岸田文雄は徹底的に菅政権、つまり、二階派を一掃するつもりだ。
特に裏で支えていた官僚出身の補佐官の首を来るというのだから、本気だ。
Yahoo!より、
力が大きくなりすぎた・強権的…「官邸官僚」退任へ、「霞が関力学」に影響も
10/3(日) 5:01配信
読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/f13930250ec7f123e4ff7ad53708d03172b40ddf
記事より、
岸田内閣が4日に発足するのに伴い、安倍・菅両政権で9年近く務めた杉田和博官房副長官(80)と和泉洋人首相補佐官(68)が退任する見通しだ。首相官邸主導を支え、「官邸官僚」と称される両氏の交代は、霞が関の力学にも影響を及ぼしそうだ。
警察庁出身の杉田氏は、内閣危機管理監などを経て第2次安倍内閣が発足した2012年12月に官僚トップである事務担当の官房副長官に就いた。
菅首相の信頼が厚く、平成の天皇陛下の退位に伴う一連の行事や安定的な皇位継承策に関する議論を仕切った。東京五輪・パラリンピックでは、テロ対策などの陣頭指揮を執った。
17年8月からは、省庁の幹部人事を統括する内閣人事局長を兼務し、霞が関ににらみをきかせた。政府による日本学術会議の会員候補6人の任命拒否は、杉田氏主導とされ、「強権的だ」との声もあがった。
高齢による健康不安もささやかれたが、今年7月には歴代最長の在職日数を更新し、4日時点では3205日となる。杉田氏は周囲に「政治が決めた方向を実現すべく懸命にやった」と振り返る。
一方、和泉氏は国土交通省の技官出身で、13年1月に首相補佐官に就任した。菅首相の官房長官時代からの懐刀で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事などの特命事項や新型コロナウイルス対策も担当した。菅首相は周辺に「省庁横断で役所を動かすのは和泉だ」と語るなど、その手腕を評価したが、省庁からは「権限が集中して、力が大きくなりすぎた」との指摘もある。
自民党の岸田総裁は杉田氏の後任に、栗生俊一・元警察庁長官を起用する方針を固めた。