植物も工場で作られる時代になったようです。

「植物工場　環境にはいいのか？」（日経エコロジーリポート）

植物工場のメリットは、
季節や天候に左右されない生産の安定性
計画的な生産調整が容易
栽培ベッドと光源を積み重ねることで、単位面積当たりの生産量を上げられる
労働が楽
衛生管理した環境で作るために極めて衛生的
低細菌で腐敗菌が少ないことから、保存性にも優れる。

などが挙げられています。

デメリットとしては、
ビニールハウスによる水耕栽培と比較した場合、面積10a当たりの設置コストは約17倍、運営コスト（光熱費）は約47倍という、インフラや維持費のコストです。
でもトラクターなど農機具なども考慮に入れると、少し違うかもしれません。

「植物工場は照明などに電力を使うことで二酸化炭素を確実に排出する。この点だけを見て露地栽培と比較すれば、どれほど省エネを進めても植物工場は環境負荷が大きい」（同記事）
ということなので、野菜工場はCO2の削減になっていませんが、その他の環境面ではエコと言える面もあるようです。

そのうち、野菜は工場で作られるのが当たり前になる日も来るような気がします。

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