尖石縄文考古館は、国宝の土偶、「縄文のヴィーナス」と「仮面の女神」の2体を所蔵する物凄い博物館です。
※2018年7月3日〜9月2日に東京国立博物館で開催される「縄文ー1万年の美の鼓動」展に出品中のため、現在レプリカ展示です。
左が「縄文のビーナス」右が「仮面の女神」
※尖石縄文考古館の案内パンフレットの写真から借用。
尖石遺跡の周辺にある棚畑遺跡(縄文のビーナス)と中ッ原遺跡(仮面の女神)から出土された5000〜4000年前の土偶です。
こんなすごいものが見られるだけでなく、たくさんの土器の展示や、縄文の暮らしを体験学習できる展示室もあります。
さらにおすすめ、小学生の自由研究にピッタリ、あるいは大人も夢中になってしまう、実際に粘土で土器や土偶を作れる体験学習教室があるのです。
所要時間2〜3時間かかるので、午前の受付は9〜10時、午後の受付は1〜2時だけですが、なんと粘土1kg 代の300円だけで、土器や土偶が作れます。当日受付。
わかりやすくパーツを解説したシートと見本を元に、解説を受けて道具をお借りして、縄文のビーナスを作りました。
作った作品は持ち帰り、自然乾燥します。
作ってみると解るのですが、ただ博物館に展示しているものを見るのと違い、どんな形状をしているか、どんな模様がついているか、どうやったら国宝と同じように作れるかと、見本をくまなく観察し、再現しようとするので、ものすごく理解が深まります。
そして、縄文人の技術の凄さに感銘を受けます。
へっぽこな私の国宝パクリ土偶は恥ずかしいので写真アップしませんが、思い入れはかなり深まっています。
知識の基礎・自分の中での基準というようなものができるので、この国宝土偶を基準にして、他の土偶や土器を見て知識を深めていく楽しみができたなと感じます。
夏休みのレジャーにおすすめ。八ヶ岳山麓のリゾートにぜひ。
子供も大人も楽しめますよ。
尖石縄文考古館
長野県茅野市豊平4734-132
観覧料:大人500円・高校生300円・小中学生200円
開館時間:9時〜17時
休館日:毎週月曜(休日の場合を除く)年末年始(12/29~1/3)休日の翌日(この日が休日、土日の場合を除く)
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