2015年07月26日 | Posted by 渡辺嵩也 at 23:26 | 洋楽 F〜J | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0) |
洋楽 Islands of Light〜Bodil
Islands of Lightは、
オーストリア人アーティスト、Dino Spiluttiniによる
ポストクラシカル系ユニットです。
今回触れる曲が収録されているアルバムは、
全体的にSigur Rosのこの曲を
手作りしたような音楽となっています。
ものすごく素朴なポストクラシカルですね。
YouTube - Bodil
スタジオではなくて、宅録したような
自主製作盤の雰囲気が出ていながら、
全然チープな感じがしません。
むしろそこがいいのかもしれないです。
光の要素よりも陰の要素が強い音楽で、
落ち着きがある音だと思います。
心を整えてくれるような音楽と言えるでしょうか。
癒しとは少し違う気がしますが、
安心させてくれるような旋律を奏でているように思えます。
音楽をポストクラシカルなんて表現すると、
敬遠されるのかもしれませんが、
結構多くの人の耳に馴染む音ではないかと思います。
特に寝る前に耳に流すと、
気持ちよい眠り世界に誘ってくれるんじゃないかな。
どことなく水の音を感じさせる、Islands of Lightの音は、
暑苦しい季節に合っているような気がします。
風鈴のポストクラシカル。
シンプルな音で、どことなく涼しさを運んでくれるような音楽は、
そんなふうに表現できるのかもしれません。