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完成検査と３年経過後の車検とは内容が違う。
車検のほうが点検項目は少なく、完成検査が済んでいない違法状態であることは間違いない。
法的解釈を日産のために捻じ曲げた国交省の責任は重い。
１０００万台リコールを命ずるのが行政というものだ。

JIJIより、
日産１１６万台リコール＝１４年以降の国内車全て−３８車種、無資格検査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100600772&g=soc
この記事のポイントは、
○無資格検査の始まった時期は判明していないが、発覚前に登録された後一度も車検を受けていない車に絞った。日産が国内向けに製造し、過去３年間に登録された車全てに及ぶリコール・・・
○一般的に使われる「車検」は納車後の一定期間ごとに受ける２回目以降の車検を指し、「継続検査」が正式名称。チェック対象は完成検査より少なく、塗装のムラや車体の細かな傷、内装のなめらかさなど商品性に関する項目は検査しない。
　ただ、ブレーキの効き具合▽スピードメーターの精度▽ヘッドライトの向き▽排ガス濃度▽燃料漏れの有無−といった保安基準に関する部分は共通の検査項目となっている。継続検査の方が分解を伴って点検される分、安全に走らせるという観点ではむしろ厳しくチェックされるという・・・
○このため日産は、登録後に車検を受けたか否かで線引きし、国交省も了承した。
←ここが問題。なぜこのため？違法なのはたった３年間だけというのはどう考えてもおかしい。それ以前、２０年も前？（何年かは明らかにすべきだ）から完成検査をしていないということは法律違反だろう。
その処分を差し置いて何を了承した？
当座の対応としては良くても、車検の際にはすべて完成検査を日産がやり直すということでの了承なら分かる。
たった１２０万台程度のリコールでお茶を濁すのは法律を曲げているとしかいいようがない。
国交大臣、石井は公明党だ。
これでは安倍政権は倒れるだろう。
日産とのしがらみだ。

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