棒人間ニュース〜今日の気になるニュース〜

日本も国力ということはもっと真剣に考える必要がある。
東京というところが、人も金も知恵も集まる場所であれば、そこに、地方から若者が集まるのは当然だ。
それは、集中のメリットがあるからだ。
もし、それを否定するのであれば、東京から地方へという流れを促進するべきであり、地方からの上京を制限することではない。
これではまるで中国が農村部から都市部へ出ていくことに制限をかけているかのようだ。
Yahoo!より、
Uターン就職、地方で必要とされる東京での経験とは？
1/2(火) 11:23配信 ニュースイッチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180102-00010000-newswitch-bus_all
記事より、
将来、地方で働きたいのであれば東京の大企業で様々な経験を積むことが大事だ、と言われることがありますが、残念ながら東京の大企業で得られる経験は地方の中小企業で役に立つとは限りません・・・
「将来は地元で仕事をしたいけれど、一度東京で経験を積んだほうがいいですか？」という質問を大学生から受けることがありますが、「絶対に東京で仕事をしたほうがいい」と答えています。
　それは、東京の会社で得られるビジネススキルよりも、東京の巨大マーケットの中で消費生活をすることができる経験が、将来地方で働く時にものすごく使えるものからです。・・・
東京で働くことで得られる最大の経験は、大企業に所属して狭く深い専門スキルを得られることではありません。地方で必要とされているのはそういった細分化された専門スキルではなく、世界最大の東京圏マーケットでどういうモノ、コトが評価されるのか、を体感値で知っていることです。
　東京に住み、消費活動をする中で、あなたに対してあの手この手で消費させようとする商品・サービスに簡単に触れてきた経験値がものすごい価値なのです。・・・
ということで、東京で済む経験が最大のメリットなのであれば、今の政府の地方から東京の大学に出てくることに制限をかけるような愚かなことに対しての批判があっていいだろう。
あまりに当たり前。
これを書いているのは、田鹿倫基。日南市マーケティング専門官という公務員だ。
参考）
https://www.projectdesign.jp/201506/pn-miyazaki/002178.php
これによると、
宮崎大学を出てリクルートで勤務。最初から宮崎に戻ってくる計画だったそうだ。
大学から行けるひとは行けばいいというのはその通りだろう。人にはそれぞれ事情がある。