廃止」に加え、「デジタルキー」を採用したのもトピックス。(デジタルキーの採用は新型車以外では「UX」のみ対応)

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インテリアの質感はもう少し向上してほしかったところですが、確実に商品性はアップしており、特に「乗り心地」に関しては相当に洗練された印象で非常に評判が良いです。外装デザインには変更が見られず。、今後、レクサス車は「マイナーチェンジ」が行われないのでは?と感じさせる年次改良でした。

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■2022年6月
 レクサス「RX」ワールドプレミア!

2022年中の登場が確実視されていたレクサスの基幹車種「RX」がついにワールドプレミア。
当初は8月中には「先行予約」が開始されると思われ、数々の予想が行われましたが、まさか11月の発売まで実質的には予約受注が行われないこと、そして非常に購入が困難であるという状況になるとは当時ほとんど予想できなかったですよね。

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■2022年7月
CSKさん主催「オフラインミーティング」参加!

ここ数年参加していなかったCSKさん主催の「大規模オフラインミーティング」(NEXUS)に参加してきました。
レクサス「NX」開発陣も参加されるなど大変貴重なイベントで、愛車への愛着がますます増すなど素敵なイベントでした。
新型「NX」で初の長距離ドライブを行い、「Lexus Safety System+3.0」の先進予防安全装備などADAS関係の深化を体感することもできました。

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■2022年7月
「SUV化」が噂の「クラウン」がついにモデルチェンジ!

六本木ヒルズでの実車お披露目は幅広いユーザーに注目を集めていました。
未だに賛否両論の新型クラウン クロスオーバーですが、街中で見かける機会も増え、存在感あるスタイリングは次第に見慣れるのではないでしょうか?
なんだかんだいっても今年最大の目玉車種は「クラウン」なのではと思います。

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インテリアの質感についてはかなり不満の声がありましたが、今までのクラウン像にこだわらないカジュアルなインテリアは方向転換の表れでもあり、今後の「セダン、スポーツ、エステート」での差別化(もしくは共有化?)にも注目です!

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そして、2022年12月31日、中国・広州モーターショーで「クラウン・セダン」がお披露目されました。


■2022年7月〜8月
レクサスUX、ES、IS 次々と年次改良を敢行!

UXに続き、人気セダン「ES」(ES300h)が昨年の大規模な年次改良(マイナーチェンジ相当)に続き、7月28日にマルチメディアシステムを刷新する大きな改良を敢行!
スポーティな「クリムゾン」カラーのインテリアをまとった特別仕様車特別仕様車“Graceful Escort”を設定したことにも注目が集まりました。

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新マルチメディアシステム導入に伴う、インテリアの刷新は「UX」同様「ES」でも賛否両論でしたね。
質感が向上している部分も多いですが、従来は「隠していたもの」を使いやすいように「露出するスタイル」に変化しているところは個人的にはあまり歓迎したくないですが・・・

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ISに関してはマイナーチェンジ以降、大変な人気のため改良点はセンタークラスターのメッキカラーをダークカラーにしたほか、カップホルダー照明を追加したなど変更点はごくわずか。そして、人気の特別仕様車”F SPORT Mode Black 3"を設定!

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■2022年9月
レクサス各車 事実上のオーダーストップに!

特に少量生産の「LC」や「LS」などは一瞬で生産枠がなくなったようで、「RC/RCF」などは販売店によっては発注枠すらないケースもあったとか・・・
もともと売れ筋の「NX」や「RX」、「LX」のオーダーが停止しているだけでなく、「IS」や「ES」といった人気セダンも含め、ほとんどの車種がオーダーストップとなり、大きな話題となりました。
優秀なセールスコンサルタントの離職(転職)なども発生しているようですから、心配ですね・・・
この段階では新型RX」が発売すればなんとかなるのでは、という希望的観測もありましたが・・・

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■2022年9月
IS500 ”F SPORT Performance” 1st Edition 抽選!

まさかここまで人気がでるとは思わなかった「IS500 特別仕様車」は「限定500台」の抽選販売とされましたが、倍率は12倍以上と話題となったようです。
残念なのは、その後の「通常モデル」に関しては「冬頃案内予定」とのことでしたが、未だメーカーから正式なアナウンスが行われることなく、販売店レベルでは「先着順の完売」状態となっており、本当に「IS500」が欲しかった方からすると残念な状態になっています。2024年モデルで欲しい方の手に渡ってほしいものです。

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今まで見向きもしなかった層からも受注が集まっているようで、「投機目的」である方も増えているようで「限定車」や「スポーツモデル」には特に注目が集まっているようですね。リセールバリューが低めのレクサスの大排気量車でもこのような状況になるとは・・・

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■2022年10月
レクサス「LS」、「UX300e」年次改良!

レクサス初の電気自動車「UX300e」は、マイナーチェンジに相当する改良ですが、なんとリチウムイオン電池の容量を「72.8kWh」アップさせ航続可能距離を40%向上! WLTCモードではありますが「450km」の走行可能距離は長距離移動でなければ十分実用域と感じる方が多いのではないでしょうか?
発売は2023年春頃とのことですが、価格次第では注目かもしれません。ベース車の乗り心地が大変評判良いので「UX300e」にも期待です。

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一方、極めて生産数が少数のためほとんど出回っていないと思われるのが「LS」2023年モデル。
こちらも センタークラスター/コンソールパネル回りの改良は賛否分かれる仕上がりとなりました。
フラッグシップモデルにかかわらず、「デジタルキー」は不採用でしたし、それ以外の変更点もごく軽微なもので、ライバルメーカーのフラッグシップセダンの進化具合とは相当に離された印象で、フルモデルチェンジがそう遠くないことを予感させます。燃料電池車は諦めたのでしょうか・・・今後の「LS」の動向にも注目です。

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トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS「LS」を一部改良」より


■2022年11月
満を持してレクサス「RX」が発売!

軽井沢&神戸での先行展示を行い、そして確実に届けるため多くの店舗では「抽選」方式となり大きな話題となりました。
今でも多くの方が欲しくても買えない「RX」は、需要に対しあまりにも少ない割当台数で、これをきっかけに「レクサス離れ」も進んでいる印象で、これまでレクサスを支えてきたユーザー層が離脱しかねない状態にもあるのは懸念すべきところです。

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車両自体の評判は良いので、とにかく1台でもはやくユーザーが購入できる状態にしてほしいですね・・・

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■2022年12月
レクサス「RX」発売後、初の展示イベント!

代官山「T-SITE」でのレクサスRX初のデビューイベントが開催され、多くのレクサスオーナーが参加され、開発陣と交流することができるなど大変貴重なイベントでした。コロナで自粛していた屋外イベントも少しずつ解禁されていますので、こういったイベントは今後も企画していただきたいですね。

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 貴重な「RX500h F SPORT」 TRDフルエアロ仕様が展示されていたのにも興奮!

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■2022年12月
トヨタ、新型「プリウス」発売!

 TNGAプラットフォームとなって2世代目の新型プリウスが登場、スタイリッシュなデザインには誰もが驚き。
 クリスマス期間に予約開始し、あっという間に実質「完売」となるなど人気は出だしは順調のようです。さらなるパフォーマンスを誇るPHEVモデルの登場も待ち遠しいところですが、こちらも需要に対しあまりにも少ない供給台数で販売現場は大変なことになっているようですね。

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■2022年12月
レクサス「RC/RCF」発売!

2022年レクサス最後の年次改良モデルとなる「RC/RCF」が発表!(発売は2023年1月6日)
セダン「IS」に準じた改良と、チーフエンジニアに「小林直樹氏」が就任したことにも注目です。
すでにデビューから丸8年が経過しているますので、実質的にファイナルモデルともいえますが、そもそも購入すること自体が難しい状況なのは残念です。クーペやハイパフォーマンスモデルは、プレミアムブランドには必要不可欠ですので、モデル廃止ではなく、電動化時代においてもぜひ設定してほしいものです。

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トヨタグローバルニュースルーム 「LEXUS、「RC」「RC F」を一部改良」 より

さて、2022年も多数の方に当ブログ「のんびりなまけにっき2」を閲覧、コメントいただき大変ありがとうございました。
今は「YouTube」等の動画コンテンツが主流となり、昔ながらのテキストベースの「ブログ」の需要は低下しているのかもしれませんが、時間のないときでも繰り返し閲覧しやすく、検索性も高いのは「ブログ」ならではと思っております。
今後も引き続きレクサス関係を中心とした記事を投稿してまいりたいと思いますので引き続きご声援いただければ幸いです。

2022年12月28日

朗報!既存レクサス車に「リモートエアコン」後付で利用可能に!

朗報です!
第4世代レクサス(新型NX、RX、LX)および2022年以降改良した車種(UX、ES、LS)では、マイレクサス(MY LEXUS)アプリによる「リモートエアコン」機能が無償で使用可能ですが、なんと一部の既存のレクサス車でも、「リモートエアコン」が使用可能となります。
リモートエアコンは、「スマートフォン」の操作により、車内のエアコンを起動させ、予め設定した温度で車内を暖めるというもので、冬季にはとても利便性の高い機能です。トヨタ/レクサス車には、ディーラーオプションで「リモートエンジンスターター」が設定されていますが、実質的にこれの代替となります。

【YouTube】 レクサス公式/【G-Link】リモートエアコンの使い方




「マイレクサスアプリ」 もしくは、webから「マイレクサス」にログインすると、2022年12月19日付で案内が出ております。

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詳しくはレクサスwebページ、とのことで、以下のページに詳細が記載されています。
https://lexus.jp/total_care/connected/smartphone/

今回新設されたサービスは、「リモートエアコンスターターキット」と呼ばれるもので、後付のスターターキットを「30,250円(税込み)」で販売するものです。実際はこれに「工賃」がかかるということなので、もう少し金額が高くなるものと思います。
おそらく、車両の通信アンテナ付近に何らかの装置を後付するものと思いますので、工賃は結構高価かも知れません。
※リモートエンジンスターター装着車は今回の後付アップデートは併用不可

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注意点としては「G-LINK契約」が必要なのと、毎月「220円」が必要ということで、これはトヨタブランド車に提供しているものと同一条件ですね。
(新型NXなど、最初から「リモートエアコン」が装備されている車両は、G-LINK利用料に含まれているため無料)

注意点としては、利用できるクルマに制限があるということです。

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▼ レクサス「ES」

ESにおいては、2020年夏に突如行われた年次改良後の車両が対象。
「リチウムイオン電池」へ換装し、Apple CarPlayへの対応が行われたタイミングで、ハードウェアが刷新されていたようです。
なお、「車内wi-Fi」(月額/1,100円)もこのモデルから使用可能となっています。
残念ながら、初期に「ES」を購入された方は対象外。

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2020年8月6日/トヨタグローバルニュースルーム
「LEXUS、「ES」を一部改良」より
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33359011.html


▼レクサス「LC」

LCにおいては、2020年初夏に実質的なマイナーチェンジとなる、LC500 Convertible の登場とともに改良されたモデルから対象。
このときに、すでにハードウェアが刷新されていたようで「車内wi-Fi」(月額/1,100円)もこのモデルから使用可能となっています。
残念ながら初期に「LC」を購入された方は対象外。

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2020年6月18日/トヨタグローバルニュースルーム 
LEXUS、「LC500 Convertible」を新設定 より
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/32732194.html


▼レクサス「NX」(旧モデル)

旧:NXにおいては、2020年夏に「Apple CarPlay」への対応が行われたタイミングで、ハードウェアが刷新されていたようです。
モデル末期でもしっかり対応しているとは、さすが人気車種ですね。
なお、「車内wi-Fi」(月額/1,100円)もこのモデルから使用可能となっています。

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2020年7月16日/トヨタグローバルニュースルーム
LEXUS、「NX」に特別仕様車“Spice & Chic”および“Cool & Bright”を設定 より
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33148934.html


▼レクサス「RX」(旧モデル)

旧:RXにおいては、マイナーチェンジを実施したタイミングで「Apple CarPlay」へ対応するほか、ハードウェアが刷新されていたようです。
なお、「車内wi-Fi」(月額/1,100円)もこのモデルから使用可能となっています。

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2019年8月29日/トヨタグローバルニュースルーム
LEXUS、「RX」をマイナーチェンジ より
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/29251125.html


▼レクサス「UX」

UXにおいては、課題であったラゲージの容量拡大のためハイブリッドの「UX250h」にて、上下2段階で使用可能なデッキボード対応となるとともに、「Apple CarPlay」へ対応したタイミングでハードウェアが刷新されていたようです。
なお、「車内wi-Fi」(月額/1,100円)もこのモデルから使用可能となっています。
残念ながら初期に「UX」を購入された方は対象外。

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2020年10月1日/トヨタグローバルニュースルーム
LEXUS、「UX」に特別仕様車“Urban Elegance”を設定
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33759881.html

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さて、ここでお気づきの方も多いと思いますが、現行モデルでも対応していない車種があります。

そう、レクサス「IS」、そして「RC」(RCF)です。
これらは大規模なマイナーチェンジを行っていますが、結局そのタイミングでは、今回の「リモートエアコン」対応のための対応はハードウェアレベルで実施されていなった模様です。これはベースとなるモデル設計が古かった、ということに起因するものと思いますので、現在は販売が終了していますが、「CT200h」や「GS」シリーズ、そして旧「LX」でも対応は不可であったことが考えられます。

それほど需要はないのかもしれませんが、発売されたばかりの「IS500」も対応メニューに入っていないのは残念ですね・・・

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このように、既存のモデルに「後付け」で機能を追加するサービスは従来のレクサス車では珍しいものです。
一時期問題となったKDDIの3G回線収束による「G-LINKサービスの終了」(2022年3月末)のときに、レクサス標準搭載の車載通信機を「4G/LTE」への車載器への換装するサービスを望む声は大きかったと思いますが、結局実現されませんでした。
→当初対応しないとのことでしたが、2021年夏頃から個別案内され、希望者には部品代約8万円+工賃で「4G/LTE」への交換サービスが救済策として実施された模様です。(Webページには記載なし)

https://lexus.jp/cpo/carlife/detail/information/

今回、有料ではあるものの、既存のクルマに魅力ある新機能を追加するというのは、愛車をより永く使う上でも歓迎できるサービスですので(新型車が入手困難ということもありますし)今後もこのようなサービスの拡充に期待したいところです。


さて、コレに負けないよう、ソフトウェアのアップデート(OTA)にもぜひ期待したいところです。
結局新型「NX」から本格的にスタートした「OTA」の実質的なアップデートはほとんど行われないまま2022年が過ぎることになりそうですが、「TEAM LEXUS ブログ」によると、アップデートの計画はありそうですから、なんとか現時点の「酷評」に近い評判をを覆すようなアップデートに期待したいところです。

2022年11月06日

レクサス 純正「アップグレードセレクション」 UX・ESなどアイテム・車種拡大!

トヨタが一部販売店で開始している「KINTO FACTORY」について、レクサス車でも一部車種が採用されていましたが、2022年10月5日から、ラインアップが拡大されましたのでご紹介させていただきます。

「LEXUS UPGRADE Seleciton」と呼ばれるもので、既存のレクサス車に、通常はあと付けできない「メーカーオプション」や「純正内装パーツ」を追加(交換)装備できるもので、愛車をより長く乗ることができるものです。
しかも交換したパーツは一定期間の保証もあるという、アフターパーツメーカーではなかなかない安心感があります。

今回、既存車種のアップグレードパーツとして、比較的新しい車種である「UX」「ES」に新アイテムが追加されましたので、それを中心にご紹介させていただきます。

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https://factory.kinto-jp.com/lp/lexus/ より)


【レクサスUX】

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なんと、「カラードアーチモール」(12色)が追加!
塗装コストとパーツ交換コストを考えると「99,000円」はかなりお買い得です!

また、「シルバー塗装ラジエターグリル」は、人気の特別仕様車「Graceful Explorer」のものですから、こちらも通常は販売店では交換してくれませんので、エクステリアのリフレッシュにも効果的と思います。




”F SPORT”専用スカッフプレートは自分でも簡単に交換できるので、割高感ありますが(自分でやれば半額程度かと)「非F SPORT」、たとえば「version.C」にも安心して装着できるということかと思いますので、インテリアの質感を高める効果もありますね。


上記のほか、従来から「UX」では以下のカスタマイズがラインナップされていたので、こちらも再度チェックです!

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「アクセサリーコンセント」は、ここ最近の万一の災害時の「給電」時に活躍しますし、個人での後付は大変困難な装備です。

また、初期「UX」はラゲージスペースの狭さ(特に高さ方向)が課題となっていましたが、それを「2段デッキタイプ」に換装することもできます。
これも大変うれしい変更ですよね!(しかもコストが結構安い)



【レクサスES】


なんと、「オレンジブレーキキャリパー」への換装が追加!前期ES F SPORT オーナーは歓喜では?
どうやらブレーキキャリパ自体を交換するようですから結構なコストになっていますが、新品になることを考えると価格に十分見合っていると思います。
これ、他の車種(ISなど)でも実施するとかなり需要があるのではと思いますね〜


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その他、レクサス【NX】(旧モデル)では「本革ステアリング交換」もあります。
これはコストも安く、新型NXへの乗り換えを考えていらっしゃるNXオーナーにもおすすめできます。
ステアリングが新品になると本当に感覚が異なりますので・・・!(しかし、F SPORT用はないようなのが残念)

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一方でちょっと不思議なのが、カスマイズ志向が強いと思われる、スポーティモデル(IS、RC、LC、F モデル)用のカスタマイズメニューが準備されていないことですね。このあたりもしっかりカバーするとより話題になるかと思います。

また、個人的にはこれだけ新車納車が困難(人気車種は数年待ちが当たり前)となると、「ステアリング交換」、「シート表皮交換」はニーズが出てくると思いますが、ごく一部の車種しか無いことです。
これらはぜひ全車種ラインナップしてほしいところですし、レクサスならではの魅力になるのでは・・・と感じました。

なお、最後に、この「LEXUS「 UPGREADE Selection」を展開しているのは、一部の販売店(主にレクサス東京管轄ディーラー+レクサス枚方)となります。今後店舗を増やしていくということですが、2022年10月現在は以下の販売店となっているようです。

https://factory.kinto-jp.com/lp/lexus/

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ここ最近は、新車で納車された段階で、次のクルマをすぐ決めないと「初回の車検に間に合わない」という異常な事態になっています。
これから、「クルマを少しでも長く乗ること」も意識していかねばならない時代ですから、このプログラムのように、定期的に内外装をリフレッシュできるメニューの提供はとても喜ばしいことと思います。

今後この方向性でさらにランナップを増やしていければ、ここ最近の「納車遅延」、「新車購入困難」問題の解決策の一つになる可能性があります。
価格がどれも現実的なのも良いですよね。

2022年09月11日

レクサス5年(2回め)の車検費用は?(意外と安い?)

先日、レクサスLC(LC500h)の5年目(2回目)の車検を迎え、無事に問題なく完了いたしました。
レクサスLCに関しては、外観の変更や安全装備のアップデートなどの改良が一切行われていないこともあり、初期オーナーが未だに手放さず乗っているケースが他車にくらべて非常に高いとのことで、当方も今回2回めの車検を迎えることとなりました。

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さて、レクサス車というと、どうしても「車検費用が高い!」というイメージがあると思いますが、結論としては、一般的な国産車と変わりありません。
以前、初回車検についてレポートさせていただき、おかげさまで多くの方に閲覧いただいておりますが、5年め(2回目)もほぼ同様の傾向でした。


▼レクサスで初車検!合計費用は約22万円(その1:全体編)[2020/8/9]
http://www.namaxchang.com/article/476748189.html


さて、以下が具体的な車検費用です。(約24万円、1ヶ月あたり1万円というイメージです)

基本的に初回車検と金額は同じですが、一部メンテナンスパックや延長保証、消耗品において、金額が変更となり、結果として、初回車検よりも安価で済むこととなりました
なお、2年前にレポートさせていただいたブログでは、「消耗品」の価格は含めておりませんでしたが、今回はわかりやすさのため、消耗品も含めております。

なお、一般的にはレクサスディーラーでの車検費用はもっと高額になることが多いです。それはおもに「消耗品」の差にあると思います。
ただし、無駄や過剰なサービスが付帯されていないか確認することは重要と思います。
以下の事例は自分である程度簡単なメンテナンスができる例となります。

■レクサスLC 5年目(2回目)車検費用総額

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以下、各項目の詳細です。

■法定費用

「自賠責保険料」と「印紙代」が若干変更されていますが、ほぼ同じです。
LCハイブリッドは重量税が減免措置されているので初回車検時も安いのが特徴です。
この項目は、法定費用で、国に納税するものですので、民間業者でも同じ金額がかかります。


■車検費用

民間の車検業者と価格差がもっとも大きい項目と言えます。
車種ごとによる金額の差はありますが、「IS/NX」では63,800円、「L/Fシリーズ」では70,400円とほとんど差はありません。
民間業者では、この項目が1万円台〜2万円台の所も多いようですね。


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■推奨される整備

「ブレーキフルード」は安全のため、車検ごとの交換が望ましいので今回も交換です。
「補機バッテリー」は、前回車検時に交換しましたが、販売店でチェックのところ健全性(SoC)が「100%」でしたので交換は見送りましたこの分価格が抑えられています。なお、レクサス車のバッテリーは欧州規格に移行しており、持ち込みが可能な場合はネット通販で購入することで大幅に金額を抑えることができます。(純正は45,000円超でかなり高価です。純正と言ってもトヨタやレクサスが製造しているわけではありません。また、バッテリーは保証があるわけでもありませんし・・・)


▼Amazon 「LN3」バッテリー




■G-LINK

セキュリティも兼ねた「G-LINK」は契約必須といえます。
1年契約(自動更新)と2年継続タイプがあり、2年継続の方が若干安価ではありますが、乗り換えが決まっている方は「1年契約」とするのも良いと思います。なお、当方は、乗り換えも考慮し、「1年契約」としましたが、結局そのまま2年が経過しましたので、結果的に「2年継続タイプ」を選択したほうがお得となりました。なお、今後新マルチメディアシステムを搭載する車種(新型レクサスNX以降〜)では、G-Linkの契約が前提の機能が多数ありますので、解約は現実的ではありませんね。トヨタブランド車のように「5年無料」だとありがたいのですが・・・


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■延長保証プラン

これは、2回めの車検で初登場の項目
新車保証が5年で切れますので、「延長保証プラン」は、一部の保証を2年間、つまり「7年目」まで延長保証するもので、いわば「保険」と同じものです。レクサスディーラーで車検を受けることで加入することができます。
新車保証と異なり、感覚的なものや美観に関するものは保証対象外なので、内装やシートにひどいシワができたとか、バンパーとフェンダーの間に隙間が出来てきた、など「走る、止まる、曲がる」や「メーターやナビ、エアコン、パワーステアリングの不具合」など、補償範囲は限定されます。
とはいえそれほど高価な料金ではないので、レクサスディーラーで車検を受けるならば加入したほうが良いでしょう。
逆にいえば、この延長保証プランをつけないのであれば、車検をレクサスディーラーで受ける必要もないと考えます。
なお、注意点としては、前述のように新車保証とは「補償範囲が異なる」点と、途中で乗り換え、売却しても、未経過期間に相当する延長保証料の返金はありません。完全な「掛け捨て保険」と考えて良いでしょう。

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■延長メンテナンスパック

もう1つ、民間の車検とレクサス車検で大きな差が出るのは「メンテナンスパック」です。
これは、「レクサスメンテナンスケアプログラム2(LCMP2)」と呼ばれるもので、次回車検(2年後)の手前までの費用が含まれているものです。
新車から3年目までと同じサービスを受けることができる大変安心・便利なサービスで、レクサス車の魅力と言えるものです。
https://lexus.jp/total_care/maintenance/lcmp/


価格は販売会社により異なるようですが、参考まで東京エリアでは以下の金額です(カタログより)
特徴としては「車種により金額が異なる」ということに加え、「プレミアム」と「スタンダード」があり、この差は「エンジンオイル」の違いとなります。


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レクサス/トヨタ純正オイルは、べースオイルを100%化学合成油に変更していますので、必ずしも高性能なプレミアムオイルに変更する必要はないかもしれませんが、高性能なオイルに交換するとエンジンフィールやレスポンス、静粛性などの変化がありますので、こだわる方はやはり良いエンジンオイルを使用するのが良いですね。
といっても、「銘柄が選べない」のはちょっと残念ですし、エンジンオイルの差額としては少し大きめに感じます。(販売店は大量にオイルを仕入れているのでかなりマージン幅が大きいものと思います)

当方は、基本的にある程度消耗品のメンテナンスが自分でできること、今は2台クルマを所有しているので走行距離もそれほど伸びないので、必ずしも半年ごとのエンジンオイル交換も不要と考え、今回は基本点検(6ヶ月点検、法令12ヶ月点検、24ヶ月点検)のみがセットになった、「基本点検パック」を選択しました。

これは、通常の延長メンテナンスパックと同様との点検が行われるものの、「ワイパーゴム、エアコンフィルター、エンジンオイル、エンジンオイルフィルター」といった、消耗品の交換はありませんが、なんと車種による金額の違いがありません
東京エリアでに「基本点検パック」はなんと「11,000円」と格安。特に車種による違いがないのは大きいです。


■消耗品

「延長メンテナンスパック」、「基本メンテナンスパック」どちらも、ワイパーゴム、エンジンオイル、エアコンフィルター等定期的に交換が推奨されている消耗品の交換は、車検時の点検には含まれていないことには注意が必要です。
また、「発煙筒」は、消費期限が来ていたので販売店で手配しました。(カー用品店や通販ショップでもほぼ同じ価格で販売しています)


今回、以下の消耗品を販売店で手配しました。


・ワイパーゴム
・エンジンオイルフィルター
・オイルパンドレンプラグガスケット

ワイパーゴムの交換はマニュアルには書いてませんが、基本的にワイパーをサービスポジションに移動してからラバーを交換します。
エンジンオフ後、ワイパーの「△」位置で2秒保持すると、ワイパーがサービスポジションに移動して、交換しやすい位置に移動します。(LCは、エアロワイパーなので、通常はエンジンフード内に隠れていてアクセス出来ません)

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ワイパーラバーのゴムを上部に「引き抜く」と、ストッパーが外れ、交換できます。

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外したワイパーゴムの中にある金属ブレードを、新品のゴムに移設します。これでもとに戻すだけです。

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なお、エンジンオイルは、さすがに自分で交換は無理なので、後日カー専門店で、好きな銘柄の物を入れようと思います。


また、「エアコンフィルター」は、純正より高性能なものを通販で購入、定番の「わさびデェール」とともに設置済です。
エアコンフィルターの交換はとても簡単ですし、純正よりも高性能なので車内空間やエアコンの使用頻度が高い方には、プレミアムタイプのエアコンフィルターはぜひおすすめです!

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・エアコンフィルタープレミアム

▼楽天 t-joy (送料対策として2個まとめて購入しています)





▼楽天 (送料無料で安い!)

・わさびデェール





上記の通り、走行距離がそれほどでもなければ、車検自体の費用はごく一般的な範囲で留まりますので、今後レクサス車の車検をご検討されている方のご参考になればと思います。
ただし、走行距離が多い場合は、「タイヤ交換」や「ブレーキパッド交換」、「足回りの部品交換」などの別途費用が発生する可能性があります。

なお、「地図更新(全更新)」は、行っておりませんが、頻繁に高速道路を走行される方、大きく周辺情報が変わった方は、有料の地図更新(全更新)を行うことをおすすめします(約25,000円前後となかなか高価)。

https://toyota.jp/dop/navisoft/pages/nation_2206.pdf






2022年02月14日

マガジンX 2022年3月号 〜レクサス「RX500h」!そしてついに「IS500」も登場か?

2022年、コロナ&半導体不足による新車発売も不透明な状態ですが、レクサスブランドからは2022年に少なくとも2〜3車種は新型車が発表されると考えられます。

まずは発表がアナウンスされている初BEV車「RZ」(RX450e)、そして新型レクサス「RX」。

スクープ誌「マガジンX」では、新設定される、レクサス「RX500h」についての記事が掲載されることが表紙のサムネイル画像から判明しています。
果たして本当に4気筒エンジンで「500」表記相当の出力が「DIRECT4」の採用とともに実現できるのか、非常に楽しみです。
その他、「LFA後継車」、「レクサスTX(TX500)」についても取り上げられるようですので、レクサスファンの方は必読ですね!(ハリアー「PHEV」も気になるところ・・・)

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https://www.mag-x.com


▼楽天ブックス ニューモデルマガジン X 2022年 03月号





さて、もう1台は2018年11月のデビューから4年目となり、マイナーチェンジが行われる見込みの「レクサスUX」。
こちらはまだ詳細情報が入っておりませんが、UX300eが思ったより伸び悩んでいるようで、内外装や先進予防安全装備のアップデート期待がかかります。

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その他、追加モデルとしてすでに日本においても商標出願されている「レクサス IS500」ですが、こちらは北米導入から遅れること約1年、2022年秋頃、ISの年次改良とともにデビューすることが濃厚のようです。


▼「IS500 F SPORT PERFORMANCE」
 
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出典:https://www.lexus.com/content/dam/lexus/documents/brochures/models/2022/MY22-Lexus-IS-Brochure.pdf 


歴代「F」数々の専用デバイス(専用サスペンション、TVD、サーキット走行用パーツ、鍛造ホイール、高性能ブレーキシステム、専用エアロパーツ、カーボンパーツ、専用シート&インテリア等)は含まれないものと思われますが、電動化(EV化)と逆行する内燃機関モデルが追加設定されるのは、「GS F」が発売中止となって依頼、4ドアのハイパフォーマンスモデルがないレクサスにとっていいニュースと思われます。

「RCF」は数々の専用装備投入で高コストとなりましたが、私もかつて所有していた初代「IS F」(初年度モデル)は766万円で発売され、エアロパーツや専用シート、ブレンボ製ブレーキ&BBS製鍛造ホイールなどいくつかの専用装備は備えていたものの比較的ベースモデルとの差は少なかったです。
今回発売が濃厚な「IS500」も似たようなコンセプトとなりそうです。

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出典:https://www.lexus.com/models/IS500/offers 

北米においては「IS350」との主な違いは以下の装備で見た目の差は小さいです。
ただし、日本仕様については北米には設定がない「本革シート」は間違いなく採用されるでしょうし、その他日本専用インテリアカラーにも期待します!(個人的には、特別仕様車「Mode Black S」のウルトラスエード「レッド仕様」に期待!)

・V8エンジン
・4本出しマフラー
・2ピース大口径ブレーキローター(フロント355mm、リヤ322m)
・パフォーマンスダンパー(リヤ)
・専用スカッフプレート
・エンケイ製19インチ専用ホイール

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出典:https://www.lexus.com/models/IS500/offers 

日本仕様の詳細判明次第、レポートさせていただきたいと思います!

2022年01月24日

レクサス北米2021年販売は30万台超!モデル末期の「NX」も大健闘!


トヨタ/レクサスの2021年米販売実績が1月4日付で公式ニュースリリースされています。

https://pressroom.lexus.com/toyota-motor-north-america-reports-u-s-december-year-end-2021-sales/

「レクサス部門」を抜き出して当方で集計したものがこちらとなります。
日本(年間5万台〜6万台)との市場規模の大きさや売れ筋の車種の違いが面白いですよね!

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<レクサス北米 2021年販売実積>

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当方の視点でトピックスと思われる箇所は黄色+赤字で色付けしています。

■IS
ビッグマイナーチェンジが寄与して、2万台超を販売、前年から60%を超える上乗せです。


■ES
堅調な販売をキープ。レクサスの全販売台数に占める割合は「約15%」
一方、「LS」の販売低迷ぶりが2年連続で目立ちます。最大市場でフラッグシップセダンがこれでは、次モデルの行方が気になるところです。

■LC
北米で人気のコンバーチブル(LC500)の影響もあるのか前年から「2倍超」の販売を記録。


■NX
モデル末期ですが、5.8万台を販売、前年を超える実積で、レクサス全体に占める割合は「約20%」と、初代モデルにもかかわらず、主力の「3本柱」の一つとして定着したと言えるでしょう。なお、NXは同カテゴリでNo1の販売台数を占めた車種としても紹介されている、大ヒットモデルとなりました。

■RX
圧巻の11万台超!レクサス最大のセールスを誇ります。これが日本との最大の違いと言えますね。レクサス全体に占める割合は「約38%」と非常に大きな比率です。(NXと合わせると約60%弱!)新型RXのヒットは約束されたものとも言えます。

■GX
日本で未発売のGXもモデル末期ですが、こちらも3.2万台とレクサス全体で「約10%」を占める健闘です。一方、「LX」がそんなに売れていないのは意外とも言えますね。(トヨタ/新型ランクル300系が北米導入されていない理由もわかりますね・・・)

■全体
北米での販売総数は「30万台」を突破、後半はコロナ禍による販売台数減少の影響もあったようですが前年より10%増となっています。
そしてSUVが占める割合が「約75%」までに高まってきています。車種構成がSUV寄りになるのはやむを得ないですね。


2021年12月25日

衝撃!レクサス全車種電気自動車(BEV)にシフト!


2021年12月14日、トヨタ自動車から衝撃的なニュースが。
各種メディアでも大きく報じられている通り、レクサスがなんとトヨタ自動車の「電気自動車(BEV)」部門をリードして、事実上BEVを主体としたブランドとなることが「バッテリーEV戦略に関する説明会」で明らかにされました。

【YouTube動画】 トヨタ自動車 バッテリーEV戦略に関する説明会



まずは、2022年中に登場が予告された、レクサスの完全新規の電気自動車(BEV)、レクサス「RZ」
豊田社長と佐藤プレジデントが「RZ」の試作車に同乗し、体感レポートする動画が公開されました。
ここでは、レクサスでの電気自動車のシリーズが「Z」であることが明かされ、今後の電気自動車には「Z」のネーミングがつくことになりそうです。

【YouTube動画】 President, Lexus International Chief Branding Officer 佐藤 恒治



2030年には、レクサスBEVは100万台が目標、そして北米・欧州・中国では「100%」が電気自動車というのは衝撃です。
これは同時に、レクサスでは「F」を冠する内燃機関専用のハイパフォーンスモデルが収束することも意味しており、開発中であるにもかかわらず開発が凍結と噂されていた「LC F」や「LS F」が市場投入されないこともほぼ確実と考えられます。
日本でも「IS500」が商標出願されておりますが、あくまでも「IS500」として発売する可能性はありますが、事実上、「F」モデルは収束することになりそうです。(「F」の概念を受け継ぐサブネームとして”F SPORT”のネーミングが残るものと推測)



以下は公式ニュースリリースサイトで公開されたレクサスのBEVモデルに関する情報です。
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/36428939.html


▼Lexus Electrified Sport
次期「LFA2」と言われるモデル。LCF/LSFで投入が噂された「V8 4.0Lツインターボ」は幻となりましたが、BEV(FCV)主体のブランドに変化してもスーパースポーツモデルを開発しているのは嬉しいことです。これは夢の1台となりそうです。

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[出典:トヨタ自動車公式ニュースリリースサイト バッテリーEV戦略に関する説明会より]
撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

▼LEXUS RZ (RZ450eと推測)
2022年登場予定のフル電気自動車。レクサスRXのデザインに近似のBEVでかなり魅力的です。
今後の「Z」シリーズに使用されると思われるグリルレスの「スピンドルボディ」にも注目!

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[出典:トヨタ自動車公式ニュースリリースサイト バッテリーEV戦略に関する説明会より]
撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

先日、日本でも展示された「LF-Z」に結構近いデザインになっており、素直に「かっこいい!」と感じるデザインではないでしょうか?




▼Lexus Electrified Sedan
「セダン収束」が噂されていましたが、継続! 次期「IS」をベースとしたモデルか、「ES」ベースなのか。それとも、「DIRECT4」による駆動方式を自由に変更できるためFRの「IS」、FFの「ES」を融合した新世代セダンなのでしょうか?

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[出典:トヨタ自動車公式ニュースリリースサイト バッテリーEV戦略に関する説明会より]
撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

▼Lexus Electrified SUV
レクサスRXよりも更に大きな大型SUV。
「LF-1 Limitless」を具現化したモデルなのか、それとも次期「LX・GX・TX」系のモデルなのでしょうか?

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[出典:トヨタ自動車公式ニュースリリースサイト バッテリーEV戦略に関する説明会より]
撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

最後に注目は、上記以外の車種がお披露目されている画像です。
この中には、今までレクサスではラインナップされたことのない、「ワゴン(シューティングブレーク)」そして、レクサスLCの後継車と思われる、「コンバーチブル」タイプのクルマも含まれています。
世界的な需要が減少しているワゴンタイプや、ごく少数の嗜好性の強いコンバーチブルモデルもラインナップしているのは「SUV一辺倒」ではなく、素直に喜ばしい点です。
今後、レクサスが「電気自動車」主体としたブランドに変革するということは賛否両論あると思いますが、同時にそれは「Zero」から始め、新たに機動性・先進性を高めていくことにつながることなると期待したいと思います。


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[出典:トヨタ自動車公式ニュースリリースサイト バッテリーEV戦略に関する説明会より]


*上記画像は著作権法上に定める引用の範囲で転載しております。

2021年07月11日

新型IS、RC、CTオーストラリアで販売停止!日本でのCTの行方も気になる。

オーストラリア市場で、ADR85として知られる側方の安全衝突試験(side pole impact design rule)問題で、新型レクサスISや「RC」、「CT」が2021年11月で販売停止されるというニュースです。

https://lexusenthusiast.com/2021/07/02/lexus-is-rc-and-ct-cancelled-in-australia/
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今回販売が停止されるのは「新型IS」、「RC」、「CT」ということで、共通するのは、第3世代レクサス(2017年のLC以降)で採用されている「TNGA」プラットフォームに移行していない車種ということです。
現行「NX」も旧世代ですが、タイミング的にまもなく新型「NX」として発売されるため、実質的な影響を受けないようですね。


新型「IS」はデザインを中心に高い評価を得ているようですが、発売からわずか1年で豪州市場から販売から撤退というのは残念です。
衝突安全性を確保するためには、ボディ構造から変革する必要があるため、やむを得ないものと思いますが、やはりマイナーチェンジではこの規制に対応できていなかった(もしくは当初からこのADR85に対し、対応予定がなかった)ということなのでしょうか。
新型IS、RC、CTいずれも、次世代モデルの開発が行われていのでは?と噂されている車種ですから、販路の縮小は心配です。

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なお、日本市場における「新型レクサスIS」は、2種類の「特別仕様車」とともに、2021年9月上旬に初の年次改良を実施予定。
新特別仕様車「F SPORT Mode Black S」は、内装に「ウルトラスエード」を使用した、ブラック×グレーの内装で非常にかっこいいと予想されます。北米市場における「IS500 ローンチエディション」の内装を流用すると思われ、シートベンチレーション機能もつくようです。

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「年次改良」はごく一部で、ハイブリッドモデルの「IS300h」において「1500W電源」が追加され、引き換えにラゲージフロアが若干嵩高となり容量が低減するというもの。当方が予想していた、グレー系の新ボディカラーの導入は、新特別仕様車も含め、設定がない模様(「RC」で導入予定)

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しかし、気になるのは「レクサスCT(CT200h)」の行方・・・
2021年夏〜秋に実施されるレクサス定番の「年次改良」ではCT(CT200h)に関する「年次改良」の予定がないようです。

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他の車種は「ナノイーX」の採用、充電専用USBへの「TypeC」の採用、ボディカラーの入れ替え(主に「ソニッククロム」および「ソニックイリジウム」の追加、「マーキュリーグレーマイカ」・「プラチナムシルバーメタリック」の廃止)が行われますが、CT200hにはこれらを含む年次改良が予定されていないことから、日本市場においても販売を停止する可能性が高くなったといえます。

年々大型化するクルマですが、レクサスが販売を強化している都市部においては、狭小路地も多く、コンパクトクラスのクルマの需要も高いだけに、CTにはなんとか電動化で生き残ってほしいところですが・・・



2021年05月31日

6/2 北米トヨタ新型SUV発表に「NX」は登場するのか?


トヨタ(北米)では、「新型SUV」を6月2日に公開とのニュースリリースが出ており、すでに多くのメディアで報道されています。
https://pressroom.toyota.com/at-toyota-greatness-starts-with-a-simple-silhouette/

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▼impressCarwatch
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1327622.html


新型SUVモデルということで、レクサスの新型「NX」の発表にも期待したいところですが・・・
販売員向けの研修がスタートする時期を考慮すると、新型NXの「6月中」の発表は間違いないところですから、タイミング的にはバッチリです。


さて、先般、トヨタがイスラエルの「モービルアイ製」の画像処理チップとドイツ「ZF製」のカメラをパッケージングした新ADASを導入との話題がありました。経済ニュースでも取り上げられていたのでご覧になった方も多いかと思います。今まで「デンソー」など国内の主要メーカーの部品を導入していましたから、ついに・・・という感じです。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05593/

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ニュースリリースのタイミング的にこれは「新型NX」に搭載されるのではとの予想があります。
以前、「NX」のスパイショットで、車両前方上部のLexus Safety System+のカメラ部分の形状が従来から異なっていることが確認できましたが、既存のデンソー製から「ZF+モービルアイ製」への変更による可能性が出てきましたね。
メーカーを変更するということはより高度な仕組みになっているということでしょうから、Lexus Safety System+はいよいよ「2.5」から「3.0」へアップデートするのでしょうか?ぜひ注目したいと思っています。


また、東海理化社からも新デバイス「フェンダー付けデジタルアウターミラー」が5/18に発表されています。
http://www.tokai-rika.co.jp/topics/2021/210518.pdf

非常に近未来感あるシステムですが、こちらは今の所「NX」のスパイショットやリーク画像では確認できないことから、採用されるとすると来年の新型電気自動車(BEV)、「RX450e」でしょうか?

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2021年05月29日

レクサス2021年 改良予定車をざっとまとめて予想してみる!

さて5月も残すところあと僅かとなりました。
レクサス新型「NX」の発表は6月でしょうか・・・待ち遠しくて仕方ありませんね。
「NX」以外にも「ES」のマイナーチェンジなども待ち構えていますが、2021年のレクサス各車の改良内容や方向性について、ざっと予想してみたいと思います。

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■ES

 8月下旬マイナーチェンジモデル発表!
 Lexus Safety System+2.5相当へのアップデート、デジタルアウター/インナーミラーの進化など、王道の改良。
 まだ誰も車検を到達していない段階での発売となるのはある意味親切ですね!
 期待の「DIRECT4」などAWD駆動車の導入は見送り。
 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35079918.html

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■UX
 
 近々、「特別仕様車」の発表が行われる模様。人気のversion.Cをベースにしたもので、今後UXを検討される方はまず新特別仕様車を要チェック!
 2022年モデルの年次改良は、ボディカラーの入れ替え、ナノイーXの追加などごく小規模にとどまる模様。
 初のBEV「UX300e」の販売が想定より落ち込んでいるので来年のマイナーチェンジでのテコ入れが期待されます。

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■CT

 トヨタブランドの「アクア」がついにモデルチェンジを敢行するなか、CTは音沙汰がありません。
 年次改良は行われない模様でこのまま今年の秋〜冬にはいったんモデル廃止でしょうか?「BEV」で再登場してほしいところですが・・・

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■RC

 ボディカラーのみの入れ替えを実施予定。グレー系の新色の登場に期待!

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■RCF
 標準の鍛造ホイールのデザイン変更や「F専用スカッフプレート」を採用予定。
 「Performance Package」でインテリアカラー/インテリアパネルの変更やシフトノブ、ステアリングのアルカンターラ採用など見た目は大きくかわりそうです。

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■LC
 6月に「松山英樹選手 特別仕様車」が設定されます。
 コンバーチブルにおいて、「マリンブルー」のソフトトップと、「ホワイト&ブルー」のインテリアを採用。
 20インチ鍛造ホイールが廃止されるほか、待望の「オレンジキャリパー」、ナノイーXの採用など小変更を実施。来年はマイナーチェンジが来るのでしょうか?

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■LS
 4月に「AdvancedDrive」搭載車を発表したばかりですが、6月に「松山英樹選手 特別仕様車」が設定されます。
 某雑誌でスクープされているようなV8「LS600h」やデチューン版エンジン(LS350)の登場は今年度はない模様。

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■LX
 「松山英樹モデル」の特別仕様車が設定されないこと、年次改良も予定されていないことから、このまま年末の新型「LX」の登場を待つことになりそうです。多くの情報がすでにリークされている「ランドクルーザー300系」に搭載される指紋認証センサーの他、LS500に搭載されているV6ツインターボの新パワートレーンの搭載も確実視されていますが、日本市場においてV8エンジンモデルが残るかどうかは現行モデルのリセールにも大きく影響しそうです。新型LXは「ランクル300系」とは内外装の質感の他、装備も大きく差別化されるのではと噂ですが・・・年末とされる発表が待ち遠しいですね。

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■RX
 6月に「松山英樹選手 特別仕様車」が設定されます。
 年次改良は、ボディカラーの入れ代え、後席充電用USB端子に「typeC」の採用、ナノイーXの採用などごく小規模な年次改良を実施予定

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■IS
 年次改良の内容は未定なものの、ボディカラーの変更は行われると予想。
 北米仕様のIS500「ローンチエディション」のパーツをまとった「F SPORT Mode Black」に代わる新特別仕様車の登場に期待したいところです。

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■NX
 現行モデルはまだ採算を継続、新たな特別仕様車や年次改良モデルも予定されておらず、2021年6月には新型「NX」の発表が待たれます。初の「PHEV」の設定はアナウンスされましたが、その他のパワートレーンは謎に包まれたままです。アナログクロックが廃止され、14インチとされる大型モニター、インテリアデザインの全面刷新、リモートタッチ系の廃止、AR-HUDの採用の噂など、レクサス第2・第3世代とは趣の異なる革新的なモデルになりそうです。
 大きな注意点として、新型NXはボディサイズの拡大が行われる見込みですので、駐車場環境に注意です。

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2021年05月14日

レクサス、3列シートの「TX」発売か? 日本でも期待?


今回は、大型連休前に行われた北米トヨタからのニュースリリースの話題について。
レクサスブランドから、まったく新しい「3列SUV」が投入される・・・という話題。

▼Toyota Indiana Welcomes Two, All-New Vehicles to Line-Up
https://pressroom.toyota.com/toyota-indiana-welcomes-two-all-new-vehicles-to-line-up/

2020年9月には、LEXUS「TX500 / TX500h」が北米で商標登録されたことが話題となっていましたが、今回、車名は明らかにされていないものの、正式に「3列シートの新型車」がレクサスブランドで登場することが明らかになりました。

具体的には以下の部分

Today, Toyota announced an $803 million investment and 1,400 new jobs at the Princeton, Ind., auto-manufacturing plant in preparation to introduce two all-new, three-row SUVs designed with the active Gen Y American Family in mind. What’s more, only one will bear the Toyota name. The other will officially introduce the Lexus line to Toyota Indiana.

(google翻訳)
トヨタは本日、アクティブなジェネレーションYアメリカンファミリーを念頭に置いて設計された2つのまったく新しい3列SUVの導入に備えて、インディアナ州プリンストンの自動車製造工場で8億300万ドルの投資と1,400人の新規雇用を発表しました。さらに、トヨタの名前が付けられるのは1つだけです。もう1つは、レクサスラインをインディアナ州トヨタに正式に導入する予定です。


「TX」に関しては、日本での発売はまったく不明ですが、日本では販売されていないレクサス「GX」の後継という観測もあります。
そして、日本では思ったより販売が伸びていない(3列シート仕様の)RX450hLの行方も気になるところ・・・

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中国・アジア市場で先行販売しているレクサス初のミニバン「LM」がアルファードのフルモデルチェンジ後に日本で発売(2022年-2023年)との噂もありますし、2018年まで日本で販売されていなかった「ES」がフルモデルチェンジを機に発売した事例もありますし、「TX」についても「GX」の後継という位置づけかつ、このままSUVブームが続くのであれば、フルモデルチェンジを機に「TX」としてリニューアルされ、今後日本での導入も夢ではないかもしれませんね!

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2021年05月03日

LEXUS 2021年秋の「年次改良」情報が徐々に?

レクサスの年次改良プチ情報について・・・
既報の通り、レクサスブランドにおいては、2021年は2台の新型車が登場予定。
1台は未だに姿を見せない「NX」、そしてもう1台は「LX」。
前者のNXについては、5月中にも商品概要が明らかになるものと思われますが、その発表方法がどうなるかとても楽しみです。

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マイナーチェンジが行われるのは、先般公開された「ES」(ES300h)
既報のとおり、外観変更は最小限ですが、「正常進化」と言える改良を遂げており、先進予防安全装備のアップデート、乗り心地改善、ナビディスプレイのタッチパネル対応など、万人に受ける内容となっているのが好感が持てます。

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それ以外は「年次改良」の車種となりますが、9月〜10月に実施される年次改良情報が一部入ってきております。
精査はこれからですが、まずはレクサス「RCF」、レクサス「LC」において主に内装色のバリエーション追加などの小改良が行われる模様。
通常、年次改良は7月〜8月が中心ですが、今年は少し全般的に遅くなっているようです。


[RCF]
・ステアリング アルカンターラ巻 設定追加
・アルミホイール意匠変更
・内装/シートカラー設定追加
・スカッフプレート 意匠変更

※いずれも未確定情報

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[LC]

■新カラー「ライムストーン」追加

 特別仕様車”Stractural Blue"で採用された、ホワイト&ブルー内装(ライムストーン)が追加。
 カーペット色や各部配色は不明ですが、おおむね特別仕様車の内装に準じたものとなるのでは。

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■新ルーフカラー「マリンブルー」追加

 特別仕様車”Stractural Blue"で採用されたブルーの幌(マリンブルー)が追加
 こうなったら、「レッド」も追加してほしいところですが・・・

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■オレンジブレーキキャリパー 追加(MOP)

 「F SPORT」や「F」モデルで採用済のカラードブレーキキャリパーがついにLCで採用見込み。
 色合いにも注目したいところ!

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■ノイズリダクションホイール(鋳造)標準装備

 あまり見かけないレスオプション扱いの「ノイズリダクションホイール」を標準装備。
 静粛性は向上しますが、バネ下重量増となりますね。そして価格の引き下げ(▲約23.1万円)はあるのでしょうか?(その分、他の装備が標準装備されるのか?)

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■AVIATION専用 21インチ鍛造ホイール追加設定 (DOP?)

 70台限定発売した”AVIATION"のかっこいい5本スポーク鍛造アルミホイールが復活の見込み!
 これは期待できますが、メーカーオプションにしてほしいところ。果たしていくらするのか?

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■USB Type C 採用

 高速給電可能な Type CのUSBを採用

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■ボディカラー 追加設定?

 以下のボディカラーは他のモデルでは徐々に廃止されていますので、2022年モデルでの変更有無も要チェック!

 ・ダークグレーマイカ → ソニッククロム ?
 ・ソニックシルバー  → 銀影ラスター  ?

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なお、ボディカラー/幌カラーの組み合わせには制限がある可能性もありますので、仮にこの妄想が本当だとしても、ライムストーン/マリンブルーがどのボディカラーとでも組みわせできることを切に祈ります・・・(濃紺系しかダメだったりして??)


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※いずれも未確定情報

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なお、ついにLC500コンバーチブルについては公式サイトで納期目安が表示されなくなってしまいました(笑)

th_th_スクリーンショット 2021-04-28 22.27.45.jpghttps://lexus.jp/news/info/


また、現在受注停止中のレクサス「IS」についても年次改良が実施されることが明らかになっております。
G.W明けには情報が入ってきそうですが・・・耳寄りな情報お待ちしております!

2021年02月18日

レクサス「F SPORT」は今、すべてのモデルに必要なのだろうか?

レクサスは、LC・LXを除き、内外装の専用装備を追加した「F SPORT」をラインナップしています。

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もともと、日本における第1世代レクサス(2005年〜2010年頃)では一部車種にて「 version.S」「version.F」グレードを設け、大口径タイヤと少し硬めの足回り、スポーティな内装を中心としてラインナップしていましたが、第2世代レクサスでは「F SPORT」としてフロントグリルの造形を大幅に変更したり、専用のサスペンションを備えるなど、価格差も大きくなりましたが、通常モデルとは大幅な差別化を行い、ユーザーには好評を得ています。
特にSNSで情報を収集するようなオーナー層における「F SPORT」占有率はかなり高いと思われ、特に新型「IS」においては大部分が「F SPORT」を選択されているようです。

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第2世代レクサスでは、世界限定約500台、未だに車両価格以上のプレミアが付いており、名車と名高い「LFA」を頂点として、サーキット走行をそのまま行える「ISF」「RCF」そして「GSF」というハイパフォーマンス車である「Fモデル」をラインナップ。

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そして、パワートレーンなど動力性能はベースモデルと同様、専用内外装アイテムでFのエッセンスを味わう「F SPORT」を幅広くラインナップするというのは、まさにメルセデス・ベンツ、アウディ、BMWいわゆる「ジャーマン3」の後追いと言えます。
特に刺激の強いんスピンドルグリルの採用も相まって、レクサスは「地味」「おじさん臭い」といったイメージから脱却したのは実感できるところです。

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さて、今回、とあるWeb記事を見て感じさせるものがありました。

■ENGINEER Web 新しいレクサスの始まりを予感させる新型LS
https://www.afpbb.com/articles/engine/3329834

モータージャーナリストの島下泰久氏とENGINE編集長の村上 政のインプレッションなのですが、最近よくある「LS原点回復記事」とはちょっと趣が異なります。LSに「F SPORT」は必要なのかというところに言及しているのは、なるほど、と感じてしまいました。

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第3世代レクサス車である「LC」発売後、ほどなくしてレクサスは単にクルマの性能面を追求するのではなく、ライフスタイルを中心に据えたブランド展開を実施しており、全体的にスポーティな味付けではあるもののの、「F」や「F SPORT」を全面に押し出す比率は減っているように感じます。
また、最近の新型車の開発陣のコメントからも、かつてのような「ジャーマン3」の後追いという感じはしなくなってきました。(レクサスはハイパフォーマンス競争から一線引いたとも言えますね)

初代開発主査の矢口氏が作立ち上げた「F 」ブランドというのは今となっては希少性が増してきた、大排気量自然吸気エンジンを中心とした時代のブランドですが、電動化時代に突入している現代において、「RCF」しか存在しない「Fモデル」のエッセンスを受け継ぐ「F SPORT」の果たす役割とは果たして。

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さて、記事にもありましたが、世界的なセダン需要の減少もあり、フラッグシップセダンとしての存在意義が問われるレクサス「LS」に果たして「F SPORT」は必要なのか。
最近のレクサスは、開発リソースの問題もあるのかもしれませんが、発売後1年経過後の年次改良で足回りやハンドリングを中心にセッティングを見直す傾向が目立ち、当然改善されることは望ましいことなのですが、通常モデルとF SPORTではセッティングも全然異なるでしょうし、「F SPORT」の存在があるがゆえに、ベースモデルの熟成がしっかり行われていないと感じるのでは、と思うことがあります。

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確かに私もスポーティなモデルは好きですが、今のレクサスにおいて「F SPORT」が必須グレードであるかというのは疑問に感じるときがあります。
そもそも、現在レクサスの主力モデルである。「RX」や「NX」、「UX」、「LX」のSUV系モデルは、レクサスの7割超を占めます。しかし、「SUVモデル」にはそもそも「Fモデル」が一度もラインナップされていません。
ジャーマン3勢は、SUVモデルにも隙間なく、スポーツモデル(AMG、RS/S、Mモデル)を投入していますが、レクサスにはそれはありません。

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確かに、第2世代レクサスでは「F SPORT」の果たした役割が高かったと思いますし、当方もそれを望むいちユーザーでした。
しかし、当時とは方向性が異なる今のレクサスの各モデルに幅広く「F SPORT」を展開する必要があるのかどうか。スポーティな内外装がユーザーの好みであれば、F SPORTモデルをベースモデルにするという方向性もあるはず。


レクサス初の電気自動車(BEV)である「UX300e」には「F SPORT」の設定はありません。今後発売されるBEVの「RZ450e」ではどうでしょうか。
ベースとなるべき「F」の各モデルが次々と1世代で販売が終了してしまい、今後の「F」の展開が未だ見えない中、SUVモデルが販売の主体になっている現状、「F SPORT」が存在する意義は果たして?非常に考えさせられる記事でした。

2021年02月15日

新型LS オンラインアップデート「OTA」搭載へ

今月下旬には、新型レクサス LSの追加装備 Lexus Teammate 「Advanced Drive」搭載車の詳細が判明する模様ですが、2021年2月9日付日本経済新聞では、車のソフトウェアの更新だけで走行機能を高度化する仕組み「OTA(Over The Air)」機能を投入予定であることを報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68949330Z00C21A2MM8000/

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Lexus Teammate 「Advanced Driveに、OTA機能が搭載されるのは、既にトヨタ/レクサスのニュースリリースで明らかになっていますので驚きはないのですが、記事では「LSを皮切りに、他の車種にも同様の仕組みを取り入れていく」とありますので、4月追加予定の新型「MIRAI」だけではなく、今後のレクサスブランドの車においても投入が見込まれます。


今秋登場が確定した、レクサス「NX」においても、Lexus Teammate 「Advanced Drive」が一部のグレードで搭載される可能性もあるのではと思います。

記事では、ソフトウェア更新で「車線変更追い越しのタイミングやスピードなど自動走行をめぐる機能の向上のほか、ソフト自身に不具合が生じた場合でも素早くできる、自動運転レベルのバージョンアップもソフト更新で対応できる可能性がある」旨が報じられています。

これも想定の範囲で驚きはないのですが、ユーザーが求めているのは、そういった「自動運転」に関わる機能のアップデートのみではなく、そもそも車自身がバージョンアップ・アップデートしていくものかと思います。


たとえば、ハイブリッドシステムや、トランスミッションの制御プログラムのアップデート、ステアリング操舵性のアップデート、既に組み込まれている機能の解除機能など・・・

たとえば、レクサス車では、グレードにより「パワーイージーアクセスシステム」や、「ドアミラー・シートのメモリー機能」、「シートヒーター」、「ステアリングヒーター」の有無など仕様が異なるものがありますが、ソフトウェア制御で、後日、(有料でも)代金を支払うことにより機能を有効化するなどの仕組みも考えられます。


テスラの車には、ハードウェア上に予め動作するための機能が搭載されており、それを「OTA」機能で有効にするという措置がとられているようですが、今後のレクサスブランドにおいても、想定されるハードウェアを予め搭載しておき、将来的にその機能をアンロックし有効化する・・・というような仕組みも面白いと思います。

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https://www.tesla.com/jp/support/software-version-10-0

現状では、車種ごとのグレードや輸出先の地域の法規により様々な部品を作り分けている状態ですが、ハードウェアはある程度統一化し、ソフトウェアで機能を制御することにより機能を有効/無効化し、部品点数の削減によりコストの削減にもつなげていく仕組みもできるのではと思うのですが、今後レクサスで導入する「OTA」機能が、単に自動運転機能のアップデートに限らない「愛車として進化」していくものであることを期待したいと思います。

2021年02月12日

【続報】新型レクサスNX・LX・ESマイナーなどレクサス2021年発売予想

既報の通り、2021年〜2022年にかけ、レクサスの新型車やマイナーチェンジが続々敢行される模様です。
今回は、現時点での信頼性が高い情報をもとに、お約束の「妄想レポート」をさせていただければと思います。

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■新型レクサスNX(NX350?/NX350h?/NX450h+?)

東京オリンピック後の「2021年9月〜10月」頃に発売予定。
日本仕様は「ガソリン(ターボ)、ハイブリッド、プラグインハイブリッド」のフルラインナップで発売を迎えるようで、将来的には電気自動車(BEV)の視野に入れている模様。ただし、新型「RAV4PHV」の販売が再開していない状態のため、NX450h+の販売が同時に行われるか、台数制限の有無などは不透明な状況です。
なお、先進安全装備が、新型レクサスIS相当の「Lexus Safety System+2.5」を超え、新型LS「Lexus Safety System+A(2.0?)相当にアップグレードされるという情報も。佐藤プレジデントがフルコミットした最初のレクサス車ということで相当な商品力が期待できそうです。
2021年4月〜5月にはデザインやおおまかな商品概要が判明するものと思われます。

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■新型レクサスLX(LX600?)

年末「2021年12月」頃に発売予定。
ダウンサイジングした「排気量3.5L」のエンジンを搭載することは確定の模様。
LS500に搭載された「ツインターボエンジン」をチューニングしたものを筆頭に、ターボエンジン、そしてハイブリッドを組み合わせたパターンなど様々な形式が考えられますが、まもなく詳細が判明するものと考えられます。
先進安全装備やインフォテインメントシステムの大幅アップグレードはもちろん、注目なのはトヨタ/レクサス陣営初採用となる「指紋認証センサー」の導入。盗難に関し、ニュースでもしばしば取り上げられていますが、セキュリティ面の大幅な向上を予定している模様。
海外での人気が非常に高いため、日本より海外での情報が先行しそうです。

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■新型レクサスLS(Advanced Drive搭載車)

2021年春発売予定。近日中に仕様がわかる見込みです。
設定されるのはハイブリッドモデル(LS500h系)のみで、ツインターボエンジンモデル(LS500)への設定はありません。
また、当初は「AWD」(EXECUTIVE/version.L)のみへの搭載で、「FR」への設定はない模様。駆動方式によるチューニングの問題でしょうか?
なお、新型「MIRAI」では2021年4月頃から「Advanced Drive」がメーカーオプションとして選択できるようになるようです。

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■新型レクサスES (マイナーチェンジ)

2021年夏頃、デビューから約3年を迎える「ES」がマイナーチェンジを実施予定。
詳細は不明ですが、先日マイナーチェンジ(年次改良?)が施された「カムリ」で実施されたアップデートはもちろんでしょうが、他のレクサスモデルで順次採用が進んでいるナビゲーションモニターの「タッチパネル化」も行われるでしょう。最近レクサスが勧めている足回りを中心とした「軽量化・高剛性化」なども行われるとより魅力が高まりそうです。
注目は「AWD」モデルの設定がされるかどうか。そして初の「DIRECT4」の設定が行われるかどうか、注目です。
予想以上に販売が好調な「ES」ですから、マイナーチェンジモデルにも大きな期待が集まりますね。
2021年6月〜7月頃には商品概要が判明するものと考えられます。

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その他、現時点では新型車「RZ450e」については詳細情報がありません。2021年第1四半期頃に何らかの発表がされる可能性は極めて高いと思われますが、発売時期は少し先なのでしょうか・・・

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なお、一部メディアでは以下の車種について、「2021年秋頃」販売情報予定としているようですが、(当然のことですが)発売情報はありません。誤情報には惑わされないよう、ご注意ください。(もちろん発売はしてほしいですが・・・)

・新型IS F、新型LC F、新型LS F

また、レクサス「LC」および「UX」についても2021年のマイナーチェンジはない模様。(年次改良は実施される模様)いずれも外観変更を伴うマイナーチェンジは「2022年」に行われるものと予想されます。


※上記情報は公式情報ではありませんので、「妄想」の一つとしてご参考レベルに留めていただければ幸いです。

2021年01月30日

レクサスLS「イーサネット」搭載で新型「NX」も大幅に進化?

新型「NX」のスパイショットの興奮も冷めぬ中、日経クロステックから、新型LS(2021年春発売予定の、いわゆる限定下での自動運転技術LEXUS Teammate「Advanced Drive」搭載車)に、車載「Ethernet」(イーサネット)を搭載か、という話題が取り上げられています。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05058/

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当方はまったくこの分野に明るくありませんが、「クルマの中のECU(電子制御ユニット)」と「電装品(カメラ、センサー、ナビ、通信機器等)」をつなぐためのネットワークが、長年使用されてきた従来の「CAN」から「Ethernet」になることで大幅に処理速度が向上するようです。

もし「LS(Advanced Drive搭載車)」に搭載されると、トヨタ/レクサス陣営では「初」とのこと。
日本車では、2例目ということで、すでにニッサン「新型スカイライン(プロパイロット2.0搭載車)」に搭載されているそうです。

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新型スカイラインには、「3D高精度地図データ」を搭載しているほか、7個のセンサー、5個のレーダー、12個のソナーを搭載して、これらの解析データを高速度で処理・伝送し、「ハンズオフ」などの車両の制御に生かしていることから、車内の「高速通信」が必要ということのようです。

http://www2.nissan.co.jp/SP/SKYLINE/PROPILOT2/

・・・となると、今後トヨタ/レクサスの 「Advanced Drive搭載車」に関しても、既存モデルと異なり、ナビゲーションシステムに収録されている地図自体も大幅に情報量が増加しているのかもしれませんね。

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車内だけでなく、車外のクラウド・ネットワークを通じて情報を送受信することが今後の「電動化時代」では必須ということなので、今後のレクサス車のフルモデルチェンジにあわせ、「Ethenet」が搭載されていくのは確実なのでしょうね。

なお、「Ethenet」を採用することにより、従来の「CAN」通信と比べ、「ケーブル量」が低減し、車両の重量の削減にもつながる(ケーブル量の削減によりコストも低減?)という副次的なメリットもあるようです。


ということで、新デザイン面や新プラットホームに移行した「レクサスLC」からのモデルを「第3世代」と定義するのであれば、このイーサネットを搭載したモデルは外見はあまりかわらないかもしれないが、実質的には「第4世代」のモデルといえるのかもしれません。

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なお、先日スパイショットで目撃された新型「NX」に関して、Lexus Safety System+ の構成部品の一つである「カメラ」の形状が変更になっているようです。(フロントガラス上部の「台形」のようなエリアに注目!)

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現行の「NX」は以下の通り。
フロントガラス上部の「台形」のエリアが、スパイショットのものよりも大幅に狭いことがわかります。

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ちなみに、現行の「LS」は以下の通り。
「Lexus Safety System+A」を搭載しており、「ステレオカメラ」のため、「台形」のエリアが2つあることに気づきます。

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このことから、新型「NX」では、先進安全装備の「Lexus Safety System+」のさらなる進化もしくは、LEXUS Teammate「Advanced Drive」の簡易版の搭載・・・というように、ADAS技術(先進運転支援システム)に関しても、現行モデルよりも大幅に「進化」をしていることが確実です。

なお、現状の情報からは、LSのような「ステレオカメラ」ではないこともわかります。
しかし、カメラに関しては何らかの変更がありそうですし、たとえばよりカメラの精度が画像解析能力が高い新型のカメラや高性能なECUを搭載しているのであれば、それを効率よく処理するため、2021年発売予定の「LS(Advanced Drive搭載版)」に続き、新型「NX」でも、「イーサネット」を搭載している可能性も考えられます。

そうなると、新型「NX」はデザインやパワートレーン、プラットフォームといった「外面」や「骨格」だけでなく、目に見えない「内面」についても進化したものになるといえそうです。

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2021年01月26日

納車が着実に進む新型IS、そして徐々に次期NXにまつわる噂が

順調に納車が進み、街中でちらほら見かけるようになった新型レクサス「IS」。
高輝度のデイタイムランニングライトで新型「IS」とひと目でわかりますね(トヨタ車でここまで高輝度なのはISと新型スープラぐらい?)

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さて、新型ISについての納期は公式サイトでも不透明になっており、「4月〜9月」でアナウンスされているようです。昨今話題の車載用の半導体不足により、新型ISも影響を受けるのでしょうか?
https://lexus.jp/news/is_info/

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新型IS(特に特別仕様車)は、情報をいち早く掴んだ方とそうでない方で大きく納期状況が変わることとなりましたが、初回オーダーでメーカー発注された方はおおむね納車が完了しているようですね。
それにしてもボディカラーと内装色は人気色に集中している状況は正式発表後でも大きくかわりないようです。特に、新色「ソニッククロム」が人気なのはメーカーとしても嬉しいでしょうから、今後、「IS・RC」以外のレクサス車へも展開されるのは間違いないでしょうね。

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【新型レクサスIS 納期状況一覧】2021/1/23版

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さて、新型ISの次は、新型「NX」に関する情報で盛り上がりをみせることになりそうです。
これから情報を精査していきたいと思いますが、「発売は2021年9月〜10月頃」という情報を複数の方から得ておりますので、そうなると、我々の前にプロトタイプがお披露目されるのはその「半年前」(2021年3月ごろ)というイメージですから、来月(2021年2月)ぐらいにはヘッドライトやテールランプの一部が部分的に公開するなどのティザーサイトが設置されてもおかしくはなさそうです。

既報通り、プラットフォームだけでなく、パワートレーンも一新されるということで、特に「プラグインハイブリッドモデル」と「2.4Lターボエンジンモデル」が新規設定されるというのは、現行「NX」オーナーさまにとっても買い替えの食指が動くでしょう。

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また、先般のスパイショットのように、「Lexus Safety System+」にもさらなる進化版が期待される可能性もあり、まさに「NX」は名実ともにレクサスの顔となることは間違いないでしょう。

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2021年01月22日

レクサス「F」モデルは2021年秋に登場する可能性はあるのか?

今回は、個人的にも非常に気になる、レクサスの「F」モデルについての個人的な観測です。

2020年12月に「DIRECT4」など、今度の電動化の道筋が示されたことや、2021年の前半にはまったくの新型車(RZ450e?)が発表される見込みであるなど、今後のレクサスは既存モデルのマイナーチェンジに加え、インホイールモーターを用いた「DIRECT4」の採用など電動化技術を積極的に取り入れた、新たなステップに進んでいくものと考えられます。
また、トヨタ・新型MIRAIで採用された燃料電池車(FCV)のレクサス版への展開も期待したいところです。

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その反面、さっぱり話題が聞こえてこなくなったのがレクサスのハイパフォーマンスモデル「F」。
希少となった自然吸気のV8エンジンと、トルコン式ATトランスミッション、専用の足回りやホイール、カーボンなど軽量素材など数々の専用装備をまとったスポーティ車ですが、2020年夏に「GSF」がモデル廃止となってからは、「RCF」が唯一の「F」モデルとなっています。

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フラッグシップクーペ「LC500」がエンジンペック的にはある意味「F」モデルとも言えますが、重量の問題とラグジュアリーな作り、ブレンボやBBSといった「F」ブランドのアイテムや専用の足回りを投入していないことから「F」モデルとはいえないでしょう。

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さて、一部カー雑誌には2021年秋には「IS F」(LCF・LSFとともに)が登場との記事もあります。確かに、4ドアの「F」モデルがなくなったことは残念ですが、現時点では、以下の理由から当面発売されることはないと考えられます。


@残されたモデルライフが「4年程度」であること

A投入するエンジンがない

B大排気量車の需要がない

Cスーパースポーツ投入

Dハイパフォーマンスモデルの人気凋落


@に関しては、新型ISのモデルライフはおおよそ「4年程度」と考えられます。仮に2021年秋に「ISF」が発売するとなると、更にモデルライフは短くなり、「3年程度」が生産可能期間でしょうか?現実的にはさらに1年程度は延命措置される可能性もありますが、電動化時代が本格化する2025年までのわずかな期間のためにISFを新規開発するとは思えず、まさに「希望的観測」にしか過ぎません。


Aに関しては、開発中と言われていた「新型V8・4Lツインターボエンジン」の開発がコロナ禍で、中断状態にあるとの情報が漏れ伝わってきています。数が出ないニューエンジンよりも、電動化技術へ開発リソースを割り当てることは明白です。レクサスが「DIRECT4」で道筋を示したのは、欧州車の後追いとなるハイパフォーマンスエンジンに頼らない「新たな方向性」を示したものと解釈しています。

また、新型ISの開発主査が何度も「重量増」を嫌う発言をされていることから、フロントベビーとなる既存のV8エンジンを搭載することはないでしょう。新型ISの開発コストは相当に厳しかったようですから、将来的にV8エンジンを搭載することを前提とした構造とはしていないことも想像に難くありません。


Bに関しては、仮に発売されたとしても、過去の「F」モデルの販売動向を鑑みると平均月販台数が「月/50台」を超えることはないでしょう。販売期間を多めに見ても4年間、48ヶ月としても、合計の販売台数は日本国内では「約2400台」程度に過ぎません。
単なるエンジン載せ替えだけでは「F」は名乗れませんから、数々の専用アイテムの開発やボディ強化、チューニングコストを考慮すると到底開発費は賄えないのは明らかです。

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Cに関しては、トヨタブランドとして、2億円を超えると言われる、「GRスーパースポーツ」(仮称)の投入があります。
LCF/LSF/ISF用の「V8ツインターボエンジン」はもちろん待望ですが、反面、トヨタブランドのスーパースポーツの注目を削ぐことにつながりかねません。ジャンルは当然違いますが、発売時期が近いとスペックが比べられるのは必死ですし、約650馬力前後と推定される「V8ツインターボエンジン」はそれほど魅力的に映らない可能性があります。

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Dに関しては、ソースもなく、個人的な印象に過ぎませんが、「F」がライバルとしていたメルセデス・ベンツ「AMG」、BMW「M」、アウディ「S/RS」などですが、セダン離れということもあり、近年、街なかで「AMG Cクラス」、「BMW M3・M4」、「アウディ RS4/RS5」などの姿を見る機会が大きく減少しています。(反面、同価格帯の高額なSUVモデルやさらなる高価格帯のクルマへの移行が明らかに増えている)
もともと嗜好性の強いモデルではありますが、このクラスのハイパフォーマンスモデルが今の「旬」の形態ではないことは明らかでしょう。

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僅かな希望としてあり得るのはレクサス「LS500」に搭載済の「V6ツインターボ」を搭載した「IS500」でしょうか?つまり、「F」を名乗らず、エンジンを換装して、それに見合ったボディ剛性強化を行う程度のモデルとなりますが、新型ISの販売状況を見ても、「IS350」など大排気量車の需要増は引き続き見込めないことこと、そもそも日本では「IS500」は未だに商標出願されていないことから、2021年に発表される可能性はないと考えられます。

また、スペック的には、既にEV車が既存のガソリン車を大きく超える数値を叩き出しているため、V6ツインターボエンジンを搭載した「IS500」を投入してもスペック的な優位性(対外的なPR効果)はほとんどないものと考えられます。

このように考えると、コロナ禍以前はかすかに「F」の展望が見えたものの、ウィズコロナ・ポストコロナの環境を考えると、電動化到来までの時間が一気に短縮され、既存のレガシーなエンジンを主体とした「F」ブランドの存続は極めて厳しいものになっていると強く感じます。

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当方は過去に「ISF」、「RCF」を所有していた経験がありますので、セダン・クーペをベースにした「F」モデルの登場はもちろん待ち遠しいですが、現環境において、純粋な「F」モデルの登場を期待するのは極めて厳しいと感じています。

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今後は「セダン・クーペモデル」でサーキット走行をそのままこなせるハイスペックを楽しむコンセプトの「F」モデルではなく、「SUVモデル」に電動化技術を搭載して、さまざまなシチュエーションで思いのままにクルマを操る楽しさを追求する、新たな「F」モデルへの転換が行われるのかもしれませんね。

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2021年01月08日

2021年レクサスSUVモデル以外(CT、ES、RC)の動向も気になる!

さて今年も残すところあと10日程度。
先般、レクサスのSUVモデルの動向について記事にしましたが、それ以外の気になるレクサス車の各モデルについても考察してみました。(例のごとく、メーカー及び販売店からの確定情報は一切ありませんが・・・)

■レクサス「CT」

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現在レクサスのラインナップで一番古いクルマが「CT」(CT200h)です。
CTは「UX」の発売以後、モデル廃止が毎年噂されていますが、2010年11月のデビューからまもなく10年が経過します。
CTはレクサスのエントリーモデルおよびコンパクトクラスのクルマとして人気を誇り、多くの新規ユーザーを獲得したモデルです。

デビューから3年後の「2014年1月」には、1回目のマイナーチェンジを実施し、フルスピンドルグリルに進化。
さらに3年半後の「2017年8月」には2回目のマイナーチェンジを実施し、内外装をリフレッシュ。「10.3インチモニター」の採用や「Lexus Safety System+」を標準化など、レクサスモデルとして遜色ない改良を実施しました。
今までの周期でいえば、「2021年」は3度目のマイナーチェンジ、もしくはフルモデルチェンジの時期ですが、現時点でそのような話はありません。

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「CT」のベース車は「トヨタ・プリウス」であることは有名ですが、プリウスは2015年にフルモデルチェンジして、新プラットフォーム「TNGA(GA-L)」への移行し、ハイブリッドシステムを大刷新するなどの大きなモデルチェンジを実施。そして2018年にはマイナーチェンジを行い、不評だったデザインに手を入れましたが。一方、レクサス「CT」はこれらのアップデートを行わないまま10年が経過しますので、内装の質感や装備レベルは高いものの、クルマとしての基本性能や先進安全装備の面ではプリウスに比べ、旧世代のままとなっています。

また、マルチメディアシステムも、「LX」と同様旧タイプ(マウス式リモートタッチ、非Apple Car Play、非ハイブリッドナビ)が継続されており、2019年、2020年にこれらの改良が見送られたことから、今後の刷新も期待できません。
残念ですが、現在の日本および世界の販売動向では、「CT」のフルモデルチェンジ版が発売されることは限りなくゼロに近いと考えられます。

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2022年には発売が濃厚とされるコンパクトクラスのSUVモデル、レクサス「BX」(LBX)」がCTの運命を担うこととなりそうです。
なお、webメディアではレクサス「BX(LBX)」を「2021年秋」発売としているメディアもありますが、現時点で2021年に国内導入の正式アナウンスはありません。コロナ禍の中の開発を考慮すると、半年ほど発売時期が後ろ倒しになる可能性が高そうです。
なお、「BX(LBX)」は、2020年12月時点では日本においての商標出願は確認されていませんので、2021年前半に発売される可能性はゼロと考えられます。

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また、レクサス「BX(LBX)」に関しては、大人気の「ヤリス・クロス」の単純なレクサス版ということではなく、先般発表された新4輪駆動システム、「DIRECT4」を組み込んだモデルを投入するなど、付加価値をつけるのではないかというのが当方の予想です。
そのため単に「300万円台の廉価版のレクサス車」・・・ということにはならないのではと思います。
レクサス「BX」の発売までは「CT」の販売が継続される可能性がありますが、ハイブリッドシステムおよび先進安全装備の根本的なアップグレードも行われていないことから、よほどのレクサスファンで無い限り、おすすめしづらい車種になっているのが残念です。


■レクサス「ES」

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「ES」はミドルクラスの「FF駆動」のセダンで、2017年10月に発売されました。
高価格帯のFFセダンは日本で売れないというジンクスを破り、発売から約1年経過するまでずっと長期の納期待ちが発生するという、ここまで日本でのヒットを予想した方はほとんどいなかったのではないでしょうか?
特に量産車世界初の「デジタルアウターミラー」はモニターの外付け感はあったものの世界を驚かせました。(その後、デジタルアウターミラーの本格展開がないのは寂しいところですが・・・)

さて、2021年はデビューから4年目となりますので初の「マイナーチェンジ」が確実視されます。
とはいえ、2020年夏に、密かにハイブリッドバッテリーが「リチウムイオン電池」に換装されるなど、マイナーチェンジに近い改良がおこなわれていることから、半年程度マイナーチェンジが遅れて2022年春頃となる可能性も充分ありそうですが・・・

先般公式に公開された「DIRECT4」の動画でのベース車両が「ES」でしたから、降雪地ユーザー待望の4輪駆動モデルがマイナーチェンジにあわせ、「ES」に設定される可能性はかなり高いと考えられますし、この新しいシステムが組み込まれれば「ES」の走りは相当に楽しくなりそうです。

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2021年年初に「トヨタ・カムリ」のマイナーチェンジモデルの発表があるという噂もあるので、この改良内容にも注目ですね。


■レクサス「RC」

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レクサスRCは「2014年10月」に発売し、デビューから4年後の2018年10月にマイナーチェンジを敢行。前期モデルとは大きく変更されたフロント&テール欄オプは賛否両論でしたが、貴重な2ドアクーペとして、マイナーチェンジ後も堅調な販売台数を確保しています。

2020年9月には、レクサスISに先行して「電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド&全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロール」にアップデートするなど、デビュー来からの不満が改善されたほか、レクサスのラグジュアリークラス以外では唯一となる「LDH」(レクサスダイナミックハンドリングシステム)、VGRS(ギヤ比可変ステアリング)を備えるほか、年次改良でボディ剛性や足回りの軽量化を進めるなど、熟成が進んだモデルであることも特徴的。

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2021年は、デビューから7年が経過しますので、モデル末期といえますが、今後の改善は、2020年11月にマイナーチェンジを果たした「IS」からのフィードバックをどこまで反映できるか・・・ということとなると思います。
レクサスとしても、「IS」と「RC」のダッシュボードやナビゲーション周りで部品の共有化をしたほうが生産効率も、コストも下げることが可能のため、インテリアの共通化を「2021年の年次改良」で実施する可能性はありそう。主にナビゲーションモニターのタッチパネル化程度と思いますが・・・(Apple Car Playやハイブリッドナビ、リモートタッチパッドのレベルアップは既に実施済のため)

あとは、「Lexus Safety System+2.5」相当へのレベルアップ、そして「IS」で効果が高いと評判のホイールの「ハブボルト締結」の採用はぜひ行って欲しいところです。多くのパーツをISと共用しているはずなので、手を入れることはできるはず・・・それらが追加されればRCは「完成」といえるのでしょうね。ぜひ希少なスポーツクーペを少しでも長く存続させてほしいものですが、大きく手が入ったRCは今が「買い」といえるでしょう。

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※本記事の画像出典:トヨタ/レクサス ニュースルームより
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/

2021年01月03日

2021年レクサスSUVモデル(NX、RX、UX、LX)の動向が気になる!

さて、2020年もいよいよ終わりに近づいています。
今回は、レクサスの販売を支えるSUVモデルの2021年のモデルチェンジについて簡単に考察してみたいと思います。

■次期「NX」

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まずは現在のレクサス車で最も売れ筋といえるレクサスNX。
現在のモデルは2017年9月にマイナーチェンジをしており、すでに発売から「3年」が経過。そして、特別仕様車の設定も相次いでいることから、コロナ禍がなけば2021年フルモデルチェンジは確実といえましたが、現時点ではまだ確定情報はありません。
ただし、レクサスのSUVモデルで5年を超えて販売継続することはないでしょうから、発売から4年が経過する「2021年後半」の登場が濃厚です。
また、既報通り、次期レクサスNXでは、以下の通り、パワートレーンが一新され、ネーミングも変更されることが予想されています。
プラットフォームも一新(TNGA化)されることから、既存モデルのリセールバリューが大きく変化することが予想されますので、いち早く新型車情報そして、受注状況を入手することが肝心と言えます。
フルモデルチェンジのため、発売の半年前にはオンライン等でのワールドプレミアが行われるでしょう。

・NX250
・NX350
・NX350h
・NX450h+


このほか、先般公開された「DIRECT4」搭載モデルも追加ある得るか?


■次期「UX」

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UXは2018年11月に発売しましたので、2021年は発売から3年目となります。UXに関しては、レクサスのエントリーモデルとして人気を誇りますが、販売数は頭打ちになってきていること、これまではラゲージスペース以外に大きな改良が実施されていないことから、マイナーチェンジでは大きなテコ入れが予想されます。
先般、国内135台限定でレクサス初の電気自動車(BEV)「UX300e」が発売されましたが、販売数もごく少数のため、マイナーチェンジでの影響を受けるオーナは少なく、2021年秋〜冬にはマイナーチェンジの実施が濃厚です。
インテリアではナビゲーションモニターの「タッチパネル化」や、「Lexus Safety System+2.5」相当へのアップデートが濃厚ですので、既存オーナーの要望を踏まえ、大きく商品力が向上すると思われます。ラゲージに荷物を積んだときに後方視界が遮られることもあるため、高精細化した「デジタルインナーミラー」の新設定も望ましいところ。
よって、2021年前半にUXを購入される場合は、近々マイナーチェンジが行われる可能性があることを踏まえ検討することが必要でしょう。なお、現時点の商標出願状況からは、パワートレーンの新規追加はないものと思わます。


■次期「RX」

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高価格でありながら人気を誇る「RX」は2019年5月にマイナーチェンジしましたので、フルモデルチェンジは早くても2022年と、まだ少し先となりそうです。一部メディアでは「2025年」説も登場していましたが、そうなると初期モデル発売から10年が経過しますので、流石にそこまではいかないものと思われます。
RXに関してもプラットフォームが一新されることが確実で、あわせてパワートレーンも刷新されることが濃厚ですが、RX自体のリセールバリューの高さもありますので、2021年はまだまだ安心して購入できると思います。また、2021年にはRXへ「特別仕様車」の投入も予想されますのでそちらも狙い目と思われます。
次期RXにおいては、なんといっても歴代RX最強モデルと思われる「RX500h」の設定には驚くしかありません。
コンセプトカー「LF-1 limitless」が次期RXのスタディモデルであるなら確かにFR化して、"マルチステージハイブリッド”+V6・3.5Lエンジンを搭載、「RX500h」を名乗るというのは面白そうです。


・RX350h
・RX450h+
・RX500h


こちらも「DIRECT4」搭載モデルの投入もありそうです。

■次期「LX」

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日本において「LX」は2015年8月に登場しており、すでに丸5年が経過。
2017年に5人乗り仕様が追加されたほかは大きな改良が行われることがないまま今に至っています。
2021年中には、ベースとなるランドクルーザーのフルモデルチェンジが濃厚のため、2021年後半〜2022年初には次期「LX」が登場する可能性は高いと思われます。
LXに関しては、「LX600」が商標登録済ですが、これは開発中と噂であった「V8・4Lツインターボエンジン」を用いた場合の名称と考えられます。
いくつかのメディアでの報道では新規V8エンジンの開発は「一旦凍結」されたとのことですから、「LX600」のネーミングは使用されないままの可能性がありますね。
とはいえ、流石に現在使用しているエンジンそのままということもないでしょうし、次期LXのパワートレーンやネーミングは不明な状態です。レクサスLSの「3.5LーV6ツインターボ」搭載説、「3.5LーV6"マルチステージハイブリッド"」搭載説などもありますが、果たしてどうなるでしょうか?
現行LXはナビゲーションシステムや先進安全装備「Lexus Safety System+」も設計が古いままですので、次期型では大きく商品力が向上するものと思いますので、これからLXを購入予定の方は、モデル末期であることを充分認識なさったうえで、ランドクルーザーのモデルチェンジ情報もしっかり掴んだうえで購入されることをおすすめします。
盗難が目立つモデルであることからも純正のセキュリティシステムのアップデートもぜひ期待したいといころですね。

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2021年は、新型IS 特別仕様車”F SPORT Mode Black"、LCコンバーチブル、LC特別仕様車”AVIATION”など、いち早く情報を掴んだ方と、正式発表後に発注した方で大きく納期が異なる結果となりました。この傾向は2021年以降発売の新型車でも発生するものと思います。

当ブログでも可能な限り早期の情報共有に努めたいと考えておりますが、2021年以降にレクサスSUVモデルをご購入検討の方は定期的な情報収集が肝心な1年となりそうです。

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2020年12月27日

レクサス「ダイレクト4」突如発表、今後の差別化となるか?

レクサスが突如、かねてから噂されていた、レクサスの電動化技術を用いた4輪駆動システム「Direct4」を欧州市場向けに公開!
(Direct4= DIRECT4 Wheel Drive Force Control)

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日本語版の動画も公開するなど、気合入ってます!
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【Youtube】Electrifying Lexus



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謎のテストカーも公開。左側の大型SUVは?(日本未発売の LEXUS GXベース?)、右側はどうみてもレクサスESですが・・・

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動画でもレポートされていますが、実施に走行中、前後の駆動力の配分を可変できるのは面白いですね。
一般道では前輪に駆動力を配分した「FFモード」、ワインディングやちょっとドライブを楽しみたいときはリヤへ駆動力を配分して「FRモード」、悪路やグリップ力が低下する場面では前後均等配分の「AWDモード」など、「ドライブセレクトモードスイッチ」で自由に可変できるのであれば、相当楽しそう。

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電気自動車(BEV)だけでなく、ハイブリッド車(HV)でもこのシステムは搭載できるとのことで、動画では、レクサスES(ES300h?)をベースに「Direct4」を搭載しており、既存の車種のフルモデルチェンジの際にでもこの新システムを搭載できそうです。

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なお、「LEXUS DIRECT4」は、2020年9月30日付で商標出願されていることから、このネーミングは正式決定の模様。
レクサスの電動化技術を示す新しいコンセプトカーを、2021年第1四半期に発表する・・・ということなので楽しみですね。
順当に行けば、第一弾は新型車「RX450e」になるのでしょうか。

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あと半年で公開、新型MIRAI(ミライ)のレクサス版にも期待したいところですが、まずは「RZ450e」の方が先にリリースされそうですね!
果たしてどのようなデザインになるのか、楽しみです。

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2020年09月22日

レクサス 新型車電気自動車「RZ450e」商標出願、日本でも投入か?

海外では一足はやく報じられていましたが、日本市場においてもついに初の新型電気自動車「RZ450e」が商標出願されていることが判明しました。

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読み方は「レクサスアアルゼット」ということも判明していますが、注目は「450」という4.5L相当の出力をもつネーミングと電気自動車を示す、「e」のアルファベット。

年末に投入予定のレクサスUXのEV版「UX300e」を大きく上回る高出力のEVカーとなりますので、現時点ではどういうモデルなのか皆目見当が付きません。(「LF-30 Electrified」ライクだったら相当かっこいい!)

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レクサスエンスージアストでは、「R」のネーミングをもつレクサス車「RX」と「RC」をあわせた、新型のSUVクーペと予想しています。確かに、現在のレクサスの環境では純粋なEVセダン車を投入することはなさそうですから、クーペライクなSUV車という可能性はありそうです。

https://lexusenthusiast.com/2020/08/12/lexus-trademarks-the-rz-450e-nameplate-in-usa-europe/

商標出願=商品化されるとは限りませんが、少なくとも「UX300e」に続く、レクサスのEVカーの具体的なネーミングが明らかになり、それが完全新型車ということもワクワクさせますね!

2020年07月09日

レクサス 2016年以前生産車は3G廃止により「G-LINK」が更新できない?

かねてからのレクサスオーナーの中で一部話題となっているのが「G-LINK」サービスの終了について。
レクサス公式サイトにも掲載されているのですが、特に大きくPRされてはいないので、一般的にはあまり知られていないと思われます。

スクリーンショット 2020-07-01 0.39.15.png
https://lexus.jp/cpo/carlife/detail/information/


レクサス車ではよく知られているように、全車種通信機器「DCM」を内蔵しています。
トヨタとKDDIの関係もあり、レクサス車では「au」の3G回線(または4G回線(LTE))を使用しているのですが、その「3G」自体が2022年3月末で終了となります。
このことはKDDIのwebサイトでも示されています。

https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/11/16/3428.html

つまり、3G回線サービス終了に伴い、G-LINKサービスも終了という理屈のようで、決してトヨタ/レクサスの都合だけで使用できなくなるわけではない、ということは理解できます。

トヨタブランド車において幅広い車種で「DCM」が採用され始めたのは「コネクティッド化」が始まった、2018年の6月の「新型クラウン/カローラスポーツ」以降であり、それまではクラウンやアルファード等、高額な一部車種や「T-connectナビ」装着時に「DCM」をオプションで選択した場合という限定したものでした。そのため、多くのトヨタブランド車ではすでに「4G(LTE)」回線が採用されており、それほど問題にはならないと思われます。

しかし、一方でレクサス車ではかねてから「DCM」を標準搭載しているので、2016年以前に販売された車種ではほとんど「3G回線」の「DCM」を採用しているのが実態です。

そのため、3G回線を搭載した「DCM」のままでは、通信機能を使用した「G-LINK」のサービスを受けることができないため、G-KINKサービスが終了するアナウンスが該当車両を保有すrすオーナーさま向けに行われているようです。

公式webサイトでは「2022年3月末以降」次のことができなくなると言われています。

スクリーンショット 2020-07-01 0.43.35.png

https://lexus.jp/cpo/carlife/detail/information/

■緊急通報サービス(ヘルプネット等)

■レクサスオーナーズデスク

■マップオンデマンド(地図更新)

■G-security

■リモートメンテナンスサービス

■レクサス緊急サポート


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ただし、一部車種においては、「2021年10月1日〜2024年3月31日」(つまり、2022年3月末にG-LINKサービスが終了後、2年後まで)は、G-Linkサービスの一部をご利用いただける「携帯接続プラン」をご用意いたしているとの記載があります。

これに関しては以下の注意事項の記載がありますが、内容的には妥当なものと思われます。

・携帯接続プランへの切替は、レクサス販売店にて切替手続きが必要となります。
・また、ご利用にあたっては、お客様がご利用のWi-Fiレジスタードマーク機器やスマートフォンでのテザリングにより、車載器(ナビ)と接続が必要です。
・携帯接続プランへの切替及び利用料は無料ですが、通信料・通話料はお客様負担となります。


とはいっても、「携帯電話接続サービス」を利用しても、以下のとおり、ヘルプネットやG-securityなど「安心・安全系」のサービスは受けることができません。
なお、「マップオンデマンド」は「○」となっていますが、あくまでも「別途有料の地図更新(2年間)を行っている場合」という場合ですので、無料で地図更新を受け続けることができるわけではありません。

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さて、レクサス車両の「DCM」ですが、おおむね「2016年前後」から順次、年次改良またはマイナーチェンジの際に「3Gから4G(LTE)への変更」が実施されています。

悩ましいのは、2014年に発売した「NX」や「RC(RCF)」、2015年にマイナーチェンジした「GS」、「RX」、そして「LX」や「GSF」といったニューモデルを「発売直後」に購入されたオーナーさまではないでしょうか?(特に「GSF」や「LX」は現時点でフルモデルチェンジまたはマイナーチェンジしていませんので、そのまま乗り続けていらっしゃる方も多いことが予想されます。)

これらには「3G回線」のDCMが装着されていますので、2022年以降はG-LINKサービスの更新ができなくなってしまいます。

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もっとも、サービスが終了するのが「2022年3月」ということで、そのときには3回目の車検を受けているケースなので、乗り換えされる方も増えていると思いますが、愛着もあり乗り続けていらっしゃるケースもあると思います。(モデルが廃止される「GS」オーナーの方もそうですよね)
その場合、せっかく車両を気に入っていても、レクサスの車の魅力の1つである「G-LINK」は使用できなくなります。
これは結構悩ましい問題ではないでしょうか。

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さて、ここで疑問なのが、「DCM」車載器を変更し、4G(LTE)対応のものに換装できないか」・・・というものです。
DCM車載器、結構高価なようですが、部品としては存在します。そのため、自費で交換したいという方も多いハズ。
実際、レアではあると思いますがDCMの不調で修理・交換されている方もいらっしゃいます。

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しかし、現時点では「換装」サービスは行う予定はないとのことです。
物理的には4G対応の「DCM」に入れ替えしてなんらかの設定をすれば継続して使用できるのではと思うのですが・・・
この点はなんとかしてほしいものと思いますが、現時点では如何ともし難いようです。今後のユーザーの声次第でしょうか?


なお、ごく一部エリアでサービスが開始されている「5G」がスタートしても、「4G(LTE)」回線は当面継続されるようですから、ほとんど問題となることがありませんが、今後レクサスのCPOモデルを購入する方は、DCM車載器が「3G」なのか「4G(LTE)」なのかはしっかりチェックしたほうが良いでしょう。もっとも購入時に販売員が教えてくれるとは思いますが・・・

「G-LINK」が使えなくなると、レクサスの強みの一つが失われますので注意が必要です。
(実際、G-LINK契約が切れて更新していないと考えられる車両が盗難されるケースがあるとの情報も・・・)

2022年に向け、DCMが「4G(LTE)非対応」の車両に関しては、中古車市場の価値も下がるのではないか?と懸念します。


今回の件は、ハードウェアの寿命のようなものですから、2020年秋のレクサスLSマイナーチェンジモデルで搭載が予想される、「オンライン・ソフトウェア・アップデート(OTA)」でも対応できないわけですが、DCMの規格が変更になったとしても将来的に対応できるようにDCMのハード交換ができるような設計になっていれば嬉しいなと感じます。


なお、おおまかですが、DCMの「4G(LTE)対応時期」は以下の通りのようです。(生産時期により異なるためあくまでご参考程度)

・CT =2017年8月MCモデル以降
・IS =2016年10月MCモデル以降
・HS =2016年8月年次改良モデル以降
・GS =2016年9月年次改良モデル以降
・GSF =2016年9月年次改良モデル以降
・LS =2015年9月年次改良モデル以降
・RC =2016年8月年次改良モデル以降
・RCF =2016年8月年次改良モデル以降
・NX =2016年8月年次改良モデル以降
・RX =2016年8月年次改良モデル以降
・LX =不明(2017年8月年次改良モデル以降?)


以下の車種はすべてLTE対応

・LC
・ES
・UX

2020年06月30日

レクサスの車検(3年目)はどれぐらいの費用がかかるのか?(概要編)

今回はレクサス車における「車検費用」の概要編です。
車両購入(登録)から3年後には「車検」を受ける必要がありますが、レクサス車の場合は一般的に「車検までは費用はほぼ無料」とされています。
これは実際にそのとおりで、エンジンオイルやエアコンフィルタのアップグレードをしない限りは追加のメンテナンス費用はほぼかかりません。


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しかし、レクサス車に関しては「車検費用が高い」というような記事(もしかしたらYouTubeなどでもあるのでしょうか?)をしばしば見かけることがありますが、これは厳密には不正確と思います。

レクサス車であるから車検費用が高いということはありませんし、これはBMWやアウディ、メルセデス・ベンツなどでも同様かと思います。
一部のスポーツカーやスーパーカーのように点検時や車検時に必ず部品交換をしないといけないような車種はあると思いますが、レクサス車においてはスーパーカーの「LFA」を除き、車検費用は一般的な国産車と同水準です。

しかし、見積もりでは通常「30万円前後」が提示されることが多く、このことが「レクサスの車検は高い」ということになっているのかと思いますので、この点について「概要編」として解説したいと思います。
(といいながら実は当方、今までレクサス車はトータル5台の所有経験がありますが一度も車検を通したことがありませんので、今回勉強します!)

これは当方の車検費用の見積もり(法定費用は除く)ですが、わかりづらいので表にして必要なものとそうでないものに分けてみたいと思います。

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@法定費用

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必ずかかる費用です。
重量税は車種により異なります。一般的には32800円の車種が多いですが、ハイブリッドカーなどエコカーの場合は初回の車検時に支払う重量税は減額されます。
自賠責保険料は定期的に改定されますが最近は事故率の低下などで保険料が引き下げ傾向にあるようです。合計で概ね5万円前後と考えて良いかと思います。

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A手数料等

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レクサスディーラーで車検を受けるための手数料です。
車種・販売店により価格は異なります。街中の車検専門店だと「15000円〜20000円」程度のところもありますので、差がつくところです。
レクサスの新車保証(5年)を安心して継続的に受けるためには、レクサスディーラーでの点検・整備が必要とされていますので、初回車検はレクサスディーラーで受ける必要があると思います。
(追記:実際はディーラー以外で車検を受けても5年保証がなくなるということはありません。ただし、不具合が発生した際に点検経緯がはっきりした方が責任の所在が明確ですので保証を受ける際にスムーズに進むものと思いますので初回車検はディーラーでの実施を推奨します)

一方、「非CPO車」や2回目以降の車検であれば、費用を節約するという点で民間業者でも良いのではと思います。

ということで、以上が最低限必要なレクサスディーラーでの費用 合計は「117,950円」といういうことで「約12万円」で収まっています。

とはいえ、これではエンジンオイルの交換もしていませんので、それらを考慮する必要がありますので、多くの方は追加整備する必要があると思います。
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B推奨される整備

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いわゆるエンジンオイルとブレーキオイルの交換です。
どちらも走行に関係する項目なので交換しておいたほうが良いですね。
どちらもカー専門店でこだわりのある銘柄をチョイスすることで良いと思いますが、販売店で実施したほうが時間と手間がかかりません。
しかし冷静に考えるとエンジンオイル交換費用は結構高いですよね。
特にブレーキオイルに関しては自分での交換は困難ですからディーラーにお願いしたほうが良いでしょう。

・・・ということで@、A、Bの合計で 「146,874円」と15万円で収まりました。

個人的にはこれで十分と思いますが、環境によっては「ワイパーラバー交換」、「エアコンフィルタ」、「バッテリ交換」も必要となってくると思います。

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C継続加入が望ましいもの

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レクサスの車検費用が高い!というレポートはほとんどがこの項目を含めています。
確かに両方合計で「約9万円」(レクサス延長メンテナンスは車種により費用が異なります)と大きなコストがかかります。

【GーLINK】について
「G-LINK」は各種センサーによる一定のセキュリティ面の効果もありますが、万一事故の際の「ヘルプネット」の自動通報サービスは有用なサービスでありますし、万一の走行不能時のケアを行ってくれる「レクサス緊急サポート24」も保険のようなものとして、レクサス車であるならば継続が望ましいと言えます。
一方、スマートフォンの普及により「オペレーターサービス」の利用頻度はかなり減っている方が多いのではないでしょうか?当方もここ3年で「オーナーズデスク」を利用したことは数えるほどしかありません。
「マップオンデマンド」等の地図更新を自動的に更新してくれるサービスは大変便利ですが、これは必須機能ではありません。以前は必須機能とも言えた「CDタイトル自動取得機能」もスマートフォンやUSBオーディオの普及により利用頻度は減っていると思います
よって「G-LINK」に関しては継続が望ましいものの、環境により加入有無の判断が必要です。
なお、G-KINKは1年契約も可能です(17,000円<税別>)

【レクサス延長メンテナンス】について
車検以降のメンテナンス費用がパックになったものです。
内容はエンジンオイルの交換(3回分)ワイパー、エアコンフィルタの交換(各1回)など従来と同じものですが、販売店での点検サービスや洗車サービス(販売店により異なる)を考慮すると費用については妥当と思われます。
このサービスを継続しないとレクサスディーラーへ行くきっかけがかなり失われますので、レクサスディーラーでのサービスを継続希望する場合はほぼ必須オプションとなるでしょう。

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なお、途中で車両を乗り換える際は未使用分については所定の手数料を控除して返金されますので安心です。

ここまでを全部考慮すると、「238,267円」となり、約24万円となりずいぶん高くなった印象があります。
しかし、ここまではレクサス車であれば「5年間安心して乗れる費用」として、必ずかかる費用と考えてよいのではないでしょうか。


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D交換しておくと安心なもの

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いずれも自分で交換可能です。
ワイパー、エアコンフィルタともに交換工賃がかかりますが、非常に簡単に交換が可能ですのでDIY好きな方はぜひチャレンジを。
「エコンフィルタ」は高性能な社外品がネット通販では半額以下で購入可能です。

NXの例 (DCP1009)デンソー エアコンフィルタプレミアム



ただし、「バッテリー」の交換は廃棄も含め困難ですから、自分の好きな(規格にあった)銘柄をチョイスして持ち込み交換を考慮してもよいでしょう。別にレクサス純正バッテリーにこだわる必要はありません。社外品ですと純正と同等の品質のものが半額以下で交換が可能です。

ここまで販売店でおまかせした場合は「約300,087円」、バッテリー交換をしない場合は「約251,687円」となります。

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E好みに応じて更新を検討するもの

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※使用してる車両により地図データ更新方法が違うので費用が異なります。

「地図データの更新」を行うことで、更に「2年間」地図更新サービス(マップオンデマンド)が継続されます。
マップオンデマンドでは自宅周辺や主要なランドマークのみ自動更新されますから、車検前に手動で地図データをダウンロードして、今後方も運しそうな全国の地図をあらかじめ自宅のPC+USBメモリーを使用して更新しておくということも可能です。

ただ、マップオンデマンドの注意点は「音声データ」や「検索データ」、「市街地地図データ」など詳細なデータはダウンロードされません。

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そのため、本当の意味での最新データに更新する際は、有料でナビゲーションシステムの地図データを更新(全更新)する必要があります。
これに関しては「G-LINK」の契約と混同しがちですが、「G-LINKの更新」と「ナビ地図データの更新」は別物です。

つまり、「G-LINK」を車検時に更新しても、ナビ地図データを更新しなければ、地図更新サービス自体が終了していますから、G-LINKでの地図データの自動更新は行われません。

ということで、この項目も更新が望ましいのですが、結構費用が高いということもあり、(1ヶ月あたりにすれば月/1,000円超)スマートフォンアプリの地図データの精度が向上していること、各種アプリ(NaviCon、Smart Navilink)、Apple Car Play,AndroidAutoの使用など以前より選択肢が多いため、地図データ更新は必須ではないと思います。
G-LINKや、レクサス延長メンテナンスは中途解約しても返金がありますが、ナビ地図データ更新の返金は(性格上当然ですが)ありません。

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さて、ここまでを全部考慮すると、「328,687円」(約33万円)とかなり高額な印象です。
レクサスの車検は「30万円」というのはある意味事実ではあります。
一方、バッテリー交換しない場合は、「280,287円」となり、約28万円を突破。実際はバッテリーは交換したほうが安心ではありますから、社外品で代用すれば概ね「30万円」といったところでしょうか。

その他販売店ではいろんな付帯サービス(エンジン洗浄剤、ガソリン洗浄剤、各種コーティング類)の提示もあるでしょうから、それらを含めるとさらに金額が加算されますね。


ということでまとめますと・・・

■一般的なレクサスディーラーでの車検で最低限必要な費用は@、A、Bの項目で「約15万円」

■これまで通りレクサスのサービスを受けるために必要な費用は@、A、B、Cの項目で「約24万円」
 
あとは必要な整備やサービスを追加で受けると「25万円〜35万円前後」という感じではないでしょうか?







2020年06月05日

マガジンX衝撃のレクサス情報!LCF、次期IS、各車の年次改良情報

2020年5月26日発売のマガジンX、レクサス車情報がなかなか多く満足度の高い内容でした!
いい話題ばかりではありませんが、レクサスファンは要チェックです!

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▼楽天ブックス マガジンX(2020年7月号)




【LC Fについて】

LCFに関しては先日、GAZOORacingのニュル参戦の見送りの件でも記事にしましたが、今号のスクープは衝撃でした。
今まで幾度となく開発中止では?との噂を乗り越えて来ただけにショックです。
これに限らず、コロナウイルス回復後の「ポストコロナ時代」に向け、今までレクサスで実現できたプロジェクトが見送りされる可能性はあるのかもしれません。
ただし、デチューン版の汎用エンジンの開発が続くのであればそれは希望の光ではありますが・・・

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【ISマイナーチェンジ版について】

開発中車両のスパイショット以外に大きなトピックスはありませんでしたが、開発が着実に進んでいることが伺えました。
しかし気になるのは、ニュルブルクリンクへの持ち込みができないため、国外での走り込みが十分ではないのでは・・・という点です。
そろそろ愛知エリアで目撃されてもおかしくない時期ですが、早く実車を拝みたいものですね。

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【NX特別仕様車について】

NXの特別仕様車2タイプについても記載されています。販売店からの情報どおりですので概ねこの内容と思われます。
なお、現在NXの・RXともにオーダーストップとなっています。なお、価格については「BSM」・「パーキングサポートブレーキ」が追加装備されるグレードについては10万円+端数調整程度の価格アップが予想されます。

【2021年モデル年次改良について】

・人気のSUV「NX」・「RX」の年次改良についても詳細が記載されていました。
 概ねこの内容通りの改良が7月に実施される見込みです。
 「カードキーのデザイン変更」は知りませんでしたので、後日確認しておきたいと思います。

・売れ筋セダン「ES」についても若干ですが情報が記載されていました。
残念ながら期待されていた「AWDの追加」や「パノラマガラスルーフ」の追加はありません。
なお、「F SPORT」においても「デジタルアウターミラー」の設定が可能となるなどの小改良が実施される見込みですので、ESに関しては後日、別記事にまとめたいと思います。

・「LX」に関しても年次改良が実施予定、ボディカラーの入れ替えが行われるようです。(アイスエクリュマイカメタリックの追加等)

・現時点では「RC系」の改良情報はありません。すでに先行してApple Car Play等の対応が実施済のため、2020年の改良は行われないのかもしれませんね。(RCFの動向が気になるところですが・・・)



2020年05月26日

レクサス各モデル、オートライト義務化によるライトスイッチを順次変更?

2020年4月1日以降発売の新型車には「オートライトの義務化」が行われますが、あわせて走行時にはヘッドライトを消灯できないような仕組みが加わっているようですね。

具体的には、レバーや(またはスイッチ)でヘッドライトを「OFF」もしくは「スモールライト」の位置に動かしてもスイッチが固定されることなく自動的に「AUTO」に戻り、車が走行している状態だと、周囲の明るさに応じ、ライトが点灯する仕組みのようです。

すでに「Mazda3」、「CX-30」、「N-WGN」、「ルークス/ekスペース」などの量販車種で新型のライトスイッチが導入され話題を呼んでいましたが、トヨタ/レクサス陣営では2020年5月時点ではまだ採用されていないようです。(トヨタでは、新型ヤリスで採用されたそうです。新型ハリアーでも同様の仕様になると考えられますね。)

レクサス車においてはライトスイッチの初期位置が「AUTO」で、かつ現行車は全車種「LEDデイライト機能」が搭載されていますので、わざわざ「OFF」でライトを消灯しながら走行する人はほとんど見かけませんが、確かに薄暗いときでもヘッドライトを点灯しないまま走行する車はしばしばみかけますね。

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なお、継続生産車は「2021年10月から義務化」ということで、まだ1年半の猶予がありますが、レクサス陣営においては、2020年4月以降、年次改良のタイミングで対応を行っていく模様。


まず、最初の対応車は「LC500/500h」(LCコンバーチブル含む)になりそうです。
「オートマチックハイビームシステム(AHB)」をオンにする際、レバーを奥側(前方側)に倒さなくても、レバーの先端のスイッチボタンを押下することで有効になる改良が行われるようです。2020年モデルまではレバーを前方に倒しつつ、レバーの先端にあるハイビームスイッチをオンにしておく必要がありました。


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オートライト義務化によるスイッチの換装は、その後年次改良が実施される「NX」、「RX」、「CT」、「ES」、「LX」などでも実施されるようです。
なお、8月に生産が終了する「GS/GSF」および今秋にマイナーチェンジが予定されている「IS」および「LS」に関してはマイナーチェンジ時に実施する見込み。「UX」に関しては年末に「UX300e」が追加されますので、その際に対応が行われる模様です。

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レクサス陣営のスイッチの詳細な動作条件の詳細はまだ不明ですが、個人的には、「前進入庫のタワーパーキング」で駐車することが多く、この場合真正面に位置した「ミラー」を見ながら駐車するため、ヘッドライトを「スモール」にして照度を落としながら入庫するのですが、その際に自動的にヘッドライトがフル点灯しないような制御だといいのですが・・・
(クリープ走行程度のスピードでも強制的にヘッドライトがONになると、正面のミラーにヘッドライトが反射し、眩しくて駐車が困難なため)

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また、駐車環境によっては、ライトをOFF(もしくはスモールランプに切り替え)しないと周囲に迷惑、というシチュエーションとなることも考えられますので、(自動的にライトがONになる)「速度の条件」はぜひ設けてほしいと思いますが、どうなるでしょうか・・・

2020年01月04日

レクサス、V8ツインターボエンジン正式に開発、次期LXもツインターボ「h」なのか?

ここ数年に新規開発された、レクサス用のパワートレーンは、2017年LS/LC500hで採用された3.5L自然吸気エンジン「8GR-FXS」+"マルチステージハイブリッド"システム、そしてLS500で採用されたV6ツインターボエンジン「V35A-FTS」およびそれらと組み合わせる「10速オートマチック・トランスミッション」が挙げられますが、ハイパフォーマンス向けのパワートレーンについてはV8自然吸気エンジンの「2UR-GSE」を改良しながらRCFやLC500に採用しているのみで、完全新規開発は10年以上行われていません。

TNGAと呼ばれる新プラットフォームへ移行後、トヨタブランドの車の完成度が飛躍的に向上しているなか、レクサス車にももう少しエンジンチューニングによる差別化をして欲しいところではありますが、レクサス(GazooRacing)は2019年12月15日、「新型V8ツインターボエンジン」の開発を正式にアナウンスしています。

https://toyotagazooracing.com/jp/nurburgring/release/2019/1215.html

今までの「噂」ではなく、以下のような心強い記載があります

including a newly-developed V8 twin-turbo engine destined for use on future road cars such as sports cars.

2021年にも発売が確定されたとされる「LC F」に向けたものであることは明らかであり、ハイパフォーマンス方面の久々の新パワートレーンに期待せざるを得ませんね!それにしても今どき純ガソリンエンジンを新開発できるのはトヨタならではですね。

また、このエンジンをデチューンしたものを2021年に予定される「LC500」のマイナーチェンジに先行登載するという噂もあるようですが(これは真偽不明)いずれにせよ、新開発の「V8ツインターボエンジン」がここ数年で市場投入されることになりそうです。

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一方、フルモデルチェンジが期待される「LX」については、「LX600」が商標出願されていますが、2020年末〜2021年初にも発売されると噂の新型「LX」には、従来のV8(LX570)に加え、新型"マルチステージハイブリッド"が採用されるとの話が、カー専門誌を中心に話題です。

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LXという巨躯を考慮し、現在LS/LC500h、クラウンに採用される自然吸気の3.5Lエンジン「8GR-FXS」ではなく、LS500で採用されたツインターボ、3.5Lエンジン「V35A-FTS」と"マルチステージハイブリッド"を組み合わせて高出力化と少燃費化を実現する、ということのようです。

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ただ、"マルチステージハイブリッド"が採用されるとすれば車名に「h」がつくのは確実なので、「LX600h」となるのでしょうか・・・?
LSにしてもLCにしても「LS500h/LC500h」というネーミングはスペック的にも少々過剰であり、実際のところは「LS450h/LC450h」という感じですから、LXにハイブリッド仕様が設定されるにしても「LX600h」の数値はちょっと盛りすぎのような印象ですが・・・(とはいえ、ツインターボ+"マルチステージハイブリッド"に換装して。LSやLCと同じ「LX500h」ってことも考えにくい?


2020年後半にはベースモデルとなるランドクルーザー300系のフルモデルチェンジも予定されているとのことですから、LXをご検討されている方や現オーナーさんは注目の年になりそうですね。

スクリーンショット 2019-12-31 10.56.49.png

また、本当に3.5Lエンジン「V35A-FTS」と"マルチステージハイブリッド"の組み合わせが実現されるのであれば、トヨタ/レクサス陣営では、ターボエンジンとハイブリッドを組みわせる初の事例となり、大変大きな転機となると思います。
現時点ではまだまだ発展途上の"マルチステージハイブリッド"の評判を覆すきっかけにもなるかもしれませんので、期待せざるを得ませんね。

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LEXUS車の話題を中心になるべく独自の視点でのんびり気ままにコメントしております。(車のメカニズム等の知識は全然ありませんのでご容赦願います)
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