2019年12月12日

【衣通姫】そとおりひめ


語釈
第十九代允恭天皇(いんぎょうてんのう)の皇后の妹
本名『弟姫』(おとひめ)
その美しさは衣(ころも)を通して輝いたというところから『衣通姫』と呼ばれる

衣通姫の和歌(古今集)
『わが背子が 来べき宵(よい)なり ささがにの
蜘蛛のふるまひ かねてしるしも』


「今宵は愛しい夫が来てくれる。蜘蛛が巣をかけている様子を見ているとそれがあらかじめわかります」

図書
『百人一首物語』司代隆三著









タグ:衣通姫 弟姫
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2019年12月05日

【小倉百人一首】おぐらひゃくにんいっしゅ


*藤原定家(ふじわらのていか)が選んだと言われているもの

*正しくは「ふじわらのさだいえ」


元々は「小倉山荘色紙和歌」とか「嵯峨山荘色紙和歌」と呼ばれていた

図書
『百人一首物語』司代隆三著










タグ:百人一首
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2019年11月24日

【木枯らし】こがらし


語釈
晩秋(ばんしゅう)から冬にかけて吹く冷たい風。これが吹く頃、木々が落葉(らくよう)するのでこう呼ぶ。

西行の和歌より
「山里の寂しさは、秋の末にこそ心に沁みる。哀しいよ、木々を渡るあの風の響きは」という歌

うなゐ(い)こすさみにならす麦笛の 声におどろく夏の昼臥(ひるぶ)し

図書
『西行・実朝・良寛和歌集』栗山正好著






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2019年11月23日

【うなゐ(い)こ】うないこ


語釈
幼な子。子ども。

西行の和歌より
「幼な子が戯れに吹き鳴らす麦笛の音で、夏の昼寝の夢が覚めたよ」という歌

うなゐ(い)こすさみにならす麦笛の 声におどろく夏の昼臥(ひるぶ)し

図書
『西行・実朝・良寛和歌集』栗山正好著







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2019年11月22日

【弓張りの月】ゆみはりのつき


語釈
弦月(げんげつ)

西行の和歌より
弓張りの 月にはづ(ず)れて見し影の 優しかりしは いつか忘れむ

「弦月のほのかな光の中に見た、あの人の優美であった姿が いつまでも忘れられないことであるよ」


図書
『西行・実朝・良寛和歌集』栗山正好著








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2019年11月21日

【金槐和歌集】きんかいわかしゅう


語釈
源 実朝(みなもとのさねとも)の歌集

「金」は鎌倉を意味し
「槐」は大臣を意味する

別名を『鎌倉右大臣家集』と呼ぶ

(藤原)定家本、貞享(じょうきょう)本の二種が残っていて、前者は六百六十三首、後者はそれ以外に五十三首を収めて七百十六首を数える。

図書
『西行・実朝・良寛和歌集』栗山正好著







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【蛬】きりぎりす


語釈
「こおろぎ」の古名

西行の和歌より
霜うづ(ず)む 葎(むぐら)が下の きりぎりす あるかなきかの声聞こゆなり

「霜が一面に降りた雑草の影に、こおろぎの消え入るような弱々しい声が聴こえることだ」


図書
『西行・実朝・良寛和歌集』栗山正好著








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【羽ぐくむ】はぐくむ


語釈
羽で包むということから、後に養育するという意味になった。現代では「育む」と書く


万葉集より
『旅人の 宿りせむ(ん)野に霜降らば わが子羽ぐくめ 天(あめ)の鶴群(たずむら)
(遣唐使使人の母)

「中国へ使いに行くこの旅人たちは途中で野宿するであろうが、もし霜が降ったならば空を飛ぶ鶴の群れよ、天から降りてきて私の子どもを羽で包んでやっておくれ」


図書
『和歌ものがたり』佐佐木信綱著








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2019年11月20日

【葎】むぐら


語釈
生い茂った雑草。八重葎(やえむぐら)。

西行の和歌より
「霜が一面に降りた雑草の影に、こおろぎの消え入るような弱弱しい声が聞こえることだ」という歌

霜うづ(ず)む 葎(むぐら)が下のきりぎりす あるかなきかの声聞(きこ)ゆなり

図書
『西行・実朝・良寛和歌集』栗山正好著






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【木陰納涼】こかげのうりょう


語釈
木陰に暑さを避けて涼しさを求める

西行の短歌より
詞書
「木陰納涼といふ(う)ことを人々詠みけるに」

タグ:木陰納涼
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令和元年

十二月 【師走(しわす)】


【満月(望月)】十二日
【晦(つごもり)】二十五日
【朔(さく)新月】二十六日

旧暦で十二月は冬
月の名については諸説有り
晦は月が隠れて見えなくなる月の最後の日(月が籠る日)


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