2007年05月23日
正義の味方
あなたにとって、正義の味方って誰ですか?
と聞かれたら、子供の時代のヒーロー(ウルトラマンとか)
を挙げる人が多いと思いますけど、
私の場合は、木枯らし紋次郎であり、
最近ではミナミの帝王、萬田銀次郎です。
紋次郎は渡世人(ヤクザ)、銀次郎は高利貸し。
正義と程遠いイメージの両者なんですけど、
実は、この二人には共通点があるんです。
1.一見、冷たい、クールな人種だけど、実は熱い
2.悪に対しては、命を顧みず立ち向かい、弱者を救う
「あっしにはかかわりのねえことでござんす。」
「金さえ返してもらえばそれでええ。手段は選ばん。」
と言いながらも、最終的には困ってる人を助ける。
一見クールですが、中身は正義感あふれる熱い人物なんです。
あこがれますね〜〜〜
『MISSING』、『真夜中の五分前』の著者、本多孝好さんが、
今度、新刊「正義のミカタ 〜I'm a loser〜」
という小説を出しますけど、
「高校時代いじめられていた主人公、蓮見亮太が、違う自分に生まれ
変わろうとの決意を秘め大学に入学するが、入学早々、自分をいじめ
ていた同級生と大学校舎で再会する・・」という、ストーリー。
物語の中心になる、「正義の味方研究部」とはどんな活動を行い、
そこで主人公の亮太はどんな仲間に会い、何を思い、何を感じるのか・・。
果たして、蓮見亮太は生まれ変わるのか?興味はつきませんね。
いじめ、リストラ、格差など、現実社会を生きていくなかで、
将来にちょっと不安な気持ちになっている人におすすめです。
紋次郎や、銀次郎と、ちょっと世界が違う話ですけど、
私も読んでみようかなと思っています。
私の中に新たな「正義の味方感」が生まれるかもしれません(笑)