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2021年02月19日

真冬に採れたトマト



春に4本植えたトマトたちの実のいくつかが
夏の盛りになってほんのり赤くなってきて、
もう少しでハツモノが採れそうという時に
ナント!みんな病気になってしまった。

赤くなり切らないうちに次々と落ちてしまう。

    (・ω・;)(;・ω・)

恐らく、異常な長梅雨と
梅雨明け以降の異常な乾燥と高温が原因だろうと
夫は言う。


仕方なくこれらを夫が片付けてくれた時に、
以前元気な時に10cm前後に伸びていた脇芽を摘んで
根元にさしておいたのが2本
元気に茎を伸ばしていて、
小さいながらしっかり根を張っていた。

(トマトってとっても強い植物なんです)

これを、
夫が遊び心を起こして
古い瓦焼きの植木鉢に植えておいてくれたのが
1本は小さめの実を5つ付け、
もう一方はミニトマトらしい小さな実をいくつも付けた。



そして
秋風がそよぎだした頃になって鶏卵大程のがひとつ、
ようやくうっすらと赤くなり始めた。

こんな場合
もう季節外れで間に合いそうもないとみれば、
夫は執着せずにさっさと諦めてしまうのだが、
「せっかくここまで頑張ってくれたのに」と、
例によってワタシはしつこく粘る。
               



無駄な枝を切り
肥料を施し水やりをし、
支柱を立ててやって大事に育てた甲斐あって、
秋も深まった頃になって
小玉ながらやっと1個だけ赤くなってきた。

寒風の中のトマト.jpg【11月16日の画像】

(隣の鉢は春先に咲くオキザリスで、
トマトの手前に枝を伸ばしているのは
紅葉したブルーベリーの葉。
画面右上に見えるのはミニトマトです)
  



  〜〜〜〜〜〜
      〜〜〜〜〜〜

いよいよ冷たい秋風が吹き始めて
もうこれ以上無理かと思われる小さなのを
全部切り落とし、
トマト2つ、ミニトマト5個だけ残した。

はかない期待を込めて寒冷紗を掛けてやって、
「ダメかもしれない」〜「もうダメかなあ」などと思いながら

毎日 私が家に居る間は日向に日向にと移動。
夕方玄関の中に入れてやり、
翌朝陽が高くなったら庭に出し、
外出する時には帰宅時間を予想して
日没に間に合いそうもないと思ったら
トマトさんは外に出さずに玄関の中でお留守番。


「誰かが見たら
  『このうちは何やってるんだろ』って
 嗤われちゃうよね」と言ったら、
夫は苦笑いしていた。

〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 


そしてナント
私にも意外だったのだが、努力の甲斐あって、

    大・成・功 o(*’▽’*) / 

       

   2個のトマト.jpg
    【11月28日の画像】 
 (台車に乗せて枯れかけの小菊の前に運んで撮りました) 

 (隣は一緒に寒冷紗を掛けて移動していたポトスで、
  このトマトの裏側に、上の写真の右上の隅に見える
  緑色のミニトマトが5個 隠れています)


更に1週間がんばって、


【12月5日】

 小ぶりながらこんな真っ赤なトマトが採れた。\(^∀^)/
 (ミニトマトではなく、普通のトマトの小さいの)


   真冬のトマト2.jpg

     
   

この可愛い真っ赤なトマト、
しばらく玄関に飾っておこうかと思案したけれど
この寒風の中で
どんな味に育ったのかと気になって仕方ないので、
夫に
「食べてみようよ」と言ったら、
「俺は食べない」だって 
         

「エーッ、どうしてえ?」

「飾っとけよ」

「・・・・・」


気持ちはわかる。
ワタシだって迷ったんだもの。

でも寒さの中で頑張って何週間もかかって
やっとここまで赤くなったトマトの味がどんなものか、
確認しなくては気が済まないノダ。


ここまで頑張ってきた自分の気持ちを探ってみても
元々食べるために頑張った訳ではなくて
季節外れに赤くなり始めたトマトが
なんだかいじらしくて始めたことだった。
・・・・
だけど、飾って置いたら、
もしかして美味しいかもしれないトマトだって
ヘンな味になってしまうに違いない。

どんな味になっているのか確認しなければ
気が済まない私。
        

「頑張ってくれてアリガト」と
トマトさんにお礼を言って、
半分に切って食べてみた。

「ワ、オイシイ!」

内心「多分ボケたような酸っぱい味なんじゃないかなあ」
と思っていたのだが、
モッチリと密度が高くて甘味があって
(真夏の炎天下で育ったトマト程の甘味ではないが)
「へえ、これが寒さの中で時間かけて育ったトマトの味なんだ」

「ねえ、甘くておいしいよ。食べてみない?」

と聞いてみたけれど、
一度言ったら前言を覆す人じゃなかったっけ
                


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


  どうやらワタシは〈野菜作り〉というより
   〈野菜育て実験)を楽しんでいるんじゃないだろか

             (◎_◎);


   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


更に5日後、
もう1個のトマトも採った。

 まだミニトマトが5個採れそうだから、
 それを玄関に飾ろうと
 こっちもひとりで食べちゃった
 
             


【1月12日】

5個のミニトマトが皆ほぼ同じくらいに赤くなって
1個だけ味見をしてみたら
これも密度が濃くて甘かった。

全部収穫したらもうあとは
葉っぱがすっかりショボくなってしまったみじめな木。

根元からちょっと上で切って
鉢ごと段ボール箱に入れ、
(蓋は無しで)
玄関の下駄箱の下に納めた。


もともと原産地では多年草のトマト、
「もしかしたら春になって芽吹いてくれるかもしれない」
と期待を込めて。

  さすがにそこまでは無理かなあ



4個のミニトマトは玄関の活け花の前に置いたら
ちょうど いい感じ 

ミニトマト.jpg


誰かに見せて「冬のトマト育て」の苦労話をしたいけれど
コロナ禍の今は一人の来客も無し。

回覧板さえ「手渡しせずに郵便受けに入れるように」と
市役所からのお達しなんだから。
            

せめて東京に居る娘にでも写メ送ろうかなあ。





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