棒人間ニュース〜今日の気になるニュース〜

東日本大震災でも実は鉄筋コンクリート造（RC造）については被害をほとんど受けていない．
女川町でRC造がひっくり返ったというが、これは40メートルもの水深となり浮き上がってしまったものだ．
それだけ箱としては丈夫だということでもあり、空気による浮力というのは想定していないものだ．
しかし陸前高田や山田町などでは当時のままRC造の集合住宅は残っており、中には再利用しているものもあるほどだ．
熊本地震でも益城町の役場近くのRCの集合住宅はなんら被害がなかった．
津波に対しても建物は残る、というのがRCであり、木造住宅は木くずとなってバラバラになるのとは強さという意味では段違いで、別物といっていい．
塩水にさらされてしまった木材は再利用などできない．コンクリートは砂利なので洗えば使える．リサイクルの観点からいっても災害時には木造はゴミを増やすということになっているのである．
対して、人が死ぬのはほとんどの場合が木造住宅だ．
しかも、木造住宅のほとんどが2階建であり、さらに1階が層崩壊といってぺしゃんこになって圧死するというパターンに限られている．
以下のブログにあるようにやはり、2階に寝る、1階には寝ないということが木造住宅の基本とするのが今後のストックの形成や、今ある、建物の活用という意味では有用だろう．

『なぜ新耐震住宅は倒れたか―変わる家づくりの常識』をパラパラめくってほしい
2017年03月03日
http://freetaishin.seesaa.net/article/447551951.html
ブログ　２階で寝よう！〜耐震診断の前に無料でできること　より．

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百条委員会の矛先が変ではないだろうか．
東京ガスから東京都が土地を買った歳の値段の問題に変質しつつある．
問題は豊洲市場がすでにできているのに移転しないことが正しい選択なのかということだ．
小池百合子都知事はすべてが明らかにならないと移転しないかのような話だが、それは移転できないことと関係のないことだ．
この類は最後は金になる話．
現実の市場という活動を妨げる理由にはならないし、そのために補償金をじゃぶじゃぶ払うことは、働かずして補償金で遊ぶ人を増やすだけだ．
これが自然災害なら仕方がないが、あきらかに豊洲市場への移転の無意味な延期は小池百合子知事の風評被害によるものであり、小池百合子の判断だ．
今の豊洲市場の移転が延期されているのは小池百合子都知事の責任であることは間違いない．
早くゴーサインを出して、調べたいことは調べればいい．
Yahooより．
居直る石原氏、追及へ＝百条委メンバー「あきれた」−豊洲問題〔深層探訪〕
時事通信 3/4(土) 8:32配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170304-00000033-jij-pol
記事より、
20日に石原氏を証人喚問する都議会調査特別委員会（百条委員会）のメンバーは「あきれた」と憤慨、徹底追及する構え・・
まあ、記憶違いの発言があるのは残念だけれども．
百条委員会はちょっと目的が違うのでなんともいえない．
本来は豊洲市場への移転を早期に実現することを目的としなければ百条委員会をする意味がない．

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