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2009年02月21日 Posted by miruko at 08:03 | 08.CDレビュー | この記事のURL
二人のベースマン
JAZZの楽しみは 」と問われれば
Freedom
いろいろなJAZZがあるから
聞き手も自分流の楽しみを見つけて
幾通りもの楽しみ方ができる。

初心者であろうが上級者であろうが
聞き手の流儀は・・たぶん「 Freedom

私流の聞き方は
パートの音に聞き耳をたてる事
ベースを意識の真ん中に持ってきて聴く
そんな楽しみ。

さらにお気に入りのベースマンで
同じシチュエーションのアルバムが見つかった時などは

両者の甲乙をつけるのではなく
両者の特長や
両者ならではの魅力を
私流の理屈をつけて聞き探る事

この度
その楽しみを深める
恰好のアルバム2枚が手元にそろった

David Hazeltine Trio
一枚は私の以前からのお気に入りのアルバム


Cleopatra's Dream: クレオパトラの夢
David Hazeltine(p) George Mraz(b) Billy Drummond(ds)
(画像左)












そしてもう一枚は



Pearls: パールス
David Hazeltine(p) Peter Washington(b) Joe Farnsworth(ds)
(画像左)











私のお気に入りのベースマン
George Mraz ジョージ・ムラーツと Peter Washingtonピーター・ワシントン



二つのアルバムのピアニスト
David Hazeltine(p)デヴィッド・ヘイゼルタインに絡む二人のベースプレイを
興味深く聞いてみる
なんども聞いてみる

私の耳には
George Mrazのベースは
時に遠くに聞こえたり
時にポンと一番前に出てくるように聞こえる

Peter Washingtonのベースは
いつもきっちりとピアノに寄り添って
時に強く、時に軽く、時にスリリングに
ビートを刻んでいるような
ベースに聞こえる

だから・・・
George Mrazのベースは
David Hazeltine(p)の音の世界の空間をより深め広げる
そんなベースプレイだと感じる。


Peter Washingtonのベースは
David Hazeltine(p)の音の世界の輪郭を
よりクリアに際立たせる
そんなベースプレイだと感じる。



2009年02月20日 Posted by miruko at 11:46 | 08.CDレビュー | この記事のURL
ジョー・パスの「pass」

画像 
左Finally: Live in Stockholm
中央:Joe Pass
右:Red Mitchell




アルバム詳細は:
http://hyoushigi.ld.infoseek.co.jp/artist/guitar/cd/22.html


天気予報で台風の進路を「コース」というのを聞いて

アメリカ帰りの友達の友達が
”日本ってへんよ 
台風は「コース」じゃなくて「パス」なんだから”と・・・。

なんでも丸覚えはとても苦手なわたしだけれど
この発言を聞いて以来 
Pass」という単語の意味が
辞書で引いた 四角四面の意味あいではなく
Pass」がとてもフィットした感覚で、
スルリと分かったような気がしました。

*********

で、今日のお題は
ジョー・パスの「pass」

ベイシストのレッド・ミッチェル(Red Mitchell) と
ジョー・パス(Joe・Pass)との出会いから
お互いの晩年までの約40年の「pass」を 紹介します。

Finally: Live in Stockholm /Joe Pass :Red Mitchell は 
ジョーパスの死後 発表されたアルバムです。
ベイシストのレッド・ミッチェルとジョーパスとは 
特別な友人というほどではありませんでしたが

何回かの出会いがあったのに、
レコーディングする機会には恵まれませんでした。
そして 初めて出会ってから40年後に 
共演の機会に恵まれ 最初で最後の作品


というこのアルバムです。
このアルバムに寄せるレッド・ミッチェルの想いは
とても深かったそうです。


1952年 レッド・ミッチェルがショー・パスを見たのは
ラスベガスのクラブでした。
レッド・ミッチェルは レッド・ノーボ(Red Norvo)のトリオの
ギタリスト:タル・ファーロ(Tal Farlow )が
怪我をしてしまって演奏が出来ないという事態になりました。

その時、ラスベガスのショーで
「恐ろしくギターの上手いギタリストがいる!」
ということを聞きつけ
すぐさま その男を探し出した・・・
それがジョー・パスでした。

そして、ショーをやる為に、
一端ロサンジェルスのレッド・ノーボの家に
ジョーを連れて行きまず、リハーサルをしたそうです。

「その日 とても美しくギターを奏でた 
ジョーの技量と存在を目の当たりにした。」
これが レッド・ミッチェルがジョー・パスを記憶した始めての日でした。

次に 二人が顔を会わせるのが
16年後の1968年 
「グッドモーニング・ロサンジェルス」という
TVのショーの仕事でした。

この番組の中で二人は、
「今日のベトナムで何人の米兵が死んだか」という
ボディー・カウンティングをするバックで
演奏することを依頼されていました。

選曲は「What A Wonderful World」でした。
レッド・ミッチェルは 
「そんな曲はこの番組で演奏できない!」と激怒し、

変わりに「Softly As in a Morning Sunrise」を 
ジョーとレッド・ミッチェルは演奏したそうです。

そして1992年 ストックホルムのライブハウスで二人は再会し、
レコードの録音をしました。
Finally」終(ついに)に二人はここで会って、

最初にして最後の録音されたアルバムが
Finally: Live in Stockholm /Joe Pass :Red Mitchell
でした。

レッド・ミッチェルはこの日の録音に、
ジョーと出会いからこの日までの長い時間を込めて
熱い熱い想いを寄せているそうですが

この録音から1年後に他界し、
ジョーもそのあとの1年後1994年にこの世を去りました。

(記事内容はTabo Oishiさんによる4時間Joe Passラジオ特集より編集しました)






2009年02月19日 Posted by miruko at 19:36 | 08.CDレビュー | この記事のURL
Everything happens to me



タイトル: Everything Happens To Me


Matt Dennis作曲 Tom Adair作詞の1941年につくられた名曲 

Verseの部分だけ 紹介すると

Black cats creep across my path
Until I'm almost mad
I must have 'roused the devill's wrath
'cause all my luck is bad

僕ときたら何から何までついてないんだ
行く先々に 黒猫が這いまわっているし
悪魔の怒りを呼び起こしたのかもしれないな
これ以上の不運はないってくらいにね


と・・・失恋かなんかで 
落ち込んだ 男の心情をうたいはじめるんだけれど・・。

私は
ガス欠状態に似た 落ち込み状態に入りかけた時
薬箱から常備薬を取り出すように

Everything happens to me を聞く

とくに 私の常備薬となって
痛み緩和に はたらきかけてくれるのが

Carmen McRae(カーメン・マクレエ) Everything happens to me

何回も 何回も この曲を流し続け
一日が暮れる頃

まぁ・・・こんなこともあるさ!
ツイてないことだって あるさ!

なんて・・・少しだけ思えてくる

たぶん 私の常備薬(Everything happens to me)が効き始めたのだと思う・・・。


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