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2021年12月05日

【月のいとあかきに】

語釈
月がたいへん明るいときに

枕草子より
月のいとあかきに、川を渡れば、牛のあゆむままに、水晶(すいそう)などのわれたるや(よ)うに、水の散りたるこそを(お)かしけれ。

訳)
月がこうこうと照っている夜に、牛車(ぎっしゃ)で川をわたっていくと、牛の歩くのにつれて、ちょうど水晶(すいしょう)が割れたようにして川の水がとび散ったのは、じつに美しいものだった。


図書
『枕草子』竹下政雄著





posted by mukashinokotoba at 05:00| Comment(0) | た行

2021年03月24日

【玉子売】たまごうり

『絵でみる江戸の町とくらし図鑑』より
江戸の庶民(しょみん)の生業(なりわい)のひとつ。鷄や家鴨(あひる)の茹玉子(ゆでたまご)を売る商売。吉岡や岡場所でよく売り歩いていて、値段は高くひとつ二十文(にじゅうもん)します。

*四文(よんもん)でおおよそ今日の百円程度。


図書
『絵でみる江戸の町とくらし図鑑』善養寺ススム 絵・文 江戸人文研究会 編


絵でみる江戸の町とくらし図鑑 時代小説のお供に [ 善養寺ススム ]











posted by mukashinokotoba at 00:11| Comment(0) | た行

2021年03月10日

【てうばみ】(重食(ちょうばみ))


語釈
奈良(なら)時代に渡来(とらい)した遊び。双六(すごろく)の一種。ふたつのさいころを振(ふ)って、おなじ目をだすことを争(あらそ)う遊戯(ゆうぎ)。ふたつのさいの目がおなじ数であれば調(ちょう)といって相手のこまを食うから重食(ちょうばみ)という。

枕草子より
て(ちょ)うばみに、て(ちょ)うおほ(お)くうちいでたる。

双六(すごろく)で、ふたつのさいころを振(ふ)って、おなじ数の目をたくさんうちだしたとき。

図書
『枕草子』竹下政雄著








posted by mukashinokotoba at 00:37| Comment(0) | た行

2021年03月01日

【とみの物】とみのもの


語釈
きゅうなもの、いそぎのもの。

枕草子より
ねたきもののページ参照

図書
『枕草子』竹下政雄著



NHK100de名著U-NEXT



posted by mukashinokotoba at 13:08| Comment(0) | た行

2021年02月25日

【大福餅売】だいふくもちうり


語釈
江戸の町で、あたたかい大福餅(だいふくもち)を棒手振(ぼてふり)で売り歩いている人


絵でみる江戸の町とくらし図鑑より
江戸の庶民(しょみん)の生業(なりわい)のひとつ。大福は冬の食べもので、木箱に火鉢(ひばち)が入れてあり、いつもほかほかの大福を売り歩きます。大福ひとつでかじかんだ手を温(あたた)め、食べては身体(からだ)を温めして、その名のとおり大きな福を得(え)た心地(ここち)がします。


図書
『絵でみる江戸の町とくらし図鑑』善養寺ススム 絵・文 江戸人文研究会 編


絵でみる江戸の町とくらし図鑑 時代小説のお供に [ 善養寺ススム ]










posted by mukashinokotoba at 12:40| Comment(0) | た行

2019年12月15日

【得業生】とくぎょうせい


語釈
今の大学院生


菅原道真の話しより
菅原道真はそれまでの最年少の十八歳で文章生となったあと、文章生二十人の中から選ばれた二人として得業生にすすんだ

詳しく書いたものを別サイトに載せてあります。よろしければそちらもご覧下さい>>百七十年間に合格者わずか数十人の超難関の試験に合格した学問の神様


図書
『百人一首物語』司代隆三著







posted by mukashinokotoba at 16:52| Comment(0) | た行

2019年11月05日

【典】てん


語釈
古典の【典】は象形文字で、上の部分が「書物」を表し、下の部分が「机」を表す。つまり、直接床に置く事などはしない、尊い書物であるという意味が含まれた文字。

古典とは
【典】のつく【古典】は、永遠に保存されるべき優れた価値を持った書物

図書
『西行・実朝・良寛和歌集』栗山正好著




タグ:古典
posted by mukashinokotoba at 05:00| Comment(0) | た行

2019年10月29日

【妻訪い婚】つまどいこん


語釈
万葉の時代の夫婦の関係のかたち。男が女のもとをこっそり訪れる。二人の関係が、親や人に知られた後にも、男は女のもとへ夕方(夜)やって来て、朝帰って行く。夫婦が同居するのは、その関係がかなり続いてから。


万葉集より
『隠口(こもりく)の 泊瀬小国(はつせおぐに)に よばひ為(せ)す わが天皇(すめろき)よ 奥床(おくとこ)に 母は寝たり 外床(ととこ)に 父は寝たり 起き立たば 母知りぬべし 出で行かば 父知りぬべし ぬばたまの 夜は明け行きぬ 幾許(ここだく)も 思ふ(う)ごとならぬ 隠妻(こもりづま)かも』

「泊瀬の小国に、妻訪いにいらっしゃったあなたよ、奥の床には母が寝ています。外の床には父が寝ています。私が起き立ったら母が知るでしょう。私が出て行こうとしたら、父が知るでしょう。はどんどん明けていきます。本当に思うようにならない隠妻でありますよ」


図書
『万葉のふるさと』清原和義著



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2019年10月28日

【殿上童】てんじょうわらわ


語釈
公卿(くぎょう)の子弟で、元服(げんぷく)前に清涼殿の殿上の間(ま)に奉仕する子ども


枕草子より
『おほ(お)きにはあらぬ殿上童さ(そ)うぞきたてられてありくもうつくし。』

「そんなに大きくもない殿上童が、きちんと盛装(せいそう)させられて歩いている姿もかわいらしい。」


図書
『枕草子』竹下政雄著




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令和五年
西暦2023年
師走(しわす)【十二月】



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