カヤバ等の不正オイルダンパーは、大臣認定のものではないから簡単に言えば建築基準法違反であり２５６件のマンションなどの住宅は建築基準法違反。
オイルダンパーの交換はカヤバ等が行うと言っているのだが、時間は長期間かかることと、また、交換に際して建物に損傷が起こる可能性も否定できない。さらに、大阪府をはじめとして１０００棟に対して損害賠償がされることからカヤバ等が倒産するリスクも高い。
例えば、横浜で見つかった傾斜マンションの場合は住民の強い要望で「傾斜」していないのにも関わらず、欠陥住宅として全てを建て替え中だ。オイルダンパーを交換して終わりとなるとは限らず、杜撰な施工であるとマンションの所有者が判断することも十分あり得る。また、耐震偽装マンションの汚名を回復するには建て替えしかない。中古マンションで耐震偽装・建築基準法違反マンションを高く買う人間はいないのは当たり前で、まず、売れないだろう。
２５０あまりのマンションの建て替え費用をカヤバ等が負担できるとはとても思えないのだ。
Yahoo!より、
「マンション」は大丈夫なのか？免震データ改ざんの波紋
10/17(水) 21:46配信 FNN PRIME
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00010015-fnnprimev-soci
記事より、
・KYBが免震・制振装置のオイルダンパーの性能検査データを改ざん
・問題の装置は、疑いも含めて、マンションや病院、庁舎など全47都道府県の建物986件で使われていた
・マンションなどの住宅が265件と最も多くを占めていた
・KYBは問題の装置がどの建物に使われていたかを「公表しない」とした
・SNSには「耐震のために免震、制振装置をつけたのに、データ改ざんがあったら安心できない」、「身近にあるものに不備が見つかると、不安になります」などの声が相次いでいる
・「プライムニュース イブニング」では、大手不動産会社10社に緊急調査を行った。
回答があった9社のうち1社から「オイルダンパーを使用していない」との回答があった以外、残る8社は「調査中」
