2019年02月18日
ダイソーで2個組み商品を購入した際にレジミス発生
1.はじめに
近所にセリアとダイソーの大きな店舗があるのだが,今回は独立した店舗ではなくスーパー内に間借りしてるインショップのダイソーでの出来事,このダイソーは自前のレジは無く,スーパーの購入品と一緒にスーパーのレジで精算するシステムになってる,その際に値段間違いをされたのである
2.ダイソーの商品を購入した
ときどき利用してるスーパーなのだが,ここは全商品が5%引きになる日がある,インショップのダイソーの商品も5%引きになるので,ダイソーで購入したいモノが有るときは,できるだけこの5%引きがあるときに購入することにしてる,で,今回は園芸用のプラ鉢を購入した
上の写真のように2個1組の商品である,この製品5号鉢なんだがけっこう肉厚で,そこそこ品質はいい,この製品の前に取り扱ってたものは,さらに品質が良かったのだが,1個あたりに換算したら50円でがんばってると思う,ネットで探してもこの品質のものを50円以下で見つけるのは難しい
3.ダイソーの商品をレジで精算
5%引きの日だから当然いつもより混雑してる,レジも全て稼働してるのだが,レジ待ちの人もかなり多い,適当に早そうなレジに並ぶのだが,みなさん購入してる量が多いからレジの時間が長いのなんのって,自分の番になってレジのおばちゃんを見たら,どうも臨時の応援の人みたいである
最近は,ほとんど読み取り機でピッ,ピッてやるだけだから,間違いとかおきにくいとは思うが,このレジのおばちゃんが,その2個1組のプラ鉢を,2個を止めてるテープ取ろうとするんで「あっ,それ2個1組ですよ」と言ったわけ,おばちゃんは了解した旨の返事して,レジ作業終了
4.購入したモノを持ち帰る
精算してから買ったものを自前の買い物袋に詰める,毎回この5%引きの日は,野菜ジュースなんかの水物をケース買いするから,結構な量と重さになる,駐車場の車まで運ぶのも大変である,以前カートに載せて車まで運んだ時,トップヘビーのカートがひっくり返って大変なことになった経験あり
家についてからも自宅駐車場から室内へ,また購入したモノをそれぞれ所定の保管場所へ収納するのにも相応の時間と手間である,ようやく終わって,ふと今回は特にたくさん買ったなぁ,と40cmくらいある長いレシートを,ほほ〜ってな感じで眺めたら,最後のとこがトンデモないことになってる
5.ダイソーの商品のレジ間違いに気づいた
ダイソーの部分が100円を2個で200円となってる(下の写真),ええ〜っ,2個1組で100円の商品なのに,100円を2個購入したことになってる,レジのおばちゃんの勘違いなのだが,100円のものを200円で買ったら大損である,すぐにスーパーに行って返金要求しようと思ったのだが・・・
返金額は100円というか,厳密に言えば5%引きだから95円に消費税かけた103円である,このスーパーに行くためのガソリン代を考えると金銭的には損になるかもしれない,ただ,どうもこれでは正義が保たれない,たかが100円とは言え腹立たしい,過ちはたださなくてはいけない(憤怒)
6.翌日そのインショップのダイソーに出かける
などと憤慨してたんだが,よくよく考えたら,翌日,そのスーパー方面に出向く用事があることを思い出した,頭に血が上って翌日の計画が記憶域から一時的に消失したようである,で翌日,出かけついでにそのスーパーのダイソーに寄ったら,ちょうど商品入れてるダイソーの人が居た
事情を話したら,平謝りで対応してくれた,具体的には,正規の金額との差額を返金するか,あるいはもう1品ダイソーの商品を無料で提供するとの提案だった,たぶん,返金となると,そこそこ面倒なことになるのではないかと判断して,同じ鉢をもう1組もらうということにした
7.2個組み商品はレジミスに注意
ダイソーの正規の店員さんだったからスムーズな対応だったが,これって,これまでも私が確認していないだけで,2個に計算されてたことがあったのかもしれない,このスーパーの正規のパートさん達はダイソーの2個1組商品はちゃんと理解してるとは思うのだが・・・
こういうお客が殺到する,マンパワーが必要な日だったわけだが,私が並んだレジの人は急にインフルエンザで欠員が出たとかで,間に合わせで臨時に入った人だったんだろう,で,ダイソーの商品に関して,よく解っていなかったんだと思う,こういう時は並ぶ列にも配慮したほうがいいと痛感
8.おわりに
結論をまとめると特にインショップのダイソーで2個1組の商品を購入するような場合は,レジで2個とカウントされないように注意した方がいい,絶対にレシートをその場で確認した方がいい,特に普段は見かけない,臨時の応援のようなレジ係の人がいたら要注意である
2018年06月06日
重量物を送る際のダンボール箱に持ち手を付ける方法(作り方)
1.はじめに
以前,鉢植え植物等を発送する際の梱包方法や固定テクニックという記事を書いたが(詳細は→こちら),そのときにも強調したが,鉢植え植物を発送する場合,逆さまや横倒しにされないような梱包を心がける必要がある,そのための工夫の1つが持ち手の作成である
2.鉢植え植物を発送する際の持ち手の必要性
鉢植え植物を送ってトラブルが起きるのは,ほとんど人がそれを扱う時である,事業所で配送コンテナに移すとき,トラックに積み込むとき,中継点で積み替えるときなど,人がその荷物を扱うとき事故が起こる,移動中のトラックや配送センター内で配送待ちしてるような時には起きない
なぜ人が動かすときに落としたり倒したりというような事故が起きるかというと,その荷物が持ちにくいというのも理由の1つである,ちょうど具合のいい部分に持つところがあれば,必然的にそこを持つから箱が不自然な持ち方をされて落ちたり,横倒しになったりという危険がかなり軽減される
特に重い箱の場合,持つところがないと手が滑ったり,また大きな箱の場合,持つところがないと,足下が見えないから変な持ち方をして,商品だけでなく作業をする人自体もちょっとあぶない状況になってしまう,こういう観点からもお互いのために持ち手を付けましょうと言うことである
3.鉢植え植物を発送する際の持ち手の作成
この作業はちょっと面倒に感じるかもしれないが,重量のある鉢植え植物なら,価格的にも高い場合が多いだろうし,箱が倒れたり落とされたりとかの危険は極力排除するべきだろう,ということで下の写真の箱を例に,重量のある鉢植え植物を発送する際に,持ち手を付ける方法を紹介する
なお,ここで紹介する方法は,できるだけコストをかけない方法という前提なので,市販のプラスチック製の持ち手などは使用しない,そのへんにある手近なもので,ある程度の重量に耐えられるという方法を紹介する,手間はかかってもいいが,お金はかけたくないという人向けである
◆箱に持ち手を付ける作業−手順1
まず10cm×20cm程度の段ボール片を2枚準備する
さらに30cm〜35cmくらいのポリロープを2本準備する
◆箱に持ち手を付ける作業−手順2
段ボール片の上下に両面テープ(使用テープは幅25mmの製品)を貼る
上下の2カ所貼って中央部部分はあけておくこと
◆箱に持ち手を付ける作業−手順3
両面テープの裏紙を剥がして段ボール箱の内側に密着させる
段ボールの折りの部分等を目安にすると位置決めしやすい
◆箱に持ち手を付ける作業−手順4
持ち手を付ける外側部分には補強のためにガムテープを貼っておく
あまり重くない品物の場合は無くてもいいが念のため貼っておいた方が安心
◆箱に持ち手を付ける作業−手順5
持ち手になるポリロープを通す穴を開ける
普通のポリロープの太さならNo,2のプラスドライバーがちょうどいい
◆箱に持ち手を付ける作業−手順6
外側から両方の穴にポリロープを通す
ポリロープのヨリがばらけてしまわないように注意しよう
◆箱に持ち手を付ける作業−手順7
内側でポリロープを結ぶ,この際かならずほどけにくい「本結び」にすること
本結びを知らない人は特に特殊な結び方では無いのでググればすぐに解ると思う
◆箱に持ち手を付ける作業−完成
下の写真が外から見たできあがりの状態
念のため両面テープの密着具合などを確認しておこう
4.鉢植え植物を発送する際の使用ダンボール
発送する品物次第だが,そこそこ重量のある鉢物を梱包する場合は,使用する段ボールは可能な限りダブルのものを使用した方がいい,下の写真で言えば上がシングルの段ボール,下がダブルの段ボールである,当然だがダブルはシングルに比べて強度が強く安心感がある
5.おわりに
この方法で,試しにどれくらいの重さまで耐えられるか,実際に箱に約20kgの重量物を入れて持ち上げてみたが持ち手は大丈夫だった,ただ20kgにもなると段ボールがたわんで,底が抜けてしまいそうになる,そういう重量物は段ボール箱での発送自体を見直すか,別な補強方法を検討した方がいい
6.関連記事
◆再利用のダンボール箱に持ち手を付ける方法(詳細は→こちら)
2018年05月29日
プラスチック容器などに貼られたシールやラベルの剥がし方
1.はじめに
よく百均商品を購入するんだが,例えば上のようなプラスチック容器(この場合は園芸用の鉢)に張ってある,商品名などのラベルというかシールなどが,気になるから剥がそうとすると,これが意外に頑固で簡単に剥がれない,なんであんなに強力な粘着剤を使ってるんだろう
2.シールやラベルは剥がす必要があるのか?
別にラベルなんか付いててもいいじゃないかという意見もあろうが,掲載のプラスチック鉢などの場合,時間が経つとラベルが色あせしてくるし,屋外で管理してると紙の表層がボロボロになり,粘着剤だけが残って,観賞用の植物などを植えてると,雰囲気ぶちこわしになるんである
また,台所用品とかお風呂用品なんかは,水に濡れることが多いので,ラベルの表層の紙部分がだんだんすれてきて見た目が非常に悪くなるうえに,この部分だけ湿気を保ってしまうので,カビやすくなってしまうという,それなりに衛生面からの懸念も出てくる
3.シールやラベルを無理に剥がした場合
ということで,ラベルを剥がすわけだが,これがもう無理に剥がすとたいてい下の写真のような最悪の状況になる,こうなると手に負えないので,剥離用のスプレーなんかを使って削るというか,はぎ取るしかないんだが,これが超絶面倒くさいうえに,しかもスプレーのにおいは意外ときつい
4.シールやラベルは間単に剥がせる
このような悲惨な状況を回避するにはどうしたらいいかということだが,これは実に簡単に解決できる,ラベル部分をヘアドライヤーで暖めて,ラベルを接着している粘着剤を柔らかくしてから,レベルの端の方からゆっくりと剥がしていけばいい,何の苦もなく間単にきれいに剥がすことができる
5.シールやラベル剥がす場合の暖め方法
暖める時間は張ってあるラベルの大きさや,またその張ってある対象物によりけりだし,また気温によっても多少は変わるだろうが,例で示してるプラスチック鉢に張ってある5cm×7cmくらいのラベルの場合で,ラベルの全体部分を15秒〜20秒程度暖めれば十分である
6.シールやラベル剥がす場合の注意事項
この方法でラベルを剥がす場合,特に注意しなければいけないのが,暖めすぎによるプラスチックの変形である,特に薄い材質の場合変形しやすいので注意しよう,裏側に手が当てられるような製品なら手を当てていて熱さを感じたら加熱をやめ,ラベルの端をもって剥がしてみる
そのまま剥がせるようなら,ゆっくりと剥がしていけばいいが,あっ,ちょっとヤバイって時は,剥がす作業をいったんやめて,また加熱してから作業しよう,とにかく薄い材質のものは暖まるのも早いのだが,冷めてしまうのも早いので,何回か繰り返しながら丁寧にやったほうがいい
7.おわりに
このラベルやシールを剥がす作業は,商品を購入した時点ですぐに行った方がいい,購入後に時間が経てば経つほど,粘着剤の粘性がだんだん失われていく,柔らかさが無くなって固化してしまうと暖めて粘着剤を柔らかくするのがきわめて難しくなってしまう,購入後すぐに対応したほうがいいい
2018年05月10日
鉢植え植物を発送する際の梱包方法や固定テクニック
1.はじめに
ときどきオークションの出品物で鉢植え植物を発送することがあるのだが,このような商品の発送に関しては,多少乱暴に扱われても植物体が傷まないような,発送方法とか梱包方法をとらなければいけないが,気を遣っていても往々にして植物が傷んでしまうような事故が起きる
2.鉢植え植物を発送する時は配送業者を信用しない
天地無用やこわれ物の指定をしていても安心ではない,忙しい時は,注意書きなんか見てない,確認してたら時間内に処理できないのでポンポン放り投げたりする,厚さに制限のあるものが,厚さオーバーでもOKだったとかの書き込みを見かけるが,時間に追われて確認してないのである
ゆうパックで鉢植え植物を送った時だが,植物が鉢から飛び出し,土は箱内に散乱,植物自体は折れた状態です,というクレームを受けたことがある,逆さま厳禁やこわれもの指定をしていたにもかかわらず,こういう事故が起きるんである,クロネコでも植物体がつぶれるという事故を経験した
そういう経験を何度かして,鉢植え植物の発送には,ことさら慎重になってきた,ネットでいろいろ調べたり,他の人の方法をまねたり試行錯誤してきたが,最近,ようやくそこそこ納得できる方法にたどり着いた,例として上の写真の鉢物を左の箱に入れて送るということで手順を説明したい
3.鉢植え植物を発送する時に使う箱の準備
発送用の箱自体は近所のスーパーや量販店で無料で入手してる,発送する植物によりけりだが,私は箱に持つ部分があれば,変な持ち方をして落としてしまった,というような事故が,多少は防げるだろうということから,できるだけ写真のような手がけ穴が開いてる箱を利用している
写真の箱は2L入りのペットボトルが6本入っていた箱だから,このような手がけ穴で,12kgまでは耐えられるということになる,私が発送する鉢物は,大きくてもせいぜい6号鉢とか7号鉢で,重量的には,ほとんど5kg以下だから,今のところこれで十分対応できている
また,手がけ穴が開いてない箱の場合は,上のように自分で穴を開けている,カッターで3辺に切り込みを入れて内側に折り返して,折り返した部分をガムテープで留めればいい,この手がけ穴で対応できないような重量物は,別途持ち手を付けている,その方法は別記事で紹介(詳細は→こちら)
4.鉢植え植物を発送する時の梱包方法(鉢の固定)
私は発送に使用する箱については,実際は見た目をよくするために,内面と外面を反転してから使うのだが,今回は内部の撮影があるので,写真がわかりやすいように反転しないで使用する,なお箱の内面と外面の反転方法は別記事でまとめてあるので参考にしてほしい,(詳細は→こちら)
◆鉢を固定する段ボールの作成−1
まず下の写真のように段ボール箱の短辺より10〜20cmくらい長い段ボールを準備する
強度の関係から写真で言えば左右の切断面に段ボールの波が見える方向で使うこと
◆鉢を固定する段ボールの作成−2
黒い線の部分に先のとがったものなどで切れ込みを入れて折りを付ける
下の写真のように段ボール箱の内側にちょうど入れ込めるようにする
◆鉢を固定する段ボールの作成−3
次に鉢のフチがちょうど引っかかるような丸い穴をカッター等で開ける
事前に,よく利用する鉢ごとに半径を計測しておけば作業がスムーズ
5.鉢植え植物を発送する時の梱包方法(箱に固定)
上記の鉢を固定する段ボールができたら,実際にその穴を開けた段ボールに鉢を固定して,発送用の箱に収納する作業を行うわけだが,その手順について説明しよう
◆鉢底をビニール袋で覆う
湿気で段ボールがふやけてしまわないように鉢底をビニール袋で覆う
表面が乾燥してるように見えても鉢底は湿気があるのでこの作業は必須である
◆固定用段ボールに固定する(鉢土固定無し)
適当な大きさの段ボール片で鉢の縁を固定する
段ボール片の固定は後述するホッキスの親玉みたいな器具を使用する
◆固定用段ボールに固定する(鉢土固定有り)
鉢土がほぼ固まっていて,こぼれるような心配が無ければ上の方法でいい
鉢土がこぼれる心配が有る場合はプチプチ等で押さえてから固定する
◆発送用段ボール箱に移して固定する
葉などが段ボールの壁面にできるだけ触れないような位置に置く
折り部分をガムテープで固定してとりあえず固定作業は完了
◆発送用段ボール箱内で植物を固定する
高さがある植物等は揺れによる傷みが懸念されるので必要なら内部で葉の固定を行う
下の写真のように状況に合わせてカットしたポリシート等を利用して固定する
6.鉢植え植物を梱包する際の便利器具
実際に段ボール片で固定する際に使用した,ホッチキスの親玉みたいな器具は以下の製品である,アメリカのBostitch(ボスティッチ)というメーカーが出してる,688-P6C-8 1/4”ステープルプライヤーという製品である,針については日本のMAX社のマックス針5019を使用してる
製品名や型番で検索すればすぐに見つけられるだろう,Amazonでは本体が7,000円くらい,MAXの針が5,800本入りで2,200円だった,ちょっと高いように感じる向きもあるだろうが,いろいろ使ってきて,使い勝手はこの製品が一番である,それにきわめて頑丈で,ほぼ一生ものだと思う
7.おわりに
実際問題として鉢植え植物の発送はかなり難しい,専用の段ボール箱なども市販されているが,それを使ったとしても確実に安全が保証されるわけではない,要は運送中の取り扱われ方次第である,最近は運送業界はかなり状況が厳しいようだが,発送後は事故が起きないように祈るしかない
2018年04月14日
ダンボール箱を再利用する時の再生方法や加工テクニック
1.はじめに
オークションの商品発送用に,購入した新品の段ボール箱を利用してる人が,経費削減したいので,使用済みの段ボール箱を再利用してもいいかどうか,との問いに対して,ほとんどの人が,箱が正常な形で,目立った汚れとかが無ければ,再利用の段ボール箱でOKとの回答が多かった
2.段ボール箱の再利用について
ということで,段ボール箱の再利用方法であるが,少しでも送付する相手に対して「発送にはそれなりに気を遣ってますよ」という雰囲気をアピールするために,ちょっと手間はかかるが使用済み段ボール箱の内面と外面を反転してから再利用することをおすすめする
使用済み段ボール箱には,表面に商品名や会社のロゴとかが印刷されてるし,場合によっては,マジックの書き込みや伝票なんかの跡もあったりする,このため見た目があまりよろしくないのだが,これを内外反転してしまえば,外見的にはきれいな段ボール箱に変身させることができる
3.再利用に使う段ボール箱の入手について
とりあえず元になる段ボール箱を手に入れる必要があるが,たいていのスーパーやホームセンターなどは「ご自由にお使いください」って段ボール箱を置いてるコーナーがある,ホームセンターなどは,ちょっとした家具なんかも扱ってるから,大きくて頑丈な段ボール箱が手に入る
なお使う箱は,お菓子や飲料等が入っていたような箱は問題ないが,芳香剤や入浴剤など,においの強いものが入っていた箱は,場合によっては箱の方に香りが残ってることがあるので利用しない方がいい,自分は大して気にならない程度でも,敏感な人もいるからトラブルの元になる
4.段ボール箱を再利用する具体的手順
以下に実際に段ボール箱の内外を反転する方法を示す,撮影の関係でかなり小さい箱を使用しているが,大きな箱でも基本は同じである,ただ段ボール箱の形状によっては,ちょっと工夫が必要な状況が生じることもあるだろうが,状況に応じて対応してほしい
なお,切断にはカッターナイフを使用する人が多いと思うが,作業にはケガをしないように十分に注意を払って実施してほしい,特に定規は刃のあたる面が金属になってる「カッター用定規」の使用をおすすめする,ペラペラの薄いプラ定規などは,カッターの刃が乗り越えて来て危険である
◆まず段ボール箱の外側に残ってるガムテープや張ってある送り状等を可能な限りはがす
◆次に段ボール箱を平らにして接着部分で切断する,切断は矢印の部分で切断する
◆矢印で示したこの5mmくらいの耳の部分は,次に箱型に戻すときのために残しておく
◆残りの接着されてた部分をはがして除去する
◆次に箱の短辺の部分を3〜5cm程度残して切除する
◆切除しないと箱に戻したとき短辺が持ち上がってしまうことがある(特に厚手の段ボールの場合)
強度が心配で切断したくないときは両面テープで底面にくっつけてしまうという手もある
◆内面を外側にして切断した部分を合わせてガムテープで留める
◆箱形に組み立ててから長辺の中央の合わせ部と短辺の両端をガムテープで留める
◆最終的なできあがり,右がBefore,左がAfterで,並べると違いがよくわかる
5.きれいに見える再利用段ボール箱で評価アップ
上の写真,右の無加工の段ボール箱と内外面を反転した左の段ボール箱,両者を見比べてほしい,さらにこの両方の段ボール箱に配達伝票はもちろん,こわれもの指定や配達時間指定等のラベルが貼られた状況を想像してほしい,見た目の優劣は言うまでもないだろう
手間はかかるが,オークションなどの場合は,よい出品者を印象づけることができるし,高評価が集まれば,新しい入札参加者やリピーターの確保にもつながる,この手間は宣伝経費と割り切ればいい,ガムテープの費用は必要だが,段ボール箱自体はタダだし,あとは自分の労力だけである
6.段ボール箱を再利用する場合の注意事項
内外面を反転すると,本来床におかれていた底面が内面の底になることになる,この面が運搬時のスレなど汚れが目立つような場合は,カットした段ボールやプチプチなどを敷いて見た目を工夫しよう,基本的には汚れた箱は使わないほうがいいが,やむをえず使用する場合は注意しよう
7.段ボール箱を再利用する際の便利な小道具
この段ボール箱の再生作業を頻繁に行う人は,下のフィンガーガードという製品を使用することをおすすめする,私は一度段ボールの折れ目でカッターが滑って,左手にけがをした経験があるんだが,その後は必ず使用している(ゆうパックのサイズあわせのためカット作業が増えた)
接着用のテープは,ニチバンの「布粘着テープ
オルファのカッターの場合,切れ味が落ちたら刃を折るのだが,折った刃を入れる小道具として,オルファ「安全刃折器ポキL型」なんてものも準備しておけば万全である,真ん中のミゾに刃を入れて傾ければポキンと折れて安全で作業性もいい(以前はペンチで挟んで折ってた)
段ボール箱の切断時,底の方になにかないと机とか傷ついてしまう,以前は不要な段ボールを下敷きにしていたが,すぐに切り傷だらけで使い物にならなくなるので,写真のカッターマットを購入した,1cmの目盛りがあって,カット作業等に便利である,いろいろなサイズがある
8.おわりに
日本人にとっては,商品を包んでる箱自体も商品の一部であり,中の商品だけでなく,箱にも同じような気遣いを要求する人が多い,昔DELLが,日本は外箱のカドがつぶれてるだけで返品する,パソコンは正常なのに,なんで?,という話を聞いたことがあるが,いかにも日本らしいお話である