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編集中のうっかりクリック、あららの登録完了。タイトルに恥じぬ、羽衣を隠された天女の如く、プロフィールなしの丸裸の船出となってしまいました。「なよなよ なんてしてらんない!やるっきゃないっしょ」と日々奮闘。だんだん逞しくなってきた?
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2017年06月22日
将棋の映画『聖の青春』
こんにちは


今年みたDVD新作11本の中でオススメ映画が2本ありました。

そのうちの1本を紹介します。 ※ネタバレご注意

聖の青春5−1.png




 『聖の青春』


2016年11月公開。大崎善生の2000年のノンフィクション小説を映画化。
かつて羽生善治と互角に戦い、29歳の若さで他界した将棋棋士・村山聖を題材とした作品です。

キャスト

村山 聖(さとし):松山ケンイチ・羽生善治:東出昌大・森信雄(聖の師匠) - リリー・フランキー



映画って、話題先行で観に行ってがっかりすることが結構ありますよね?


ましてや、将棋の話。 私は将棋をよく知りません。


「松山ケンイチが役作りにのめり込んで●kg太った」とか「東出の演技は羽生そっくり!」そんな噂はきいた。


「わかんないものはねぇ。途中で飽きるかも…」


と、まぁその程度で観た映画です。


ところがどっこいみごとに裏切られました。





主人公。村山 聖は広島県安芸郡府中町 出身。幼い頃にネフローゼを発症。入院中、将棋を覚えました。

難病と闘いながら将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、将棋に打ち込む日々。

同じ世代には前人未踏のタイトル七冠を達成した天才棋士、羽生がおり、その存在を強く意識していました。



東京に上京し、羽生と対局。やがて互角に渡り合う二人は西の村山。東の羽生と呼ばれるように。



しかし、村山は27歳で進行性の膀胱がんを発症。

この診断に村山は、なにがあっても名人になることを望みました。


そして不調の体で羽生との一局に臨み勝利したのです。





たった一度。たった二時間だけ。二人は居酒屋で酒を飲んでいます。


漫画好きでお宅っぽく破天荒な村山。漫画は読まずチェス好きの羽生。

「まったく趣味があいませんね」と、二人は苦笑。

それでも互いを尊敬し、同じものを感じあえる時間だったようです。



印象的なシーンでした。




聖の青春2−5.png

出典先:satoshi-movie.jp/


二人の最後の対戦は羽生が勝利。村山はその5か月後の1998年没。29歳でした。


のちにこの勝負は魂の棋譜(きふ)と称されています。



対羽生義春戦:6勝8敗。


事実や、小説、漫画ですでにご存じの方もおられ、評価はそれぞれにあるでしょう。


将棋も原作も知らない私が心を強く動かされた。

そんな作品でした。



ぜひご覧になってみてください。


━━【追記】━━━=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=( ・3・)━━━━

昨日(6/21)、14歳の中学生棋士、藤井聡汰四段が連勝記録を28とし、歴代最多1位タイ。

羽生善治九段のもつ数々の記録を上回ると期待され、報道はさらに過熱するでしょうね。


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