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2019年09月16日

私の野菜畑


ご無沙汰しました。


ここからは、私のシロウト農業の失敗談や
あれこれ野菜作りを苦心したり失敗したり
思いがけず成功したりの、
楽しい田舎暮らしのお話です。



〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇

  

私が会社勤めをしていた頃。

自営業の夫が自宅から1キロほどの所の畑で
片手間に自家用野菜を作ってくれていて、
私は、休日に一緒に畑に行き
種まきや収穫などの手伝いをしていた。

春には緑濃い葉物野菜、
夏には
真っ赤に熟れたトマトや
八百屋さんやスーパーには売っていない
やわらかくて甘い 小さめ(15〜17p)のキュウリ。
野菜農家さんがこのサイズで出荷しないのには
それなりの理由があるのだろうけど、
まだ若い このキュウリは
小味で皮がやわらかくてとてもおいしいのだ。

夫も私も、この小ぶりなキュウリに信州味噌を付けて
ポリポリ食べるのが夏の楽しみ。
             

秋も終わる頃になると、
ミニトマト程の可愛いナスを全部採って
木をかたづけてしまうのだが、
この可愛いナスの塩漬けはコリコリとした歯ごたえで、
小味で最高においしくて
うっかりご飯が進んでしまいそう。
                     
それから、
先端が虫食いになってしまったトウモロコシ  ;
などなど。
形は不揃いで大きさマチマチでも
新鮮さと美味しさで 大満足。

  
ところが、
キュウリやナス、トマト、モロッコインゲン、
オクラなどが採れ始めると
もう「野菜採り」と「野菜消費」がタ〜イヘン             

4時には目が覚めてしまう早起きの夫が
朝だけ採って来てくれていたのだが、
朝だけだからおよそ3分の1ほどは
翌朝には大きくなりすぎてしまう。

トマトは甘みが増すだけで問題無いのだが、
キュウリとナスは味がボケてしまうし、
皮が硬くなってしまう。
夫は余り丹念に探してはくれないから
ヘチマかと思うほど巨大化したキュウリが
根元にドーンと横たわっていたり、
20pもありそうな
オニのツノみたいなオクラができていたりする。

        

なもんで、
収穫の3分の1ほどは捨てることになる。


残りの3分の2というのがハンパじゃなくて
とてもふたりでは食べきれないキュウリ・ナス・ピーマン
シシトウ、モロッコインゲン・トマト、そしてオクラの山。

トマトは、最近ではスーパーにも完熟物が置かれているが、
当時はスーパーや八百屋では手に入らない物だったので
沢山あっても困ることは無かった。

ふたりとも浴びるほど 食べて、 (ちょっと大袈裟)
度々娘と息子の家に送って喜ばれた。
もちろん、
キュウリもナスもインゲンも、オクラも
そして、
先端をよーく確認して虫食いじゃなさそうなトウモロコシも
段ボール箱にいっぱい入れて。


だけど、
それだけではまだまだとても片付かない。

捨てればいいのに「もったいない根性」が頭をもたげて、
「折角作ったのに誰かに上げなくてはもったいない」と
躍起になってしまうからくたびれる。
    (;´ Д `A   
    
もらってくれる人を探すのがまた大変。
ご近所はほとんど兼業農家さんで
自家用野菜には事欠かないのだから。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  

          
我が家の東と南、
それぞれ車でおよそ15分ほどの範囲に
2人の姉たちの家がある。

3、4日に一度ずつあっちとこっちと代わる代わる、
それぞれの家族人数を考慮して
少しづつ『もらってもらう』のだ。


おてんとうさまの恩恵を受けた
新鮮で少農薬の野菜だから
姉たちは喜んでくれるし、
時折珍しい到来物などの「お返し」が来たりして
まんざら無駄骨では無いかなあ・・・
       

それでもまだ余るので
親戚や友人などにも上げるのだが、
時には「お返し」に、上げた野菜より高価な物を頂いて
却って気持の負担になってしまう。

で、「上げるのよそう」となってしまう。

「なら、そんなにいっぱい作らなけりゃいいでしょ」
 と思いますよね?
 私も、何度も夫にそう進言してきたのですが、
 「もし上手く育たなかったらどうするんだ」
 と、何本も植えたり蒔いたりすることに
 なってしまいます。
 確かに、その年の気候によって
 折角植えたのに遅霜でしおれてしまったり
 長雨でうまく育たなかったり
 日照り続きで枯れてしまったりと、
 失敗の経験はいっぱいあるのです。



これを何年もやってきて
夫もさすがにイヤになっていたところに
ちょうど我が家の前に、
作り手が居なくなった畑ができたので
それを借り受けて家庭菜園を作ってくれた。

     \(^∀^)/

私も退職して運動不足が気になって来ていたところで
「お前の運動不足解消のために」
という夫の言葉を有難く頂いて、
夫と私と、
そして独立してそれぞれ家族ができた子供達の為に、
すぐ目の前にあって
「充分な管理ができるはず」の
『楽しい家庭菜園』を始めた。

(「家庭菜園」という言葉から想像される規模ではなくて、
   もうちょっと広い。
  「自家用野菜畑」という表現が当たってるかもしれない)
 
 ちょっと広すぎる気もするけど、
 これなら目の前に有るのだから
 充分管理できるハズ。




「収穫が多くなりそうな時には
 小さな内に採って捨てちゃえば
 木に負担もかからないし、
 採れ過ぎて困ることもなくなるわね」


 「うん、そうだな」

    ( ^ _ ^ )/ \( ^ _ ^ )
  


 ━☆★☆★☆━ つ づ く ━☆★☆★☆

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