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Mihoi
日本で6年+α看護師をしていました。 当面は、ここドイツの病院で働くことが目標です。
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2019年03月20日

働き先の老人ホームにAEDが無くて驚いた話

3月半ばにもなると、すっかりドイツは日が長くなってきました!

朝晩はちょっと寒いんですけど、
日中は15℃前後まで温かいので、

庭の草が異常なほどに成長していて日々恐ろしいです。






IMG_20190202_223109_018.jpg
studdgartのインスタ映えするはずの教会













つい最近のこと



今老人ホームで働いているんですが、

つい先日
自分のシフトが終わる頃に、

利用者さんが胸痛訴えて救急車よんだことがありました。



夜になりスタッフが少なかったので、
私もちょっと残って手伝っていったんですが、



心筋梗塞か心不全っぽい感じで

さすがに施設に心電図は置いてないよなと思ったので
AEDだけでもと思ったんですが、


AEDすら施設に無かった!^^;

救急セットみたいなのチラっとみても、
まじでバンソーコーとガーゼしか入ってなかった!(笑)



いまどき主要駅とかデパートにも置いてあるのに、
この施設に置かないのかと聞いたら、

「もしそれで蘇生しても、利用者さんのただの延命になるだけの可能性もあるから、
そういうことは慎重にやらないといけない」

らしいです。










本人主体が望まない延命につながる行為にとても敏感らしいドイツ人たち




そういうのでペグもいないし、
利用者さんが食べたくないって拒否したら、あまり無理させません。


ここの施設だけっていうか、
ヨーロッパ全体的にこういう傾向強いみたいですね。



でも、BLSとか研修あるんだし
そもそも救急隊呼ぶくらいなんだから

AEDくらい置けばいいのにとも思ったけど^^;










でもまー

日本の医療は確かにちょっと高齢者とかに対しても
やりすぎなところがあるなとは思ったことあるけれど



ドイツ人たちは、本人の意思を尊重することが大切、
余計な延命は出来る限りしないってことを

いろんな職員が(学生、看護補助も含めて)口をそろえて言うことが出来るっていうのも

ちょっと感心しました。


そういうベクトルの教育が進んでいるんでしょうね。








でも、
もうちょっと施設の備品あってもいいよなぁ。(笑)

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