オリンピックのチケット再抽選。
対象になるのは一般庶民だけで、スポンサー枠には再抽選は一切ない!!
こういう不公平なことを平気でやるのが、上級国民気取りの橋本聖子会長や菅政権の面々なのだ。
Yahoo!より、
五輪チケット、自腹購入91万枚が再抽選に スポンサー枠50万枚は対象外
6/28(月) 19:05配信
NEWSポストセブン
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd753445a39f371fc42615aa838028ac8243417d?tokyo2020
記事より、
7月23日に開会式を迎える東京五輪では、観客上限が1万人に決まったことで、観戦チケットの「再抽選」が行なわれることになった。五輪組織委員会は、現在販売済みの363万枚に対し、91万枚を再抽選で無効にすると発表。結果は7月6日に公式チケット販売サイトで発表されるという。
だが、この再抽選の“対象外”とされた観戦チケットがある。スポンサー枠のチケットだ。
全71社から史上最高額となる3720億円の協賛金を集めた東京五輪では、スポンサー各社が自社商品購入者に抽選で観戦チケットのプレゼントキャンペーンを実施してきた。
例えばパナソニックは2020名に観戦チケットを、アサヒビールは200組400名にペアチケットを配るなどしており、スポンサーや競技団体向けのチケットは合計50万枚に上ると報じられている。
五輪について取材を続けてきた元博報堂社員のノンフィクション作家・本間龍氏が語る。
「スポンサー各社は出資金額に応じて数百枚から数千枚単位でチケットを割り当てられています。これは自社商品購入者への抽選キャンペーンだけでなく、得意先への接待分のチケットも含まれている。各社からすると、抽選キャンペーンを打つのにも莫大な費用がかかっているので、このチケットを無効にされるのはなんとしても避けたい。企業側が有観客にこだわるのは当然で、スポンサー枠のチケットの処遇が観客動員へと舵を切らせたひとつの要因だったと見る向きもある」
『週刊ポスト』6月18・25日号で紹介した、調査報道機関Tansaが入手したスポンサー企業と組織委のミーティング議事録(4月29日付)でも、「チケットキャンペーンで座席が当選した人に、当選を有効だと伝えてもいいか」と問う企業に、組織委が「有効です」と答える場面がある。
組織委にスポンサー枠のチケットについて聞くと、「お答えいたしかねます」(戦略広報課)と表向きはいまだ明言しない。
かくして“お得意様”の接待が、安心・安全よりも優先される