2015年08月14日
洋楽 Song Of Return〜Trajectory
Song of Returnは、
スコットランドのグラスゴーで2010年に結成されました。
ジャンルはインディーロックになるようです。
ポストロックの要素が散りばめられて、
どことなくRadioheadっぽいところがあるんですが、適度に軽い。
同じスコットランドのバンドでは、
すでに解散してますが、Union of Knivesに似たものを感じます。
何というか、色々な場所でタバコの煙がふかされている、
クラブで流れている音楽の雰囲気を感じるんですよね。
ほんのり退廃的な人情味。そんな感じ。
ひょっとしたら、こういう雰囲気の音楽が、
スコットランドには結構溢れているのかもしれませんね。
そうだとしたら、個人的には結構好みの部類なので、
もう少し漁ってみたいところです。
YouTube - Trajectory
少し脱線しましたね。もとに戻します(笑)
音楽の雰囲気は、Union of Knivesに近いものを感じますが、
それは雰囲気だけで、音楽の方向性は違います。
Song of Returnには、ダンスミュージックのようなノリはなく、
代わりにMuseの音楽が放つ、
ダークな神々しさが振りかけられている気がします。
良くも悪くも「振りかけられている」というレベルです。
これが心地よいか物足りないかは、聴き手の好みによるんでしょうね。
個人的には……まぁ、どちらもありかな(笑)
ただ、Union of Knivesと比べると、新鮮さに欠けるかも。
もしかしたら、これはSong of Returnの音源を先に触れていたら、
変わったのかもしれませんけどね。
デビューしてから5年経ちますが、発表した音源は1stアルバムのみ。
音楽活動は、それほど活発ではないようです。
実際はライブ活動などを精力的に行っているのかもしれませんが、
短命なバンドとなってしまう雰囲気をプンプンさせている気がします。。
何だか、この辺りもUnion of Knivesに被っているな……。
あまり期待せずに、静観したいと思います。
新しい音楽を提供してくれたら、ラッキーぐらいの気持ちで。。