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房総のお寺(1)清澄寺

房総の時間:房総の主なお寺を紹介します。久しぶりに地元に帰りました。まずは清澄寺(せいちょうじ)です。

清澄寺は、千葉県鴨川市清澄(きよすみ)にある日蓮宗の大本山。山号は千光山。日蓮が出家し後に立教開宗した寺。清澄寺、誕生寺、久遠寺、池上本門寺は日蓮宗四霊場とされています。

本尊は虚空蔵菩薩であり日本三大虚空蔵菩薩の一つ。京都醍醐三宝院の別院でもあるので菊の御紋章を許されています。

清澄寺の主な歴史は
●771年(宝亀2年)、旅の僧が当地を訪れて虚空蔵菩薩を祀る寺を建て信仰の場となった。
●836年(承和3年)、慈覚大師(大武佐不動にも出てくる高僧)が訪れて寺を再興し、天台宗とする。

●1233年(天福元年):日蓮が12歳の時清澄寺で出家した。
●1253年(建長5年):6月2日(旧暦4月28日)に清澄寺で日蓮が30才で日蓮宗を立教し開宗した。

●1618年(元和4年):徳川家康の命により僧仲恩防が拝領し真言宗に改宗した。仲恩防は元里見家の医師の子で里見改易後に僧となり修業を重ねた。ある時家康と宗教の問答をして信頼を得た。仲恩防は清澄寺を与えられたが家康は江戸の南側の守りとして重要性を考えたともいわれる。里見家後期の医師は小倉某だったが子供が僧になったと聞いた。それが仲恩防なのか。別人なのか詳細は不明。

●1949年(昭和24年):真言宗清澄寺31世岩村住職が末寺のほとんどと縁を切り真言宗智山派から日蓮宗に戻した。

清澄寺を囲むように摩尼山(妙見山)・寶珠山・如意山・ 露地山・金剛山・鷄莽山・獨鈷山・富士山の八つの山が並び清澄八山と呼ばれている。正確には清澄山と言う山はなく全部の意味で清澄山と言っている。一番高いのが妙見山383mで本堂付近は約310mで冬場はかなり冷える。また清澄山は本土で一番早く初日の出が拝めるる所。



仁王門。扁額の淵には竜の彫刻がある。



正面は本堂、右は鐘楼。広い境内、敷いてある踏み石は昔の銀座の石畳と粋人情報を聞いた。



日蓮上人の銅像。この旭の森で日蓮宗を立教・開宗した。粋人情報:ここの階段は関取が寄贈し初渡りは双葉山だったという。




高台の天富神社から見る富士。富士百景のひとつになっている。また仁衛門島も見える。(杉の木は出来れば切ってほしいけど)














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