終わりからの始まり

名前はどうでもいいのですが、なぜ殺人や、
保護責任者遺棄罪(ほごせきにんしゃいきざい)　が認められないのか？不思議です。


第218条(保護責任者遺棄等)
老年者、幼年者、身体障害者又は病者を保護する責任のある者がこれらの者を遺棄し、又はその生存に必要な保護をしなかったときは、3月以上5年以下の懲役に処する。

第219条(遺棄等致死傷)
前2条の罪を犯し、よって人を死傷させた者は、傷害の罪と比較して、重い刑により処断する。


扶助が必要な人物(老年者・幼年者・身体障害者・病人)に必要な保護をしなかったとき
罪になる

というものです。
最終的に死にまで至ったわけですから、扶助が必要な人物に該当するかどうかは明らかである
と思います。

剣道部の練習中に熱射病で倒れた生徒の横腹を蹴った上、体の上にまたがり、
「演技じゃろうが」
と言いながら、１０回も殴って死亡させたそうです。

もう殺意があるといって、殺人でもいい気がします。
演技であろうがそこまで演技をしたくなる状況においてさらに殴って死亡させたことが、
なぜ殺人やせめて、保護責任者遺棄致死罪が適用さるということがないのかが不思議で
たまりません。
教師は生徒を殺しても・殺人を犯しても、罪にとわれないのでしょうか？
しかもこの教師その後出世しているそうです。ネットからの情報なので信憑性は微妙で
すが事実とすれば、最低です。この国はどこまで腐ってしまったのでしょうか？

警察官が発砲しただけで問題になったりします。
正直それは問題にしなくてもって思うことも多々あります。
高校の教育の場ということであれば許されるのが納得いきません。
新興宗教の修行中に死亡したら？警察・検察は同じ対応をとるのでしょうか？
公務員はなぜそんなに守られているのでしょうか？

二人の子供をもつ父親として、もしも自分の子供が、こういった死を迎えることになれば
おそらく、その相手を絶対に許さないし、今後の教育現場がどうなるかなどを考えるより
相手に対して同じ思いをという気になってしまうのではないかと思います。

100万の賠償で済まされそうですが、そんなものではなくせめて刑事罰を受けて、その後の
人生を歩んでもらいたいと思います。

本来こういったことを書くブログではありませんが、ニュースを見てあまりにもやりきれない
思いになり書きました。

こんなブログを書いたら何か変わるわけはありませんが、でも教育現場で起きたことであるから
人が死んでるのに、やったことに対してやった本人が刑罰に問われないというのはあまりにも
おかしすぎます。
今ちょうど衆議院議員選挙か公示され行われていますが、「守られすぎた公務員」を普通の
レベルに合わせるようにしていかなけれ本当に国がどこへ向かうかわかりません。