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インフルエンツァ

先週の金曜日から昨日まで、夫と私、2人同時にインフルエンツァにかかってしまい大変でしたー。
子供が病気をすると看病が大変で、夫が病気になるとまたそれは大変なんですが、自分が病気になると一大事ですねー。。。しかも今回は2人とも同時だったので、きつかったです。

子供が生まれてから私が寝込んだのは確か、昨年の冬、半日だけだったと思います。夫も普段丈夫でほとんど風邪をひかないタイプなので、こんな事は初めてでした。金曜日の夜から2人で39度の熱を出してしまいましたが、子供達はいたって元気!
確かに、子供達まで病気になっていたらもっとえらいこっちゃーでしたが、自分達が具合悪くて子供達が元気というも辛いですね。寝込みたいけど寝込めない。。。。しかも土日だったので、保育園も休み、元気もりもりの3歳児を1日中家に閉じ込めておくのは可哀想。

運が悪い事に義父母も金曜日から旅行に出かけていたので、どこにも預けられず結局、土曜日は1日中家の中で我慢してもらいました。

土曜日の午前中は、ソファーに横になり娘をあやしながら休んで、息子には日本語のDVDを見せたりして過ごしましたが、熱が上がってあまりにも辛いので、寝込んでいた夫に交代を頼みました。夫に息子のお昼を作って食べさせてもらい、私は娘と一緒にベッドで少し寝て、息子がお昼を終わった時点で、全員でお昼寝。という感じで、要所要所、熱が私より高かった夫にも手伝ってもらい乗り切りました。日曜日の午前中は、薬のおかげで気分が良くなって来ていたので、午前中子供達を連れて出かけましたが、家に戻ると気分が悪くなり、午前中休んでいた夫と交代。

という事で、、、子供達には申し訳ない週末でした。でも子供達には感染しなくて本当に良かったー。後で分かった事ですが、近所に住む息子と同じ保育園に通う2家族も子供は元気だが、両親の方が具合が悪かったとの事。

先週の木曜日に保育園の遠足で農村(アグリツーリズモ)に家族同伴で出かけた際、バスの中で子供達の間で流行っていたインフルエンツァがまだ感染していない大人にうつったのではないか?と思いました。
まだ幼い娘にうつる事を心配しましたが、母乳育児のおかげで私の抗体をもらったのか、うつりませんでした。母乳育児中だと飲める薬も限られてくるのですが、医師に相談したところ、飲んでも問題ない熱冷ましと抗生剤を教えてくれたので、助かりました!

本当に母は強しじゃないとやって行けないですね。自分が病気になっても家族にはご飯作らなくちゃいけないし、洗濯や、掃除等家の事、少しはやらないとまとまりがつかなくなりますしね。
しかし、こんなに辛い体験は初めてでした!健康第一ですね!!

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ミネラルウォーターの水汲み

息子が大好きなお手伝いを紹介致します。家の近くにミネラルウォーターの源水場があり、2、3週間に1回の割合で、ミネラルウォーターを汲みに行きます。
イタリアの水道水は基本的に飲めますが、石灰が多く含まれているので嫌いな人もいて、多くのイタリア人が水はスーパー等でミネラルウォーターを購入するのです。

通常スーパーでミネラルウォーターを買うと1リットル20〜30セントくらいですが、この源水場で水を汲むと1リットル7セントです。スーパーで水を買わずに源水場へ行くのは、お金を節約する意味もありますが、それよりもプラスチックゴミをなるべく出さないという点で気に入っています。

この源水場の水はナチュラルな発砲水。日本から来た人はガス入りの発砲水を嫌いますが、私は発砲水の方が好きです。発砲水の中には、わざと炭酸を注入してあるものとナチュラルなものがあり、私はナチュラルのものが一番好きです。

まず、家でからのプラスチックボトルを6本入るかごに入れて用意します。



源水場につくと、ミネラルウォーターが出て来る蛇口がたくさんあり、多くの人がその蛇口から水を汲んでいます。息子は、パパが水を入れてふたをしたボトルを台車に載せたかごの空いている所に入れる役目です。彼にとっては重たい1リットル水が入ったボトルを両手で慎重に持ち、空いている場所を探して入れて行きます。表情は真剣そのもの!
全部汲み終わった後とっても満足そうな顔で、お会計の列にならんでいました。



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日本人学校運動会

昨日の日曜日は、日本人学校の全日制と補習校合同の運動会がありました。幼稚園〜中学校までの全日制と補習校の生徒、家族が集まって、運動会が行われました。幸いお天気も良く、とても楽しい1日を過ごしました。自分が子供の頃の運動会を思い出して、私はすごく懐かしかったです。

まず開会式では、生徒全員が整列して、校長先生、来賓の挨拶や選手宣誓があるのですが、皆ちゃんとだまって聞いていて、さすが日本人の子供だなーと思いました。多分、イタリアの学校でこういう事をやっても、皆がおしゃべりをしたり勝手な事をして、ちゃんとした式にならないのでは?と思います。

息子は白組所属で、最初の種目は徒競走。就学前の子供達は30mを一生懸命走りました。息子は、前の列のよーいドンで出発してしまい先生に止められ、自分の番の時はよーいドンで皆が出発してもぼけーとしていて先生に促されてやっと走り出し、ビリで到着しましたがニコニコしながら走ってとても楽しかったようです。私も、小学校の運動会でいっつもドンの後2秒くらいしてから走り出していたそうなので、血筋かな??

その後のお遊戯は、「エビカニクス」。家やイタリアの保育園のお友達といつも踊っていたくせに(保育園に迎えに行った時に、私が息子のために歌って踊っているとイタリア人の子供達もやってきて一緒に踊っていました。そのおかげで、イタリア人の子供も「エビカニクス」の歌詞を覚えて歌っている程でした)、本番は、キョロキョロしてるだけで、全く踊れていませんでしたー。。。来年は本番もちゃんとできるかな?



その後は、お父さんと一緒にフラフープの電車での競争に参加して、本人もとても楽しかったみたいです。12歳以上参加可能の綱引きには、旦那もはりきって参加しましたが、2対0でアッサリ負けてしまったのでした。




お友達とお昼の約束をしていたため、子供の出番が終わった所で学校を後にしたので、赤組、白組どっちが勝ったのか分かりませんが、、とにかく楽しい日曜日でした。



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娘の保育園

今日、娘の市立もしくは市と提携している私立保育園の仮入学リストが発表されました。第一希望に息子が今通っている、モンテッソーリ教育を基盤としている家から50mくらいの保育園を指定したのですが、残念ながらそこは入れませんでした。。。ザンネン…。 第二希望の、息子が来期通う幼稚園に近い所の市と提携している私立保育園に入れるようです。
あくまでもまだ仮のリストなので、今後、多少の変更はあるかもしれませんが、おそらくこれで決まりかと思います。

とても残念でしたが、まあせめて、息子が来期通う幼稚園の近くの所に入れたので良かったです。1年目はまだ娘も小さいので、モンテッソーリ教育でなくても、良く見てくれるところならいいと思います。次の年、転園依頼は優先されるので2歳になる2年目は、この家の近くの保育園に転園させたいなと思っています。
実は息子も1年目は希望のこの園に入れず他の園に行っていて、2年目から転園依頼がかなって今の保育園に通っています。やっぱり2歳近くからモンテッソーリ教育のこの園に入れて良かったなーと思っていますので、娘も同じようにさせたいなと思います。

娘は10月生まれで、こちらの園の制度だと保育園は2年しか通いません。その後は、息子が来期から通う幼稚園に一緒に通う事になるでしょう。なので、この2年は2人が別々の学校に行くので、送り迎えが大変になります。汗
私が仕事に復帰した後の生活を想像すると、今から恐ろしいです。。。。
9月は2人を別々の園に入園させるのに手がかかるでしょうから、おそらく復帰は10月〜になるでしょう。その事を考えると、産休生活を楽しめないので、なるべく考えないようにしています。。

最近、娘はおすわりができるようになってきました。
まだ、支えが無いと倒れてしまう事も多いですが、足を広げて座らせると一生懸命背筋を伸ばそうと頑張っています。



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スリング

息子が生まれて1歳になった頃、「スリング」を購入しました。北極しろくま堂というスリングやおんぶ紐専門店で購入しました。しかし、この「スリング」が手元に届くまでは大変だったのです。。

それは、まさにイタリアだからと言わざるを得ないのですが、このお店ではEMSで海外送付もして頂けるという事だったので、お店から直接送って頂く事にしました。
予定通り、数日でEMSの小包が届き、喜んで開けると、、、、中からは海賊版の訳のわからないCDが何枚か出て来ました!!!「何だこれは!!」としばし呆然。。。小包はちゃんと日本から届いている物なのに「どうして??」と呆れていると、夫が、、、「きっとEMSの送付票のバリューの所に購入金額がそのまま明記されていて、商品名がSLINGって書いてあり、イタリア人には何だか分からない物。。よっぽど良いものだと思った郵便局の人が中身を盗んで、変わりにCDを入れて届けたんだよ。最近のEMSは追跡できるから、昔みたいに盗んで、はいおしまいという訳には行かなくなったから、こういう手段を取るんだなー」とつぶやいていて、「そんなーばかなー!!!」と思いつつ、、、、、同時にイタリアだからありうるよなーと納得。

即、地元の警察に届けを出して、その盗難届をPDFにしてお店に事情説明のメールをすると、すぐに「商品を再送させて頂きたいと思いますが、確実にお届けできる日本の住所を教えて下さい。」とお返事頂けました。お店の責任ではないのに、商品再送頂けるとの事。。。さすが日本です!!!!結局、実家に送ってもらい、実家からその他食品などを混ぜた小包で梱包をガムテープで何重にもして簡単に開けられないようにしてから送ってもらいやっと届いたのでしたー。

いつも実家から小包を送ってもらう時は、バリューの価格を1000円とかにしてもらっています。あまり高く書いておくと、郵便局で働く人に「良いものだ」と思われて盗まれてしまいますからねー。。。。日本では郵便局の人が盗むなんて考えられないですよね!!イタリア人に、日本には「現金書留」という現金の送り方があると言うと、「そんな事イタリアでやったら絶対に届かないね」と驚かれます。そりゃー驚かれる訳ですよねー。。。

ともあれ、この「スリング」とても優れものです!!息子の時は、すでに1歳を過ぎていたのであんまり使いでがなかったのですが、2人目には特に有効活用できます。
この写真は、スリングが届いてすぐの時で、ちょっとまだ使い方がよく分からずあまり上手く抱っこできていません。少し練習すると、しっくり来るようになります。



スリングが他のタイプの抱っこ紐やおんぶ紐と比べて優れている点は、「授乳できる」という事だと思います。スリングで抱っこして、お母さんがどこかに座らなくても、立ったまま、もしくは歩きながらでもスリングの中にいる赤ちゃんはオッパイを飲めるんです。

3歳になった息子は、一瞬たりとも一所に止まっていないので、息子が公園で遊んでいる時、娘はスリングに入れて身軽に後を追っかける事ができます。階段や坂道、凸凹道等があるところでは、ベビーカーで移動しながら息子を見てるの大変ですからね。

時には、娘をスリングに入れて授乳させながら、息子とサッカーボール蹴って遊んだりもしています。これには、イタリア人ママもかなり感心するらしく、いつも公園等で、「それどこで買ったの?とっても便利そうね」と聞かれます。「イタリアでは売っていなかったので、日本で買ったんだー」と答えると「そうなのー。。イタリアで買えるなら、私も買いたいと思ったのにー」と残念そうにしています。

娘はよく、スリングの中でオッパイ飲んだり、息子を追いかけながら歩いたり走ったりしているとその振動が心地よいのか、そのまま寝てしまいます。完全に寝てしまったらベビーカーに下ろして、私も休憩をする訳です。

特に最近は、16時30分の保育園のお迎えから19時近くまで私一人で娘をつれて息子を外で遊ばせているので、スリングが本当に便利です。
私は、リング付きのタイプの物を愛用しています。慣れて来ると細かい調整ができるのでとてもしっくりきますよ。アマゾンでお安くなっているようです。

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バイリンガルの子育て

ハーフの子供の場合、何となく自然にバイリンガルになると思われがちですが、、(実際私も漠然とそう思っていましたが)、やっぱり、努力をしないとバイリンガルにはならないんですねー。。。。

息子を妊娠していた時、お腹に話しかけると良いという事だったので、いつも日本語とイタリア語両方で話しかけていました。外に出かけているときもやっていたので、かなり「あやしい人」だったかもしれません。。。
息子が生まれて、私はなるべく日本語で話しかける努力をしていたつもりなのですが、夫も夫の家族も誰も日本語を話さないので、やっぱりなんだか疎外感を感じ、皆といるときはついついイタリア語になってしまっていました。
何度か、「日本語一本で行こう!」と頑張りましたが、こういう環境で日本語で通すのはこっちもかなり疲れてしまい、めげてしまっていました。

日本語でちゃんと話しかけられたのは、日本語のDVDを見ながらコメントしたり、絵本を読んであげる時くらいだったので、息子が言葉を話すようになると、やはり出て来るのはイタリア語ばかり。。それでも、日本語で言った事は理解はしているようでした。その後の行動が言われた通りにする時も多かったし、返事はイタリア語でも私の問いに正しく答えていたからです。

特に昨年の夏、息子と9日違いで生まれた姪っ子と過ごす時間が多く、娘を妊娠していて体もしんどい上に、息子のおむつ外れがスムーズに行かなくて非常に疲れていた事もあり、ついつい日本語で話すのがめんどうになり、イタリア語ばかりになってしまっていました。

今、娘が生まれて、なるべく日本語で話しかけるように努力しています。夫からも「こっちは気にせずに、家では日本語で話しなさい」と言われているので、夫を完全に無視する状態にはなりますが、息子と娘両方に日本語で話すように心がけていて、だいぶそれにも慣れてきました。
かなり疲れますけどね。。努力無しではバイリンガルにはならないようなので!

それでも、日本人学校補修校に通うようになってから、ちょくちょく日本語が出て来るようにはなりました。ただ、、間違った使い方も多いので、どういう風に説明したら良いのか悩む事も多いです。

例えば、「今日は学校お休み」と日本語で言うと、息子は寝る前に言う「おやすみー」と同じ事だと理解するらしく、イタリア語で、「オッジ スクオーラ ドルメ?」(今日は学校は寝てるの?)と聞き返して来ます。。。。

それからこの前は、突然「おかあさん、おいしー」「僕、おいしー」「妹、おいしー」と言い出したので、何かと思って考えると、そうかー!と思いつきました。
イタリア語では、「美味しい」も「良い子」も同じ言葉「ブオーノ」で言い表すので、日本語で「おかあさん 良い子」というのは、美味しいという言葉を使うのだと考えたらしいです。。。

まあ、微笑ましい間違えなんですけどね。。
とにかく、バイリンガルの子供を育てるには、私が今より100倍以上は努力しないと駄目だという事が分かったので、今後はめげないで頑張りたいと思います。
日本人の血が入っているのに、日本語が話せないというのは悲しいですからね。
今後もバイリンガル育児についてその難しさや成果について書いて行きたいと思います。
この二人が日本語も話せるようになりますようにー!!!


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母親の苦悩 モンテッソーリ

[モンテッソーリ] ブログ村キーワード
先日届いた、待望のマリア・モンテッソーリの生涯を描いたドラマのDVD、育児の合間を縫ってやっと見れました。すぐにでも見たかったのですが、めずらしく旦那が具合が悪くなり熱を出して仕事を休んでいました。正直言って、旦那が風邪をひいたりすると、子供達より手がかかります!保育園のお母さん達にその事を漏らすと、「そうそう、旦那が風邪引くと最悪よねー、本当に子供よりたち悪い」と同感してくれました。(笑)

このドラマは、あまり知られていないマリア・モンテッソーリの私生活、特に母親としての苦悩を描いています。マリアは、女性で初めて医学部を卒業してから、大人も収容している精神病院に閉じ込められていた知能遅れの子供達を独自に教育するというプロジェクトを推進している精神科教授のジュゼッペ・モンテサーノに共感し、一緒に仕事を始め恋に落ち、妊娠します。



当時、夫婦間以外で子供を産む事は最大のタブーとされていた時代、マリアの妊娠をしったジュゼッペは、子供にモンテサーノの苗字を与え認知はするが、プロジェクト推進の妨げにならないよう、子供の事は世間に隠すようマリアを説得し、マリアは、ローマの郊外で1人で子供を産む事になります。

生まれた男の子は、マリオ(マリアの男版の名前)と名付けられたが、ジュゼッペの意向でモンテサーノ家の養父母に預けられます。プロジェクトを推進させるためにはマリアの協力が必要だったジュゼッペは、「いつでもマリオには会いに行けるのだから」とマリアに納得させます。

自分の子供を育てられない事を苦しみながらも、マリアは自分の仕事を進め、知能遅れの子供達全員を見事小学校入学試験に合格させる事ができたのです。それがきっかけで、マリアとジュゼッペで勧めていたプロジェクトが国に認められ、国の補助金を受けられる事になります。

その時点でマリアはジュゼッペに結婚を迫ります。しかし、愛よりも地位と名声、キャリアを選択したジュゼッペは、母親が勧める許嫁と結婚する事になっている事をマリアに告げるのです。
また、「それならばマリオの事を世間に公表し、スキャンダルにする」と泣き叫ぶマリアに「マリオの事を世間に漏らしたら、二度とマリオに会わせない」とせまり、マリアは、どうする事もできない自分に絶望します。

愛を失ったマリアは、息子には今後も会いに行けるよう、マリオの事は一切世間に公表せず、周囲の反対を押し切って辞表を提出しジュゼッペと勧めていた精神科医院の仕事を辞め、学校の教師になる事を目指し、独自の幼児教育法を開発して行きます。



マリアは、養父母に預けられていたマリオを時々訪問しますが、自分が母親だという事を本人にも伝える事ができず、苦悩の日々を過ごすのです。その後、ローマのサンロレンツォ地区に初めての「子供の家」が建てられ、独自の教育法で荒れ放題に荒れていた子供達を教育する事に成功し、3歳〜の子供達にアルファベットを習得させる事にも成功するのです。

この「子供の家」でのサクセスを基にモンテッソーリ教育法が確立されます。その教育法で世界中で有名になったマリアですが、息子マリオへの思いは捨てきれず、息子がフィレンツェの小学校〜高校を卒業し、ローマに戻って来た時点で自分が母親である事を明かし、ジュゼッペを説得し、やっとマリオを引き取る事ができたのでした。



しかし、親子である事は世間には秘密にしたままにしなければならず、マリオに「家の中ではマンマと呼んでも良いけれど、家を出たらあなたは私の甥っ子という事にしなければならない」と伝えると、マリオは「今まで通り、家の中でもマリアと呼ぶよ。もし外に出た時に間違えるといけないから」と答え、マリオはマリアの助手という事で、モンテッソーリ教育法の紹介でアメリカに渡ったマリアに同行します。

世界で一躍脚光を浴びたモンテッソーリ教育法、イタリアでは、ファシズムを横行していたムッソリーニも「幼児のアルファベット教育」に注目し、モンテッソーリ教育を国の資金でイタリアの学校に導入する事を提案します。一度は同意したマリアも、ムッソリーニ政府のやり方に反発し、最終的にイタリアを離れる決心をします。



当時、反ファシズム運動に参加していた息子マリオは、警察に追われる身となり、イタリアを離れる電車の中のシーンがクライマックスになりますが、とても感動的でした。

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動き出した電車が止まり、警官が電車の中に入って来ます。探しているのは、反ファシズム運動に参加していたマリオ。

警官マリオに向かって 「身分証明書を提示下さい」

身分証明書を探そうとするマリア

警官 「あなたがどなたかは分かっています。マリア・モンテッソーリ女史。残念ながらあなたの助手に逮捕状が出ています。」

警官マリオに向かって 「署まで同行願いたい」

マリオあきらめた顔で 「行きましょう」

マリア 「ちょっと待って下さい。彼を逮捕するなら私も刑務所へ同行致します。」

困ったように警官 「ノー。あなたは関係ありません」

マリア 「彼は私の助手ではありません。。。。私の息子です。」

警官驚いて 「すみません。何と言いました?」

マリアちょっと泣きそうな声で 「私の息子です。」

見つかりましたか?と聞く部下の警官に対して、この警官が「ここにはいない。電車を出発させてくれ」

マリア驚いて「あなたは? 前に会った事がありますか?」

警官「私の母は、以前、あなたに花束をプレゼントした事がありました。あなたが私にしてくれた事全てにとても感謝しています。」

マリア懐かしそうに「ジョバンニ。。。(サンロレンツォ時代の子供)」

警官、にこっと笑って立ち去る。

電車が再び動き出すとマリオ「マンマ....誰だったの?」

マリア「ひとりの子供よ。。。。」

その警官が辞表を書いているシーンに変わり、マリオの声で「全ての子供は、もっと他に良い世界が無いものかと願っている。それでも、子供の中に”明日の大人”を見いだす事ができた人。それが僕の母、マリア・モンテッソーリ」

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この電車のシーンが本当に起こった事かは分かりませんが、初めて人前で自分の息子と言えたマリア、初めて「マンマ」と言えたマリオ。。。とても感動的でした。

世界中の子供の母と言われているマリア・モンテッソーリ、皮肉な事に自分の息子は、自分の手で育てる事ができませんでした。ただ、母でありながら母と名乗れない、その苦悩があったからこそ、深い愛情を持って子供達を理解する事を始め、モンテッソーリ教育法を確立する事が出来たのだと思います。

ドラマにも反映されていますが、マリアはジュゼッペとの愛に絶望してから、喪に服す意味で、生涯、黒い服しか着なかったそうです。

マリアは100年以上前に生まれた女性ですが、100年先のメンタリティーを持っていた人。このドラマは全ての女性、母親に見てもらいたいなーと思います。
日本語字幕のものがあれば良いのにと心から思います。

今日は長く書きましたが、この感動を思わず伝えたくて、、、少しでも伝わったら良いなと思います。

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モンテッソーリのドラマ

[モンテッソーリ] ブログ村キーワード
昔、まだ子供もなく、モンテッソーリ教育の事を知らなかった頃、たまたま見たイタリア民法のテレビドラマがあった。それは、モンテッソーリ教育の創始者、マリア・モンテッソーリの生涯を描いた作品で、確か、2006年頃だったと思う。初めてモンテッソーリ教育の幼稚園、casa dei bambini(子供の家)がローマに設立されてから100年を記念してこのドラマが作られたらしい。



前半と後半に別れて2日間に渡って放映されたドラマだったが、残念な事に途中からしか見れなかった。その後、突然再放送されたのが2008年頃で、それもたまたまチャンネルを変えている時に見たので、途中からしか見れず、、、、その頃はすでに長男を産んで、モンテッソーリ教育に興味を持ち始めていたのでとても残念だった。顔
今になって長男にモンテッソーリ教育を実践するにつれ「もう一度、最初から見たいなー」と思っていた。

DVDが出ている事を知り、本屋さん等で探したが見つからず、唯一、手に入れる方法は、インターネットで(amazon)購入する事。日本ではamazonは何度も利用しているけれど、イタリアでは正直インターネットで買い物をする気になれないので、どうしようかと悩んだが、先週、やっぱり「もう一度見たい」という気持ちが大きく、注文してみた。どきどき


日本のamazonと同じように、注文してすぐに注文確認のメールが届き、翌日には、商品が発送されたというメールが届いた。到着予定は5月9日、、、、に到着するのかどうか不安に思いながら過ごしていると、午後3時すぎ、イタリアの宅急便SDAの配達員がベルを鳴らし、商品到着しました!!

このイタリアで、予定通りに商品が到着した事にちょっと、感動してしまいました!!!顔イタリアに住んでいるとこんな「当たり前」の事でも、イタリアでは「すごい事!」なんですよねー。
イタリアもしくはラテン系の国に住んだ事のある人なら分かってもらえると思いますが。。。

すぐに間違った商品が届いていないか、小包をあけてチェック。ちゃんと待望のDVD 「Maria Montessori - Una vita per i bambini -」(マリア・モンテッソーリ 子供達にたくした生涯)が入っていました。
すぐにでも見たかったのですが、長男を迎えに行く時間。。。
最近はお天気が良いので、16時すぎに娘と一緒に長男を迎えに行った後は、19時前まで公園等で遊ばせて家に帰り、夕飯の仕度〜夕飯、寝る準備とまったく時間がないので、「早く見たいなー」という気持ちをおさえて息子を迎えに行きました。




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田舎の家で

この日曜日はお天気が良く暖かかったので、今年に入って初めて田舎の家に行って1日過ごしました。息子は、午前中は義父と一緒に畑に出かけて、ソラマメとグリーンピースの収穫を手伝いました。当然、苺も収穫したいと言い出して、苺畑の方へ。。。口を真っ赤にして帰って来ました。。



そして、収穫して来たソラマメの大きなさやを小さな手で少しずつ開けて、中にあるソラマメを一つずつ取り出しては、かごに入れるという作業を集中してやっていました。最初私と一緒にやっていて、私がやらなかったらきっとやらないかな?と思っていたのですが、かなり集中してやっていたので、ソーッと席を外して家の中で義母と一緒にお昼の準備をしていたのですが、1人で飽きもせずにだいぶ長い事この作業に集中していました。
これがモンテッソーリの言う「集中現象」というものかな?と思いつつ感心していました。



ソラマメの次はグリーンピース、ただ、グリーンピースは豆が小さいので豆を一つずつ取り出してる息子のペースでは1日かかっても終わりそうになかったので、これは義母と私と3人で終わらせました。

ちなみにこのソラマメとグリーンピースは、昨日の夜早速他の野菜と一緒に煮込んで、ミネストローネにしたのですが、本当に良い香りがして美味しくできました。塩気は煮込む前にオリーブオイルで炒めたベーコンだけで、他にはまったく味の調整する必要はなく、新鮮な野菜で作ると味も違うなーと実感しました。

昼食後は、9日違いで生まれた従姉妹と一緒にコップとスプーンだけで、飽きもせず土いじりを何時間もしていました。子供って土や砂で遊ぶの好きですよねー。



休みの日にこうやって子供達が自然にふれあいながら遊べる場所があって、本当に幸せだなーと
思います。また、今のご時世、義父が育てた新鮮な季節の野菜、果物を思う存分食べられるって本当に恵まれているなーとあらためて思いました。
義父が採って来た野菜を義母がぜんぶ切って洗ってから袋一杯持って来てくれたりする事もあり、感謝、感謝です。今は産休中なので時間がありますが、仕事をしていて時間がない時は本当に助かりました。

この田舎の家に行って、石造りの古い家の中に入ると、小さい頃からテレビで見て大好きだった「北の国から」を思い出します。

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ピッツァ

昨日は5月5日の子供の日でしたね。小さい鯉のぼりでもあれはベランダにでも飾っておいてあげたかったのですが、、、残念ながら何もないので、先週の日本人学校補習校で作った鯉のぼりと新聞で作ったカブトで記念写真を撮りました。



日本の実家のどこかにある五月人形やひな人形、こっちに持って来れればいいのになー。。。まあ、今住んでる家は狭いので、引っ越ししない限り置く所も無いんですけどねー。。

せめて夕食は息子が好きなピッツァでも食べようと、近くのピッツェリアへ出かけました。
息子は、ピッツァが大好き。大人同様に大きな丸いピッツァをぺろりと食べます!
ピッツァには、ナポリ風のピッツァとそうではないピッツァがあります。普通のピッツァは、生地が薄くて、ピッツァの外側はパリパリしていますが、ナポリ風ピッツァは、生地の厚みが厚くて、もちもちしています。イタリア人の中では、普通の薄い生地が好きという人とナポリ風が好きという人と2通りに別れます。



私達は、ナポリ風のピッツァが好きなので、ナポリ風のピッツァを焼いてくれるピッツェリアに行きました。注文するのは大体いつも「マルゲリータ」トマトとモッツァレッラチーズ、バジリコの一番シンプルピッツァ。私は時々このマルゲリータにアンチョビが乗ってる「ナポリ」を注文します。

昨日は3人ともマルゲリータでした。本当に美味しいナポリ風のピッツァは、普通のピッツァより生地が厚くモチモチしているのに、不思議とお腹にもたれません。
ピッツァは、運ばれて来たら熱いうちに「えいや!」と一気に食べる方が美味しいです。ゆっくり食べているとお腹がふくれて全部食べられなくなってしまうからです。だから、普段おしゃべりなイタリア人もピッツァが運ばれて来ると、口数が少なくなり食べる事に集中しますね。

ピッツァを食べ慣れていない日本から来た人達は、大体いつも丸い大きなピッツァ全部は食べられず残してしまうケースが多いようです。
息子は、小さな体なのにピッツァが来ると「えいや!」という勢いで食べ出して、大人よりは時間かかりますが、最終的には大人同様丸い大きなピッツァを一人分きちんと食べてしまうので驚かされます。

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