2013年08月12日
邦楽 ハイスイノナサ〜地下鉄の動態
日本のポストロック系バンドです。
Sigur Rosみたいな壮大な音ではなく、
繊細で心の隙間から染み入るような音を出すバンドです。
こういう音、何となく今の日本っぽいと感じます。
YouTube - 地下鉄の動態
マイナーな音楽のようにも聞こえますが、
曲を形成する音は、少なくともポストロックという分野の中では、
メジャーなありふれた音だと思うんですよね。
ただ、その組み合わせ方がポストロックというより、
現代的なクラシックのそれに近い気がします。
そこにエレクトロニカの要素が乗っている感じかな。
だから、新鮮な音であるように感じます。
都市部のわずかな隙間を表現した音。
個人的にはそんなふうに感じられます。
所属レーベルは残響レコード。
以前にここで触れたcinema staffも、
過去に所属していたことがあったんですが、
その頃までは音に個性が感じられました。
音に蔭があるので、苦手な人もいるかとは思いますが、
個人的にはとてもいい音を生み出すところだと思います。
こういうレーベルこそ、
メジャーになっていってほしいところなんですが。
ハイスイノナサの音楽が好きな人には、こちらもおススメです。
洋楽:
Olafur Arnalds
Patrick Watson
邦楽:
ハイとイイエ(hi to ea)
ご無沙汰してます。
そうですね……このバンドは、日本にいるより海外に出たほうが、いいのかもしれないです。
ただ、こういう人たちは繊細な神経を持っているはずなので、
そこに対しては消極的な気もします。
これは勝手な想像ですけどね。
でも、とにかくもっとメジャーになってほしいんだけどなぁ……。
こういうの…音楽PVっていうか,美術館でインタラクティブアート(参加型芸術作品)でやってたような記憶があリます。パネルをタッチしたら次々と幾何学模様が現れるやつ。
音楽云々っていうより,総合的に高い芸術性を持ってるっていうことなのかな…。
バンドとしてメジャーになることはないかもしれないけど,こういう世界をずっと極めていけたら,なんか他の業界からも需要があるような気がします。
逆に日本にこだわらずに世界に行ったほうがいいのかも…
レーベルは残響レコードなのね!
ああなるほど…と妙に納得してみたり(笑)。
もちろんこのバンドもですが,あの会社自体がもう少しメジャーになってくれると嬉しいのにね。