2016年07月17日
3. 自転車改造:パーツ交換 -2 スタンド交換
3-2.スタンドの交換
■ノーマルのスタンドとセンタースタンド
■ノーマルのスタンド | ■センタースタンドの例 |
■ノーマルのスチール1本足スタンド
左の写真はM-650のノーマルのスタンド。鉄製で重量は500g以上もあるとても重くて頑丈なスタンドです。多少ラフな使い方でも大丈夫ですが、まず鉄製(スチール)なので錆びること。それといわゆる「軽快車用」ですので、このスタンドだとやっぱり庶民的な感じ。
ただノーマルのM-650は16kgあることを考えると、スタンドはどうしても頑丈なものが必要です。よくアルミなどで軽量化された細い1本足スタンドがありますが、16kgは支えきれず止めている間に折れることがあります。
■センタースタンド
M-650にはリアサスペンションアームの付け根にセンタースタンドを付けることができます。サスペンションアームを上下から固定具とスタンドの頭部分で挟み込むようにして、付け根の穴にネジを通して固定します。
理屈としてはサスペンションが動くとスタンドも動きますが、乗っていて気になったことはありません。比較的目立たなくなるので見た目もすっきりします。
他にチェーンステーに固定するタイプがありますが、ほとんどの場合重量に耐えられないようです。
■私が使用しているスタンドと取り付け時のこと
私が使っているスタンドはAKI スリムセンタースタンド SD-TX-003というもので、足の長さをアジャストできるので24〜28inch(700C)まで対応できるセンタースタンドです。重量は365gとノーマルよりも150g以上軽くなるメリットもあります。
また軽量である割りに強度がしっかりしていて、15-16kgの車重でも特に強度に不安を感じたことはありません。スタンドの長さを変えることで停車時の車体の傾きも好みに調整できます。
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ただしこのスタンドは2つ欠点があります。
■長さ固定のネジが緩むこと
車重が重たいこともあり、AKI スリムセンタースタンド SD-TX-003に付属のノーマルの固定ネジの受けは金属パーツなのですが、この金属パーツが振動や重量で緩んでしまうのです。
そこでホームセンターで長さ20mm×Φ5mmのボルト&ナットを買ってきて、表と裏からぎっちり締め上げてあります。この方法で固定して以来、ここまで全く緩んだことがありません。ネジ止め材などを使う手もあると思いますが、ボルトとナットで止めるのは後々、調整が必要な場合などでも簡単ですのでおすすめです。
■クランクとスタンドが干渉して当たること
センタースタンドの取り付け位置の都合上、スタンドを下した状態でクランクを回すと必ず当たります。スタンドを上げている時には当たりませんが、スタンドを下しているときにクランクが干渉してスタンドを上げられなくなったり、タイヤを回そうとしてスタンドがクランクを止めて回らなかったりします。
これに関しては解決方法はなく、面倒くさいですが慣れの問題だと思って使っています。クランクとスタンドがキズつきますが、それでもセンタースタンドのすっきりした姿と軽さはメリットがあると感じています。
■その他の情報
■スタンドの候補:その@「ギザ アジャスタブル ダブルレッグ センタースタンド CL-KA56 」
この一見変わったスタンドもセンタースタンドの一種。ちょうどオートバイのスタンドのように立てると後輪が浮く形になります。そのためいわゆるメンテナンススタンドがなくても後輪を浮かした状態にできるのでメンテナンスがとても楽になるというメリットがあります。
デメリットは重量。ノーマルの鉄製スタンドと同じくらいの重さがあります。ですがメンテナンスの利便性の評価が高く、愛用している人も結構いるようです。よく走る人にとってはチェーンやギア周りの清掃が楽になるので一考の価値ありと思います。
■ギザ アジャスタブル ダブルレッグ センタースタンド CL-KA56
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