比叡山の中に東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)と3つの地域にまたがる100を超えるお堂の総称が延暦寺で、延暦寺という名称の寺(建物)があるわけではありません。
平安京(京都)の鬼門(北東)に当たる場所にあり、平安時代にできてから1200年以上の歴史があります。
強い力を持った延暦寺は、室町時代には武家との確執もあり、織田信長による焼き討ちなど歴史の舞台にもなっています。
そんな比叡山にこの前初めて行ってきたのですが、雨の日だったため山の上は濃い霧が立ち込めていて20m先が見えないくらいの真っ白な世界。
坂本ケーブル側の巡拝受付。何も見えません。
幻想的といえば幻想的です。
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受付のおじちゃんに聞いてみたら、雨の日はいつもこんな感じの濃霧に包まれて、景色どころか建物も見えないらしい。
標高848mの山なので、お天気が良ければ琵琶湖や京都の町並みが見えるのでしょうね。
霊験あらたかな感じは出てますよ。何も見えないけど。
厳かな気持ちで国宝や重要文化財のお堂をめぐります。
法華総持院・阿弥陀堂にやってきたら(真っ白)、
この左の塔(東塔)の前に池があって、
お風呂に浮かべて遊ぶラバーのアヒルさんがありがたく鎮座していました。
・・・え?
なんで?
と思いつつ、4箇所のお地蔵さんの全てにアヒル氏が鎮座ましましているので、受け止めるしかない。
検索してみるといくつか延暦寺在住アヒル氏の画像がヒットするので、正式な住人のようです。
遊び心なのか、インスタ映えを狙ったのか、それとも得度したラバーダック師なのか?
比叡山の他の場所では(当たり前ですが)こういう要素は皆無だったので、謎は深まるばかりです。
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