ビール呑みの自由帳

どうも・・こんばんわ。
「ビール呑み」です。

何となくSFチックな作品で、少し前の作品を観てみたい・・と思いながら、ゲオっていましたら、こんな作品に出合いました。

本日の映画（DVD）は・・
「月に囚われた男」　2009年イギリス公開・2010年日本公開　イギリスの作品です。

2010年の作品にしては、1970年代や80年代の空気を感じさせる雰囲気があるなぁ・・と思っていましたら、監督さんの意図らしいですね。所謂、その年代の作風のオマージュなのだそうです。

この映画の監督さんとは・・
あの！”デヴィット・ボウイ”の息子・”ダンカン・ジョーンズ”さんです。ショートフィルムやCM作品などを経て、長編映画監督デビュー作がこの「月に囚われた男」（原題・MOON）です。

ストーリーは・・

近未来の世界。地球のエネルギーは底をつき、新たな燃料源を38万キロ彼方の月で採掘することになった。
核燃料生産企業「ルナ産業」に勤めるエンジニアのサム・ベル（サム・ロックウェル）は、宇宙資源エネルギー『ヘリウム3』採掘のため、一人で月の裏側にある掘削基地へ3年間派遣されていた。
通信衛星の故障のため、地球との通信は、録画データのやり取りのみ。話し相手は人工知能ロボット・ガーティ（声：ケヴィン・スペイシー）１台という孤独な環境だったが、地球で彼の帰りを待つ妻と子供への想いで、耐え凌いでいた。
契約満了まで残り僅かとなったある日、彼は月面で作業中に事故を起こしてしまう。なんとか一命を取り留め基地の医務室で意識を取り戻したサムだったが・・・


CGとか使わないで、ミニチュアを使って撮影しているのが、逆に新鮮で、いかにも！って感じがしました。
登場人物も少なく・・声でケヴィン・スペイシーが登場していますが、日本語吹き替え版で鑑賞しましたので、登場してもしなくても、関係ありませんでした。

当初は、ビデオスルーされることになっていたらしいのですが、『サンダンス映画祭』での好評をうけて、急遽劇場公開に変更されたのだそうです。

8月3日の映画.com ニュースで、科学者や作家、映画監督が選んだ「SF映画ベスト100」が発表されており、「月に囚われた男」は、見事！14位に選出されておりました。

1位！って気になりますよねぇ・・何だと思われます？
「そうです！正解です。」

あの、1968年公開の・・類人猿が道具を使うことを憶えるオープニングが印象的でした・・あの作品ですよ・・