気の毒なのは、局長などのトップが処分されずに課長以下などの下っ端が処分されること!
そして、
「体調が万全でない職員や時間外労働への従事が困難な職員が配置されることが多かった」
というように、国会議員対応などは花形業務で、地道な統計などは日陰の業務で、優秀な人間が配置されずメンタルで病んだ人が配置されるということ。
そもそも、メンタルのやり場に困っている現状をなんとかすることが重要だ。
Yahoo!より、
統計業務は人員不足 「気の毒な環境」で対応鈍く
1/16(日) 13:36配信
産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/8efe6768a41aab1522523d6b7fcaf48e77409fb1
記事より、
建設受注統計の書き換え問題で、14日に公表された国土交通省の第三者委員会による検証報告書は、背景に「人事政策における統計業務の軽視がある」と批判各省庁の統計業務には、専門家もかねて「態勢が脆弱(ぜいじゃく)」と警鐘を鳴らしていた。統計の中央機関創設といった抜本改革を望む声も上がる。
不適切処理に関わった歴代の国交省担当者に聴取して作成された報告書では、随所で当該部署の「人員不足」に言及している。
都道府県への積極的な調査票の書き換え指示が担当者の負担軽減という側面もあったこと、発覚後も業務過多の中で問題への対処が「通常業務外の業務」になるとの認識から対応が鈍くなったことなどを挙げた。
当該部署の概要を説明する項目では「体調が万全でない職員や時間外労働への従事が困難な職員が配置されることが多かった」とする聴取内容を冒頭部分で説明。統計業務への理解に乏しい幹部の存在も含め、寺脇氏が一部担当者について「気の毒な執務環境」と同情を寄せる場面もあった。
ただ、統計に詳しい東京大学大学院の肥後雅博教授は、政府の統計部門について「(人材の)量や質、システム、予算など全てが脆弱」と改善には程遠い現状を懸念。人員を拡充し、人事異動の周期を延ばして専門知識を持つ職員を養成することが急務と指摘する。
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