10月に入って気温が下がり始め、涼しい日も多くなってきました。
これから冬になるにあたって乾燥肌や
髪のパサつき、頭皮の乾燥が気になってくる方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は髪に関する悩みの中で最も多いといわれている
髪のパサつきや頭皮の乾燥について、その原因と対策をご紹介していきます。



髪の毛に関する悩みというのは、誰しも一度は経験があるのではないでしょうか？
髪に関する悩みについて調査してみたところ、
種類としては以下のような悩みが多いようです。

• 髪のパサつき・頭皮の乾燥


• 頭皮の荒れ・かゆみ


• くせ毛・うねり


• 抜け毛・薄毛


• 枝毛・切れ毛


• 白髪


• 髪にハリ・コシがない


• 髪の傷み


• 髪のボリュームがない・ありすぎる


• 頭皮がべたつく


• 頭皮や髪が臭う

その中でも一番多い悩みが髪のパサつき・頭皮の乾燥といわれています。
髪のパサつきや頭皮の乾燥は枝毛・切れ毛や
頭皮のあれ・かゆみにもつながる可能性がある問題です。



それではなぜ、髪のパサつきや頭皮の乾燥といった現象が起こるのでしょうか？
髪のパサつきや頭皮の乾燥を招く6つの原因をご紹介します。

1．シャンプーのやりすぎ

皆さんは髪をシャンプーするとき、間違ったやり方をしていませんか？
爪を立ててごしごししたり、髪の毛同士をこすり合わせたり、
過度に力を入れてシャンプーをすると頭皮や髪の毛を痛めることになり、パサつきの原因になります。

2．太陽の光

太陽の光には目で見る色を表す光である可視光線と
地表を温めたりする効果のある赤外線、
しわやシミの原因となる皮膚の老化を進めるといわれている紫外線があります。

その中でも、紫外線は髪や頭皮にダメージを与えます。
髪の毛の一番外側の表面構造であるキューティクルは、
紫外線を長時間浴びることで開いていき、最悪キューティクルがはがれてしまうことがあります。

髪の毛はキューティクルが内部構造を守ることで
内部のたんぱく質や水分の流出を防いでいます。
キューティクルがはがれると髪の毛内部の成分が流れ出てしまい、
髪の毛のパサつきが引き起こされてしまいます。

紫外線は長く浴びすぎると頭皮の乾燥も引き起こします。
頭皮のバリア機能を低下させて乾燥を引き起こし、かゆみや荒れの原因になります。
頭皮が敏感な人は特に影響を受けやすい可能性があります。

3．パーマ、カラーリング

パーマやカラーリングを行うときは
髪や頭皮に対して刺激の強い化学薬品を使います。

繰り返しパーマやカラーリングをしすぎると
髪の毛のキューティクルがはがれて、内部構造まで破壊されてしまいます。
スタイリング剤が髪の毛内部まで至ると、ひどいダメージを受けるといわれています。

4．髪の自然乾燥

髪の毛のキューティクルは髪が濡れている状態だと開いていく性質あります。
入浴後の自然乾燥など長時間髪を濡らしたままにしておくと、
キューティクルが開いて髪のパサつきの原因になります。

シャンプーした後などの自然乾燥は極力控えてください。
ドライヤーで素早く乾かすことをお勧めします。

5．栄養不足

過度なダイエットやバランスの悪い食生活も髪に悪影響を与えます。
頭皮はもちろんですが、髪の毛もたんぱく質でできています。
髪の毛のたんぱく質はケラチンが主成分であるため、
ケラチンを作るための材料となる栄養が不足すると、
髪の毛は栄養不足で元気がなくなっていき、キューティクルが乱れてパサつきの原因になります。

6．ホルモンバランスの乱れ

男女関係なく、日々のストレスや更年期などによって
ホルモンバランスが乱れることがあります。

中でも女性ホルモンの一つであるエストロゲンは
髪の成長に影響を与え、年齢が上がるにつれて分泌量が減るといわれています。
エストロゲンが過度に減り、ホルモンバランスが乱れることで薄毛などの原因になると考えられています。

また、ホルモンバランスが乱れると血行が悪くなるため、
頭皮や髪の毛を作る毛母細胞に栄養が行き渡りにくくなります。
そうすると髪の成長が妨げられたり、ダメージが回復しないため
髪のキューティクルや内部構造が痛んだままとなり、パサつきの原因になります。



髪のパサつきや頭皮の乾燥の原因についてお話してきました。
それでは、それらの原因を改善するためには具体的にどのようなことをすればよいのでしょう。
髪のパサつきや頭皮の乾燥を防ぐために行うべきことについてご紹介していきます。



髪のパサつきや頭皮の乾燥の原因の一つとして、食生活などの乱れがあるとお話しました。
髪の毛も毛母細胞から作られるたんぱく質の一種ですから、
栄養となるたんぱく質やアミノ酸を摂取する必要があります。
具体的にどのような栄養を取るといいのかご紹介しましょう。

1．メチオニン

メチオニンはアミノ酸の一種で、髪の毛を作るたんぱく質であるケラチンの主成分です。
また、メチオニンは体内で充分量合成できない、必須アミノ酸の一種です。
そのため、食事によって効率よく摂取する必要がある栄養です。

メチオニンを多く含む食材としては、ホウレン草やトウモロコシといった野菜類
ピスタチオやカシューナッツといったナッツ類があげられます。

2．ビタミンB6

ビタミンB6はたんぱく質の代謝に必要な栄養素です。
メチオニンを摂取するためにはたんぱく質を食べる必要がありますので、
一緒に取るべき栄養素の一つといえるでしょう。

ビタミンB6をたくさん含む食材としてはマグロやカツオなどの魚類、
レバーやピスタチオといった食材があげられます。
ピスタチオはメチオニンを多く含む食材であるため、
髪の毛の栄養補給には一番おすすめの食材といえるでしょう。



体の外から髪の毛や頭皮を直接ケアする方法もあります。
頭皮の乾燥については、保湿をするために化粧水を頭皮に塗ろうとする方も
いらっしゃるかもしれませんが、それは逆効果になります。

頭皮に化粧水を塗ると雑菌が繁殖する原因になり、
保湿効果もそれほど期待できないため、悪影響しか与えません。
髪のパサつきや頭皮の乾燥に効果的な3つの方法をご紹介します。

1．頭皮専用ローション

頭皮を保湿して環境を改善させるのに最も効果的なのが、頭皮専用のローションです。
頭皮に潤いを持たせてキメを調えることで、頭皮環境の改善を促します。
頭皮環境を改善すると、新しく生えてくる髪の毛にもいい影響があるため、
頭皮を保湿して積極的に頭皮環境を改善していきましょう。

2．シャンプー＆トリートメント

新しい髪には頭皮環境の改善が有効ですが、
今生えている髪のパサつきを改善するためにはダメージケアが必要です。
髪の毛のダメージケアにはシャンプーとトリートメントが最も有効でしょう。
最もおすすめのシャンプー＆トリートメントは
ラスティークの「ディープセラムシャンプーリペア」と「クリームトリートメントモイスト」です。

3．ヘッドスパ

毎日の髪の毛と頭皮のケアは上記の方法で充分ですが、
さらに効果的に髪のパサつきと頭皮の乾燥を改善するためには
定期的に美容室に行ってプロの手でヘッドスパを行うのがおすすめです。

髪のパサつきには髪と頭皮に潤いを持たせ、
栄養を行き渡らせるために頭皮の血行を促進することが大事です。
美容室でプロの手や専門マシンでヘッドスパを行ってもらうことで、
家ではできない効果的かつ効率的なケアをしてもらうことができます。

ただし、中には仕事などが忙しくてヘッドスパに行っている暇がない
という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方には美顔効果もある【防水ヘッドケア機 セレブリフト】というものもあります。
こちらを使えばおうちでも簡単にヘッドケアのマッサージを行うことができます。



いかがだったでしょうか？
今回は髪のパサつき、頭皮の乾燥について以下のポイントをご紹介しました。

• 髪のパサつきや頭皮の乾燥の外部的要因はシャンプーのやりすぎや紫外線、パーマ＆カラーリング、自然乾燥


• 内部的要因は食生活やホルモンバランスの乱れ


• 身体を内側からケアするにはメチオニン・ビタミンB6に富む食材、ピスタチオなどがおすすめ


• 頭皮の乾燥を直接ケアするには頭皮用ローション


• 髪のダメージケアにはラスティークの「ディープセラムシャンプーリペア」と「クリームトリートメントモイスト」


• 効果的かつ効率的にケアするならヘッドスパもおすすめ

冬が近づくにつれて、髪の毛のパサつきや頭皮の乾燥に悩む方も多いでしょう。
今回を機に髪の毛のダメージケアや頭皮環境改善を意識してみてはいかがでしょうか？