アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2021年11月07日

【しろがねの毛抜き】

語釈
眉毛をぬくための銀製の毛ぬき

枕草子より
ありがたきもの
毛のよく抜くるしろがねの毛抜き


訳)
めったにないもの
毛がよくぬける銀製の毛ぬき

図書
『枕草子』竹下政雄著




posted by mukashinokotoba at 17:16| Comment(0) | さ行

【そらごとする人】


語釈
よくうそをつく人

枕草子より
そらごとする人の、さすがに人のことなし顔にて大事請けたる。

訳)
うそつきの人が、それでも人のことをしてやるといった顔つきで、たいせつなことを引きうけたとき。

図書
『枕草子』竹下政雄著





posted by mukashinokotoba at 17:12| Comment(0) | さ行

2021年03月08日

【さねさし】


語釈
枕詞(まくらことば)
「さね」は、よい峰(みね)、「さし」は、そびえているという意。

古事記より
弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)が倭建命(ヤマトタケルノミコト)へ詠んだ歌
「さねさし さがむの小野(おの)に もゆる火(ひ)の 火中(ほなか)に立ちて とひ(い)し君(きみ)はも」

向こうに峰(みね)が立っている佐賀牟(さがむ)の野に、悪者が野火(のび)をつけた時、もえあがる炎(ほのお)の中で、私のことを案じて問うてくださいました命(みこと)さま。そのありがたいお心は、忘れることができません。

図書
『和歌ものがたり』佐佐木信綱著




posted by mukashinokotoba at 00:19| Comment(0) | さ行

2020年04月02日

【仙人】と【俗人】


語釈
【仙人】
仙人とは「山の人」という意味
にんべんは「人」を表す
世間を離れ山の奥に暮らす人

【俗人】
【仙人】に対し下流に住む人を「谷の人」俗人と言う

図書
『森は生きている(自然と人間)』富山和子著
講談社

【中古】 森は生きている 自然と人間/富山和子(著者) 【中古】afb






NHK100de名著U-NEXT





posted by mukashinokotoba at 12:47| Comment(0) | さ行

2019年12月12日

【衣通姫】そとおりひめ


語釈
第十九代允恭天皇(いんぎょうてんのう)の皇后の妹
本名『弟姫』(おとひめ)
その美しさは衣(ころも)を通して輝いたというところから『衣通姫』と呼ばれる

衣通姫の和歌(古今集)
『わが背子が 来べき宵(よい)なり ささがにの
蜘蛛のふるまひ かねてしるしも』


「今宵は愛しい夫が来てくれる。蜘蛛が巣をかけている様子を見ているとそれがあらかじめわかります」

図書
『百人一首物語』司代隆三著









タグ:衣通姫 弟姫
posted by mukashinokotoba at 00:32| Comment(0) | さ行

2019年11月06日

【出家】しゅっけ


語釈
家族や親戚や知人などとの縁を切り、交際を絶って、寺へ入ったり粗末な小屋に住んだりして、仏道の修行をする事をるいう。

図書
『西行・実朝・良寛和歌集』栗山正好著




タグ:出家 西行
posted by mukashinokotoba at 05:00| Comment(0) | さ行

2019年10月24日

【桜の直衣】(さくらののうし)


語釈
表が白、裏がむらさきか赤の重ねの直衣。春のもので貴人(きじん)の平常の衣装


枕草子より
三月三日の欄参照


図書
『枕草子』竹下政雄著




posted by mukashinokotoba at 04:00| Comment(0) | さ行

2019年10月17日

【節供】(せっく)


語釈
節日(せちにち)に供える食事


枕草子から
望粥の節供の欄参照


図書
『枕草子』竹下政雄著




タグ:節供 枕草子
posted by mukashinokotoba at 05:00| Comment(0) | さ行

2019年10月07日

【背子】(せこ)


語釈
万葉和歌などで、恋する女から恋するを呼ぶときに使う言葉。妻が夫を呼ぶ時などにも使われる

『背子(せこ)』『背』『背なの』『吾背(あがせ)』などとも呼ぶ

恋する男から恋する女を呼ぶ言葉は

川をはさんで向かい合った山に「妹山」「背山」と名付けられているのは、万葉の「妹背」が現代にまで残っているもの


万葉集から
『我が背子が かく恋ふれこそ ぬばたま夢(いめ)に見えつつ 寝(い)ねらえずけれ』

「あの人が、こんなに私を恋い慕うからか、夜の夢に出てきて、私は寝ることができなかったのです」


図書
『万葉のふるさと』清原和義著




posted by mukashinokotoba at 15:06| Comment(0) | さ行

令和五年
西暦2023年
師走(しわす)【十二月】



最新記事
タグ
あなかま あはれ いぎたなき いらせたべ うつくしきもの かしこう こおろぎ こころゆくもの ことばの文字 これより さねさし てうばみ とみの物 なめげ ぬばたま ねたきもの まがまがしく まじない みの虫の鬼の子伝説 むらさき もろ声 ゆふづつ よばひ(い) よばひ星 よばふ(う) わかなつみ をかし 一月七日 七種 万葉集 世に知らず 主殿司 亀山上皇 人形 仙人 侍(はべ)らん 俗人 俳句 偃鼠 出家 出袿 北村季吟 古事記 古今和歌集 古典 同じ時代に生きた偉人 吾背 和歌 図書一覧 大福餅売 夫木和歌集 奥の細道 女絵(おんなえ) 妻訪い婚 宮中行事 宵の明星 寂蓮法師 射干玉 山の人 山の神 市子(いちこ) 年中行事 庶民の生業(なりわい) 弓張りの月 引板 弘安御百首 弟姫 弦月 得業生 御国を憂えたもうた和歌 心おとり 忘れ草 忘れ貝 恋の歌 文章生 方略試 春の歌 景色 望粥 望粥の木 木枯らし 木陰納涼 松尾宗房 松尾芭蕉 枕草子 枕詞(まくらことば) 桃の節句 桜の直衣 棒手振り 檜扇の実 正月七日 殿上人 殿上童 江戸の町 江戸時代 源氏物語 無礼 玉子売 生業(なりわい) 田んぼ 白馬 白馬の節会 百人一首 眺め 神が成る 節供 紫式部 羹(あつもの) 羽ぐくむ 肌肉 背子 胡蝶の巻 舎人 菅原道真 蔵人(くろうど) 虫送り 衣通姫 西行 谷の人 貴人の衣装 返りごと 通い婚 重三の佳節 重食(ちょうばみ) 隠妻 雛(ひいな) 風習
カテゴリー
リンク
写真素材のピクスタ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。