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家の中にテント

先日、私の好きなスーパーlidlでカーズのテントとプリンセスの折りたたみ椅子を買いました。このlidlというスーパーは、ドイツ系のディスカウントスーパーで、昔住んでいた家の目の前にありました。当時そこに住んでいた頃は、「もっとまともなスーパーがあれば良かったのに」と思っていたのに、今新しい家に引っ越して、スーパーやお店が近くになったのに、「あーlidlで買い物したい」と思うのだから不思議です。

lidlには、他のお店にはない良い物が安い値段で売られていると思います。ただ、オファーの期間が限られているので、広告をチェックして、その発売日に行かないと、目星のものは手に入らない可能性もあります。

前から息子がしまじろうのDVDでキャンプをやっているのを見て、「キャンプしたい」と言い続けていたのもあったし、海に遊びに行った時に便利と思い、このテントに注目しました。通常24ユーロくらいで売られているものが、lidlで12ユーロ。
カーズのテントと、海に持って行けそうな折りたたみのプリンセスの椅子を買いました。最近は、何か買う時は必ず2人に買わないといじけるので、娘にもテントをと思ったけれど、ちょうどプリンセスのテントが売り切れていたのと、2つあってもなーと思い椅子にしました。

案の定、大喜びで、お家ごっこのようにして遊んでいます。
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買った日と次の日、息子はテントの中で寝たいと言い出したので、掛け布団を下に敷いて少し軟らかくして寝かせてあげました。自分も押し入れの中に寝た事とかあったと思って、それを今でも覚えているので、こういう事は好きにさせてあげるのが良いかと思います。

先日海に行ったのですが、「一度海で使ったら砂だらけになっちゃうから、家にはもう持って帰れないよ。」というと、「じゃあ海で使わなくていいから、家にもって帰って」というので、海で使おうと思ったけれど、
家の中のテントはしばらく続きそうです。

児童館での理科の実験

子供達が週3回通っている児童館は、学校と同じ敷地内にあり、学校の授業が終わる16時20分にスタッフが迎えに行き、児童館に連れて来てくれて、様々なアクティビティーや遊びをして19時まで預かってくれます。この児童館は市が運営していて、何と「無料!」。共働きの夫婦にとってこんなありがたい事はありません。

児童館で遊ぶ子供達
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その児童館で、最近「理科の実験」のようなものをやってくれて、子供達は大喜び!
毎回迎えに行くと、「今日はこんな実験をやったよ」と楽しそうに話してくれて、「家でもやろうよ」と言い出します。そのため、私は毎回スタッフの方に、「今日はどんな事やったの?どうやってやるの?」と聞き出しています。

最近家に材料が揃っていたのでやった実験が、プラスチックの瓶に白ワインの酢を瓶の4分の1くらいのところまで入れます。そして、風船の中に粉状の重炭酸塩(イタリアでは手軽にスーパーで手に入ります。)を入れます。その風船をプラスチックの瓶に被せると、重炭酸塩が酢の中に落っこちて、科学現象を起こし、風船が膨らむのです。

台所で実験、やる気マンマンの息子
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風船を被せたら、、、風船が膨らみ始めました。
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日本の小学校は、理科の実験室や図工室、音楽室と本当にいろいろな施設が整っていますよねー。小学校にいる間に本当に一通りの事が体験できるシステムになっています。それに比べるとイタリアは。。。。それでも子供達が通うモンテッソーリ教育課程を含む学校は、良い方で、音楽ができる部屋や劇場のある集会室のようなもの、体育館があります。
それでも、理科の実験のような事まではやってくれないので、児童館でやってくれて本当に嬉しいです。

科学現象を通して、子供達が疑問を持ち、考え、どうしてそうなるのか体験を通して自分で答えを導いて行けるよう、スタッフの方は誘導して下さっているようです。何でも吸収できるこの時期にひとつでも多くの体験ができるというのは本当に良い事です。

このような様々な体験が、子供達の能力を伸ばすというよりは、「生きる力」を与えて行ってくれているんだなと思います。

家の前の空き地

先日のメーデーの祝日の日は、とても爽やかな春らしい日でとても楽しく過ごす事ができました。イタリアでは5月1日のメーデーの日は、皆、外でバーベーキューをしたりして楽しむ人が多いのですが、私達も家の前の空き地にてバーベキューを楽しみました。

そもそも昨年11月に今の広い家に引っ越して来て、家の前にある広大な空き地にジプシーが住んでいるのが気になっていました。家はダンボールや木材で簡単に作ったもので、本当に人間が住むようなものではなく、雨が降った日には、おそらく家の中も水浸しになっていただろうと思います。

家のベランダから見るこの光景を見ると気分が暗くなったものです。地元の住民が何度も市に訴えて、市が動き撤去を命じるのですが、しばらくするとまた戻って来るという有様が何年も続いていたそうです。それが、今年の2月に地元住民が市民団体を結成し、市に働きかけました。

今現在この土地は市の物だが、そこに公園を建設しようとした会社が資金繰りが悪くなり倒産したため、そのままになっているのを市民団体が市民のための公園にするために、ボランティアで整備をしていくというもの。それは、市にとっても都合が良いという事で許可がおり、昨年の2月から毎週日曜日にボランティアの人達が市が委託する清掃業者の協力もあって、ゴミ広い、清掃にあたりました。
ジプシーが残していった、マットレス、絨毯、衣類等、大量のゴミが出て犬の死骸まで転がっていたそうです。

そんな綺麗になった広大な空き地。

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我が家からはバーベキューのセットを貸し、夫が先頭に立って、肉焼き係になってくれました。
テントを張って、みんなでワイワイ。外での食事は楽しくて美味しいです。

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平たくした粘土の中に土とヒマワリの種を置いて、丸く団子状にしたもの。粘土には水分があるので、芽が出やすくなるのだそうです。

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この団子状のものを子供達が皆で作り、広大な空き地がヒマワリ畑になるように、草むらに投げました。

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息子は一生懸命何個もお団子を作っていました。
この後、空き地の一部に畑を作り、子供達がバジリコやレタスなどを植えました。

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そして午後になって風が出て来た頃に皆で凧揚げ。

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息子は、凧揚げは「海でやるもの」と思っていたらしく、「お母さん、ほらローマでも凧揚げできるよ。」と言って大喜びでした。


この空き地には、ローマ時代の遺跡があります。発掘も途中で中断しているようですが、Flavianaという遺跡の名前をとって、この空き地をVilla Flavianaと呼ぶ事にするそうです。少しずつ市民の手で本当に素敵な公園になると良いです。

何かこの出来事は、イタリアで久々に清々しい思いのする出来事でした。普段自分の言いたい事は言うけど、いざとなると何もやらない人が多いイタリア人なのですが、こんなふうに一生懸命やってくれる人もいる、しかも若い人が多かったのがとても印象的でした。




   
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