なんでもやろうよ

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　書名からの第一印象は宗教か経済論のような感じを受けますがそうではありません。
著者の橘玲さんのファンなので新刊を探していてこの本に巡り合いました。
著者は「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」や「海外投資の歩き方」等、
今どのように行動するのが論理的で最も望ましいかについて、わかりやすく解説する本を書いています。
ノウハウ本ではなくその時々の経済本でもなく、時間が過ぎ去っても古くならない「考え方」を書いています。続きを読む...

　
　本書の書名は“クレージー・ジーニアス”「世界を変える天才は君の中にいる」とありますが原題はMAD GENIUSです。
帯には、
リスクこそが安全！
君は凡人ではない！
「群れの思考」から抜け出せ！
とあります。
装丁は黄色と灰色の縦じまで、机の上に置くと「イラッ」ときます。

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　著者は、会社四季報を発行している東洋経済新報社に入社し業界取材を担当してきました。
四季報や就職に関わる書物も発行してきた専門家です。

　本書は副題に「新しいニッポンの業界地図」とあります。
本書には続編として2017年発行の“業界地図の見方が変わる! 無名でもすごい超優良企業”があります。
データの本としては新しいほど良いのですが、2016年5月初版で2017年2月には第12刷を数えるベストセラーで内容は古さを感じさせません。
1年以上前の内容に古さを感じさせないのは、紹介されている会社の個別データの紹介ではなくその会社の強みは何であるかを紹介しているからです。

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著者は雑誌、理科の探求（Rika Tan）の編集長です。
理科の探求は駅前の書店でも販売されるようになりました。

　書名を見たときに、一般的なニセ科学について書いてあるのだろうと思いました。
前半は、一般的なことが書かれています。
有名人（アップル創業者のスティーブ・ジョブズ、元NHKアナウンサーの絵門ゆう子）のがん発症後、西洋医学に頼らず、民間療法に頼り亡くなった話をもとに、だまされやすさについて警鐘を鳴らしています。
全編通し、科学的な追試で検証されていない結果はインチキであるという、理系の人であれば至極まっとうな信念を貫いています。
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　最新情報が掲載されています。
BtoB企業、非常上場企業がほとんどなので、テレビや広告、店頭で見ることのない会社が多いです。

　著者が約240社紹介しています。「はじめに」の部分で著者は、ビジネス、投資、就職（転職）に役立てばうれしいと述べています。
紹介された企業のホームページを十数社見てしまいました。
個人的には、ビジネス、投資、就職（転職）に役立てる予定はないのですが、日本にこんな企業がるのかと、インターネットで詳細を見たくなる好奇心を呼び起こしてくれます。
好奇心を満たしたい人、ビジネス、投資、就職（転職）の参考にしたい人は必読でしょう。

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　著者の略歴では、マーケティング戦略アドバイザーとなっています。
マーケティングアドバイザーではなく、戦略のアドバイザーです。
学者ではなく、日本IBMで事業戦略策定、人材育成を担当していた実務の方です。
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　映画「スティング」のネタ本と帯にあります。
ノンフィクションを題材に読みやすく脚色しているようです。
この本に書かれていることが事実かどうかは、詐欺師社会にいないのでわかりません。

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　著者、飲茶の3冊目の紹介です。
哲学的な何か、あと科学とか　です。
著者の同名サイトがあります、というより「サイトを本にした」、とサイトには書かれています。
　
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　少し前にベストセラーになったような気がします。
翻訳者の赤根洋子さんの、表題「世にも奇妙な人体実験の歴史」が本書の内容を明確にしています。
原題を直訳すると多分、書店でも目を引かなかったと思います。

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　本書はアメリカのデータを基に書かれています。
著者はナンバーセンスとは、世の中の統計データはその結論だけでなく元データも含め様々な解釈ができるものであること、を理解できるセンスといっているようです。

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