昨今、好調が伝えられたメガバンク3社だが、新しい国際的金融規制やウィキリークスが予告するアメリカ大手銀行の暗部など、金融業界の勝敗は海外からの動きに左右されるようで……。

　三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクを頂点とする金融業界。直近の決算では3行とも好調な数字を上げているが、利益の大半は“国債バブル”が生んだトレーディング益によるもの。依然として、本業である貸し出し業務は伸び悩んでおり、各社の株価も他業種に比べてさえない。

　そうした状況を踏まえ、ジャーナリストの須田慎一郎氏は、3メガバンクの「勝ち組・負け組」を決めるのは今後の海外進出の成否次第と指摘する。

「近い将来、バーゼルIII（新しい自己資本比率規制）が導入され、世界の銀行は国際的な金融業務を行うインターナショルバンクとドメスティックバンクに分類されることになりました。一番心配されたみずほも、なんとかインターナショナルバンクのほうにカテゴライズされるということになり、一安心といったところでしょう。少子化が進む国内市場は今後ジリ貧と見られ、海外進出にしか活路はありませんから。しかし、日本のメガバンクがアメリカやヨーロッパの銀行と伍して戦えるかどうかは大いに疑問です」


人気ブログランキングへ

おまとめローン保証人なし

会津若松美容室

賃貸物件

おまとめローンの明暗

おまとめローン相談

おまとめローンをねらえ