アフィリエイト広告を利用しています
ファン
最新記事
カテゴリーアーカイブ
日別アーカイブ

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2018年05月02日

ルネの寝床




夫が「ルネの椅子」を持って来て
寝室にしている部屋の隅に置いてくれた。

私はドキドキな気分で
「さあ、ここなら気に入ってくれる?」
とルネを椅子の上にそっと下ろした。
    (・ω・;


ルネは、椅子の座布団に鼻をつけてみてから
脚でその感触を確かめるようにクルクルと2回まわり、
そして丸くなった。

わあ、やっぱりこれだったんだ!
これがあればいつものルネになってくれるかも 

すっかり痩せてしまったルネに
何を食べさせてやればいいのだろう。

ちょうどこの頃
猫に生肉を与えると寄生虫が付くという話を聞いていたので
取り敢えず鶏肉と豚のレバーを茹でて刻んだのを与えてみた。

美味しそうに食べてくれた。

明日はいつもルネのカツオ削り粉を買っていた
鰹節屋さんに行って来よう 


トイレを教えておかなくちゃと思い
砂を入れた箱にルネをそっと入れてやったら、
砂に鼻を近づけてフンフンしただけで出て来た。

「理解してくれただろうか?」
かなり心配だった。
       (・_・;) 



・ ☆ ・゜・゜ ゜・ ☆ ・゜・゜


前のように私と一緒に寝てくれるかなあと
心配しながら布団を敷きルネを抱いて寝てみたら
ルネはスルッと出てしまい、
自分の椅子の上を選んで寝た。

 そうか、これはルネと一緒に寝たお布団じゃないんだもの。

新品の布団しか持って来なかったことに気が付いて
明日、以前使っていたのを持って来る事にした。




━☆★☆★☆━ つ づ く ━☆★☆★☆━

2018年05月13日

賢いルネ 



翌朝

起きてすぐ砂箱を見たら
なんと、ちゃんとオシッコをした形跡がある! (#^_^#) 
やっぱりルネは賢い 

幸い休日で夫が家に居たので
朝食後「ルネが外に出ないようにお願いね」と頼んで
私は実家に向かった。

私が使っていた寝具類から掛け布団と毛布と枕を車に乗せた。
これだけあれば大丈夫。
ルネと私の匂いが残っている筈

そして、いつも通っていた鰹節屋さんで
カツオ削り粉を買い、
スーパーで豚レバーと、ルネの好物の良く熟れたバナナも買った。

レバーは
薄切りにして茹でて冷蔵庫に入れた。

 毎日いつものエサに混ぜて上げよう。
 これが終わる頃には元気になってるでしょう。


 ◍  ◍  ◍  ◍  ◍  ◍  ◍

猫は、猫好き人間と猫嫌い人間を見分ける。

夫は結婚前から

「こいつは普通の猫じゃないな。
ベタベタしないし鳴き声も立てないし
居るのか居ないのか分からないような猫だなあ」

と、その猫らしくないあっさり感が
まんざらでもない様子だったけれど
やはりルネは夫の傍には近寄らない。
夫にとってもその方が良いのだ。

猫嫌いの夫にかなり気兼ねしていたのだけれど
本当にホッとした。


・  ・゜・゜ ゜・  ・゜・゜



私は期待と不安のソワソワ気分で
実家から持って来た寝具を広げて寝る支度をした。

そして
「ルネ、オヤスミー」と
実家に居た時と同じように言ってみた。

 (;@_@)・・・
       
       ○
       ○

    来た―! 

私の枕元に来て、そおっと鼻先を私の頬に  (#^ _^#)

ワクワクしながら
毛布の端を上げてやると
以前のようにソロソロと入って来た。

そして何事も無かったように喉をグルグル鳴らして丸くなって

  わあ、懐かしくてたまらない!

    もう書けない
 


━☆★☆★☆━ つ づ く ━☆★☆★☆━



2018年05月28日

私のルネ




ルネは新しい環境に慣れて


「2人と一匹」の生活がやがて「3人と一匹」になって



               
gahag-001010.jpg   赤ちゃんyjimageR9VN5H3V.jpg白猫.jpg

 






        

      
      ○
      ○
      ○
      ○


今私はもう、3人の孫が居るおばあちゃんです。

書き尽くせない楽しい思い出と
お別れの辛い悲しい思い出を残して
ルネも、もうとっくの昔に亡くなっているわけです。

ここまで書いて来て
毎晩ルネを思い出しては辛くなっている自分に気付いて
もう、しんどくなってしまいました。

白猫ルネのお話はここで終わりにします。

ペットを大切にかわいがっている間は幸せですが
可愛ければ可愛いほど
愛すれば愛するほど別れた後が辛いのは当然です。
いつまでも執着して引きずらない方がいいのかなあと
ここまで書いて気付いた訳です。
 
忘れます。

もう忘れます

 いいえ!

忘れる訳は有りませんが
思い出そうと努力するのはやめます。

考えてみれば

このブログを書こうと思い立ったのは
きっと子育て〜孫育てに
一応の段落が付いたからなのでしょう。

子育て・孫育てに心を奪われている間は
こうまで猫達の思い出を深堀りしたことは・・・

 無かったかなあ (@_@)?

 うん、無かった無かった。
 (;^ω^)


 
次回からは

余り執着しなかった猫達( ^。^; ) のお話です。




・゜・  ・゜・゜今夜は良く眠れるかも・゜・  ・゜・゜


検索
最新コメント
新しい生活 by おむすび (04/24)
タグクラウド
プロフィール
ひよどりさんの画像
ひよどり
信州の田舎に暮らすおばさんです。 年齢不詳。 記事からご想像ください。
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。