洋楽 Radiohead & Sigur Ros〜Split Sideds
ポストロック界の2大巨頭、RadioheadとSigur Ros。
もう10年ぐらい前の話になってしまいますが、
彼らはバレエのマース・カニンガム舞踏団の
「Split Sides」という作品の初演で共演しました。
Sigur Rosはその後も継続的に参加しているそうですが、
Radioheadは初回のみの参加。1回だけのコラボレーションです。
Google Video - Split Sides(音のみ)
YouTube - Split Sides(1/4)
いや、本当に贅沢なコラボです。
音楽的には、ちょうどその頃に、
彼らが発表したアルバムの音質(それかもう少し前の頃)ですね。
知っている人が聴けば、
どちらがどの辺りを担当したのか、何となくわかるんじゃないかな。
Sigur Rosはどうだったのか知らないけど、
Radioheadは即興での演奏だったとか。
それぞれ担当するのは、1パートおよそ20分。
即興の演奏で20分。
すげーな。。。

邦楽 euphoria〜Silence in everywhere
euphoria(ユーフォリア)は、日本の3人組のポストロック系バンドです。
The Album LeafやEFといった、
海外のポストロック系バンドと共演したこともあり、
それなりの評価を受けているようではあるんですが、
日本での知名度はほぼ皆無。
そんなわけで(?)、彼らの最新アルバムは、
ホームページから無料でダウンロードできます。
(メールアドレスの登録は必要ですが)
YouTube - Silence in everywhere
そんな彼らの音楽性ですが、
やはり共演したバンドと方向性は一緒ですね。
変化球は投げずに、愚直にストレートを放る感じ。
ひとつの芯みたいなのがあって、
そこに音を重ね合わせているような音楽です。
ボーッとしながら聴くにはうるさすぎるので、
何か作業しているときのBGMにするのがいいのかな。
今は3人とも個人個人で活動をしているようで、
バンドとしての活動もお休み中だとか。
というか、日本ではあまりこういう音楽にニーズがない以上、
復帰しても活動はスムーズにいかないかもしれないですね……。
残念ながら、そういう状況を打破するぐらいの力があるとは思えないし。
洋楽 All Sons & Daughters〜Reason to Sing
2年前に礼拝音楽をつくっていた2人が出会い、
活動を始めたアメリカのアコースティックデュオです。
宗教的な色が濃いデュオなので、
歌詞はほんの少し押し付けがましく、きれいごとを並べた感があるかな。
どちらかというと皮肉を含んだ歌詞を好むので、
個人的には、ここはイマイチなところです。
曲調はストレートな美メロ系。
神の存在を意識した2人がつくったとなれば、
何となく想像できると思います。
ただ、その「きれい」のレベルはかなり高い。
一昔前の超美人って感じかな。
こういう音楽は結構聴いたことがあるはずなんだけど、
ものすごく聴きごたえがある気がします。
ちょっと優等生すぎるというか、
歌詞と一緒で押しつけがましさを感じるところもありますけどね。
ボーカルは、ウェット感があってよく伸び、適度にパワーもあるので、
アコースティックサウンドによく合っています。
YouTube - Reason to Sing
↑の曲以外も、基本的にすべてこんなタイプ。
YouTube - Wake Up
彼らはきっと音楽性を変えることなく、このまま続けていくんじゃないかな。
そのうち飽きるときがくるんじゃないかとも思いますが、
きれいな曲が好きな人にはオススメですね。



All the Sons and Daughtersの音楽が好きな人には、こちらもオススメです
Jackson Browne
Leeland
Rush of Fools
洋楽 Home Video〜I Can Make You Feel It
アメリカのポストロック系デュオです。
一人はRadioheadやMassive Attackに影響を受けて、
自身も音楽活動を始めた、言わば純ポストロック志向。
もう一人は、ロック、ポップス云々ではなく、
1900年以降の音楽を聴いたことがないまま育った、クラシック畑からの転向者。
何だか良質のポストロックを生み出す香りがプンプンするコンビです(笑)
そんな彼らが奏でるのは、
ダンスミュージックや、それとポストロックを組み合わせた曲が多いのかな。
ただ、ひとつ共通して言えることは、
どこか皮肉の色を醸し出しているということです。
それと、アメリカのバンドではあるんですが、
影響を受けているバンドを見ても、イギリス風の音楽のような気がします。
YouTube - I Can Make You Feel It
↑の曲は、Union of Knivesの音に近いのかな。
でも、ほかの曲も聴いてみると、
もう少しRadiohead寄りの音楽になることがわかると思います。
Blonde Redheadの目にかかり、
彼らのオープニングアクトも務めたこともあるそうですが、
彼らの音楽とは共通点があるような、ないような、
ちょっと微妙なところです。
どのアーティストに似ているかと言われると、
多くのポストロック系アーティストが当てはまるような気がして、
なかなか難しいところ。
もしかしたら、それがHome Videoの音楽的な特徴になるのかもしれないです。


洋楽 Yellowcard〜For You, And Your Denial
カナダのパンク系バンドです。
一度活動を休止して、一昨年に活動再開しました。
音楽的な特徴は、メンバーにバイオリニストがいること。
YouTube - For You, And Your Denial
この曲なんて、わりとベタなエモ・パンク系になると思うんですが、
そこにバイオリンの音が無理なく乗っています。
それが音の個性になってますね。
この手の音楽は野蛮とか粗暴といったイメージがあり、
食べ物で例えるならジャンクフードのような音楽になるんでしょうけれど、
そこに適度に優雅さと心地よさが加わっています。
弦楽器というと、ポストロック系のイメージがありましたが、
こういう音楽のギターとも相性がいいんだなと思わされました。
結構聴きやすくてカッコよさもある音で、
洋楽初心者も抵抗なく聴けると思います。
活動再開後も、大きく音楽性が変わったということはないみたいですが、
個人的には、バイオリンの音がもっと強くなったほうが好みだな。
いや、好みというか、おもしろそう。


Yellowcardの音楽が好きな人には、こちらもオススメです
Your Favorite Enemies