以下にいろいろ書いてあるが、予知は難しいと藤井会長が言い訳するように、それは確実に起こるか?というナンセンスな議論がなされたのであろう。
予知が難しいのは最初から分かっていることである。
また、このシーズンに登山者が多いのも最初から分かっていたこと。
この時期に、火山性微動が異常に発生していたこともわかっていた。
地震を観測し続ければ、少なくとも直前にさらなる異常が分かることもわかっていた。
で、結局メンツの議論? ということなのである。
「把握していた状況をなぜ登山者に周知できなかったか」理由がメンツだと、誰もが怒るだろう。
裁判での議論を待とう。
wedgeより。
御嶽山噴火 なぜ警戒レベルは1のままだったのか
減災のための情報提供のあり方を問う
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4268?page=5
気象庁火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は、記者会見で「今回の噴火は予知の限界」「噴火予知は多くの場合、難しいのが現状だ」と、予知の難しさを国民は理解すべきという主旨で話している。
藤井氏は、「完全な予知」は難しい、という主張をしているのであるが、大切な観点は、「把握していた状況をなぜ登山者に周知できなかったか」である。
気象庁は、「レベルを2に上げたにもかかわらず、噴火しなかった、という事態は避けたい」と予知の成否にこだわってしまったのかも知れない。会見でも「予知は難しい」と言ったように、「難しい予知を成功するように求められているんだ」と思いこんでいたからこそ、マグマ本体の動きのサインを待ってしまったということはないだろうか。
しかし、求められていたことは、「完璧に予知をして当てること」ではなく、「状況が変化しているという事実をしっかりと知らしめる」ということだったはずだ。・・・
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image