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2016年08月28日

アガサ・クリスティから (62) (作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その6)





(作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その6)




大捜査もむなしく、迷宮入りする可能性も出て来たアガサ・クリスティ失踪事件は、11日後にあっけなく事態は終息した。
つまり、失踪事件はあっさり解決したのである。



まず、ヨークシャーのハロゲート・ハイドロパシック・ホテルから一報が入ったのである。
ホテル滞在中の女性客=テレサ・ニールと名乗っているが、どうもアガサ・クリスティらしい。という報告であった。



警察と夫であるアーチボルト・クリスティ、そして新聞記者たちのマスコミもどこかから情報を入手し、一同、ホテルに駆けつけることになる。
影に隠れて、夫のアーチボルトが該当する女性を確認したところ、間違いなくアガサ・クリスティその人自身だと判明。



夫アーチボルト・クリスティは、夫婦二人だけの話し合いをするためにホテルの部屋に引き上げた。
そして翌日には、人目を避けながら、彼女を自宅に連れて帰ったのである。
家族が彼女を無事保護することで、この事件は解決というピリオドが打たれた。
その間、なんの説明もなされないままに・・・・・。



大捜査も功を奏さず、迷宮入りか?という手前で偶然にも発見され、この新進気鋭の女流推理小説作家の11日間の失踪事件は解決する・・・・・しかし、何故か?という大きな謎は、アガサ・クリスティが存命中も没後も今なお、本当の真相は解明されぬままなのである。



憶測含む、いくつかの仮説が残ってはいるが・・・・・次回はその仮説たちやその後のクリスティ夫妻を綴ってみたいと思う。




(次号に続く)

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2016年08月26日

アガサ・クリスティから (61) (作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その5)





(作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その5)



Agatha Eleven Missing=アガサ・クリスティ失踪事件



新進気鋭の推理小説作家が、ある日、自宅を出たまま行方不明になり、翌日、彼女の乗っていた自動車といくつかの残留品のみが発見された。
この謎の失踪事件に世間は騒然となった。



のべ数千人の大規模な警察の捜査。
新聞報道も過熱した。
数百人もの一般人たちも捜査協力をしたが、事件は謎のままであった。



遂には、当時の推理小説家ドロシー・L・セイヤーズやコナン・ドイルにも助言が求められたほどであった。
一説によると、当時、オカルトに凝っていたコナン・ドイルは、オカルト的な手法でこの事件の謎を解明しようとしたとも言われている。



世間の注目を集めたマスコミの報道や追及の中で、ついに夫の浮気相手である恋人「ナンシー・ニール」の名前まで公表されてしまう。




この事件は迷宮入りするかに思われた。
大規模の警察の捜査や世間の関心を集めた過熱報道にも関わらず、失踪事件は相変わらず、謎のままだったからである。



ところが、11日後の12月14日、突然に事件は解決する。
あっけない幕切れであった。




(次号に続く)

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2016年08月20日

アガサ・クリスティから (60) (作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その4)





(作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その4)



マスコミの報道は過熱した。
新進気鋭の女流推理小説家がある日、突然、行方不明になってしまったのである。
・・・・・捜査と同時進行にアガサ・クリスティの家族を含むプライベートの繊細な問題が明るみに出ることになってしまった・・・・・。

失踪・・・・・その背後に夫の浮気が浮き彫りになり、このスキャンダルの矛先は、当然、夫アーチボルト・クリスティに向けられた。
最初は沈黙を保っていた夫も釈明せざる得ない状況に追い込まれていた・・・・・妻殺しの嫌疑が掛かっていたのだ。
夫は、マスコミのインタービューに対して、自分の見解を述べる。
「妻の失踪は、妻自身の意志によるものだと思う。」



しかし夫自身は、その要因であると思われる自身の浮気問題を口をつぐんだままだったので、却って疑惑の目を向けられることとなる。


記者たちの執拗な取材により、ついに彼がひた隠しにしていた名前が世間に出ることになる。
浮気相手のナンシー・ニールの名前が新聞に掲載されたのである。





(次号に続く)

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2016年08月15日

アガサ・クリスティから (59) (作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その3)



(作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その3)



1926年12月3日(金)21時45分頃、アガサ・クリスティは行先も告げないまま、車で出かけたきり戻ってこなかった・・・・・11日間に渡るアガサ・クリスティ失踪事件の始まりであった。



翌12月4日、朝8時過ぎにアガサの車が発見される。
場所は、サリー州ギルフォードの郊外にある小道の脇。
斜面を滑り落ちて草むらに突っ込んでいたところをフレデリック・ドアという自動車検査係の男が発見したのだった。



車内には運転していたと思われるアガサ・クリスティの姿はなかった。
しかし痕跡は皆無ではなく、アガサの毛皮のコート、スーツケース、運転免許証も残されていた。



11時頃にはサリー州警察本部に事故の一報が入った。



*************

【ミセス・アガサ・メアリ・クラリッサ・クリスティ】

◎自宅であるパークシャー・サニングデールのスタイルズ荘より失踪。
12月3日金曜日の午後9時45分にドライブをしてくると行先も告げないまま、自宅を車で出た後、消息を絶つ。

●35歳(本当は36歳であった。誤報かも?知れない。)
●身長:5フィート7インチ
●容姿:少し白髪が混じった赤味がかった断髪。色白でほっそりした体型。
●失踪時のいでたち:グレー濃淡色のカーディガン、緑色のジャンパー、グレー色のスカート(メリヤス編み)
ベロアの小さな帽子。
パールがひとつ付いたプラチナの指輪。 
(ちなみに結婚指輪ははめていない。)
●失踪時の所持品:黒色のハンドバックと、その中に5ポンドか10ポンド入りの財布。


*************



これを受けたケンウォード本部長補の指揮による捜査が開始され、翌5日には大捜査が行われた。


また5日夜には、アガサ・クリスティの失踪を知らせる広告が新聞に大きく掲載されることになり、これを機にマスコミも過熱していくこととなる。








(次号に続く)

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2016年08月14日

アガサ・クリスティから (58) (作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その2)




(作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その2)




【Agatha  Eleven Missing】と呼ばれているアガサ・クリスティ失踪事件は、1926年12月3日金曜日の夜、行先も告げず車で出かけたまま、11日間、女流推理小説家アガサ・クリスティが行方不明だった事件を指す。



ミステリー界に残る謎の失踪事件であった。




当時、アガサ・クリスティは6社もの出版社から断りを経たのち、苦労して作家としてデビューをつかみ、失踪事件同年に出版した「アクロイド殺害事件」で注目を浴びていた売り出し中の推理小説作家であった。
(*「アクロイド殺害事件」は本ブログのアガサ・クリスティからBアクロイド殺害事件#その@〜アガサ・クリスティからC アクロイド殺害事件#そのAを参照)



そのトリックは本ブログでも取り上げさせて頂いたが、当時の推理ミステリー小説界および推理ミステリー作家をも賛否両論の渦に巻き込むほどの話題作でもあった。



その作品の稀有さと勝るとも劣らない謎の失踪事件を推理小説家であるアガサ・クリスティ自身が、現実に起こしたのである。



当時の大騒ぎぶりは想像かたくない。



今もっていくつかの説が残りつつも、当事者であるアガサ・クリスティは没するまで一切、口を開かないまま終わった謎の失踪事件でもあった。


真相は、死後も謎のままなのである。
いくつかの仮説が残ってはいるが・・・・・。
どれも肯定すべき確たる証拠も、否定すべき確たる証拠もないのである。
謎・・・・・が残ったのである。


当時も今も彼女の失踪事件に関する謎は残ったままなのだが、夫であった元空軍大佐アーチボルド・クリスティとの関係が間違いなく引き金となっているという見解は変わりないように思われる。



かなり昔の話で、今から90年前のことであるのだが、人の気持ちは変わらないものなのかも?知れない。
つまり今も有り得るような?夫婦関係のもつれが原因になっているようなのだ。




年下の夫アーチボルト・クリスティは、空軍大佐を退役後、新しい仕事(金融関係)に就いていた。
しかし仕事は順調とは言いがたく、自尊心を傷つけられる中、地元ゴルフクラブで10歳年下であるナンシー・ニールという女性と恋に落ちる。
いわゆる不倫関係となるのだった。



一方のアガサは、1926年の早春、最愛の母が亡くなる。
アガサはひどく落ち込んでいた。



なお悪いことに夫婦仲はしだいに悪くなり、そのうえ既に愛人を作っていた夫から、離婚も迫られるようになっていた。



まだ幼少期であった夫婦の一人娘のロザリンドのこともあり、二人は一緒の生活を継続しやり直すことにしたが、うまく行かずに夫婦仲は大きな不和と亀裂に陥っていた。



そんなある日の夜、正式には1926年12月3日(金)午後9時45分頃にアガサは、行先も告げないままに車で出掛けたまま・・・・・行方不明になってしまったのである。



ロンドンのパーティから帰宅したアガサの秘書兼娘の家庭教師でもあったシャーロットは、おろおろしているメイドからアガサの外出を聞き、夫との不和のこともあったアガサを随分と心配した。
(当時、アガサは家事はメイドを雇い、仕事の秘書(兼 娘ロザリンドの家庭教師)であるシャーロットをロンドン近郊の田園都市サニングデールの大邸宅に家族と共に住まわせていた。
ちなみにこの邸宅の名をスタイルズ荘という。アガサの処女作の「スタイルズ荘の怪事件」と同名である。)



クリスティ家の内情をよく知っていたシャーロットはいろいろ心配した挙句、徹夜でアガサの帰りを待ったが、彼女はその日から行方不明になってしまったのである。



(次号に続く)





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2016年08月07日

アガサ・クリスティから (57) (作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その1)




(作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その1)



これまでは、アガサ・クリスティの作品を取り上げさせて頂いていたが、今回はその作者であるアガサ・クリスティ自身を題材にしてみようと思う。



ご存知の方も多いかと思われるが、彼女は学校教育=画一的なアカデミック教育を受けてはいない。
彼女の親の方針で、年頃になり外に出るまでは、母親による教育を受けていたとされる。
幼少期に皆と学校に通うことがなかった彼女は、家にある本箱の本に熱中したとも言われている。



ゆえにか?!彼女が活躍した推理小説・ミステリー界に独特の感性やアイディアを持ち込めたのだともいえると思う。



もちろん、有識者の間で良く練られた学校教育やアカデミック(学問の分野で正統的で堅実なさま。学究的。あるいは、伝統的、格式的で、新しさや生気に乏しいさま。)を否定するつもりはない。
それはそれで、王道になっている意味合いや良さもあるのだ。



しかし、一長一短で、時にいわゆるアカデミックな常識が、新しい発見や意識の上や創造力や創作上の足かせになることもあるのだと。
つまり、これが「答え」なのだ!と画一的な教育を施されているうちに、そのことになんの疑問も抱かず、また、もしかしたら異なる「答え」があるかもしれない?等と思うこともなく、そのもの自体の本質にせまることもなく、意識がスル―状態になってしまうことが多々あると思う。



まず意識のスイッチが入らないのである。既にそういうことになっているということで。
無意識にスル―状態で、物事の本質にフォーカスすることもなく過ぎていく・・・。



誰かがそこを突破したものを発見すると、ああ、そうなんだ。
改めて考えたこともなかったが、そういえば、そうかも?知れない。
ああ、何故?気がつかなかったのだろう。自分でも見つけられたはずなのに・・・。
と、自分が見つけられなかったことを不思議に感じたりすることも。



しかし、最初から自分の意識は疑問に思うこともなく、そのあるものを大きくスル―しているのだ。



それはアカデミックな常識に、ある意味、洗脳されていた・・・足かせのようなものだと。



幼い頃から天才的な画家であったパブロ・ピカソは、晩年、まだ教育が施される前の子供の絵が素晴らしいと気づく。全くの自由なのである。


ちなみにピカソは、幼少時、鳩の足を見ただけで全体像が描けたという。写実的にも素晴らしい絵もたくさんある。
そして、青年時代の青の時代や桃色の時代やキューブリックの時代を経て、晩年、子供のような自由な絵を目指す。自分の中にある絵画のアカデミックな全てを超える試みだったのだと思う。
創造力の翼は、無垢の子供の中に眠っている。



アガサ・クリスティは、もちろんピカソと違う経緯を歩んでいる。
彼女は、画一的な学校教育やアカデミックな常識に足かせをされることなく、大きくなったのであった。
創造力を育てながら。



皆と同じ教育を受けなかったことで、自然に皆と同じアイディアにならなくて済んだのかも?知れない。
物を作る人にとって大切な独創性を 彼女は特に大きく努力するまでもなく、最初から自然に彼女の中で育てて来たのだろうと思う。
(創造力の翼を自由に育てた一方、アカデミックである体系的な教育を受けなかったせいか、彼女のスペルの綴り間違いは人よりも多かったとも言われている。)



そんな彼女は、今まで紹介した作品の中にもある・・・・・推理小説界全体を巻き込んで、賛否両論になった著名な作品やアイディアやトリックなどで瞬く間にミステリー界の女王になった。






アガサ・クリスティ。
有名すぎる作品やトリックを扱うミステリー界の女王。



その作品群は十分ミステリーなのだが、彼女自身の現実にも大いなるミステリーが潜む。



人気を博してきた初期の頃、彼女は謎の失踪事件を起こしていたのだった。あるいは巻き込まれていた?!
失踪事件から見つかった彼女は、その後、一切、そのことを語らなかったと言われている。
今、現在も(大きな意味では謎)であるアガサ・クリスティの失踪事件を次号では、取り上げたいと思う。




次号に続く。



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