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2023年10月20日

レクサスIS「2024年モデル」北米発表、日本市場での実質的な改良は無しか?

レクサスのスポーツセダン「IS」 2024年モデルが2023年10月12日に北米市場で発表になっています。

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https://pressroom.lexus.com/whats-new-2024-lexus-is-300-350-500/

現行「IS」は2013年デビューで、すでに登場から「10年」が経過しています。
2020年11月に行った2度めのマイナーチェンジではエクステリアデザインを大刷新し、販売が急回復したのは記憶に新しいところ。
マイナーチェンジ前のモデルよりも販売台数が明らかに多くなり、「かっこいい車は売れる」ということを証明した車種と言えます。
そんなISもすでにマイナーチェンジから丸3年が経過、まだまだエクステリアのカッコよさは評判ですが、今回の「2024年モデル」の改良内容を見ると「RC」と同様、実質的な変更箇所はなく、モデル終焉に近い様相を呈しています。

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*北米レクサス公式サイト「IS」より https://www.lexus.com/models/IS


他のレクサス車のように、ナビゲーション/オーディオシステムが刷新されることもなく、「アナログクロック」、「リモートタッチインターフェイス」、「ディスクドライブ、「10.3インチナビディスプレイ」を継続使用する唯一のクルマとなっています。

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*北米レクサス公式サイト「IS」より https://www.lexus.com/models/IS


なお、今回、北米では、IS500に「Special appearance Package」(スペシャルアピアランスパッケージ)が設定されています。

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*北米レクサス公式サイト「IS」より https://www.lexus.com/models/IS500

ここでは、新ボディカラーとして「Blue Vector」(ブルーベクター)」が設定されています。
一見、「セレスティアルブルーガラスフレーク<8Y6>」と思ってしまいますが、これは北米では "Grecian Water" と呼ばれていますので、別物のようです。セレスティアブルーよりも「パール感」が強いのでしょうか?
是非実車を見てみたいものです。


その他、見た目だけの変更ですが、以下の仕様となっているようです。

・インテリア:アクセントブルーステッチ
・フロアマット:ブルートリム &ブルートリム キーグローブ
・BBS製19インチ鍛造ホイール(マットブラック)
・カードキー

もしかすると、「IS500」の特別仕様車として日本導入もあるかもしれませんね!


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機能的な装備の他に、残念ながら、今年(2024年モデル)も、インテリアカラーやエクステリアカラーの追加はないようです。
それにしても2年連続実質的な改良がないと、いよいよモデル終焉という感じがします(昨年もインテリアトリムのカラー変更と、カップホルダーイルミの追加程度で実質的な改良はなし)・・・
ちょうど良いサイズのFRセダンとしてまさに成熟の域と言えますが、先進性を求める方にとっては物足りなさも感じるのもまた事実です。

2022年10月27日

レクサス「IS500」”標準車”も狭き門!とんでもない状態に…

大変ショックなニュースです。
レクサスのハイパフォーマンスセダン「IS500 ”F SPORT Performance" 「標準車」の当面の生産台数が非常に少なく、特別仕様車と同様「極めて入手困難になる見込み」いう衝撃の情報です。

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IS500「標準車」については、すでに各販売店に「2024年秋」頃(2023年ではない!)までの「納車予定枠」通知されている模様で、販売店により台数は異なるようですが、多くの店舗ではその台数は「3台前後」(多くても5台程度?)のようで、全国合計ではおおむね「500台程度」にとどまるようです。

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もともと、「IS500 ”F SPORT Performance" 特別仕様車」も「この状態で本当に2023年3月末までに500台が生産できるのか?」と、疑問の声が出ていましたが、さすがに「標準車」がこれほどの少なさであることを予想した方はほとんどいらっしゃらなかったのではないでしょうか?(当方もまったく想像せず・・・)

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https://www.lexus.com/models/IS500 より)

流石に特別仕様車に応募した「約6500名(?)」程度の方がすべて「標準車」を購入希望しているわけではないと思いますが、仮に当選者を除いた「半分程度の方」が希望すると仮定しても「約15%程度」の方しか購入できない計算です。

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一般的に、ハイパフォーマンスのクルマは、初期受注ニーズが極めて高いものの、数年後には一気に需要がなくなり少量生産(月産数十台)となっていることが常ですので、仮に、2025年頃になって「IS500が買える!」と言われても興味の無い方が大半でしょう。
(そして、ファイナルモデルにはごく一部の熱心なファンと、転売ヤーが群がる・・・)

また、今はまだ目新しさがある現行ISも2025年には、デビュー5年を経過し、まさにモデル末期
さすがに内外装ともに不満が出てくるでしょうし、セーフティシステムの刷新や先進機能のアップデートもほとんど見込めませんので、ようやく「IS500」が通常通り買える頃にはモデル終了・・・という可能性も考えられます。(「ファイナルエディション」が設定される可能性はありそうですが)

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なお、意外なことに、9月下旬頃から、「IS500 特別仕様車“F SPORT Performance First Edition”」の展示車がいくつかの販売店に届いているようです。
特別仕様車は「完売」、標準車も当面の生産台数が限られているという状態で、果たして「展示車(試乗車)」が必要だったのか、という疑問も残ります。

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そして何よりも気になる点は「標準車」の販売方針についてです。

ご存じの方も多いと思いますが、IS500の「標準車」については、ニュースリリース上は、「IS500の通常モデル“F SPORT Performance”の販売開始時期に関しては、2022年冬以降にご案内予定です。」と表記されています。

https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37835132.html


特別仕様車抽選に落選した方に送付された「製品企画担当者からのメッセージ」でもほぼ同様の表現です。

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商談開始時期などの詳細については、「本年冬頃」にご案内させていただきます、ということで、この「冬」がいつを指すのかは人によりイメージが異なるかと思いますが、一般的には「12月」からを想像する方が多いのではないでしょうか?(旧暦では「11月〜2月」ということですが)


しかし、実際はすでに「標準車」の注文を受け付けており「順位付け」が行われている店舗も多いようです。
そして、割当台数が僅少であることから、ほとんどの店舗では、すでに「購入希望者 > 割当台数 」の状態であることは想像に難くありません。

寄せられた情報によると、「一定期間内に予約を受け、その中から抽選する」という店舗独自と思われる運営もあるようですが、すでに「先着順」として契約を受けており、あとはメーカーへオーダーを流すのを待つのみ、という販売店も多いものと推測されます。
このような店舗では、今後「注文したい」と押し寄せる、顧客対応に大変苦労することは間違いないでしょう。


「今冬」、メーカーが正式に「標準車」についての商談方法のアナウンスを行うものと思われますが、その際にはすでに多くの販売店では商談・契約が進んでおり、その段階で商談しても購入できる可能性は少ないことも予想されます。
(もしかすると、メーカーサイドで受付する「別枠」があるのであれば良いのですが・・・)

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なお、各店舗に届いている割当台数に関しては、あくまでも「2024年秋」頃までの納車見込み台数ということで、保守的な数字であると思いますし、部材調達や為替相場、世界の景気動向によって生産枠が拡大することも十分考えられますが、「IS500」の標準車については、当面は「特別仕様車」と変わらないほどの希少台数になるのは間違いないでしょう。

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そして、「2024年秋」以降、IS500は普通に買えるようになっているかもしれません。
しかしながら前述の通り、2025年ともなれば、すでに次世代のクルマが多数登場している状態で、本来のレクサス・ファンの熱はとっくに冷めているように思います。

ここ数日、様々な情報が漏れ伝わる、新型「RX」もそうですが、「いったいどんな部品が不足しているのか?」、「なぜ日本市場向けの生産ができないのか」、「日本向けの割当台数を意図的に減らしているのではないか」という疑念がどんどん深まっていくほどの「日本市場を軽視した販売」をしていると、せっかく第2世代後半(NX・RX)〜第3世代レクサス(LC以降)で獲得した新規オーナーを失望させかねないことを危惧します。

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( https://www.lexus.com/models/RX500h より)


長年ブログを運営させていただいておりますが、過去にレクサスオーナーだった方で再度レクサスブランド車にカムバックした方は結構少数な印象です(よりハイブランドにステップアップする方も多い)。
一度失望された方を再度振り向かせることは予想以上に困難なことと思います。

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せっかく魅力あるクルマが企画・販売されているのは嬉しいことではありますが、(日本市場の占めるシェアが低いとはいえ)これほどまでに生産国である日本市場を軽視しているのでは?と言わざるをえない状態が続くのは残念に感じます。
「IS500」がメーカーサイドの想定を大きく超える需要があるのであえば、せめて「標準仕様」においてもう少し日本での供給を増やすなどの配慮をお願いしたいものです。

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そして、このままでは、メーカーと我々オーナー層を媒介する、販売網の優秀な各ディーラーの販売店員のモチベーションのさらなる低下、処遇の低下、そして離職・・・といった最悪な結末も想像される状態で、将来的にレクサスブランドがBEV(電気自動車)主体の販売となったときにもブランド推進の担い手である販売人材の不足といったことに繋がりかねません。

ぜひメーカーサイドからの正式アナウンスの際には良い情報が伝えられることを祈念したいと思います。
(仮に「XX月XX日からIS500標準車の商談を開始します。詳しくは販売店にお問い合わせください」というだけのアナウンスだと、顧客も、販売店も、そしてメーカー側の誰もが不快な思いをすることになるのでは・・・と危惧します)

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2022年10月25日

レクサス「IS500」特別仕様車に続き、IS500 京商製ミニカー3種類が予約開始!

レクサス「IS500」特別仕様車を申し込んだものの、残念ながら落選となった方には、販売店経由で製品企画担当者からのメッセージが届いていますね。

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当方の販売店の場合は、ノベルティの「ハンカチ」も同封されていましたが、日本開業から、もう17周年になるんですね〜
今治製のふんわりしたタオルなのでとても肌触りがよく早速使用させていただきました。

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さて、ひと足お先に、京商製のミニカー「IS500」の予約受け付けが開始しています。
発売は2022年12月を予定しているとのことですから、多くの場合は「IS500」が納車されるより、ミニカーの方が早く手に入りそうです。

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https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-original/ks03908tg.html より

ミニカーはおなじみの「1/43スケール」ですが、なんとラインナップは3種類あるようです。

・レクサス IS 500 F SPORT パフォーマンス (チタニウム カーバイド グレー) [No.KS03908TG]
・レクサス IS 500 F SPORT パフォーマンス (ソニッククロム) [No.KS03908C]
・レクサス IS 500 F SPORT パフォーマンス (ホワイトノーヴァガラスフレーク) [No.KS03908W]

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https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-original/ks03908w.html より

確実に手に入れたい方はぜひ要チェックです。ここ最近は「IS」および「NX」で人気の「ホワイト系」がすぐ完売、もしくはプレミア価格になる傾向がありますね・・・

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https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-original/ks03908c.html より



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 レクサス IS 500 F SPORT パフォーマンス ホワイトノーヴァガラスフレーク




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 レクサス IS 500 F SPORT パフォーマンス ソニッククロム




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 IS 500 F SPORT パフォーマンス チタニウム カーバイド グレー





ホイールは「ENKEI製」にちゃんと置換されていますし、ボディカラー「チタニウムカーバイドグレー」の設定は嬉しいですね!
しかし、IS500が発売されるとは・・・今度レクサス車は派生車種も含め、全車種発売するのかもしれませんね。

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https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-original/ks03908tg.html より

2022年09月23日

レクサス「IS500」特別仕様車 実車見てきました!

レクサスIS500、特別仕様車 ”F SPORT Performance First Edition” が、東京・日比谷「LEXUS「 MEETS…」にて展示されています。(車両乗り込みも可能)
特別仕様車の抽選受付は「9月15日(木)」までと少々時間がありますので、検討中の方はぜひ実物チェックをされるとよろしいかと思います。

展示車両は、リーフレット表紙と同じ「ホワイトノーヴァガラスフレーク」のIS500”F SPORT First Edition”。

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以下、当方の主観に基づく各ポイントをチェックしてまいりました。
展示会場にお越しいただけない方のご参考になれば幸いです。
正直「辛口」な意見が目立ちますが、これも「愛ある指摘」と感じていただければ・・・

「質感(特に内装)は気にしない」、この時代に「V8自然吸気エンジン搭載車を出してくれただけでも感謝!」という方も多いと思いますが、「IS500特別仕様車」に関しては、諸税コミコミで「約1,000万円」のクルマとなりますので、レクサスブランドである以上、ある程度の品質・質感を求めたくなりますね。
この点、このクルマが「メインカーなのか、複数所有前提なのか」という点でも意見がわかれそうです。

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■フロントビュー

V8エンジンを搭載するため、全長(フロント部分)が現行ISより50mm長くなっています。
ボンネットは確かに隆起しており、プレスラインも通常のISとは異なりますがエアインテークはありません。
フェンダーも一見、通常のISとの区別はつかないため見た目で「IS500」と気づくのはなかなか難しいと思いました。

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■リヤビュー

「F」シリーズを彷彿とさせる、4本出しマフラーと大型のリアディフューザーが特徴的です。
リヤディフューザーは高品質な艶ありブラックで塗装されており、大型フィンの存在はレーシングカーをイメージさせますが、既存の純正エアロパーツ(エアロダイナミクスパッケージ)装着車との違いはあまりないなぁと正直なところ感じました。

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(参考)純正ディーラーオプション

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(※レクサスIS ディーラーオプションカタログより)


■マフラー部拡大

かつて「つながってる/つながってない」論争があったのが懐かしいですね。パーツはRCF(2016年モデル〜)/GSFと同じに見えます。

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■フロントホイール(特別仕様車専用)

「Mode Black」シリーズでおなじみの「BBS製鍛造アルミホイール」(マットブラック)の採用に加え、ブレーキローターが2ピースタイプになっています(GS、RC、LSの”F SPORT”およびLCで採用済)
なお、ブレーキーキキャリパーは「対向4pot」なので、「Fモデル」をイメージすると見た目の物足りなさはあります。(また、近々登場予定の新型「RX」のF SPORTモデルでは「対向6pot」の大型ですし・・・)


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■リヤホイール(特別仕様車専用)

キャリパは片押し式のフローティングキャリパーなので、とてもレクサスロゴが入る余地はありません。
性能的には十分なのでしょうが、あまり高性能車っぽさが感じられません。ここは「F」を知る人は寂しいですね。

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■ドアミラー(特別仕様車専用)

ドアミラーカバーの「下部」がブラック塗装になっているのが通常版との違い。
ボディ同色の方が好み、という方もいらっしゃるでしょうが、「根元」もブラックなのはこだわりがありますね。

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■F SPORT Performance専用エンブレム(IS500共通)

色の配置を変え、ブラック部分が目立つ専用エンブレム
ちょっとした違いですが、エンブレムチューニングも流行するかもしれませんね。

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■アウタードアハンドル(IS共通)

これもベース車と同様。設計時期の問題から、ドアハンドル照明やドアミラー下照明もありません
コストの制約があるのは理解できますが、ドアハンドル照明ぐらい追加できないものでしょうか・・・?
また、鍵穴が丸見えなのもちょっと不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。

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■サイドビュー

エクステリアは現行ISと同様、クーペフォルムでとてもかっこいいです。
ただし、フェンダーのサイドインテークもないので、通常のISとの見分けはつきにくいです。
ブラックステンレスのウィンドウモールは「IS500 標準仕様」も同様です。

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■リヤビュー

リヤ側は他のレクサス2023年モデルと同様、「LEXUSロゴ」エンブレムが消失しています。
テールランプのウィンカーは、引き続き電球式を採用、LED化はされていません。
リヤスポイラーの形状も通常の”F SPORT”モデルと同じです。

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さて、注目のインテリアですが、これは特別仕様車のリーフレットでも詳細がわからなかった部分が多く、普段から眼にする部分ですので、実車でぜひ確認してください。

これは当方のように「内装の質感を重視」、「過去”Fモデル”の所有歴あり」の方は、厳しい評価をする方も多いのではと感じました。

やはりもともとのベース車が「レクサスが最も厳しい時期に設計された」かつ「設計が古い」ということに尽きます。
セカンドカー/複数所有の方だと「希少なV8エンジン搭載車」ということで割り切れる部分と思いますが、「2022年〜2023年に購入できる新車」の「1000万円級」と考えると「うーん・・・」というのが正直なところです。



■スカッフプレート(特別仕様車専用)

まずはドアオープン後に目につく足元のスカッフプレート。
お出迎えするのは”F SPORT Performance”専用ロゴ。フェンダーエンブレムと同様、微妙なデザイン違いですがコレは嬉しい点ですね!
ディーラーオプションで準備されている「スカッフイルミネーション」に換装する方も多そう。

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■ドアカーテシランプ(IS共通)

現行レクサス唯一?の「電球式」カーテシランプ。
兄弟車のRCはすでにLEDに換装されていますがISはそのままで、なぜかアップデートされません・・・

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■フットランプ(IS共通)

事前に説明書でわかっていたことですが、現行レクサスモデルで数少ない(IS/RC/RCFのみ)の「電球式」を継続使用です。
LEDと違いオン/オフのみで照度調整ができないため、走行時には「消灯」するという・・・(涙)
これぐらいなんとかならないものでしょうか?夜間の足元の視認性にも影響しますし・・・

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■インテリアパネル(特別仕様車専用)

特別仕様車専用の「アッシュ(オープンフィニッシュ/ベンガラ)」は、新設定のインテリアパネルですが、杢目の色がしっかりわかるのでなかなか渋く、ちょっと好みがわかれるなぁ・・・と正直感じました。
私的には、その隣に隣接する「ドアトリム」(L-tex)と色も、柄もあまりマッチしていないのが気になりました。

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■フロントドアトリム(IS500専用)

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ウルトラスエードですが、使用部位はアームレスト部分のみとなっており、ドアトリムには使用されていないことに驚きました!
また、フロントドアトリムの「L字エンボス加工」もありません
これにより、ドアトリムの分割線の意味がよくわからなくなっています(エンボス加工もなし、素材も同じなのになぜここに分割線が?)

なお、ISで数少ない照明のうち「インナードアハンドルイルミネーション」は健在ですが、点灯しているかどうかわからないぐらいの控えめさは健在です。

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ちなみに、2022年モデルで設定されていた「モードブラックS」(北米仕様のIS500ローンチエディションも同じ)のドアトリムはこちら。

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「グレー」の部分がウルトラスエードですので、今回の「IS500 特別仕様車」ではウルトラスエードの面積が大幅に減少しているのがわかります。(L字エンボスは「モードブラックS」でも使用されていません)
この場合、ドアトリムにL字のエンボスが採用されていなくても、一部ウルトラスエードが採用されていますので、分割線も違和感がありません。


■ステアリング(特別仕様車専用)

特別仕様車専用の「アッシュ(オープンフィニッシュ/ベンガラ)」を使用しており、高品質感があります。杢目がはっきりしているので、パワーウィンドウスイッチパネル同様、好みが分かれそうです。
ステアリングスイッチ自体は2014年に発売された「NX/RC」で採用されたものをそのまま使用。
「パドルシフト」も通常モデルと同じということで、「Fモデル」で使用されている大型のパドルシフトは不採用です。

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■シフトノブ、サイドパネル(IS500専用)

どちらも「ウルトラスエード」を使用して、差別化を図っています。特にサイドパネルのウルトラスエードは高品質感が感じられ、この点は非常に良いところ。
シフトノブですが、中央部分は、プラ感の残る仕上げで残念。レクサスGS等に使用されている、質感が1ランク上の「金属調塗装」ではありませんでした。
それにしても、オーディオパネル下部は「マークレビンソン」を装着しているのでクオリティ高い仕上げですね!
IS500購入する方で少しでも内装のクオリティを上げたい方はマクレビ装着は必須です。


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別角度から、「First Edition」のバッジが見えますね。ベンガラ柄なのも良いですね。
センターコンソールパネル部分は2014年に発売された「RC/RCF」を踏襲していますので、もう8年間もデザインが変更されていません。

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■メーターフード(特別仕様車専用)

「ウルトラスエード」とブラウンステッチがあしらわれています。
フロントガラスへの映り込みも最小限ですし、何よりクオリティ高くていいですね!

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■エアコントリム(IS共通)

2023年モデルから、エアコン吹出口が「ダークシルバー」に変更され、スポーティ感をアップさせています。
質感が高く見えるかどうかというとなかなか微妙なところです。

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左右部分の丸形レジスターも「ダークシルバー」に変更されています。
周辺の「ブラウン」のステッチはいい感じでしたね。

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■スピードメーター(IS500共通)

メーターデザインは「RCF/GSF」に近い形になって「IS300/350/300h」とは差別化が行われています。
暖気の具合により、最高回転数(レッドゾーン)が可変する仕組みになっています。

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■センターアームレスト(特別仕様車専用)

高品質な「ウルトラスエード」仕様でブラウンステッチを組み合わせており、質感が向上しています。

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■IS500 特別仕様車専用プレート

本杢素材を使用したプレート。シリアルナンバーは入っていませんがヒーターコントロールパネルの中央にきれいに設置されています。

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■マークレビンソンプレミアムサラウンドサウンドシステム(IS共通)

IS/RCのマクレビで嬉しいのはこのかっこいいオーディオパネルと高品質なアルミ製ホワイトノブ。
これだけで質感が「グッ」と向上しますので、IS500でもぜひ装着したいところ。ただ、RCと異なり、スピーカーグリルの変更は今回もありませんでした。
他のレクサス車も全部このパネルを使用してくれればいいんですけどねぇ・・・

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■フロントシート(特別仕様車専用)

さて、注目のフロントシート。「ブラウンパーフォレーション」がどんなものなのか?期待感があったのですが、当方はかなり「ガッカリ」しました。
見た目は、ほぼブラック。

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最初見たとき、どこに「ブラウン」が使用されているのかわかりませんでした・・・
実は、シートの「座面」と「土手」の間に挟まれた細い部分、ここのみに「ブラウン」のパーフォレーションを採用。シートや背中のメイン部分のパーフォレーションは「ブラック」なんです。

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少し離れてみると、「ブラウン」のパーフォレーションの存在感はほとんど感じられません。
今までのレクサス車のカラードパーフォレーションは結構目立つ存在だったので、予想していたものとだいぶ異なりました。
もっとも「ブラックの方がいい」という方もいらっしゃると思いますが、いや、それは「標準仕様」で達成できるので・・・もう少し差別化すべきなのではと思いました。

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シート背中メイン部分。どこに「ブラウン」のパーフォレーションが使用されているかわかるでしょうか?

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■ルームランプ(IS共通)

今回の改良のトピックスの1つである、「カップホルダーLED」が確認できました!
ISが発売してから9年経過してようやくユーザーの声が反映されました。
画像の通り、ランプ部分の前方のスリット内に白色のLEDがインストールされています。(日中は確認出来ません)
イグニッションONで点灯する仕組みになっていました。

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■ルーフ/ピラー/バイザー素材(IS共通)

もしかしたら「IS500」は高品質なファブリック(ベレーザ)が使用されているかと期待したのですが、一般的なファブリック素材が使用されていました。
(NXやUX等と同じ)
こういった点も、地味に「ISF、RCF、GSF」オーナーの方は気になると思います。手触りや見た目が結構違いますので・・・

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■リヤドアトリム(特別仕様車専用)

シンプルな構造ですが、ベンガラのインテリアパネルが主張しています。フロント同様、ドアトリムにはウルトラスエードが使用されていません。
マークレビンソンを装着してもスピーカーグリルの変更がないのは残念です。

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■後席シート(特別仕様車専用)

後席がしっかり乗車できるのは実用性を確保した「IS」の利点です。
後席もウルトラスエードがメイン部分に使用されていますが、「ブラウン」のパーフォレーションは確認できませんでした。フロントのみかな?
「ブラウンステッチ」もあまり目立たいので、全体的には「ブラック」のインテリアなので、標準仕様との差が小さいのが気になるところです。

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ちなみに、「モードブラックS」のリヤシートはこちら。
コチラのほうが、「特別仕様車感」があるように思いませんか?

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特に質感が悪い所もありませんが、後席側に「USB端子」がないのは、設計の古さゆえ仕方ないですね。
2ドアクーペではないので、せめて電源が供給できる「アクセサリーソケット」ぐらいはほしいところですが・・・ディーラーオプションで後付の充電設備のサポートがほしいところです。
2013年、ISがデビューしたときは今と異なりスマートフォンやタブレットなどの電子機器の仕様はまだ一般的とまではいえませんでしたが、今は事情がことなりますからね。

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■トランクルーム(ISガソリン車共通)

トランクルームはIS300、IS350と共通のサイズです。ランプは「電球式」なのでかなり暗く、換装は必須。
パワートランクリッド(電動)やハンズフリーパワートランクリッドは採用されていません。
ハイパフォーマンスセダンでもトランクルームの電動化は珍しくないので、そういう意味でも「IS500」の価格帯では不満が残るかもしれません。

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■ハイマウントストップランプ(IS共通)

先日コメントで初めて気づいたのですが、ハイマウントストップランプは新型ISでは「LED12灯」になっていたんですね!
IS500でもLEDに12灯式を継続採用していました。
チラチと見える「マークレビンソン」のバッヂもなかなか素敵ですよね。

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さて、ざっと特別仕様車”F SPORT Performance First Edition” をチェックしてまいりました。
すでにお気づきの方も多いと思いますが、実はこの「IS500 特別仕様車」は、モードブラックシリーズと比べ、コスト的にはお買い得仕様にはなっていません
内装のカラーももう少し差別化されているのかな・・・と思ったのですが、「ほぼブラック」ですので、標準車との違いがインテリアパネルぐらいなのではと感じました。

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なお、もともと「IS500」は基本装備が充実しているので、標準仕様+50万円という価格は、「ちょうどよい」具合です。(割高でも割安でもない)
そのため、「Mode Black」シリーズと共通のBBS製鍛造ホイールが好みではない場合は、「標準」仕様を選択すべきと思います。
IS500特別仕様車は納車が早い部分が、価格に織り込まれている・・・と考えても良いかもしれません。

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一方、同時発表の”F SPORT Mode Black3”は、間違いなくお得な仕様で、BBS製ホイールに加え、3眼LEDヘッドライト、シートの機能アップ、ウルトラスエード化、本杢インテリアパネル等、これで50万円高はまさにバーゲンプライス


どうしても「IS500が欲しい」方は、当選するかどうかわからない「特別仕様車」にエントリーするより、「標準仕様」をいち早く契約するほうが確実とも言えます
標準車は「グレーステッチ」に「オレンジキャリパーあり」ですし、ENKEI製ホイールもなかなかかっこよく、サテンクロムのインテリアパネルも質感は十分です。また、価格も「50万円」安価になっています。IS500の場合、「モードブラックシリーズ」と異なり、装備自体は「標準車」と「特別仕様車」との違いはありませんので・・・
(ただし、販売店によっては、同時注文を受付しない場合や、制限を設けている場合もあるかもしれませんので要確認を!)

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なお、東京・日比谷の他、名古屋ミッドランドスクエアにも「IS500」が展示中のようです。
ただ、こちらは特別仕様車ではないようです。(ホイールがなぜBBS製鍛造ホイールなのが謎ですが・・・ENKEI製ホイールが見たいところ)

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https://lexus.jp/dealership/lexus_gallery/midland_square/


2022年07月28日

レクサス IS500 日本発表間近!(7/21)しかし注意点も!

さて、新型「クラウン・クロスオーバー」で大盛りあがりの3連休でしたが、すでにSNS上ではご契約されたとの話も多数!
ただ、個人的に気になるのは、ご契約された方は「ブロガーやYouTuber、自動車愛好家」など、「複数所有」を前提とした方が目立つように思います。
多くのユーザーは「3年〜5年に1台程度」の頻度でクルマを買い換えると思いますので、そういった方々がこの「クラウン・クロスオーバー」を選択されるかどうか、それが今後のクラウン群の発売や改良にも大きく影響があると感じます。

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さて、嬉しいことに愛知県の「トヨタ会館」(博物館ではない)にも展示されたとのことですので、お近くの方はぜひチェックされて、従来の価値観をもつ「クラウン」ではなく、「クラウン・クロスオーバー」という派生車種として新たな価値観で見ていただくのがよろしいかと思います。
展示されているのは、上級グレードの「RS」のようですね。




ちなみに、私的には、1台しか所有できず「メインカー」と考えると今回のクラウン・クロスオーバーは残念ながら「なし」。
皆さんそれぞれのこだわりポイントがあると思いますが、私の場合は内装に関しては優先度合いが高いので、600万〜700万もの大金を支払うのであれば内装には妥協したくありません。従来の「高級車」としての価値観とは別の表現を目指したとしても、もう少し「おっ、さすがはクラウンだね!」というような質感であって欲しかったですね。別に「木目(調)や皮革の使用」にこだわっているわけではなく、もう少し質感の高い樹脂パーツの採用やシボ、表面仕上の工夫、整形色の調整などまだまだできることは多いのではと感じます。

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でも「セカンドカー」としてであれば、世界初の「2.4Lターボハイブリッド+eAXle」はぜひ体験してみたいので「アリ」です。(内装の豪華さや所有感はメインカーで満たせれば良いためです)
試乗車が配備され、新世代の走りの凄さを体験すると、内装の質感が気にならなくなる、というほどの仕上がりをぜひ期待したいものです。

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さて、新型クラウンの次は、ついに日本登場が示唆された、レクサスのFRセダン「IS」の ハイパフォーマンスモデル「IS500」!
レクサス公式Twitterでも、2022年7月21日に、日本仕様が発表されることがアナウンスされています。
例の通り、13:30から発表、14:00頃にはニュースリリースや公式webサイトが更新されるものと推測されます。





「IS500」に関しては、2021年3月に北米市場で発表されましたが、残念ながら日本市場には投入されず、ハイパフォーマンスモデルとしての投入が望まれていましたが、ついに日本市場にも「IS500 F SPORTS Perfomance」として投入!

すでに販売店にも情報が降りているようで、7月21日の日本導入発表とともに「500台限定」の「1st-EDITION」が設定されるようです。
(抽選受付は8月下旬からを予定、9月下旬当選発表)

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(※北米レクサス IS500ニュースリリース より)


とはいえ、この「1st-EDITION」は、通常モデルと異なり、ものすごく差別化が図られているわけではなく、以下のアイテムが通常仕様の「IS500」とは異なる程度で、実質的にはいちはやく「IS500を購入したい方」に向けた仕様と考えれます。
おおむね、すでに北米市場に投入された「ローンチエディション」とほぼ同様の仕様と考えられます。

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(※北米レクサス IS500ニュースリリース より)


以下は推測される日本市場版「1st-EDITION」の専用アイテムです(すべて推測です)

・BBS製 19インチ鍛造アルミホイール[7本スポーク]
・ブラック塗装ブレーキキャリパー

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・ウルトラスエードシート[ブラウン?]

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・特別仕様車専用オーナメントパネル(ステアリング&パワーウィンドウスイッチパネル)[シルバーアッシュ?]

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・特別仕様車専用プレート

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・特別仕様車専用スピードメーター演出

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※上記各装備は、北米レクサス IS500ニュースリリース より)


当方は過去に「IS F」および「RC F」の所有経験がありますので、今回の「IS500」も気になるところではありますが、以下の点は注意です。
現状では、昨今の新型車が手に入りにくい状態やリセールバリューの高騰により、本来の実力以上の評価をされているように思います


・エンジンは「LC500」とは異なる
  →RCFと同系と推測され、LC500の排気バルブシステムは非装備と思われる。

・トランスミッションは「LC500」の10速ATとは異なる。
  →「D」レンジの変速はRCFと同様、速くはないと思われます。(速いのは「M」レンジのみ)

・ブレンボやザックスといったブランド品の装着はなし
  →ここは「F」との差別化

・インテリアやスポーツシートは「IS F SPORT」と同じ
  →ここは「F」との差別化。

・カーボンパーツはなし
  →ここは「F」との差別化

・サーキット走行を想定した専用装備なし
 →ここは「F」との差別化

・インテリアの構造は古いまま
 →2021年に大規模な改良を受けましたが、「2014年発売のRC」とほぼ同じといえます。(電動Pは装備済)


・・・というように、「IS500」は、「F系」ではなく、「IS300、IS350」の延長といえます。
ネーミングが指すように「F SPORT Performance」ですので、ベースは「F SPORT」であり、それのパフォーマンスを上げた仕様であり、専用デバイスを備え、日常生活からそのままサーキットにいって帰ってくることができる「IS F」とも「RC F」、「GS F」ともクルマの方向性自体が異なるものと思われます。
一部メディアでは「IS Fの再来」との声も聞かれていますが、ISF/RCF/GSF主査の矢口幸彦氏(当時)がこのモデルを知ったらどのようにコメントされるのでしょうか、興味深いです。

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なお、「IS F」や「GS F」が残念ながら消滅し、「RCF」もデビューから8年が経過し、今後の大幅な改良が見込めないのも、結局「売れなかったから」に他なりません
上記「F」モデルのリセールバリューも残念ながら高いとは言えません。
一方、現行ISは継続的な人気が続いており、リセールバリューは高額のようですが、従来のV8エンジン搭載車においては厳しい状態でした。
維持費(自動車税:年額88,000円、下道燃費:6km/L前後、高速道路燃費11km/L程度など、維持費も結構かかります

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今回「IS500」にエントリーされる方は、しっかりそういった点を踏まえてエントリーされるのがよろしいと思います。(いくらV8モデルが希少とはいえ、3年後のリセールバリューは50〜55%程度、良くても60%程度を覚悟しておいたほうが良いかと・・・)

フェアレディZもそうですが、「投機目的」(転売等)と思われる方の予約購入が散見されるので、本当に「IS500」がほしい、という方にぜひ行き渡ってほしいですね。

初回の「500台」はおそらく完売するとは思いますが、その後の「通常モデル」がどれだけ需要があるのか・・・もしかすると「限定モデル」の方が街なかでよく見かけるようになるのでは・・・?と要らぬ心配をしてしまいます。
せっかく「IS500」を投入するのは嬉しい反面、2〜3年後にモデル廃止となり消滅・・・ということにならないよう、電動化自体の中、「熟成」を続けてほしいものです。(と、まだ正式発表もされていないのに余計な心配をしてしまいました)


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2021年09月18日

新型レクサスIS 特別仕様車「Mode Glitter」&「Mode Black S」実車チェック!

2021年9月9日に発表となりました、2種類のレクサスIS「特別仕様車」の実車を見てまいりました。レクサスインターナショナルギャラリー青山に展示されています。

「F SPORT Mode Black S」(モードブラックS)
「F SPORT Mode Glitter」(モードグリッター)

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https://lexus.jp/dealership/lexus_gallery/aoyama/


遠方の方は、動画を撮影してまいりましたのでご参考になれば幸いです

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【YouTube動画】新型レクサスIS特別仕様車「Mode Black S」(モードブラックS)見てきました!




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【YouTube動画】新型レクサスIS特別仕様車「Mode Glitter」(モードグリッター)見てきました!




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まずは、今回も人気が予想される「Mode Black S
これは、大人気だった特別仕様車「F SPORT Mode Black(モードブラック)」を更に魅力的にしたモデルですが、インテリアパネルからは「アッシュ(オープンフィニッシュ/銀墨)」を廃止し、通常モデルのアルミパネルに換装。また、シートはブラックまたはフレアレッドの本革を選択できましたが、これを合成皮革の「L-texシート+ウルトラスエード生地」へ置き換えされているなどの違いがあります。

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外観の変更点で目立つのは、「モードブラック」にはなかった、「ブラックステンレス」のウィンドウモール。
特に濃色系のボディカラーにマッチし、人気の「ソニッククロム」との組み合わせはバッチリ!

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最大の特徴の「BBS製19インチ鍛造ホイール マットブラック塗装」は、見慣れた感もありますが、デザインと実用性を兼ね備え、やはりかっこいい!

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しかしなんといっても魅力なのはアルカンターラ近似素材の「ウルトラスエードレジスタードマーク」を使用したインテリア。
ドアトリムとセンターコンソール(センターアームレスト)にグレーのウルトラスエードが使用されているので、手触りがよく、(Twitterでもコメントいただきましたが)、「20系ISの”versionS”の再来!」という感じで、2013年以降続く30系ISの内装の質感不足をカバーする仕上げになっていると感じました。

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ファブリック系にも関わらず、LCと同様にしっかり「シートヒーター」や「シートベンチレーション」機能もついていますし、なによりも「滑りにくい」というのは大きなポイント。

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しかし、アルカンターラやウルトラスエードはしっかりお手入れをしないと、汚れや汗を吸収してしまいますので、ケアが必要です。
本革のクリーナーと同様、ファブリック系の専用クリーナーもありますので、要チェックです!
(当方もレクサスLCのドアトリムやルーフの「アルカンターラ」のケアに使用しています)


▼楽天 マイクロファイバーケアキット





質素になりがちな後席についても、効果的に「ウルトラスエード」が使用されているので雰囲気がだいぶ変わりますね。

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さて、もう1つの特別仕様車「F SPORT Mode Glitter(モードグリッター)」は、よくあるレクサス車のモデル末期に登場する「ブラックエディション」的な仕上げで、無難な作りではありますが、「モードブラックS」のようなスポーティさを強調したモデルではないため、さりげない変化を求める方にはちょうど良いと思います。

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最大の特徴は「ブラックスパッタリング塗装」されたF SPORT用ホイール。

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「モードブラックS」と同様、ドアミラー全体もブラック塗装でスポーティに。
ドアミラーカバーは部品交換で比較的簡単に換装できますが、ドアミラーの根元部分の交換は難易度が高いですよね。

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「モードブラックS」と同様、ウィンドウモールもブラックステンレスに。
前述のホイールとのカラーもバッチリマッチするんですよね。

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インテリアには、フレアレッドの差し色が入り、シートヒーター、シートベンチレーションも備えていますし、L-texシート自体の質感も本革との違いはあるものの、十分な質感を保っています。反面、リヤシートはあまり代わり映えがないのが残念・・・

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「モードブラックS」では不採用となった、インテリアパネルの「アッシュ(オープンフィニッシュ/銀墨)」を採用しているのも特徴。

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今となっては旧意匠のステアリングですが、黒杢目の質感は非常に高いです。

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注意点は、「モードブラックS」と異なり、ヘッドランプは「3眼フルLEDヘッドランプ」ではないということです。
価格的に「モードグリッター」は「モードブラックS」より20万円程度安く設定されていますが、「3眼フルLEDヘッドランプ」を考慮すると、実質的な価格差は「12.3万円程度」となります。

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新型ISの納車状況も非常に長期化しているとのことですが、特別仕様車をご検討中の方はぜひ「実車チェック」または動画での質感確認をおすすめします。

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2021年09月16日

レクサス新型「IS」特別仕様車カタログ&年次改良(My2022)での注目点は?

2021年9月9日に、レクサスの主力FRセダン「IS」が初の年次改良、および特別仕様車第2弾・第3弾となる”F SPORT Mode Black S" および "F SPORT Mode Glitter"を発表しました。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35891221.html

なお、レクサスではこのあと、フラッグシップのレクサス「LC」および「LS」の年次改良が実施され、2022年モデルがすべて出揃う予定。
昨今の話題のとおり、減産体制で今後の納期は厳しい模様です。(なお、モデル終焉が噂されるレクサスCT[CT200h]、フルモデルチェンジが近い「LX」に関しては、年次改良の予定がない模様)

【追記】早速、実車の展示車両をチェック(”F SPORT Mode Black S")してきました!
よろしければ閲覧いただければと思います。

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【YouTube動画】新型レクサスIS特別仕様車「Mode Black S」(モードブラックS」)見てきました!



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■特別仕様車 ”F SPORT Mode Black S" カタログ

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特別仕様車の目玉装備「BBS製鍛造ホイール(マットブラック)」と、ウルトラスエードをふんだんに使用した新シートが取り上げられています。

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事前予想通り、北米で先行発表された「IS500 ローンチエディション」の内装とほぼ同様でしたね!
(アッシュ製のオーナメントパネル/ステアリングは除く)
「ドアトリム」と、「センターコンソールボックス上部」が”ウルトラスエードレジスタードマーク”になっているので、通常車や、初代特別仕様車”はF SPORT Mode Black"より上質さが増しています。

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スピードメーターの起動時には、専用のオープニング演出があるのがいいですね!

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特別仕様装備もわかりやすく記載されています。
BBS製の19インチ鍛造アルミホイールと、専用のウルトラスエードシート&内装に加え、「シートヒーター&ベンチレーション&運転席パワーイージーアクセスシステム」、「後席SRSサイドエアバック」、「シートポジション&ドアミラーメモリー」など、メーカーオプションの「本革シートセット」(約291,500円 ※2022年モデルから約22,000円値上がりしています)を装備した場合と同等の追加装備が加わっています。


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特別装備で、地味に嬉しいのがウィンドウモールが「ブラックステンレス」になっていることでしょうか?
これは好みがわかれますが、ブラック仕様は「特別仕様車」っぽさがあり、特にIS500はウィンドウモール後部の面積が立体的かつ面積が広いのでひときわ高品質感が際立ちそうです。

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また、人気オプションの「3眼LEDヘッドランプ」(約77,000円)も装着されています。
これだけの追加装備内容で、通常のカタログモデル「+50万円」というのは、お買い得過ぎます。
2022年モデルからハイブリッド車の「IS300h」でも特別仕様車の選択が可能となりましたので、”F SPORT”を選択される方はまずこの特別仕様車を候補に入れるべきかと思います。

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なお、特別仕様車については以下で「見積内容」(イメージ)も含め記事化していますのでよろしければご参照ください。

▼レクサス新型IS 新特別仕様車「F SPORT Mode Black S 」(2022)見積り例!(2021/7/22)
http://www.namaxchang.com/article/482576716.html

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■特別仕様車 ”F SPORT Mode Glitter " カタログ

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さて、もう一つの特別仕様車 ”F SPORT Mode Glitter" は、初代特別仕様車”F SPORT Mode Black"に装着されていた、「アッシュ(オープンフィニッシュ/銀墨)」のステアリングとパワーウィンドウスイッチのオーナメントパネルを装備し、F SPORTのホイールをきらびやかな「ブラックスパッタリング加工」し、合成皮革の「L-texシート」には、フレアレッドのワンポイントアクセントを取り入れたもの。これに人気装備の「シートヒーター&ベンチレーション&運転席パワーイージーアクセスシステム」、「後席SRSサイドエアバック」、「シートポジション&ドアミラーメモリー」など、メーカーオプションの「本革シートセット」(約291,500円 ※2022年モデルから約22,000円値上がりしています)を装備した場合と同等の追加装備が加わっています。

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こちらはエレガントな女性をドライバーにフィーチャーし、ブラックとシルバーを調和した仕上がりになっており、一般的な「特別仕様車」に見られる特別仕様となっています。

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イメージカラーも「ホワイトノーヴァガラスフレーク」となっています。

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追加される特別装備を見ると、通常モデルから「+30万円」という価格は正直なところ、「”F SPORT Mode Black S」のお買い得感と比べると、微妙な感じです。
気をつけたいのは「Mode Black S」では特別装備として追加されている「3眼フルLEDヘッドランプ」を(約77,000円)装着していないことです。「Mode Black S」との価格差は「20万円」ですが、3眼フルLEDヘッドランプは多くの方が装備されるでしょうから、そうなると価格差はわずか「123,000円」となってしまいます。この差で「BBS製鍛造アルミホイール」や「ウルトラスエード内装」が加わるのは相当な差があると感じます。

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ドアミラーの下部が「ブラック」、ウィンドウモールが「ブラックステンレス」になるのは”F SPORT Mode Black S"と同様です。
これに「3眼フルLEDヘッドランプ」も加わっていればおすすめできる特別仕様車になるのですが・・・

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ということで特別仕様車に関しての当方の総評は以下のとおりです


■”F SPORT Mode Black S"

 F SPORTベース車に「+50万円」は引き続き驚異的なお買い得度!特に「ウルトラスエード」採用で、「ブラック×グレー」の2トーン仕上げで、車内クオリティは1ランク向上すると思われます。(ドアトリムや後席にも使用されるのがなにげにGood!
 ただし、「フレアレッド」内装が選べないのは残念。(レッドのウルトラスエードを使用したバージョンがあれば最高でしたね・・・いずれ登場しそう?)

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■”F SPORT Mode Glitter”

「本革シート」のメーカーオプション価格と同等で、特別装備が装着されると考えれば魅力はあるものの、やはり「本革」と「L-tex」の相違点はあるため、特別装備の「アッシュ(オープンフィニッシュ/銀墨)」、ブラックスパッタリング加工されたホイールにどれだけ価値を見いだせるかどうかと思います。一般的な特別仕様車の範疇とかんがえれば良いでしょう。

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さて、最後にレクサスIS 2022年モデルの年次改良内容について。

■全車「レーントレーシングアシスト[LTA]」の制御見直し

■IS300/350で新ブレーキペダル&シリンダー採用によるブレーキフィーリングの改善

■IS300h全車に「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)が追加【44,000円】

■”F SPORT”の「本革シートセット」 が約22,000円値上がり【291,000円】

■”F SPORT”に「リヤスポイラーレス」(▲23,100円のレスオプション)

※その他のレクサス車のようにUSB端子の「TypeC」への換装は行われていません。(充電用USBがないため)

なお、注意点としては、「アクセサリーコンセント」を装着すると、ラゲージルームが「嵩上げ」されて、容量が減少します。かなり容量が減少するようで、ゴルフバックの2個収納が不可能となりますので要注意です。詳しくは販売店で確認ください。
カタログにも記載されていますが、こんなスペースを使うものなのですかね?
(また、"version.L"において、「アクセサリーコンセント」と「マークレビンソン」との同時装着時にはリヤウィンドウサンシェードは「非装備」となります。価格も「▲23,100円」減少)

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また、2022年モデルのISでは、「ディーラオプション」でも変更が見られます。
新型車発表時に設定されていた「ハブボルトキャップ」(6,600円)が廃止
結構装着されていらっしゃった方、多いのではないでしょうか?

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どうやら「外れやすい」とのことで、廃止されたようです・・・よほどクレームが大きかったのでしょうか?

代わりに、ボルト自体を見栄えの良いものに換装するタイプのハブボルトが登場!
意匠もかっこいいですが、これでは、小林主査が新型車発売時にメリットとしていたボルト自体の軽量化には逆行することになっているのでは・・・(スポーツ走行をされる方以外にはあまり関係ないのかもしれませんが)

▼ハブボルト(ブラックフィニッシュ)
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▼ハブボルト(シルバーフィニッシュ)
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*詳しくはディーラオプションカタログで確認ください。

https://lexus.jp/models/is/


実は、新型ISに関しては、年次改良前の「2021年モデル」がまだ納車になっていない方も多数いらっしゃる状態。
そのため今回の改良内容はごく僅かになったものと考えられます。

昨今の減産報道などの外部要因はありますが、RCへの新色「チタニウムカーバイドグレー」の導入もあり、日本においても「IS」の高性能バージョンの投入が検討され始めた可能性もありそうです。
2022年もSUVや電動車の話題が中心となりそうですが、古典的な内燃機関モデルも一方で魅力を増すことになりそうです。

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2021年05月05日

販売絶好調!新型レクサスIS 2021年3月「一番売れたレクサス」に!

新型レクサスISの販売の勢いが止まりません。

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なんと、2021年2月に続き、2021年3月も新型レクサスISのうち「IS300h」が単月で「915台」の販売(登録)を果たし、レクサスの3月販売台数「5857台のうち、最も販売数が多いクルマとなりました。

これまで、新車販売から3ヶ月程度のスタートダッシュ期間を除外すれば、単月での最販売車種は「UX250h」、「RX300/RX450h」、「NX300/NX300h」もしくは「ES300h」に限られていましたが、2021年2月は「IS300h」が「715台」、3月は同じくIS300hが「915台」と2ヶ月連続でレクサス車で最も販売された車種となりました。

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*自販連、CG誌等のデータを元に当方集計

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IS300hのみならず、直4ターボエンジンモデルの「IS300」も「418台」を登録、これは「IS200t」の時代から含め、単月では最も多い販売台数です。
IS300 F SPORT ”ModeBlack"という人気限定車の影響も大きいとは思いますが、マイナーチェンジモデルでありながら人気爆発、といえます。

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希少な3.5L自然吸気エンジンを搭載する「IS350」も同様、「78台」を登録。これも30系ISでは過去最高の台数の模様。

IS全体でも2021年3月は「1,411台」を登録。なんと3ヶ月連続で「月販1,000台」を超えています!
2021年3月はレクサス車のうち約「25%」をISシリーズが占め、近年、レクサスといえば「SUV」といっても過言ではない販売状況の中、ISの存在感が際立っています。2021年3月は、新型ISにとって記録尽くめの月であったといえるでしょう。

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レクサスISは「選択と集中」により限られた開発コストで限りなくフルモデルチェンジに近い2度目のマイナーチェンジを敢行。
内装に関しては価格の割にチープな点も見受けられ、当初はある程度妥協した「延命措置」でのマイナーチェンジと見られていましたが、とにかくかっこいい外観デザインと、先進予防安全装備の大幅なアップデートやナビゲーションシステムの刷新、熱望されていた電動パーキングブレーキ/ブレーキホールドの採用、足回りの軽量化やホイールのボルト締結、大幅なボディ剛性強化など、見えない部分の改良にこだわってFRスポーツセダンとしての本質を追求した改良により、SUVモデル全盛の中、多くのファンを得たことが販売台数からも明らかとなりました。


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残念ながら、現在レクサスISはオーダーストップとなっており、今秋に予定されている2022年モデルの登場を待つしかありませんが、30系IS「中期モデル」が一度もなし得なかった「月販1000台」を3ヶ月連続で記録するなど、ユーザーに寄り添った魅力ある改良が行われた場合、しっかりと販売につながることが証明されたのは喜ばしいことですし、「FRセダン」がまだまだ需要があることを示したといえるのではないでしょうか。

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2021年04月17日

新型レクサスIS サプライズの納車式にお邪魔しました!

4月最初の大安の日、新型レクサスIS(IS300 F SPORT)の納車式にお邪魔させていただきました。
ご縁があり、これで3度目の「IS」納車式立ち会いとなりますが、レクサスの納車式の立ち会いは自分のことのように嬉しくなりますね。

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各販売店舗での演出やおもてなしも様々でこういったところも魅力の一つと言えます。

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過去の納車レポートはこちら! 店舗により様々なスタイルがあります。

■レクサス新型「IS300 特別仕様車」納車式にお邪魔しました!(2020/11/23)
http://www.namaxchang.com/article/478638741.html


■新型レクサスIS300h 納車式にお邪魔しました!
http://www.namaxchang.com/article/480295684.html



まずは納車式!まだ改装前の店舗ですが、スタッフ勢揃いのアットホームな雰囲気でした。
音響とともにセレモニーが始まり、店長(ゼネラルマネージャー)から、巨大カードキーの進呈から始まります。


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特注の巨大カードキー!(笑)

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このあとは、サプライズの特別イベントが・・・(割愛)
そして、スタッフ勢揃いでの記念撮影が行われました。

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実はこの日お二人はご入籍!!(驚!)
店舗からもサプライズプレゼントが準備されていました。(この他にもあり)

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入籍と、レクサス新車納車、なんて幸せな!

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このあとは、他社からの乗り換えということで1時間程度非常に丁寧な車両説明が。車両標準装備のみならず、メーカーオプションやディーラーオプションで追加された装備に関しても丁寧に説明されており、これもレクサスの丁寧なおもてなしのひとつと感じました。

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今回納車の車両は「IS300」。”F SPORT”専用ホイールもかっこいいですね。そして私が見たところ装着率100%のオレンジキャリパーもあいかわらず素敵。ディーラーオプションの「ホイールボルトキャップ」も皆さん装着されてるんですね。

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新旧車両を並べてのスペシャルショットも実現!(微妙に内側を向いているのもポイント、これもこの店舗ならではのサービスのようです)

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約2時間に亘る納車式が終了、オーナー様はIS300のエンジンを始動させ、出発されました。
いや、ほんとにかっこいいぞ新型IS!


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最後は店舗スタッフの方に勢揃いで見送りされ、お店を後にされました。
このあとご入籍手続きということで、多忙な1日をすごされたようです。
素敵なイベントに出会えたこと、私にとっても非常に想い出深い1日となりましたし、新たなライフスタイルを彩る「新型IS」とともに、新生活をスタートされ、ぜひ末永くお幸せに! (私もそろそろクルマ購入したくなる・・・!)

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2021年04月06日

レクサス「IS500」ローンチエディション発表!(北米)新内外装カラー!

北米で発売されるレクサスISの「F SPORT performance」ブランドの第1弾、「IS500」の発売を記念した、「ローンチエディション」が発表されました。
レクサスでは初となる、グレー系のソリッドカラーの専用色をまとっているのが特徴。

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https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-is-500-f-sportperformance-launch-editionis-500-performance-with-a-touch-of-distinction/


ニュースリリースによると、特徴は以下の点です。

■5.0L V8 delivers 472 hp and 395 lb.-ft. of torque
 →おなじみ、5L自然吸気V8エンジン。日本市場では最大出力は477psでしょうか。

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■Exclusive Incognito – All-new to the Lexus color palette
 →特別新カラー Incognito <インコグニト?> 今後SUVにも採用されそうなカラーですね。

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■Unique two-tone Black & Gray Ultrasuedeレジスタードマーク trimmed seats, door accents, and center console
 →専用2トーンインテリアカラー ブラック&グレー ウルトラスエード表皮(シート&センターアームレスト&ドアトリムアームレスト)

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■19-inch seven-spoke forged alloy Matte Black BBSレジスタードマーク wheels
 →特別仕様車でおなじみのマットブラック塗装の「BBS製鍛造ホイール」

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■Unique serialized Launch Edition badge included
 →500台限定、シリアルナンバー入りローンチエディションバッヂ。さりげなくシートベンチレーション(送風)機能がついていることも確認できます。

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もう少し詳細に見ていくと、今回のIS500 ローンチエディション は、日本で発売された新型IS 「F SPORT Mode Black」と同様、通常モデルに加え、インテリアパネルには「アッシュ(オープンフィニッシュ/銀墨)が使用されているほか、ローンチエディション専用の「専用メーターオープニング」も採用されています。

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シートに関しては、中央のメイン部分やアームレスト部分が「グレー」のウルトラスエードとなっているようで、この2トーン具合はいいですね!
新型IS、特にブラック系はちょっと質感の面で不満があるとの声もあるようですから、このような新素材を使用するのは今後のバリエーション展開にも期待がかかります。なお、レクサスでウルトラスエードが使用されるのは、「LS」に続き、2モデル目です。

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残念ながらシフトレバーは通常モデルとは変更ありませんが、ウルトラスエードシート表皮にもかかわらず、シートベンチレーション(送風)機能がそなわっているのは嬉しいところ。マークレビンソンオーディオが標準かどうかは不明です。

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新ボディカラー「 Incognito」は、ポルシェなどのハイパフォーマンスカーでみかけますし、日本でもSUVモデルに使用されているような明るいソリッドグレーでしょうか。
太陽光での色の変化にも注目。レクサスでは初の完全新カラーですので、今後「F SPORT Performance」のイメージカラーになるのでしょうか?

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さて、レクサス「IS500」、日本での発売の話はまったく聞こえてきませんが、日本では未だに長い納期待ちが続きます。
この「ローンチエディション」で使用されているパーツをみてもそれほど特殊なものはありませんので、需要さえあえば、日本での発売もまったく可能性がないわけではなさそうですが・・・

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2021年04月03日

新型レクサスIS 単月販売数「1100台超」、売れ行き好調!

レクサスの新型「IS」の販売(登録)状況です。
発売以降、長期の納期待ちが発生している「新型IS」ですが、2021年1月の販売数は、2016年秋のマイナーチェンジ以後、単月で最高の販売数を記録したことが判明しました(当方調べ)

今までの最高は中期ISがマイナーチェンジ後の年明けの2017年1月に記録した「881台」でしたが、新型ISが2021年1月に記録したのは、一気に1000台を超過し、「1137台」です!
また、中期ISに比べ「IS350」の販売割合が増えているのも注目。(特別仕様車の影響もあるのでしょうね)

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新型ISのこれまでの販売状況(2021年11月〜1月)を見ても、2016年10月の中期ISマイナーチェンジモデルを常に上回る販売台数を記録していますので、今回後期ISマイナーチェンジはひとまず「成功」といえるでしょう。
この調子で、2021年2月、3月も「1000台超」であればこの人気は本物と言えますが、当面の目標「800台」をどれだけ長期間キープできるかを見守りたいところです。

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なお、特別仕様車(F SPORT”Mode Black")を除けば、発売直後の11月にご契約された方で早い方は3月下旬〜4月頃に納車を迎えるようです。
昨今の半導体不足に伴い、新型ISの納期はまだまだ解消されない見込みですので、初年度の年次改良(2021年)は行われない可能性が高そうです。

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久々の新型ISご契約者一覧です。
新型IS発売後にご契約の方についても徐々に納車時期が確定しているようですね!
当ブログに情報をいただける方の大部分が「F SPORT」系、そして特別仕様車の比率が高いのも特徴です。
ボディカラーでは、「ホワイトノーヴァガラスフレーク」が大人気ですが新色「ソニッククロム」が大健闘しているのも特筆すべきところ。

■新型IS納車情報一覧 2021/3/16ver

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↑クリックで拡大します。

2021年03月13日

新型レクサスIS300h 納車式にお邪魔しました!

昨年11月のドラヨスさんのIS納車式に続き、知人の方のレクサス 新型「IS」の納車式にお邪魔しました。

当時の記事はこちら
■レクサス新型「IS300 特別仕様車」納車式にお邪魔しました!(2021/11/23)
http://www.namaxchang.com/article/478638741.html

正式発表前の10月のご契約ということと、特別仕様車ではない「IS300h F SPORT」のため、約4ヶ月での納車。
なお、2021年2月18日から、新型ISは半導体不足等の問題もあり、受注停止、現在の納期は2021年10月以降となっています。

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プレゼンテーションルームにはすでにヴェールに包まれた新型ISが!

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まずはスタッフの方による手際のよいアンヴェールが行われました!

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ついに登場、4ヶ月待ちの新型IS300h F SPORT!いや〜!お待ちいただきましたね!

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アンヴェール後、オーナーさまご夫妻にはシャンパン(ノンアルコール)が振る舞われました。そしてスタッフの方勢揃いで乾杯!

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イケメンのIS F SPORTです!無塗装樹脂がなく、クリアブラックの各種ブラックパーツがホワイトノーヴァガラスフレークのボディカラーとマッチしていますね!かっこいい〜!!

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可変ハイビームシステムは非装備ですが、とてもかっこいい新世代のヘッドライトデザイン。新型「NX」も同系統のデザインの見込みです。

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足回りには、メーカーオプションのオレンジキャリパーを装備。
F SPORTの場合、これは必須オプションですね!(非装備だと、フロントはブラック、リヤはシルバーのキャリパに)

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インテリアは、最近選択率が低いと言われる「ホワイト」内装。ブラックのアクセントが良いですよね!

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ドアトリムはアームレスト部分のみがホワイトです。私的にはエンボス加工部分もなどもホワイトであればより良かったのですが・・・

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その他、「カップホルダープレート」(DOP)が装着されていました。少々割高ですが、黒系のインテリアに彩りをあたえます。
なお、RCと内装が共通化したたため、助手席の方もちゃんとセンターアームレストが使えるようになったのは嬉しいですね。

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足元のブレーキペダルは既報通り、新意匠に。ISとしては待望のフットレストも嬉しいですが、残念なのはフットランプの「電球」ですね。電球のため、LEDと異なり、走行中も非点灯ですから、LEDに換装したとしても走行中は減光しての点灯が行なえません。コストの選択と集中は理解できるのですが、せめてこここ(とリアウィンカー)はLED化してほしかったところ。

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少し上からのアングル。多くの方がブラックやフレアレッドの内装を選択されている中、ホワイト内装は珍しいですね!(当方も白内装派なので嬉しい!)

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このあといったんシャッターを締めて、小一時間ほど車両説明が・・・
2013年式の前期ISと2021年式の後期ISは全然違いますからね・・・説明も念入りです。

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そして都内の駐車場ではなかなか難しいですが、新旧IS 2台並べての記念撮影!これは思い出に残りますよね〜

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オーナーさんには販売店から豪華な花束も進呈されて、再度記念撮影!

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「黒×黒」のISから「白×白」のNewISへの乗り換えは珍しいかもしれませんね!

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この後、スタッフ総出で見送られたあとは(約2時間少々の豪華な納車式となりました!)
この後、食事も兼ねて大型商業施設で移動し、愛車を愛でる会に。
ISのライバル、新型BMW3シリーズとの共演です。

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太陽光の下でのホワイトノーヴァガラスフレークの「新型IS」は白さが際立って、非常にかっこいいですね・・・カクカクさがたまらん。

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きれいな景色と素敵なバックショット!

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まだまだ多くのISオーナーさんは納車待ちの状態と思いますが、オーナーさんも非常に満足されていました。特別仕様車でなくても「待つ価値ある1台」といえるのではないでしょうか?

新型Cクラスのような先進性の高さやインテリアの見栄えの変化はありませんが、質実剛健な作りと、なによりもそのスタイリングの良さは同クラスのセダンでも指折りのクルマではないでしょうか?一般道でも十分感じられる足回りの進化、そしてパフォーマンスダンパーの追加により微振動を低減し、さらにしっとりとした乗り心地が実現されます。納車待ちの方は今しばらくお待ちいただくとともに、ぜひご期待ください!

オーナー、Kさまこの度は納車誠におめでとうございました!

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2021年02月23日

ついに北米発表!5L V8「IS500」(新世代レクサスF SPORT)

2021年2月23日、ついに北米市場で発表された、レクサス「IS500」!新世代のF SPORTです。

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かねてから噂の「IS500」が現実のものとなりました。
なお、プレスリリースに「special exclusively for the North American market.」とあるように、北米専用で日本での展開は予定されていない模様。
日本での展開は今後の要望次第・・・ということでしょうか?

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【YouTube】 A New Era: The #LexusIS​ 500 | Lexus


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一番の注目はパワートレーンでした。
予告での「新世代(A New Era)」が気になるところでしたが、結局はおなじみ、「5L・V8 自然吸気エンジン」に、8速ATトランスミッションを組み合わせた仕様でした。これで3.5L V6ツインターボ+10速ATであれば新世代という感じでしたが・・・。

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エンジンは、RCF/GSFと同様の2UR-FSEと思われますが、エンジンカバーが異なるほか、カラーリングも異なります。

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外観は「IS350」からあまりかわっていませんが、若干隆起したボンネットは「IS500」の特徴です。
フェンダーも若干拡大されている模様。

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特別感ある、ブラック仕上げのウィンドウモール。

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配色を変更した新「F SPORT」(Performance)エンブレム。

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そして、19インチ鍛造ホイールはBBS製ではなく、エンケイ製を採用。複雑な形状の専用ホイールを装備。

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マフラーは「RCF」と類似の4本出しマフラーを装備。

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リヤビュー。
「F」モデルのような専用のエアロパーツやカーボンパーツは使用しておらず、あくまでも「F SPORT」仕様ということがわかります。
IS500と、ブラックの「F SPORT」ロゴが識別ポイントでしょうか。

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リアディフューザーは大型フィンをもつ専用形状であることがわかります。ウィンカーも引き続き電球を採用。

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内装に関しては、ごく僅かな変更のみ。ここは「F」モデルと大きく差が出ています。
スピードメーターの演出は専用。

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シート類やインテリアパネルにも特段専用意匠はない模様。本当に最小限の差別化だけですね。
内装カラーもブラック以外は不明です。

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シフト周りも通常モデルとの区別がつきません。
「F」モデルに採用された「TVD」は不採用。

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スカッフプレートは専用のものが使用されています(通常のF SPORTとは配色違い)

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レクサスJPのウェブサイトでは沈黙を保っていますので、当面は北米専用モデルと考えられますが、ファンの声援で国内展開もありえるかもしれません。
その場合、価格帯や既存の「F」ブランドとの棲み分けの難しさなどいくつかの課題がありそうです。

<主な特徴(推定)>

・5L V8自然吸気エンジン (0-100km加速 約4.5秒)
・8速AT(8-speed SPDS)
・専用鍛造アルミホイール(エンケイ製)
・4本出しマフラー
・専用F SPORT Performanceエンブレム
・専用ボンネット
・専用F SPORT Performanceスカッフプレート
・専用リヤディフューザー
・ダーククロムウィンドウモール
・トルセンLSD
・大口径専用2ピース ブレーキローター(フロント355mm、リヤ322mm)
・リヤ パフォーマンスダンパー追加
・重量はIS350よりも143ポンド(約65kg増)


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IS500を「F SPORTの新世代」・・・と呼ぶのであれば、やはり噂通り、今後の「F」モデルの新開発はないのかもしれませんね。
北米では2021年秋に発売、内外装カラーなど詳細を待ちたいところですね。

2021年02月21日

北米で「IS500」発売か?急遽「F SPORT」モデルをチラ見せ!

バレンタインデーに、レクサス北米から突如入ってきた1枚の写真が話題を呼んでいます。
予告なしに公式サイト(ニュースリリースサイト)に投稿されたのがこの画像。エンジンカバーに「F SPORT」のロゴ。

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https://pressroom.lexus.com/a-new-era-of-f-sport-performance-vehicles-is-coming/

ちなみに、「RCF/GSF」のエンジンカバーはこちら。見た目はロゴが違うだけ、とも言えます。

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さて、では今回のこのモデルは「一体何なのか」?というところを考察してみたいと思います。

まず、ポイントとなるのが、レクサスのティザー画像ではおそらく初の「エンジンカバー」という部分です。
これまでもフェンダーやリヤバンパーの「エンブレム」が先行公開されたことはありましたが、「エンジンカバー」というのは初めてです。
ということは、パワートレーン系を主眼としたモデルであることがわかります。

次に、クルマのボディにフォーカスしていないこということは、目新しいモデルではない(つまり新型車ではない)ということが考えられます。

最後に、「F」モデルではなく、「F SPORT」という部分です。
「Fモデル」の開発には多大なコストがかかりますので、今の時代に新規開発する可能性はかなり低いと思われます。「F SPORT」であれば、既存のモデルに部分改良して搭載が可能ですから・・・
「F SPORT」で考えられるのはやはり「IS」でしょう。北米ではご存知のとおり、IS350には「F SPORT」グレードしかありません。ここまで割り切ったグレード構成なのは「IS」のみですから、「IS=F SPORT」というイメージがかなり強まっています。

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モデル末期である「CT」や「NX」、「LX」の可能性はほぼゼロですし、「RCF」が存在するため「RC」も除かれます。既に十分なパワーを持つ「LS」や「LC」であることもないでしょう。
残すところは、レクサスで最も売れている「ES」と「RX」そして「IS」ですが、「ES」と「RX」ではカーボン柄の樹脂製エンジンカバーを装着するようなスポーツイメージは現時点ではありませんので、これも除外と考えて良さそうです。
・・・となると残るのは、いまもっとも旬なモデルである「IS」が最有力候補でしょう。

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もともと、北米では「IS500」が商標登録されていたという話題は、2020年7月に話題となっていましたから、いよいよ・・・・という感じです。(コロナ禍で開発中止と思っていましたが・・・)

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そして最も気になるのは、どんなエンジンを搭載してくるのか、ということですが、「IS500」というネーミングからは、RCF/GSFに搭載済の「5L・自然吸気V8エンジン」(2UR-FSE)と、レクサスLSに搭載済の「3.5L・V6ツインターボエンジン」(V35A-FTS)のいずれかに絞られるのはいうまでもありません。


これはさまざまな考察が考えられますが、新型レクサスISの開発主査である小林氏が苦心して軽量化を実施してきたこと、現時点では北米市場でも「RCF」や「LC500」を販売していること、ボンネット内のスペースや価格設定(60,000 ドル以内に抑えてくると考えられる)を考慮すると、「3.5L・V6ツインターボ」(V35A-FTS)を搭載してくるのではと考えます。

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さて、北米でこの新「F SPORT」搭載モデルが発売するのは確定ですが、日本市場ではどうでしょうか?現時点での日本国内の情報では当方の知る限り、以下のとおりです。

・2021年のレクサス(日本)販売予定には「IS系のニューモデル」は存在しない模様。

・「IS500」は商標出願されていることが確認できない(2021年2月15日現在)

・「F」モデルは開発自体が(おそらく)中断しているため「IS F」として発売する可能性は低い。

ということで、北米での販売が絶好調であり、「IS500」としてモデル追加されるとしても、2022年以降ではないでしょうか。
しかし、もし仮に「IS500」とすれば、素人考えでは、到底開発費がペイできるほどの販売数は確保できないように思うのですが・・・それほどまで北米市場でのニーズが高いのでしょうか。

ともあれ、コロナ禍で電動化まっしぐらであると考えられる中、まずは北米市場とはいえスポーティモデルが新設定されるというのは、ワクワクさせられますし、こんなことができるのも「トヨタ/レクサス」ならではなのでしょうね。

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2021年01月24日

北米レクサス「新型IS」のコマーシャルが非常にかっこいい!

そういえば、日本においてはレクサス「新型IS」のTVコマーシャルは放映されていないようです。(LXとESもなかったですよね?)
しかし、北米ではレクサス公式の、広告用のプロモーションビデオが6種類も公開されているそうです。
どれも新型ISの魅力が引き立つものとなっていますので、動いているかっこいいISをイメージするのにはバッチリです。レクサスエンスージアストにて紹介されていますね。

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https://lexusenthusiast.com/2021/01/04/updated-lexus-is-sedan-features-in-new-advertising-campaign/

そのうち当方が特に良いとおもった2つを紹介させていただきます。

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【YouTube動画】2021 Lexus IS: Names | Lexus



多国籍、多種多様なライフスタイルの人物がISを華麗に乗りこなしています。

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【YouTube動画】2021 Lexus IS: The Whole Package | Lexus



IS350を主体とする、まるで映画のワンシーンのようなテンポよいカットシーン満載でかっこ良い!
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このまま日本国内で放映してもいいのでは・・・と思いますねぇ〜
日本国内ではまだまだ5ヶ月を超える納車待ちが続くようなので、CMの放映は自粛しているのかもしれませんが、ぜひ新型ISを幅広く知ってもらう意味でもTV-CM放映も行ってほしいものですね。

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2021年01月12日

新型レクサスIS 発売月の販売(登録)状況判明!

2019年度は過去最高の販売台数を記録したレクサスですが、2020年はコロナ禍の中、他のブランドと同様に販売数が落ち込んでおり、2020年は年間販売台数5万台にわずかに及ばない台数(2017年を少し超える同程度)となりそうです。

下期に入り販売数は復調傾向にありますが、満を持して11月に発売された「新型レクサスIS」の登録台数が判明しています。

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※数値は、自販連、CG誌データをもとに当方で集計

上記台数は「登録」ベースですので、ディーラーに配備された「試乗車」やメーカーが使用する「広報車」なども含まれています。そのため、実際にユーザーに届けられた台数は、配備数が多いと考えられる「IS300h」では200台、「IS300」では100台、「IS350」は30台程度をそれぞれ控除した台数ぐらいではないかと推測されます。それでも11月末までの段階で、「500台以上」のオーナーに新型ISが届けられたものと推測されます。

なお、この数値は2016年秋に、中期ISがマイナーチェンジした段階の数値(890台)と「概ね同程度」であり、順当といったところのようです。


さて、レクサスの販売を支えるSUVモデルの11月の登録台数は以下の通り。
主要3モデルだけで、11月のレクサス販売台数(5630台)の60%以上の台数を占めています。


NX・・・1111台
RX・・・1357台
UX・・・1025台
LX・・・  94台


ISは未だ約半年程度(5月〜6月)の納期待ちとのことですから、しばらくは「月/500台超」の販売台数をキープするものと思われますが、納期が解消する2021年夏頃からの販売がどれだけキープされるかが注目です。
このモデルがどれだけ売れるかで、次期ISの存続に関わると思われますので、レクサスESのように、発売から2年が経過しても、安定して「月/500台前後」の販売をマークするのであれば、希望が見えてくるのではないでしょうか。

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レクサスIS、12月の登録データは、全数がオーナー向けのものと思われますので、果たしてどれぐらいの台数となるのか楽しみです。
中期モデルMC後の販売台数「月/800台」を超えてくるかどうかが一つの指標と言えます。

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レクサスISオーナー様 納車状況一覧 (2020/12/28 ver)

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2021年01月09日

新型レクサスIS/LS 公道試乗会レポートが続々!

12月18日に、レクサス公式の「オールレクサスラインナップ試乗会」が開催されたようで、モータージャーナリストやウェブメディアなどのレポートが公開されています。今回の目玉は新型レクサス「IS」および「LS」ですね!
メーカー試乗会なので、ある程度忖度ある表現が多いのはやむなしですが・・・・それを割り引いても新型「IS」と「LS」に関しては従来モデルより商品力が大きく向上しているのがよくわかります。
(ワンダー速報(ワンソクTube/ドラヨス)さんも参加されたそうで、情報公開が楽しみです!)

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富士スピードウェイ周辺の周回道路を用いた一般道を中心としたレポートや、今まであまり語られなかった「IS350」についてのレポートが多めとなっている印象。また、先般マイナーチェンジした「LS500/LS500h」のレポートも徐々に登場していますので要注目です!

▼ Impress Car Watch 西村直人「IS300」とハイブリッド「IS300h」乗り比べ
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1296316.html


▼島下泰久 V6 NAエンジン+FRの走りは?! レクサス IS350 F SPORT 試乗レビュー



▼木下隆之 【初公道試乗】新型レクサスIS ボディ剛性に大胆施策



▼ワンソクTube 【レクサスIS300 F SPORT Mode Black 納車後ドライブ評価】



新型LSについてもレポートが。
3年前の厳しい評価から、乗り心地、足回りの改善など、基本性能が大きく進化しているのがよくわかります。
当方は未試乗ですが、ツインターボの「LS500」はエンジン/トランスミッションの制御に手が入ったのでこちらの評価も高い模様。
LS500hに関しては、「ミライ」との比較がないのは忖度かな(もちろん絶対的な質感の良さや後席居住性など、LS500hの良さはありますよ!)。

▼LoveCarsTV レクサス LS500h は世界と並んだ?


▼島下泰久 新色「銀影ラスター」の輝きがスゴい! レクサス LS 500 F SPORT 試乗レビュー


▼今井優杏 【レクサス LEXUS/LS500h EXECLUTIVE】試乗!商品改良で新型になったレクサスのフラッグシップセダンLS



まだまだ各メディアからレポートが出てくると思いますので、今後新型IS/LSをご検討される方、納車待ちの方はこれからのステイホーム期間にじっくりチェックなさってください!

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▼楽天ブックス レクサスISのすべて




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【新型IS ご契約/納期予定情報】2020/12/22更新!ver1

初回オーダー期間内にご注文された方はご納車が完了した感じのようですね!

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2021年01月04日

新型レクサスIS リヤウィンカーの電球を「LED」換装してみよう!

新型レクサスISはとてもスタイリッシュなのですが、リヤのウィンカーが「電球」なのが惜しい!

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開発陣のコメントが豊富に掲載されている「レクサスISのすべて」でも、「とにかく値段を上げたくなかった」、「少しでもコストを下げれる部分を探した」ということですから、常時長時間使用するわけではない、リヤのウィンカーも中期モデルの「LED」から、後期ISではやむなく「バルブ」になってしまったものと推測されます。(※純正で使用されているのは、ごく汎用的なバルブでした)

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さて、新型ISのデモカーが納車となった、レクサス専門カスタマイズショップでおなじみの「シンクデザイン」さんで、新型IS用のLEDリヤウィンカーの適合と取り付け作業のメニューが2020年12月18日に追加されています。


LEDウィンカー換装後の点灯動画です
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【YouTube】新型レクサスIS LEDウィンカー装着!(ThinkDesign)


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換装すると、テールランプのオレンジ部分がなくなり、とてもすっきりしますよね!

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さて、「交換手順書」が親切にも早速ブログにアップロードされています。
これを読めば、DIY作業できる方も多いと思いますが、ハイフラッシャー(ハイフラ)を防止するための抵抗器の取り付けが手間取るかもしれません。
熱を持つ部分があること、若干の配線加工がありますので、心配な方はプロにおまかせするのが良いでしょう。

https://minkara.carview.co.jp/userid/280838/blog/44678886/


LEDおよび抵抗器の形状を見る限りは老舗LEDメーカー「ベロフ」のものが使用されているようです。
ベロフ社のものは不具合も少ないですし、純正に近い光り方をするのが好印象。当方も以前レクサスRC Fで愛用していました。

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気になる価格は以下の通りとのことです。
作業時間はだいたい45分程度を見ておけばよいでしょう。

■LEDウインカーバルブキット[バルブ2個・抵抗2個] ¥12,100(税込)
■取り付け工賃 ¥11,000

まだ最新情報のため、シンクデザインさんの公式webサイトには掲載されていないとのことです。
予約作業依頼は、直接「メール」でということですので、気になる方はぜひチェックを!作業予約の都合上、お早めをおすすめします。
あわせて、「ワンタッチウィンカー」、「オートブレーキホールド」などの付帯パーツ取り付けもおすすめです!(特に輸入車からお乗り換えの方は必須アイテムといえます)

シンクデザイン株式会社
メール: info@think-design.jp
URL:  http://www.think-design.jp


↓左が純正、 右が換装後のLEDウィンカー。
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ご自分で取り付けされる方は、ハイフラ防止の抵抗器とセットでLEDバルブを購入し、配線加工を適切に行うよう注意してください!(抵抗器は熱を持つこと、配線の接触不良がないようご注意を)

2020年12月20日

レクサス新型IS ブルーバナナ ナビTVキット「SNTC-M21」適合!

クサス新型ISのカスタマイズパーツ情報です。

レクサスISは運転の楽しさを味わえるスポーツセダンですが、助手席に家族やパートナーを乗せてのんびり楽しいドライブをすることも多いと思います。その際に大変役にたつ、「bluebanana99 ナビTVコントローラー」の適合確認がとれたそうです!
レクサス専門のカスタマイズショップ、「シンクデザイン」さんのHP/ブログで公開されました。

https://minkara.carview.co.jp/userid/280838/blog/44628881/

パーツは、タッチパネル対応の「SNTC-M21」が適合するとのこと。新型RXと同じですね。

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新型ISの車両分解情報を見る限り、基本的な構造は、前期/中期ISとほぼ「同じ」です。
センターコンソールのパーツが「RC」と共通になっていますが、基本的な構造は変わらないようで、交換難易度はレクサス車でもっとも簡単な部類と思われます。ある程度レクサスのセンターコンソール部分の分解経験ある方なら1時間もかからず作業は完了するのではないでしょうか。

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▼販売元、ブルーバナナさんの通信販売(ヤフーショッピング)
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SNTC-M21 レクサス TV/ナビコントローラー



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なお、その他、「アクティブブレーキホールドキット」と、「ワンタッチウィンカー」の同時取り付けもおすすめです!
「TV/ナビキット」とあわせ、レクサス車において、新車納車後の「3点セット」といっても過言ではありません。
特に、「アクティブブレーキホールド」は説明が難しいのですが、これは全ユーザーにオススメといって過言ではありません。

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「いちいちブレーキホールドボタンを押下しなくても作動」
「ブレーキを強く踏み込むことでブレーキホールドを機能させる」
ということが実現できる地味ながらとても有用なパーツ。

▼LEXUS アクティブブレーキホールド全車種適合確認完了
https://minkara.carview.co.jp/userid/280838/blog/42826872/

▼これは凄い!ブルーバナナ社「アクティブブレーキホールド」!
http://www.namaxchang.com/article/463769610.html


また、「ワンタッチウィンカー」は、説明不要と思いますが、ウィンカーレバーを「ちょん」と入れるだけで、ウィンカーを3回、または5回点灯させる機能。車線変更の際に非常に便利です。(当方は”5回タイプ”を愛用しています)

新型レクサスIS(およびレクサスGS)に装備される電子ウィンカーは、ちょっと癖があり、ウィンカーレバーが特定方向に入れっぱなしにならず、中立位置に戻る方式を採用していますが、その割になぜか「ワンタッチウィンカー」機能が備わっていません。
そのため、ワンタッチウィンカー機能をあと付けすると、ドイツ製輸入車のように、非常に使いやすくなります。

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いずれもレクサスISの場合は取り付けが比較的容易ですが、新車ということもあり、傷をつけては・・・という方は素直に業者さんにご依頼するのが良いでしょう。関東近郊であれば、施工実績業界No1といえる、「シンクデザイン」さんがオススメですので、ぜひwebサイトからご予約を。


http://www.think-design.jp

2020年12月17日

ニューモデル速報「レクサスISのすべて」ついに発売!

2020年12月2日、レクサス車、久々のモーターファン別冊「ニューモデル速報」、「レクサスISのすべて」が発売となりました!
(レクサスUXのすべて以来、約2年ぶりの発売!)

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https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=11653

さて新型レクサスIS、発売後は自動車評論家からの試乗記も全然でてこなくてちょっとさみしい感じ。
カタログや取扱説明書にはにないマニアックな情報もありますので、新型ISのオーナーさんは要チェックですよ!(当方ももちろん購入済!)

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【新型IS ご契約/納期予定情報】2020/12/2更新!ver1

各ディーラー1番納車の方は概ねご納車が完了した感じでしょうか?

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2020年12月08日

レクサス新型「IS300 特別仕様車」納車式にお邪魔しました!

天候に恵まれた連休でしたが、観光地には出かけず(笑)最終日はレクサスディーラーでの納車式にお邪魔しました。
オーナーさまより一足お先に到着したので、こっそりプレゼンテーションルームを覗き見!
かっこいい「BBS製マットブラックホイール」と「オレンジキャリパー」で、新型IS「特別仕様車」であることがひと目でわかります。

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初期発注の方でもなかなか納車日が確定していないようですが、もう特別仕様車が納車されるのは凄いですね・・・
さすがクルマ買うTuber!(コレで誰だかわかってしまう!)

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オーナーさまがご来場!
当然ですが、ディーラー関係者による手厚いお迎えが行われていました。

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オーナーズラウンジで休憩後、オーナーさまはしばし書類手続き。ちゃんと控室が用意されていました。

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しばらく時間があったので、ディーラーに置いてあった、結構貴重な新型ISの「モデリスタエアロ」装着車をチェックしてきました。
エアロパーツ、新世代店舗では「バーチャルショールーム」で確認できるんでしょうけど、やはり実物が見たいところ。もっと展示して欲しい。

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【YouTube】レクサス新型IS モデリスタエアロ装着車!



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さて、準備が整い、いよいよ納車式です!
電動シャッターが開き、いよいよ新型IS300 特別仕様車「F SPORT Mode Black」が姿を現します!

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コロナ禍中ということもあり全員マスクをしての納車式・・・これも今だけの思い出になるといいのですが。
それにしてこのディーラー、撮影用のLED照明機材などを準備しているなどすごいです。

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なんと愛車の前で、テープカット!!
(*注*店舗により異なります)

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花束贈呈後、ご夫婦でのお写真も・・・
結婚式みたいな素敵な式典でした!!お二人の笑顔も最高!

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納車式の様子は、後ほどYouTube公式チャンネルで公開されるかと思いますので楽しみです!

クルマ買う系チャンネル「ワンソクTube」
https://www.youtube.com/channel/UCo150kMjyLQDsLdudoyCqYg/featured



さて、まだまだ新型IS、特に「特別仕様車」の納車はまだごく少数のようですが、特別仕様車以外であれば2020年3月までには納車、特別仕様車は2020年4月以降(時期未定)の状況のようです。実車に試乗されてからご契約いただいた方も増えてきているようですから、ぜひぜひ早くオーナーさんの手元に届くよう生産を勧めて欲しいところですね。


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【新型IS ご契約/納期予定情報】2020/12/10更新!ver1

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2020年11月27日

レクサス 新型IS 特別仕様車「動画」&version.Lもチェック!

さて、先週末はレクサス期待のビッグマイナーチェンジを果たした「IS」をチェックしにディーラーで足を運ばれた方も多いのではないでしょうか?

人気が集中している特別仕様車「F SPORT Mode Black」については、想定以上に試乗車・展示車が配備されている印象ですが、まだまだ配備されていないエリアも多いようです。まだ実車をご覧になっていない方はぜひ動画でチェックしてみてください!

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【YouTube動画】新型レクサスIS 特別仕様車 「FSPORT Mode Black」BBSホイールかっこいい!



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さて、F SPORTの人気が凄い新型ISですが、今回は上質な"version.L"のレポートです。
お世話になっている販売店さんで、内外装をチェックしてきました!

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今回レポートさせていただくのは、「IS300h」"version.L"。
新ボディカラーの「ソニックイリジウム」、内装カラーは「オーカー」。
環境にも配慮した「IS300h」"version.L"にふさわしい新規内外装カラーの組み合わせですね。

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ホイールは、「シャインシルバーメタリック」という新カラーです。標準の18インチホイールよりもメタリック成分が強く、上質な印象で、スポーク数の多さから、ラクジュアリー感が漂います。(ただ、ダストの清掃は大変そう・・・)

IS300h "version.L" でも、フロントは 4potの見栄えのよいキャリパーを装備。
ディーラーオプションボルトキャップとロックナットが装備されています。

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リヤ。ブレーキキャリパは型押しタイプ。フロントと異なり汎用的なシルバータイプ。

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中期モデルほど目立ちませんが、従来でいうフォグランプガーニッシュ周りは無塗装樹脂。
”F SPORT”はここがピアノブラック塗装されているため、せめて"version.L"は塗装品を使用して欲しいところですが・・・
ただ、意匠自体はスポーティでカッコよくなったと思います。

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グリルの形状も”F SPORT”とは異なります。
パノラミックビューモニター[PVM]のカメラですが、エンブレム下ではなく、上部にあるためちょっと目立つ気がしますね。
”F SPORT”ではそれほど気にならなかったのですが・・・

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サイドシルの下部にあるパーツも無塗装なんですね。ただ、ここはそれほど気にならないかな。

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リヤディフューザーも無塗装樹脂ですが、デザインはF SPORTに比べスッキリしている印象。こちらのほうが好みという方もいらっしゃるでしょう。
面積が広大なだけに塗装すると結構コストが掛かりますね・・・

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インテリアに移ります。
"version.L"では、スカッフプレートが装備されますが、前期・中期から引き続きロゴがありません。
せめて「LEXUS」のロゴぐらいは入れて欲しいところですが・・・”F SPORTは専用ロゴがありますから、ここはなんとかして欲しかったですね。
気に入らない方はディーラーオプションの「スカッフイルミネーション」を導入されることをおすすめします。(雰囲気が一気に良くなりますし!)

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新型IS目玉の2トーンカラーインテリア。
ご契約者さまからの情報でも、"version.L"では「オーカー」の人気が高いだけあり、魅力的なインテリアです。
今回取材した個体では、インテリアパネルに、レスオプション扱いの「ブラックジオメトリーフィルム」が装備されていました(▲53,900円安くなる)
グレー系のインテリアパネルで目新しさはありますが、フィルム素材ということもあり、少々傷が付きやすいことに注意です。
ドアトリム中央のエンボス入り部分は「ブラック」です。私的にはここがオーカーだとさらに魅力的と感じましたが・・・

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ドアアームレストの色使い、ステッチなどなかなか魅力的なカラーですね!
ドアポケットには、イルミネーションが欲しいところです。DIYカスタマイズでなんとかしましょう!

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ステアリングは、「ブラックジオメトリーフィルム」を選択すると、上部部分も「本革」となります。本木目系の「墨ブラック(アッシュ)」も魅力的ですが、好みでない場合はこちらのほうが良いかもしれません。
なお、内装色「オーカー」を選択しても、ステアリングのステッチ色は変わらないようですね。
ワイパー、ウィンカーともに「電子式」で、私的にはこの世代のものが一番好みです。
中央のインフォメーションディスプレイは、"version.L"であっても、旧式の4.2インチタイプで、2013年デビュー時と変わらないのが残念です。

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前席。ダッシュボードのオーカー色は素敵ですねぇ!
助手席前のオーナメントパネル廃止は残念ですが、オーカー色だとあまり気になりません。センターアームレストの側面部分がブラック仕上げなのもおしゃれ。

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後席ドアトリム。
"version.L"であっても、ドアトリム中央部のエンボス加工や、ドアノブ上部のイルミネーションはありません。ここは前席と差別化されている部分ですね。
しかし、ブラック1色ではなく、カラーが入ると高級車感が出ていいですね。

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後席。オーカーなので室内が明るく広く見えます。
また、「セミアニリン本革」を使用しているので、他のグレードと比べシートの上質感が違いますね。座ったときの肌触りや柔らかさなど、やはりレクサスのセミアニリン本革はいいですね。セミアニリン本革が装備されるのは"version.L"のみとなります。
なお、「NX」や「UX」、「CT」にはセミアニリン本革の設定はありません。

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静的質感をチェックしてしまうと厳しい意見も出てきてしまう新型「IS」ですが、みなさんから寄せられる意見でも「試乗インプレッション」がとても良いのが特徴ですね。この時代にFRセダンを選択される方は、こだわりをお持ちの方が多いでしょうから、気になる部分は純正品や社外品でカスタマイズして個性的な1台を作り出すことも可能です。

プラットフォーム、パワートレーンは継続ですが、走りの質感の「熟成」は多くの方の共感を呼んでいるようです。気になる方はぜひ試乗でチェックされることをおすすめします。

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2020年11月24日

レクサス新型IS試乗レポート[1]&公式動画もオススメ!


レクサス新型「IS」発売から1週間以上が経過しました。
試乗車で実際体験され、実際ご契約された方も多いのではないでしょうか。

なお、先日公開されたレクサス公式動画「New IS Live Session」は非常にオススメです。!
オーナーさまおよび今後ご検討される方は必聴!

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【New IS Live Session】


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チーフエンジニアの小林氏は以前から独特な個性をお持ちの方で面白いと思っていましたが、このLive Sessionでも語れる範囲内でかなり本気を語ってくれているなと感じました。これはいい車の仕上がりになっていると期待させられます。

「Q&A」セッションでも通常ではあえて触れないと思われるタブーの質問をチョイスするあたり、(いい意味で)割り切ったものを感じます。

今回の新型ISはとにかく外観のデザインがかっこいい。そして開発陣のコメントではとにかく走りの進化に期待せざるを得ません。
そして、レクサス開業時からマニアックかつ素人目線でクルマを見てきた私からすれば、今回の改良では、「内装の質感や装備」などツッコミどころは無数にあります。
あえて本ブログでそういう点もお知らせしているわけですが、開発陣としては、限られた予算からなんとか良いものを作り出すために頑張っており、決して手抜きの結果ではないことがひしひしと伝わってきます。特に、現行モデルから通常は「20〜30万円」は確実に価格がアップせざるを得ないのにかかわらず、実質値上げを「ゼロ」としたことは大きく評価する必要がありますね。

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さて、今回は試乗第1回めとして、「IS300h」(ハイブリッド)の”標準”グレードを試乗する機会を得ました。

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標準グレードでは、ホイールは18インチに大口径化しており、ブレーキキャリパーも4potであり、見栄えが良くなっています。
ただ、ホイールのデザインとカラーリングの面では他のホイールと比べ、ちょっと安っぽい印象があるのが残念です。(もうすこしダーク系の塗装であればよかったのでは・・・)

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リヤのブレーキは一般的な型押しタイプでシルバー仕上げということでフロントとのカラーが合致していないのは残念に感じました。

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今回は「IS300h」標準ということで、減衰力調整を行う「AVS」は非装備で、その代わりにレクサスESから採用された「スウィングバルブショックアブソーバ」を装備しており、乗り心地に期待がかかります。

ただ、ドアの開閉音や着座感はマイナーチェンジということもありファーストインプレッションとして、高揚感はありませんでした。
また、コメントでもいただきましたが、レクサスが採用していた、ウィンドウを開閉する際に、日本家屋でふすまを閉めるときに一瞬動きをやわらげるような、「ウィンドウスロー制御」が採用されていないのは残念です。(いつからなくなったのでしょうか?)

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さて、ドライブを始めると、当方は以前「RCF」を所有していたので、使い勝手の面ではほぼ変更はありませんが、ISオーナー
今回、RC系のオーナーさんであれば、ナビディスプレイを除けば、ほとんどの部分でRC系と共通になっていることに気づかれると思います。

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ステアリングを握ると、ステアリングの大きさに比べ少し「細い」印象があります。
F SPORT系のディンプル本革でないことにも理由があるのではと思いますが、最近流行りの小経ステアリングではないため、2020年代のスポーツセダンとしてはちょっと違和感がありました。もっともこれはすぐ慣れるでしょうが、BMW車などと比較すると違和感は残りそうです。


「標準」に関しては、合成皮革の「L-tex」シートを採用しています。
表皮の手触りや厚みなどの質感は問題ありませんが、スポーツセダンとして考えると、若干の「滑り」があります。
感じ方には個人差があると思いますのでぜひチェックしてみてください。(シートヒーターが標準装備されているのは嬉しい)
なお、「F SPORT専用本革シート」では、表皮一体発泡シート+本革シートということで、フィット感あるシートになっておりますので不満はありません。

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試乗に関しては、当方が毎回試乗している渋滞の殆どない東京湾岸部の決まったテストコースで実施。

IS300hではパワートレーンに変更がありませんが、ニュースリリースなどでも紹介されているとおり、ハイブリッドの制御が変更されていることに気づきました。
従来は坂道を勢いよくアクセルを踏んで登るときに、パワー感がそれほど強まらないのに、「直4エンジン」ががんばっているサウンドが先行しており、車速とパワー感、サウンドが連動していない印象がありましたが、新型IS300hでは、ここが払拭されており、安っぽい直4エンジンサウンドの部分が相当に気にならなくなっています。

そして、今回の新型ISで影の目玉の一つである、「スウィングショックアブソーバー」はやはりいい仕事をしており、荒れた路面やアンジュレーションで従来はボディがはねたり、微振していた部分についてサスペンションが路面に追従して、不快なボディの上下振動を抑えています。

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しかし、新型ISのサスペンションは、路面の基本的な情報はしっかり伝えてくれるので決して「ふわふわ」した快適性重視の乗り心地ではありません。
しっかりと路面の情報は伝えてくれますし、大きなギャップはしっかりボディに伝わってきますが、比較的ボディに伝わる振動の収束が早いのが印象的で、これは従来のISから大きく進化しており、これはもう少し大型の上級セダンやボディ剛性が高いクルマで味わえる領域です。
この点は「バネ下重量の低減や足回りの剛性強化」に依る部分もあるのでしょうが、短時間の郊外試乗ではまだ体感できない部分かと思います。

クラウンとかESなどの乗り心地の良さとはベクトルが違い、「芯はしっかりあるが、不快な領域の振動を低減した」という感じで、非常にいい印象の足回りでしたね。

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なお、基本的なパワートレーンやハイブリッドバッテリーに変更はありませんので、やはり時速60km/hを超えての「EV走行」はできません。ここは本当に残念な点なのですが、自分が想像している以上に、エンジンとEV走行時の切り替わりがよりスムーズになっていることに気づき、試乗を終えたあとは、この点についてのネガティブ面は大きく改善されました(ただ、高速試乗ではどうなんでしょうね・・・後日試してみます)

そのため、タコメーターをしっかり見ていないと「EV走行なのかエンジンを併用しているのか」気づかないほど、エンジンからの振動やサウンドが自然にチューニングされていることに好感を持ちました。

今までは「なぜここでEVにならない?」、「うーん、なんでここでエンジンが起動するかなぁ・・・?」というふうに自分の感覚とハイブリッドシステムの制御にずれがあることに違和感があったのですが、新型ISではそういった点がほとんど気にならなくなっており、ドライブに集中できていることに気づきました。具体的には、都市部の走行では頻繁にエンジンオン/オフを繰り返しますが、その切り替わりが不快にならず、かつモーターアシスト量が増えているので、信号待ちのあとの加減速の「ストップ&ゴー」がとても気持ちよくなっています。

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また、スポーツモードに切り替えることなく、ノーマルモードでも軽快感ある走行ができるようになり、積極的にドライブを楽しみたくなるパワートレーンになっていますね。特に、当方はここ10年ほどずっと重量級のセダン・クーペを乗り継いでいるので、モーターの使用領域を増やした軽量な「IS300h」の街乗りの低速度領域(時速30km/h〜60km/h)の軽快さには驚きを感じました。

2013年に発売した初期IS300h、そして2016年に改良された中期IS300hでは試乗後、「もっと乗っていたい」と感じることはなかった記憶ですが、新型ISに関しては、「”標準”グレードでこれだけ良いのであれば”F SPORT”はもちろん、他のパワートレーンの新型ISもぜひ体験してみたい!」と感じ、非常に良い気持ちで試乗を終えました。

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なお、燃費はWLTCモード燃費を上回る「18.0km/L」をマークしました。
ES300hなどのように常時20km/L超えは困難かと思いますが、積極的にエンジンを使用している割には燃費効率も良くなっているのではないでしょうか。
(だからこそ、ES300hのように「リチウムイオン電池」に換装し、さらなる燃費向上、重量減を果たしてほしかったところではあるのですが・・・)

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ところで、走行時は、大型化した「ナビゲーションディスプレイ」が、ちょうど視界の妨げにならない位置にあることに好感を持ちました。
従来のモデルでは着座位置によりナビ画面の一部が見づらかった点がありましたが、新型ISでは着座位置にかかわらずモニターは見やすい位置にあり、また前方視界を妨げないように工夫されていると思います。違和感なくドライブできたのは好印象ですが、もう少し「枠」が狭いとよりスタイリッシュですね。

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残念なのは”F SPORT”以外のモデルでは、「マルチインフォメーションディスプレイ」の改良がないこと。
解像度や情報量ともに2020年代の新型車としては不満の残るところで、スポーツセダンならではのエンジン回転数や車速、ギア段の変化などもっと明確にドライバーに示してほしいですし、せめてヘッドアップディスプレイ(HUD)の設定がほしいところでした。
一方、”F SPORT”の専用メーターでは、そういった情報が7インチTFT液晶に表示されるため、特に問題にはならないでしょう。

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【ご契約者情報一覧】

全体的に納期が早まる傾向があるようです(変更があった方を「赤字」としています)。
すでにご納車された方も出てきています!

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【新型IS ご契約/納期予定情報】2020/11/23更新!ver1

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2020年11月20日

レクサス新型IS ムーンルーフ(インナースライド式)&フレアレッド内装!

レクサス新型ISの「ムーンルーフ」は、ここ最近のレクサス車では珍しい、「インナースライド式」を採用しています。

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インナースライド式ででも、ちゃんと「チルト」機構はありますので換気の際も一安心!

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ムーンルーフを開けると、次のような感じです。
ガラスルーフが、ボディの外ではなく、ルーフ内側に格納されます。(その分、車内の室内高が低くなっていると思われます)
しかし、アウタースライド式に比べ、空気抵抗の面では有利なのでしょうね。

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室内はこんな感じで・・・とくにインナースライド式だからといってルーフが低いという感じはしませんでしたが、気になる方は要チェックです!

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さて、「F SPORT」専用のインテリアパネル「サテンクロム」の質感は高いですね〜
歴代のISインテリアパネルでも一番クオリティが高いように感じます(無償ですし)

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ただ、対指紋性発油コーティングなどはされていないようで、シルバーの金属パネル部に手指の油が残りやすいようですから、こまめなお手入れが必要ですね。

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今回チェックした他展示車はF SPORTの「フレアレッド」内装でしたので、樹脂も赤でいいですね〜
従来はシルバー塗装されていた内装パーツもダークグレー塗装に変更されているのがポイントですね!

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エアコン吹出口はブラックが定番でしたから、ここがレッドになるだけでも相当なインパクトがあります。

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フレアレッド内装は「ダークローズ内装」と比べても圧倒的に「赤系」の面積が拡大していますので好みが分かれるかもしれません。(私的には今は亡きSC430を思い出し、非常に好みですが)

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ところで、19インチ「F SPORT専用」ホイールを見ていると1点気になる点が・・・

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なんだか目立つ部分に、黒い樹脂ケーブルカバーが・・・これはいったい?(いままでありましたっけ?)
耐久性など大丈夫なのでしょうか?


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【ご契約者情報一覧】

全体的に納期が早まる傾向があるようです(変更があった方を「赤字」としています)。
すでにご納車された方も出てきています!

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【新型IS ご契約/納期予定情報】2020/11/14更新!ver1

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2020年11月16日

レクサスIS特別仕様車 ”Mode Black"チェックしてきました!納期も短縮に!

すでにご覧になった方も多いと思いますが、レクサスIS特別仕様車 ”F SPORT Mode Black"をチェックしてきました!
なお、特別仕様車は先日まで受注停止状態でしたが、現在(11/7)時点では発注可、納期も2021年4月頃〜ということで、大幅に納期が改善されているようです。(すでに発注済の方はそれ以前に納車されることは確実)

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またカタログではわからなないマニアックなポイントもいくつかチェックしてきました。
また新型レクサスISをご覧になっていない方の参考になれば幸いです

■IS300 特別仕様車 ”F SPORT Mode Black" 

特別仕様車は新カラー、「ソニッククロム<1L1>」がとても似合いますね!

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特別仕様車は、「3眼フルLEDヘッドランプ」を標準装備します。
クリアランスランプがとても長く、メインのLEDがランプが四角い形状なのが目新しいですね。

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特別仕様車の目玉のアイテムはなんといっても「BBS製鍛造ホイール」(マットブラック塗装)ですね!
メーカーオプションの新オレンジカラーとの組み合わせが非常に映えますね!

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新採用のハブボルト。オプションのキャップを付けないとこのような感じ。レーシーですね!

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新オレンジキャリパー!従来よりもレッド成分が強くなっています。このカラーならロゴは白文字でも良いのでは?と思いました。しかしかっこいい!

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スポークの側面の仕上げも大変きれいですね!

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リヤキャリパーもしっかりオレンジ塗装されています。

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ドアミラー下部は、通常はボディカラーと同色ですが、特別仕様車ではブラックとなっています。
パノラミックビューモニター(PVM)ありの場合はカメラが装着されるようです。

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ソニッククロム、スポットライトの当たり方で色の変化が非常にキレイですね!

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何度見てもサイドビューのルーフからトランクの流れが美しい!

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特別仕様車でもリヤスポイラー(ピアノブラック)は変化ありませんが、ソニッククロムとのマッチングは良好!

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リアディフューザー部分も変更はありませんが、とにかく新型ISのF SPORTは、リアディフューザーの仕上げの品質が高いですね。

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テールランプ。ウィンカー部分はいかにも電球でコストダウンが見えるのは残念。せめて日本市場だけでもLEDにしてほしかったですね。

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しかしこういう角度でみると非常にテールランプはかっこいいですなぁ・・・

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インテリア編


前席は新F SPORTロゴが刻印されたステンレス製のスカッフプレートが目新しいです。
特別仕様車ならではの変更は特にありませんが・・・

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特別仕様車はオーナメントパネルに「アッシュ(オープンフィニッシュ/銀墨)を使用してますが、銀部分は思ったより強くなく控えめですね。(昔、ニッサン フーガであったような銀粉を刷り込ませたものとは全然違いました・・・)
また、パワーウィンドウスイッチパネルの金属加飾がないのは(知ってはいたものの)やはり残念。
なお、前席に関してはインナードアハンドル上部に、控えめなイルミネーションがありました。
しかし肝心のインナードアハンドルの塗装は従来どおり、樹脂感が強いものが採用されていて、ここのアップデートがなかったのは残念。

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特別仕様車は「F SPORT専用本革スポーツシート」を備えていますが、ステアリングの一部にも「アッシュ(オープンフィニッシュ/銀墨)」が使用されています。好みは分かれると思いますが、ブラックの室内にはワンポイントあって私的には好みのアイテムです。

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特別感のあるオープンフィニッシュ仕上げのアッシュ材を使用したステアリング!

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前席ルームランプはようやくタッチスイッチ式&LED化を果たして一気に質感が向上!

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後席ルームランプも新意匠&LED化されてこのクラスにふさわしい質感となりました。

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センターコンソール部分は、RCと完全に同一になりましたね。従来のISにお乗りの方は結構デザインや使い勝手が改善していることに気づくと思います。
しかし、パネル自体の質感やカラーは変化がないのが残念。このパネルがピアノブラック塗装されればだいぶ変わった感があるのですが・・・
またタッチパッド周辺にはイルミネーションがないのもこのクラスの車としては不満が残るところ。(アームレスト内のコンソールBOXにも照明がない)

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以下は残念なポイントです。
チーフエンジニアの方が動画でコメントされていたように、今回のISは大きく改善した点と変更していない点がはっきりしており、以下はちょっと残念な点で、将来的な改善は可能である部分ですが、おそらく今後も改良されないと思われる部分です。

「フットランプ」
ここは2013年、IS発売時にコストダウンされた点ですが、2021年モデルも残念ながら電球・・・
おーい! という感じですが、このあたりはなんとかならなかったものでしょうか?
(社外品に交換するのは簡単ですが・・・)
これにより、走行中は「ほんのり点灯」しないというのも残念なところ。

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「ドアカーテシランプ」
こちらも引き続き電球・・・ささいな点ではありますが、兄弟車のRC/RCFはLEDになってるんですけどねぇ。

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「バニティランプ」も従来どおり電球・・・
まぁ予想通りというところですが、使用頻度が少ないところはコストをかけずあえて換装していないのでしょうね。

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「ルーフ/ピラー」素材もコストダウンされて、質感が1ランク下がっています。
手触りが一般的な内装素材に変更されていますね。(こっちのほうが経年劣化しないのかもしれませんが)

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後席ドアトリム&スカッフプレート

前席にある、インナードアハンドルのイルミネーションは後席にはありません。
スカッフプレートも後席にはないですし、必要以上の追加装備を施すなどの改良は行われていないようです。まさに選択と集中でしょうか。

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とはいうものの、今回のISの魅力はとにかくかっこいいエクステリア!
インテリアでは思ったより特別仕様車感はありませんが、特別仕様車の目玉は「BBS製鍛造アルミホイール(マットブラック加工)」でしょうから、このホイールの好きかどうかで大きく好みは分かれると思います。

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【ご契約者情報一覧】

全体的に納期が早まる傾向があるようです(変更があった方を「赤字」としています)。
すでにご納車された方も出てきています!

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【新型IS ご契約/納期予定情報】2020/11/14更新!ver1

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2020年11月10日

マガジンX 新型レクサスNXをスクープ! クラウン&MIRAI情報も!

ニューモデル「マガジンX」 2020年12月号が発売されました。
今月号の話題は、商標出願状況からも明らかになっているレクサスの主力車種、レクサス「NX」のプラグインHVなどについての記事が!





詳細は是非雑誌を購入してチェックしてみてください!

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「NX450h+」(プラグインハイブリッド)の他、「NX350」、「NX350h」についての予想パワートレーンについても記載されています。
しかし、トヨタ・レクサス陣営ともに、しばらくターボエンジンの刷新はありませんんでしたが、かねてから噂になっていた「2.4L直4ターボ」の登場は本当にあるのでしょうか、楽しみですね。


その他、11月初旬に発表されるトヨタ・「クラウン」マイナーチェンジ情報も。
目玉の12.3インチナビゲーションシステム採用のほか、なんとレクサスのあの車種のホイールデザインを流用?など驚愕の話題や、プラットフォームを一新し、TNGA化とともに駆動方式がFRとなる、「MIRAI」(第2世代目)の詳細スペック情報なども。
これらの技術は、後ほどレクサス車にフィードバックされることも考えられますので注目です。

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ただ、レクサスIS、LS関係の記事がないのはちょっとさみしいところ。

2020年11月09日

北米webサイトで新型レクサスISの価格や装備をシミュレーションしてみよう!

すでに北米で新型レクサスISが発売、公式サイトが更新されていることを紹介させていただきましたが、実際にどれぐらいの金額になるのか、仕様になるのか見積もってみると面白いと思います。
いわゆる「コンフィグレーター」ですが、レクサス公式サイトでは「BUILD」ボタンから確認することができます。

https://www.lexus.com/build-your-lexus/#!/series/IS/

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いきなり、「ZIPコード」(郵便番号に相当?)を入れないといけないのですが、ここは適当に著名な都市のZIPコードを入れても大丈夫です。
たとえば、ワシントンDCのZIPコードは「20008」なのでこれを入力してもOK!

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そのあとは「IS300」か「IS350 F SPORT」のどちらかを選んで、ボディカラー、インテリアカラー、オプションなどを順番に選択していきます。

北米では「F SPORT」は「IS350」にしか設定がないので、まずは「IS350 F SPORT」を選択してみます。
そうすると、すっぴん状態の金額は「43,925ドル」と表示されています。
ボディカラーはISとしての新カラー「セレスティアルブルーガラスフレーク(Grecian Water)としています。

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しかし、日本でも一番人気の「ホワイトノーヴァガラスフレーク」(Ultra whaite)を選択すると、なんと金額が「44,350ドル」に。
つまりパールホワイト系は「425ドル」の有償オプションなのです!
日本のレクサスでは無償カラーですが、北米では有償オプションということで、価格が上乗せされるという仕組みなのですね。

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そして、日本でも人気の高級感ある有償オプションボディカラー、「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」(Infrared)を選択すると、なんと価格が「44,520ドル」に。
つまり、「595ドル」の有償オプションなのです!
日本では、「150,000円」+消費税の有償オプションなので、こちらは逆にかなりお安い価格設定ですよね。(ちなみに、ヒートブルーコントラストレイヤリングも同価格)
・・・ということで、日本の有償オプション価格はかなり高価に設定されている印象が否めませんね。

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そして「F SPORT」のインテリアカラーですが、日本と同様、北米では「ブラック」、「ホワイト」、「フレアレッド」の3色が選択可能です。
しかし、実はボディカラーに制約があり、「フレアレッド」は、「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」や「セレスティアルブルーガラスフレーク」との組み合わせはできません。(ホワイト、ブラックはどのボディカラーとも組み合わせ可)

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メーカーオプション(PACKAGE)については選択肢が少ないですが、以下の主要装備を加えると「52,870ドル」となります。
これでもずいぶん日本の「IS350 F SPORT」の価格とはかなり差がありますよね!

・ナビゲーシヨンパッケージ(1,670ドル)
・ダイナミックハンドリングパッケージ(4,200ドル)
・フル3眼ヘッドランプ(1,250ドル)
・パノラミックビューモニターセット(1,400ドル)

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ディーラーオプション(ACCESSORIES)については日本とずいぶん仕様が異なりますが特徴的なのは以下のオプションでしょうか?

■キーケース(F ロゴ) 25ドル

シンプルなデザイン。本革ではなく合皮ですが、耐久性に優れます。
お手軽価格なので日本でもぜひ設定してほしいところ。

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■スカッフイルミネーション 425ドル

ロゴがきらりと光るイルミネーション。写真ではLEXUSロゴですが、表記を見る限りどうやらF SPORTロゴらしい?
日本でもぜひ設定してほしいところです。

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なお、先日の記事でも紹介しましたが、コンフィグレーターで見る限り、日本市場とは異なり「本革シート」はやはり存在しません。(合成皮革のL-texのみ)

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また、インテリアパネルの「F SPORT専用サテンクロム」も北米では存在しません。

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・・・というわけで新型ISで「F SPORT」を選択される方は、「本革シートセットオプション+サテンクロム内装」だと、北米にはない仕様ですので密かに満足度があがるかもしれません!

新型ISの日本発表まで待ちきれない方はぜひ北米のコンフィグレーター(BUILD)をチャレンジしてみてください!

https://www.lexus.com

2020年11月04日

レクサス新型IS ひと足お先に北米で発売!オーナーは要チェック!

新型レクサスIS、日本でも超極秘ですでにバックヤードに入庫している販売店もあるようですが、正式発表の11月5日まではヴェールにつつまれたまま・・・

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さて、北米ではついに「IS」が発売、公式サイトがリニューアルされています。
新型ISをご検討されていらっしゃる方、すでにご契約された方は北米の公式サイトをぜひチェックしてみてください!

https://www.lexus.com/models/IS


カラーシミュレーションももちろんできます!

▼ISとしては新色の「セレスティアルブルーガラスフレーク」

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▼新カラー ソニックイリジウム(+ BBS鍛造ホイール)

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▼定番カラー ホワイトノーヴァガラスフレーク (+ F SPORT標準ホイール)

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▼初公開? 「ダークローズ」内装(標準、"version.L"専用カラー)
 なんと、ダッシュボード下部やドアトリムやセンターコンソールサイド、前席シートバックが「ブラック」!

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▼「フレアレッド」内装 (F SPORT専用カラー)
 こちらは既報通り、ダッシュボード下部やドアトリムなども「レッド」で鮮やかなカラー。

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▼「ホワイト」内装 (F SPORT専用カラー)
 ダークローズの部分を「ホワイト」にした感じですね。こちらはあくまでも「L-tex(合成皮革)」仕様のカラー配置となりますので、メーカーオプションの「本革シートセットオプション」の配置とは異なる可能性があります。

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なお、北米仕様はだいぶ割り切った商品展開となっており、たとえば日本でいう"version.L"に相当するグレードは存在しません。また、「セミアニリン本革」や「F SPORT本革シート」に相当するものもなく、全車「L-tex(合成皮革)」シートのようです。

ISはスポーツセダンということもあり、ノーマル仕様かF SPORTかの2グレード展開。

一方、「3つのエンジン」、「3つのグレード」から選べ、シート素材も豊富な日本市場は優遇されているといえます。(その分価格も高めですが、MCからの値上げがないことを考えれば十分でしょう)欧州ではこの新型ISはそもそも導入されませんし・・・。


以下、北米でのパッケージオプションです。


■コンフォートパッケージ (IS300専用、1950ドル)

日本市場でいう"version.L"は存在しませんが、このオプションで一部快適装備がアップグレードされます。
ただし、シート素材は変わりません。

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・ステアリングヒーター
・ムーンルーフ
・シートヒーター&ベンチレーション機能
・ブラックジオメトリーフィルム(インテリアパネル)



■ナビゲーション・パッケージ (全グレード 1670ドル)

北米ではナビゲーションシステムはオプションです。しかし安いですね・・・

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・10.3インチナビゲーションシステム&リモートタッチ


■プレミアムオーディオパッケージ (全グレード 2750ドル)

上記のナビとマクレビをセットにしたもの。
なんとマークレビンソンがわずか「1080ドル」の追加で済みます。なんと日本の半額程度ですね・・・この価格なら付けたいという方も多いのでは。   

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・マークレビンソンプレミアムサラウンドサウンドシステム
・10.3インチナビゲーションシステム&リモートタッチ


■F SPORT ダイナミックハンドリングパッケージ (4200ドル〜3800ドル)

日本でいうF SPORTの「限定車 ”Mode Black"」近似仕様ですが、この価格の安さにも驚きですよね。

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・ドライブセレクトモード(Sport S+ and Custom)
・ステアリングヒーター
・AVS
・19インチBBS製鍛造ホイール
・カーボンリヤスポイラー
・トルセンLSD(AWDは非装備)
・アッシュ(銀墨)インテリアパネル
・カードキー



その他、以下のオプションについては逆に日本よりずいぶん高価な設定です

・3眼フルLEDヘッドランプ(1250ドル)
・パノラミックビューモニター(1400ドル)


さて、ご契約者一覧ですが、納期が少しずつ確定した方も出てきています。
最新情報では、やはり増産が効いているのか(特にハイブリッドの「IS300h」)先週末時点(10/17〜18頃)でご契約の方でもIS300hであれば「2021年2月頃」の納車見込みとなるようですので、8月〜9月にご契約された「IS300h」オーナーの方はこれより納期が早まるかと思います。

一方、特別仕様車「F SPORT Mode Black」はまだまだ納期未定の方が多く、なんとすでに2021年度生産枠も終了しているとのこと!正式発表後だと特別仕様車の納車時期は1年を超えることが予想されます。

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【新型IS ご契約/納期予定情報】2020/10/19更新!ver1

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2020年10月18日

新型レクサスIS 特別仕様車「Mode Black」納期が未定に?

新型レクサスIS、ついに愛知エリアにおいて、積載車で工場から運び出されている姿が目撃されるなど、正式発表の11月5日以前に販売店の車庫など新型ISを見かけることができるかもしれません。
(すでに一部販売店でひっそり見れた販売店ありとの噂あり!)

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<画像提供 @oriba080さん https://twitter.com/oriba080?s=20 )

標準グレード(上部)、version.L 仕様のホイールが確認できます。

しかしながら、かねてから話題となっていた、お買い得仕様の「新型IS F SPORT Mode Black」に関しては、ご契約車さまの情報からも、年内納車の方はほんのごく一部のようで、大多数の方は「納期未定」または「2021年4月以降」の納期となっている模様です。
当初は納期予定が「11月、12月頃」予定とされていた方が「納期未定」に変更となったとのコメントが複数見受けられます。

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【新型IS ご契約/納期予定情報】2020/10/15更新!ver1

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*いただいたコメントを元に集計しております。
 追加・訂正・削除などございましたら再度コメントいただければ幸いです。
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現在情報をいただいた「41台」のうち、IS300特別仕様車が「10台」、IS350特別仕様車が「4台」。
つまり、全体の「約35%」が特別仕様車という高い比率となっています。

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納期遅延の要因としては、日本での予想以上の「新型IS」(特別仕様車)自体の人気に加え、主力の北米でラインナップされる「IS350」”F SPORT”において設定される見込みのパッケージオプション、「Dynamic Handling Package」の存在が挙げられます。
皆様御存知のとおり、北米での主力モデルはIS350ですし、F SPORT自体、IS350にのみラインナップとなっています。
そして、パッケージオプションの「Dynamic Handling Package」(DHP)を装着することで、マットブラックのBBS製鍛造ホイールなどがセットされます。


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<DHP追加装備>
 ・19-inch forged-alloy BBS wheels finished in matte black(BBS製鍛造アルミ)
 ・ Torsenレジスタードマーク limited slip differential (トルセンLSD)
 ・drive select mode Sport S and Sport S+(ドライブセレクトモードS+)
 ・carbon-fiber rear spoiler(カーボンリヤスポイラー)
 ・Lexus Smart Access Card Key(カードキー)

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ホイール1本あたり「4ポンド=約1.8kg」の軽量化が図られるとニュースリリースでは記載されていますので、バネした重量の削減とレーシーなイメージのマットブラックホイール装着車は北米でも人気なのでしょうね。


BBS製鍛造ホイールの納期遅延はレクサスの「F 」モデルで過去なんどか発生していましたが、その製造工程上と工場のキャパシティを考慮すると、製造できる数量に限りもあるため大規模な増産体制も望めません。

ハイブリッドモデルの「IS300h」には特別仕様車の設定がないだけにここまでの人気となるとは開発陣も想定外なのでしょうが、実車も見ずにご契約された方のマインドを冷やさないよう、メーカーには継続的な情報提供や少しでも納期が早くなるような改善策や日本市場への割当増などの対応を図っていただきたいところです。

2020年10月06日

新型レクサスIS 特設サイトが一般公開!&契約者さま情報(10/4版)

レクサスISご契約者さまに先行配信されていた情報が特設サイトとして一般公開されています。
試乗インプレッション、新型車の改良ポイント、デザインインプレッション編となかなかのボリュームで、開発陣自ら語る内容は見ごたえがあります。
その内容はまさに今後ISを検討される方に興味を引く内容となっていますので、ご検討中の方はぜひ視聴をおすすめします。

https://lexus.jp/models/is/secret/


■試乗インプレッション編




この動画ではリアウィンカーのバルブが点滅している状態が確認可能です。

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ご契約者さまからの情報でも新カラー「ソニッククロム」の人気が高いようですが、この動画でもソニッククロムの”F SPORT”が活躍しており、イメージカラーとして大きくPRされています。

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■新旧IS比較編



しっかり、パワートレーンはキャリーオーバーしていることを最初に伝えていることは好印象。
よく動くサスペンションが注目ポイントとしてあげられています。

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ドアミラーの位置を少し下げてサイドの視界を確保しているという情報もありますね。
LCから採用されている新意匠ミラーは視界の確保がしやすいことも特徴といえます。

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■デザインインプレッション編




フロント、サイド、リヤ、それぞれのこだわりポイントを丁寧に解説しています。
私的には特にサイドビューの4ドアクーペ的なシルエットが好みです。乗降性などは多少犠牲になっているものとは思いますが、ルーフからトランクにつながるきれいなラインは数あるスポーツセダンの中でも際立って美しいのではないでしょうか。

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実は今まで実車でテールランプが一文字にキレイに光った映像は少なかったですが、この動画では堪能できます。
これは確かに夜の状態が楽しみですし、ひと目で新型「IS」と識別できますね!

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デザインスケッチも確認できます!

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前期ISをお乗りだった方で他のブランドをご経験された方もいらっしゃると思います。他のブランドの良さも経験された方が再びこの新型ISにお乗りになり、確実な進化を感じ、そして魅了される。そんな1台に仕上がっていることを期待したいです。

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【新型IS ご契約/納期予定情報】2020/10/4更新!ver2

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*いただいたコメントを元に集計しております。
 追加・訂正・削除などございましたら再度コメントいただければ幸いです。
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今後ご契約情報をいただける方は以下のフォームにのっとりコメントいただければ幸いです。
データは定期的に更新させていただきたいと思います。

特に特別仕様車の納期が長期・または未定の状態のようですが、少しでも早く皆様に納車されることを心より祈念しております。

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■新型ISご契約情報ご報告フォーム

・車種   [IS300h・IS300特別仕様・IS300・IS350特別仕様・IS350]
・グレード [標準・"version.L"・”F SPORT”]
・契約日
・ラインオフ日
・納期予定日
・ボディカラー
・内装カラー
・コメント等

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プレカタログ・見積もり例などはこちら

【YouTube】新型LEXUS IS (2021 MCモデル)プレカタログ解説+価格見積りなど


2020年10月05日

北米で新型レクサスISニュースリリース! & ISご契約者さま納期情報(10/1)

2020年9月30日、最大市場である北米において、新型レクサスIS(MCモデル)のニュースリリースが行われました。
価格もあわせて発表され、毎度のことですが、その日米価格差には驚かざるを得ません。

https://pressroom.lexus.com/vehicle/2021-lexus-is/

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価格ですが、「IS300」が「39,000ドル〜」と驚異的な価格。
もちろん、日本とは異なり消費税などの諸税は含まれていませんし、「ナビゲーションシステム」などがオプションであることを考慮しても「安い!」と思わせる価格。詳細なパッケージオプションはまだ不明ですが、「本革シートセット」や「マークレビンソンオーディオシステム」なども日本市場より大幅に安い価格であることが推測されます。

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ただし、日本市場がすばらしいと思うのが、3種類のパワートレーン(IS300、IS300h、IS350)を擁すること、そして人気の”F SPORT”がどのパワートレーンでも選べることでしょうか。(特に日本では「IS300h」が選べるのが大きいですね!)

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なお、上記ニュースリリース先には高解像度の新たな画像も公開されています。
特に、日本では特別仕様車に装着される「BBS製 19インチ鍛造ホイール」と、MOPのオレンジブレーキキャリパーを装着しない場合の組合わせが高解像度で確認できますので要チェックですね!

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さて、先般募集させていただきました、新型レクサスISのご契約者さまの情報は、ありがたいことに、早速30名超のコメントをいただき、新型ISの予想を超える人気ぶりに驚かざるを得ません。

現時点で特徴的なのが、その”F SPORT”率の高さ
やはりそのスタイリッシュなデザインとFRスポーツセダンということで”F SPORT”人気の高さが伺えます。
そして、高品質なセミアニリン本革や本杢ステアリングなどを擁するラグジュアリーグレード、”"version.L"を選択された方は、絶対数は多くありませんが、皆さん「オーカー」を選択されているということ。プレカタログでも大きくPRされている、ダッシュボードやドアトリム部分にも及ぶ「2トーン」の内装の魅力でしょうか。

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【新型IS ご契約/納期予定情報】2020/10/4更新!ver2

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↑クリックで高解像度版に拡大します
*ラインオフ日の項目を独立させました
*いただいたコメントを元に集計しております。
 追加・訂正・削除などございましたら再度コメントいただければ幸いです。
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今後ご契約情報をいただける方は以下のフォームにのっとりコメントいただければ幸いです。
データは定期的に更新させていただきたいと思います。

特に特別仕様車の納期が長期・または未定の状態のようですが、少しでも早く皆様に納車されることを心より祈念しております。

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■新型ISご契約情報ご報告フォーム

・車種   [IS300h・IS300特別仕様・IS300・IS350特別仕様・IS350]
・グレード [標準・"version.L"・”F SPORT”]
・契約日
・ラインオフ日
・納期予定日
・ボディカラー
・内装カラー
・コメント等

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プレカタログ・見積もり例などはこちら

【YouTube】新型LEXUS IS (2021 MCモデル)プレカタログ解説+価格見積りなど



新型レクサスIS(IS350 AWD) 海外実車レビュー サウンドがいい!

北米では実車が徐々に公開されているレクサス新型IS。

日本国内ではIS300hとIS300が主力車種となりますが、北米ではIS300hは販売されないため、IS350/IS300が販売されるようですが、今回紹介する動画はIS350のAWD仕様。日本には導入されない仕様ですが、AWDのため、トランスミッションは8速ではなく6速を搭載している模様。

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【YouTube動画】2021 Lexus IS 350 – POV First-drive Review



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日本とは環境が異なりますが、V6/3.5L 2GRはやはり名機ですね〜
動画後半では、しっかりとエンジンを回してくれているので2GRサウンドが堪能できます。
Mモードでのスピードメーターの動きとサウンドのリンクが心地よいですね!

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さて、評判の良いデザインに関しては「IS350」と認識できるのはリヤのエンブレムのみとなっています。
フロントデザインについては全車共通で、とても安心して見ることのでできる非常に格好良いデザインですね。

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分割したり、でこぼこだったりした異型のヘッドランプから決別し、新型RXのような王道の吊り目型のヘッドランプに回帰しましたが、結局このタイプが一番かっこいいように思います。また、3眼ヘッドランプの四角いLED光源も目新しいです。

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最初に公開された大型のリヤクォーターの大型ステンレスモールは車格感があがった感じがして新型ISで「いいな!」と思う部分の一つです。

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ピアノブラックに塗装されたリヤスポイラーの形状がよくわかります。
今までにない形状で好みが分かれるかも知れませんが、純正としてはなかなかアグレッシブな形状ですね。

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トランクの開閉については、レクサスRCで搭載されていた「フルオープン機構」が導入されたようです。
ワンタッチでフルオープンになるようです。(前期、中期ISでは非搭載だったはず)
ただし、閉じるときのオートクローズ機能はありません。(GSオーナーからの乗り換えだとMOPでの設定がほしかったように思います)

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リヤバンパーロアガーニッシュはピアノブラックで塗装されているのが「F SPORT」の特徴ですね。
無塗装樹脂パネルがほぼ見当たらないので大変見栄えが良いです。

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フロント席に関してですが、動画でインプレッションされてる個体は、フレアレッド内装。
日本でのモータージャーナリストの試乗会ではなかったカラーリングなので新鮮です。ドアトリムオーナメント表皮の「エンボス加工」が見当たらないと一瞬思いましたが、光の加減で実際はしっかり入っているようです(が、結構彫りが控えめな軽いエンボス加工のようです)


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角度を変えるとしっかりエンボス加工が!
しかし、パワーウィンドウスイッチパネルはやっぱり加飾なしで確定ですかね・・・

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リヤ席に関してはほぼ変更がない模様。しかしフレアレッドの樹脂パネルは斬新ですね!(個人的には好みです)
ドアトリムのエンボス加工は見えない・・・角度の問題?

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動画でも触れられていますが、センターコンソール後部のエアコン吹出口付近およびリヤのセンターアムレーストには、現代モデルではほび必須となりつつある、USB充電端子や、アクセサリーソケットなどの装備がありません。
走りには全く関係のない装備ではありますが2021年の新型車として考えると不満の残る点かと思います。
カスタマイズ志向の方は、後付のUSBソケットを前席から引き込むことで対応は可能ですが。

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操作系に関してですが、北米仕様ではウィンカーレバーを入れると3〜5回程度ウィンカーが点滅する「ワンタッチウィンカー」(ユーロウィンカー)が標準搭載されているようです。日本市場のレクサス車では未導入ですが、トヨタ/ヤリスから搭載されているので、今後の導入はあり得るかもしれません。
(個人的には3回では短いので5回を希望)

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ADAS関係では、IS初採用となるレーンキープ機能(LTA)は、車線がしっかり認識できる範囲ではしっかり追従走行ができていますが、車線が拡張したり白線が一瞬消失するような状況ではレーンをはみ出す挙動が生じていますので、まだまだ完璧な装備ではありません。(上記動画では10分20秒前後)
しかし、かつてのレーンキープアシスト(LKA)に比べると実用性のある機能になっている模様。

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日本での新型レクサスIS発表まではまだ1ヶ月超の期間があります。
東京都でも「GO TO」解禁がアナウンスされましたが、感染対策をした上での限定公開ぜひお願いしたいところ。
ご契約者向けの専用サイト優先でさらなる情報解禁を勧めていただくと、オーナーの方の満足度も高まりそうですね。

2020年09月27日

【朗報】新型レクサスIS 増産が確定した模様!ただし特別仕様車は・・・

今巷で話題のレクサス新型ISの話題。
新型レクサスIS、現時点では既存オーナーを中心とした販売活動がひっそりと行われていますが、一部の販売店ではISの「プレカタログ」が既に配布終了となるなど注目度の高さは販売店やメーカーの予想を超えているようです。

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なお、新型ISについては、既に半年(2021年4月)を超える納期待ちとなっていましたが、つい先日「増産」が確定したそうです!

8月末までにオーダー済の方については概ね「2020年11月下旬〜1月」には納車される見込みとのこと。
ただし、特別仕様車(”F SPORT Mode Black")に関しては、納車予定日はまだ不透明な模様です。

現時点の情報ではパワートレーンによる納期遅延ではなく、「特別仕様かどうか」で納期に差が出ているようです。

ということで、プレカタログをまだお持ちでない方向けに(今更ですが)ポイントを勝手に動画解説してみましたので、未閲覧かつお時間に余裕がある方はご参考いただければ幸いです。

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【YouTube】
新型LEXUS IS (2021 MCモデル)プレカタログ解説+価格見積りなど




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ご契約者の方の納期が少しでも短縮することを祈念しております!
そして、限定公開でもいいので早く実車お披露目をお願いしたいですね〜!




2020年09月10日

新型レクサスIS 開発者インタビューなかなか面白い!(山本シンヤ氏


初期オーダーがかなり多くなっていると噂の新型ISですが、2020年9月2日、貴重な「開発車インタビュー動画」が新たに公開されています。
自動車研究家、山本シンヤ氏による チーフエンジニア「職人:小林氏」へのインタビューは受け答えも含め、聞いていて面白いですね。

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【YouTube】「新型ISは、進化と言うより刷新!!」チーフエンジニアの小林直樹さんに聞いてみた。【自動車研究家 山本シンヤの現地現物】




・なぜマイナーチェンジなのか

・なぜデザインをここまで変えたのか

・内装の改良を控えめにした理由は

・エアコンレジスターを変更した理由は

・ばね下を軽量化した理由

・ハブボルトに変更した理由

・プラットフォームを現行通りとした理由

・LDHを廃止した理由


なかなか聞きにくいことも切り込んでインタビューされているのが好印象!

ちょっと苦しい回答もありますが、ここ数年のレクサスの改良の中でもまさに「選択と集中」にこだわったといえるのがこのクルマの特徴。
デザインの評判は非常に高いですが、モータージャーナリスト各位から、走りも「激変」と評されている、新型レクサスISを検討中の方はぜひご視聴を!

2020年09月08日

新型レクサスIS 初期オーダー終了、納期はどうなる?

販売店からメーカーへの初回オーダーが完了した新型レクサスIS。

先行発注の方の納期目安は「9月上旬」以降判明の模様ですが、発売は「11月5日」以降ですから最速の方で「11月中旬〜下旬」頃でしょうか?
これから注文される方の納期は確実に年明けとなると思われますが、将来的なリセールバリューを考えると年明け納車の方が有利とも考えられます。

※すでに納期が「来年3月頃」になっているとのコメントもいただきました。今後生産調整が行われると思いますが初期オーダーが想定より多いのかも知れません。また、グレードや車種により納期差がある可能性がありますね。
判明次第レポートさせていただきたいと思います。

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現時点では特別仕様車「F SPORT Mode Black」に注目が集まっているようですが、実際の受注割合も気になるところです。
気になるのは、「BBS製鍛造ホイール(マットブラック塗装)」の納期でしょうか。このホイールの供給がうまく行けばいいのですが。

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さて、新型ISですが、あまりにも情報がないので、モータージャーナリストの試乗動画等を閲覧して改めて気づいた点をざっと上げてみました。


■リヤウインカーは電球で確定

 点灯画像は見えませんが、モータージャーナリスト島下泰久氏の試乗動画で、リアウィンカーが電球であることが確認できます。

【YouTube】世界最速試乗!レクサス IS 300h F SPORT by 島下泰久




静止画では明らかにオレンジ色のバルブがクリアレンズの奥に見えます。500万円を遥かに超える新型車でリアウィンカーが電球の車を見つけるのは難しいかもしれません。もっとも、走行性能にはなんら問題はありませんが・・・

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■ルームランプはタッチスイッチ式にアップデート

プレカタログ(リーフレット)では、特に記載がありませんが、RC/NX以降採用されているLEDのタッチスイッチ式にアップデートされているようです。
現行ISでコストダウンを感じる部分でしたのでこれは嬉しいですね。
ただしルームミラーはRCやLCで採用しているスタイリッシュな「フレームレス」タイプではないようです。

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■ハブボルト式への変更による従来のホイールとの互換性

モータージャーナリスト清水和夫氏の動画の中「今まで変更をしなかったのか」という問いに対し、開発主査が以下のように回答しています。
推測するにPCDが「114.3」から、LSやLCのように「120」に変更されている可能性もありそうです。

 ・信頼性に自信が持てなかった
 ・ずっとこれでやってきたから
 ・今までのホイールが使えないから
 ・今後のレクサス車もハブボルトへ変更予定


【YouTube】レクサスIS プロイトタイプ 速報!! 熟成の新型(マイナーチェンジ)【新車試乗】2/2




ちなみに、ボルトはこういう仕様のようですね。
見た目は輸入車で使用されているものと同じに見えますが・・・

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ボルトはしっかりブラック塗装されているようですが、むき出しのようですから、ディーラーオプションに設定されているキャップを装着するのも良さそうです。また、アフターパーツメーカーから「チタン製ボルト」などが出てきそうですね。

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■重量増は10kgに留まる

プレカタログ(リーフレット)には記載のない車両重量は、広報用に公開されたようで例えば、IS300h F SPORTは現行モデルより「10kg増」。
足回りを中心に軽量化を図った新型ISですが、F SPORTモデルに関しては「19インチホイール」を装着したことで、最終的には若干重量増加となっているようですね。

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■「レクサスクライメイトコンシェルジュ」がない

試乗動画であらためて気づいた点ですが、「シートヒーター/ベンチレーションスイッチ」に「AUTO」がありません。
これは、レクサスクライメイトコンシェルジュ機能がないことを示しています。
エアコンやシート空調、ステアリングビーターを統合制御する「レクサスクライメイトコンシェルジュ」は、かつては「LS・GS」などのハイクラスのクルマ用の装備でしたが、その後新型RXへの採用、そして第3世代レクサスでは「LC」、「UX」、「ES」へ採用するなど幅広い車種に採用されていますが、フルモデルチェンジを実施していないレクサスNX、RC、そして今回ビッグマイナーチェンジをする「IS」でも設定はありません。
レクサスGSから乗り換えされる場合はネックになる部分といえます。
完璧な制御をするわけではありませんが、意図せず自然に空調が統合制御されているのは季節の変わり目などで特に気持ちの良いものです。

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■イルミネーションも消滅か?

最近のレクサス車のインテリア上の課題とも言える「室内イルミの少なさ」に関しては新型ISも期待できなそうです。
今回のマイナーチェンジに伴い、「RC」とセンターコンソール、シフトパネル周りを共通化していますが、同時にそれはイルミネーション機能がないことになります。ドアトリムにもイルミはありませんし、カップホルダー、リモートタッチ周りにもイルミはないでしょう。
もっとも、LEDルームランプ/スポットランプはあるのですが・・・

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新型IS発売まであと2ヶ月・・・
レクサスISについては新情報が全然入ってこない状態ですが、新型レヴォーグのようにぜひ先行展示を実施してほしいところですね・・・
もう少し試乗動画や試乗レポートが出回るかと思ったのですが・・・

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2020年08月23日

新型レクサスISは熟成された玄人好みの1台か?

新型レクサスISに関する試乗レポートが続きますが、どのレポートを見ていても、新型ISは劇的な進化を遂げたというよりは、熟成された素材を職人がこだわりを追求して改良した「玄人好みの1台」であるということではないかと感じます。

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カー雑誌「GENROQ」web版でのレポートは、CG編集長の渡辺慎太郎氏。
最近少なくなってきたインテリジェンス感あふれる記事は大変読み応えあります。なお、今回のレポートでも「IS300」の評価が高いようです。

https://genroq.jp/2020/08/13/87343/


<以下引用>
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「従来型のISに乗った経験がある人が新型を試したら、おそらく「なんとなく全体的によくなったかな」という第一印象を持たれるだろう」

「新型は「自分の足の形状に寸分違わずピッタリ合った靴を、きちんと靴紐を締めて履いている」ような感覚である。

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上記レポートでは、以下の点が判明します。

■(F SPORT)車両重量が従来比「+10kg」

  →ホイールを19インチに変更し、ボディ剛性強化パーツを盛り込んでこの重量増にとどめたのは、凄いですね。

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https://genroq.jp/2020/08/13/87343/gqw_lexus_is_shintaro_081225/


■(IS300h)ハイブリッドバッテリーは「ニッケル水素」

  →パワートレーンは変更されていないので引き続きニッケル水素を。
  しかし、「ES300h」がリチウムイオン化で重量も、燃費も効率化されたので、ISも「もし換装されていたら・・・」と感じますね。

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https://lexus.jp/models/is/features/hybrid_drive/


■全高は5mm高くなっているが、ヘッドライト、Cピラー、トランク上部の付近は43mm、15mm、31mm低くなっている

  →ボディサイズが全般的に大きくなっていますが、すべてスタイルの変更にあてられ、全体的「ワイド&ロー感」が強調。
   昨今の居住性を重視したSUVやミニバンなどとは真逆の進化です。

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https://genroq.jp/2020/08/13/87343/gqw_lexus_is_shintaro_081230/


レポートの最後の締めくくりは以下のフレーズ。

<以下引用>
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洗練や熟成や成熟という言葉が新型ISには相応しいものの、前述のように従来型から劇的に様変わりしたわけではない。一方で、新型ISに試乗していろんな場面で改善の痕跡を見つけられたとしたら、相当の運転スキルと解析能力をお持ちだとお見受けする。しいていえば新型ISは“玄人好み”のコンパクトスポーツセダンかもしれない。

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なるほど・・・
現時点でのさまざまなメディアのレポートや、リーフレットを見る限り、新型ISにはみんなが「おおっ!」と点はありません。
マイナーチェンジの記者発表をしても一般的な全国紙やTVメディアに取り上げられることはないでしょう。

「安全装備」はようやくこのクラスの標準レベルに到達したのみで抜きん出たものはありません。

「燃費」や「環境性能」も従来モデルと比べても進化は見られず、カタログ見栄えのある変化はわずか。

「自動運転技術」や「電動化技術」は(求められていないでしょうが)進化なし。

「華美なイルミネーション」はまったく見当たらず。

「快適装備」もほとんど変更なし。 (UXにも装備されている”レクサスクライメイトコンシェルジュ”が非搭載なのは残念)

ボディサイズ拡大にもかかわらず、「居住性」には変化なし。

「乗り心地」の良さ「静粛性」の強化など高級セダンの指標である「わかりやすい進化」も見受けられない。


限られたコストで徹底的に手が入れられたのは「外観のデザインとボディ構造・足回りなど目に見えない部分」が中心。

当初、「廃止されるGSユーザーをも視野に入れた快適性向上のためのマイナーチェンジ」と予想する声が多かったですが(私自身もそう考えました)、結果的には従来の「IS」の路線から変わらずマニアックとも思える改良となったのは意味驚きでもあります。


レクサスでは「指名買い」ではなく、セールスマンのコンサルティングを受けて自分にあった車を選択される方も多いと聞きます。
しかし、新型「IS」は今の時代のムーブメントに迎合した改良ではなく、「ISの方向性はかくあるべき」とこだわって開発された方向性やデザインに共感された方が「指名買い」する1台であり、レクサス車でも特徴のあるクルマとなりそうな予感がします。

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https://genroq.jp/2020/08/13/87343/gqw_lexus_is_shintaro_081220/

2020年08月14日

レクサス新型IS 2種類の新ボディカラーとシート素材、新パネルをチェック!

新型ISでは既報の通り2色の新ボディカラーが採用されます。

まずは「ソニッククロム」<1L1>
新型ISリーフレットの表紙を飾るイメージカラーの1つです。
9月改良の「RC/RCF」で先行導入されますので、IS専用カラーではなく、今後他のレクサス車にも続々採用される模様です。

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カラーサンプルを見ると、色合い的には「マーキュリーグレーマイカ」とほぼ同系統。
マーキュリーグレーマイカは少し「紫」っぽさがありましたが、それを抜いた感じでしょうか。

▼左が「マーキュリーグレー」、右が「ソニッククロム」

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もう一つの新カラー、「ソニックイリジウム」<1L2>

こちらは青白系かとおもいきや(と私は思っていた)実際は、「プラチナムシルバーメタリック」に近似のシルバーです。
現時点ではレクサスIS専用カラーですが、ほどなくして他車種にも採用されそうな雰囲気ですね。

▼左が「プラチナムシルバーメタリック」、右が「ソニックイリジウム」

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もうひとつ、プレミアムクラスの車を中心に設定されている「ソニックシルバー」との比較
ソニックシルバーは金属感があり、非常に粒子が細かいですが、ソニックイリジウムは結構ガラスフレークのキラキラが目立ちますね。

▼左が「ソニックシルバー」、右が「ソニックイリジウム」

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ということで、「ソニッククロム」、「ソニックイリジウム」は、それぞれ「マーキュリーグレーマイカ」、「プラチナムシルバーメタリック」かなり近い色合いとなっているといえます。

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カラーサンプルといえば、「シート内装のサンプル」が確認できるのもトヨタブランドにはない特徴です。
ISの場合は ”F SPORT”グレードを選択される方が多いと思いますので、標準スポーツシートの「Ltex」とメーカーオプションの「本革」で迷われる方が多いのではと思います。本革シートセットの価格が「269,500円」と以前より安くなったものの高額です。

快適装備の「ベンチレーション機能」を重視するのであれば「本革シートセット」を選択するしかありませんが、それほど重視しないのであれば本革の分価格を抑えることができますね!
気になるのはシートメイン材の「Ltex」の質感ですが、「ES」などと同様、本革と遜色ないタイプの仕上げでしたので、質感的には問題ないかと思いました。

ぜひカラーサンプルで手触りや生地の厚みをチェックしてください。(サイド材に使用されている「Ltex」は厚みも薄く質感は今ひとつです)

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ISで継続採用されることが決まった「ダークローズ」と「フレアレッド」との違いもバッチリ確認できます。

▼左が「ダークローズ」、右が「フレアレッド」

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そして、「インテリアパネル」もすでに確認ができます。
(F SPORT専用パネルの「”F SPORT”専用サテンクロム」は到着が遅れている模様)

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"version.L"専用インテリアパネル、「アッシュ材のオープンフィッシュ仕上げ」(墨ブラック)は質感もGood!
ただ、ちょっと古典的なパネルなので好みはわかれそうですね。

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一方、「ブラックジオメトリーフィルム」は、幾何学模様でこちらも好みの分かれそうな質感。使い込むと爪先などで傷が付きそうな感じです。カラーも、ブラックと言うより、ダークグレーという感じですかねぇ。

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定番の「ブラックメタリック」の方が好みという方も多そうです。しっかり、クリア塗膜があるので耐久性もあり、十分な質感を保っていて安心できるインテリアパネルといえます。”標準”グレードの方は「ブラックメタリック」にするか「ブラックジオメトリーフィルム」にするかぜひサンプルチェックしてくださいね。

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2020年08月13日

速報!レクサス 新型IS 特別仕様車 ”F SPORT Mode Black" 見積もり例


レクサスLCコンバーチブルに続く新型車(または派生車種)登場とともに「特別仕様車」を設定する手法は最近の輸入車の定番ですが、レクサスでも今後定着しそうですね。
「F SPORT ”Mode Black"」は、ガソリンエンジンモデル「IS300」と「IS350」に設定されますが、この特別仕様車は価格を考えるとかなりお買い得な1台(特に「IS300 特別仕様車」)です。

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価格は以下の通りベースとなる”F SPORT”の+500,000円高です。

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これが「高い!」かどうかは「19インチ鍛造アルミホイール(BBS製マットブラック塗装)」の価値をどう見出すかどうかによります。

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特別仕様車に「標準装備」される装備の価格換算(予想)は以下の通り。
このBBS鍛造ホイールは「ディーラーオプション」でも準備されますが、単純にオプション価格を上乗せするするのではなく、もともと純正で装備されている19インチブラックスパッタリングホイールとの差額を換算する必要があると考えました。この純正ホイールも4本で20万(1本あたり5万円程度?)ぐらいはするでしょうから、ここでは仮に「40万円」の差額としておきました。


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・・・ということで、ホイール以外の追加装備で約40万円ほどかかっていますから、「+10万円」程度で、BBS鍛造ホイールが装着されると考えると、将来的に運動性能の高いホイールに換装を考えている方には非常にお得に感じますしね。


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以上を踏まえての「IS350 ”F SPORT Mode Black”の見積もり案です(フルオプション)

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*IS350に「LSD」は標準装備の模様
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それにしてもIS350から本当に「LDH」や「VGRS」など3.5Lモデル専用装備が廃止されたとすると本当に残念。
共通部品使用によるコスト削減とは思いますが、リヤブレーキサイズも縮小されて全車種同サイズになっていますし、プレカタログを見る限りIS350とIS300の差は単純にパワートレーンの差(+「LSDのMOP設定有無」)だけになっているみたいですね。

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「IS300」特別仕様車と 「IS350」特別仕様車の価格差は実に「1,150,000円」。
輸入車ではエンジン違いで100万円以上違うこともありますが、装備もその分上乗せされていることが一般的。
新型ISでは、ほぼパワートレーン違いのみですから、ここまで差があると、リセールも考慮した場合「IS300 特別仕様車」の方がコストパフォーマンスは高いと感じます。(とはいえ、V6エンジンと直4エンジンのフィーリングの違いも大きいのが事実・・・悩ましいですね。)


2020年08月11日

速報!レクサス新型IS(IS300・IS300h)MOP価格&見積もり例 

一部で話題沸騰?の新型IS。
私のようなスペックマニアは「パワートレーンが・・・」「プラットフォームが・・・」とついつい粗を見つけがちですが、扱いやすいFRセダンとして、最新の先進安全装備を備え、ユーザーの声に可能な範囲でしっかり手を入れてきていると感じます。
先般廃止された「GS」のラグジュアリー志向のオーナーの受け皿にはなりませんが、スポーティ志向派の方には選択肢の1つになりえると感じます。ただ、「助手席」や「後席」の快適性という面ではほぼ手つかずという点では配慮が欲しかったと感じます。


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すでにご契約された方もいらっしゃると思いますが、まずは価格のおさらいです。

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主要メーカーオプション価格は以下の通り。
参考まで現行モデルのオプション価格も併記しています。

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注目ポイントは、「F SPORT 本革シートセット」が大幅に安くなっていること。
これは、現行モデルはシート素材の一部がファブリックだったのが、2021年モデルでは合成皮革の「L-tex」にグレードアップしたことにより、価格が引き下げされたものと思います。
販売店ではL texのサンプルが届いていますが、新型ISのL texのメイン素材は、「ES」や「RC」のLtexと同様、しっかりとした厚みがあり、本革とそれほど遜色ありません。しかし、本革シートセットにしないと、以下のアイテムが装備されませんので、悩ましいところです。

【F SPORT専用 本革シートセット】
 ・運転席・助手席ベンチレーション機能(冷風)
 ・運転席パワーイージーアクセスシステム
 ・運転席ポジションメモリー
 ・後席サイドエアバック (*単品装着可)
 ・ドアミラーメモリー機能

また、マークレビンソンオーディオも価格が上がっていますね。
これは北米でのニュースリリースのとおり、「17スピーカー1800W」へとシステム全体のレベルアップが図られていることが理由でしょう。
(17-speaker system with a new amplifier offering an impressive 1,800 watts)

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さて、以上を踏まえて、「IS300」の見積もり例。
ISというモデルの性格上、ガソリンエンジンを選択される方はコンフォート志向ではなくスポーティ志向と思いますので、”F SPORT”をチョイスしました
メーカーオプションは「全部あり」仕様です。

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■IS300 ”F SPORT”

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*諸費用・税金は、おおむね25万円前後を見ておけばいいでしょう。
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次は、売れ筋の「IS300h」の見積もり例。
こちらはコンフォート志向ということで、"version.L"をチョイス。あえてインテリアパネルは「墨アッシュ」ではなく、”標準”でも選択できる「ブラックジオメトリーフィルム」を選択しています。価格が安くなりますが、ステアリングからも「墨アッシュ」がなくなりますので要注意です。

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■IS300h "version.L"

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*諸費用・税金は、HVのためおおむね15万円前後を見ておけばいいでしょう。
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IS300”F SPORT”とIS300h"version.L"のメーカーオプション「全部つけ仕様」ではその性格はことなりますが、結果的に価格が同価格帯になるのが面白いですね。

特に、"version.L"仕様はほとんどの装備がついているので、追加するのは「パノラミックビューモニター」のみの装備でも十分です。
「NAVI AI-AVS」を装備すると、評判のよい「スウィングバルブショックアブソーバ」が非装備となりますので、あとは好みで「ムーンルーフ」、そして「マークレビンソン」を装着するかどうか・・・というところでしょうか?

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なお、新型ISはすでに契約が可能となっています。早期納車を狙う場合は遅くともお盆明けには契約が必要と思われます。

東京都内店舗においては、「紹介特典」がありますので、初レクサス車の方で「新型IS」の商談をスムーズに進めたい方はお気軽にメッセージ・またはコメント欄からご連絡下さい。

速報!レクサス新型IS 価格&プレカタログ公開 実質値下げか?

2020年11月初旬に発売予定のレクサスのFRセダン「IS」について、日本仕様のリーフレットの配布が開始。
商談も8/1から解禁となっています。

表紙は新ボディカラー「ソニッククロム」のIS F SPORT。

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新型ISは既報通りパワートレーン、プラットフォームは刷新されていませんが、ターボ(IS300)、ハイブリッド(IS300h)の制御にはだいぶ手が入っているとのこと。旧パワートレーンをチューニングすることで、ある意味、新型クラウンやレクサスESなどとも違った味に仕上げているのかもしれませんね。
例年ですと、セールス担当者が研修して試乗の上商談に臨むのですが、コロナ禍ではそれができないため、どれほどフィーリングが変化しているのかわかりませんね。

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さて、気になる価格ですが、大方の予想を覆し、ほぼ「値段据え置き」。
最新の先進安全装備や電動パーキングブレーキ等が追加されるなど、標準装備のアップデートを考えると、実質「値下げ」とも言える仕様となっています。
価格は以下のとおりですが、モデルチェンジにあたり、消費税増税でバラバラになった金額が、「キリのよい数値」に補正されているのがレクサスらしいですね。

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従来はメーカーオプションであった以下の装備を「標準化」、また「ホイール&タイヤサイズの大口径化」を実施していますので、本来であれば、約11万円〜12万円程度値上げしても差し支えありませんが、セダン冬時代の中、販売数を維持するための戦略的結果でしょうか、価格は据え置き、実質的に値下げといえるでしょう。なお、”version.L"については、他のグレードより価格上昇が大きいですが、「アッシュステアリング」を採用しているのでこの分のコスト転嫁が考えられます。

・ブラインドスポットモニター&RCTA (約66,000円)
・クリアランスソナー&バックソナー (約44,000円)
・ステアリングヒーター(約11,000円)※ただし”標準”は非装備


さて、以下は「リーフレット」のポイント解説です。

■エクステリア1

 全車メッシュ型のグリルになったこと、LEDヘッドランプが確認できます。ウィンカーの光り方はまだわかりませんね。特別な表記がないので、おそらくシーケンシャル式ではないのでしょう。「流れるウィンカー」はブームがすでに去った感じでしょうか?

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■エクステリア2

 リヤウィンカーの仕様が発表時から不明でしたが、どうやらウィンカーはLEDではなく電球のようですね・・・ちょっと信じがたいですが。
 これは新型ISのエクステリアの数少ない欠点といえます。何故なんでしょう。

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■インテリア1

 2トーンカラーが映える「オーカー」が使用されており、見栄えが良いですね。質素だったドアトリムもエンボス加工で雰囲気が向上していますが、高級車では当たり前となった「アンビエントライト」の追加はないようなのが残念です。夜間は「真っ暗」仕様でしょうね・・・

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■インテリア2

 最大の目玉ともいえる「電動パーキングブレーキ」が取り上げられています。その他、アッシュ本木目ステアリングの採用、丸型に意匠変更されたエアコンレジスター、そして「ナノイーX」の採用など、現行ISからの変更点が取り上げられています。
”version.L”の価格上昇が他のグレードより大きいのは「アッシュステアリング」を採用しているという点もあるでしょうね。

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■ボディ関係

新プラットフォームは重量増加がネックですが、ISの場合はあえて旧プラットフォームを継続しようというのは理解できる範囲と思います。レクサス量販モデル初のナットからボルト締結化への変更、サスペンションではフロントアッパーアームのアルミ可などの軽量化、そしてノーマルサスペンション採用車には、レクサスESでも評判の良かった「スウィングバルブショックアブソーバ」が採用されていることがPRされています。

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■F SPORT エクステリア

ISは”F SPORT”の比率が高いようで、エクステリアもバッチリ掲載されています。
各部ピアノブラック塗装が行われており、むき出しの樹脂部分がほとんど生じていないのは素晴らしいですね。
また、オレンジブレーキキャリパーが新設定され、カラーリングも2021年モデル用により色味を強めた新カラーとなっています(RCも同様)

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■F SPORT インテリア

インテリアはあまり違いがないように見えますが、「フレアレッド」の採用と「ホワイト」が新設定されたことによりスポーティさが際立ちます。
レクサスLCの2021年モデルから採用された「新意匠ブレーキペダル」のほか、ついにISにもアルミ製フットレストが採用されたのは嬉しいポイント。
そして、RCでも採用される”F SPORT”ロゴが入った新デザインのステンレス製スカッフプレートも明らかになっています。
標準装備のシートは「ファブリック+Ltex」から、「Ltex」にアップグレードされています。

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■セーフティシステム1

安全装備はせいぜい「ES・UX」レベルに留まると予想されていましたが、一気にアップグレードされ、現時点ではレクサス(LSを除く)最高水準のセーフティシステムが搭載されます。(レクサスRC2021年モデルではアップデートされませんので、ISとRCでは安全装備系の世代が異なることに注意です)
ただし、LC・RCなどと同様、可変ヘッドランプシステムの「AHS」は不採用となったのは残念です。軽量化という面もあるかと思いますが、ライバル車では走行性能を確保しつつ可変ヘッドランプシステムやより高性能なヘッドライトシステムを搭載しているので、この点はレクサスも頑張って欲しいところ。

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■セーフティシステム2

日常的に使用する「パーキングサポートブレーキ(PKSB)」の標準化、「ブラインドスポットモニター(BSM)」の標準化など、セーフティシステムが大きく強化されました。
またレクサスのセダン・クーペでは採用が珍しい「パノラミックビューモニター(PVM)」もオプションで設定されていることが確認できます。

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■IS350/IS300特別仕様車 ”Mode Black” 

北米での公開時に話題となった「BBS製 19インチ鍛造ホイール」や、RC特別仕様車”Emotional Ash"でも装備される「銀墨本杢」などが採用される仕様です。売れ筋の「IS300h」には採用がないのが残念ですが、”F SPORT”を検討される方はぜひ注目したい1台ですね。

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■ディーラーオプション

モデリスタ・TRDといったブランドのエアロパーツやホイールが掲載されています。TRDには20インチの鍛造アルミホイールも設定されていますね。北米で話題となった、「カーボンリヤスポイラー」の設定もある模様。


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■エクステリアカラー

ニュースリリースでもあったとおり、「ソニッククロム(1L1)、「ソニックイリジウム(1L2)」が新設定。
カラーコード的にはシルバー系に属しますが、ソニッククロムは「ダークグレーマイカ/マーキュリーグレーマイカ」の後継といえます。
「ソニックイリジウム」は、「プラチナムシルバーメタリック」の後継と言えるカラーです。
ニュースリリース画像ではもう少し白っぽく見えたのですが・・・
なおリーフレットのボディカラー名には一部誤字がありますが、見つけた方は相当なマニアです。

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販売店にはすでにカラーサンプルが届いていますのでご検討される方は確認してみてください。

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■インテリアカラー

内装カラーは大部分が入れ替わり、コスト削減もあるのでしょうが最近のレクサス車の定番カラー「ブラック」、「オーカー」、「フレアレッド」、「ホワイト」に集約されました。すでにレポート済ですが、「ダークローズ」が継続採用されたのは一つのトピックといえます。

オーナメントパネルもブラックメタリック以外は刷新され、古典的なインテリアパネルは消滅していまいました。

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なお、「ブラックジオメトリーフィルム」はリーフレットのカラーと実物はかなり違うので”version.L”でレスオプション扱いされる方は注意ください。

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”標準”の場合は引き続き「ブラックメタリック」が選択できますが、これはこれできれいなパネルです。
センターコンソール部分もこの仕上げであればよかったのですが・・・

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■主要装備一覧

主要装備一覧はかなり細かいですが、やはり懸念していたことが実現となってしまいました。
具体的には以下のとおりです。IS350専用装備がほぼなくなってしまっており、エンジンぐらいしか差がなくなってしまいます。これだと、「IS350”F SPORT”」は22万円ほど値段を引き下げしてくれないと計算が合いませんが・・・?

【IS350】
・レクサスダイナミックハンドリングシステム(LDH)の廃止
・ギヤ比可変ステアリング(VGRS)の廃止
・リヤブレーキサイズ変更(全モデル290mmに統一)

【共通】
・リヤウィンカーは非LED

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次回は各モデルの見積もり・メーカーオプションについてレポート予定です。

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