
三浦春馬さんの急逝から早くも3ヶ月以上が経ちました。私は「俳優さんの中では1番好き」程度のファンですが、丸々1ヶ月半以上は涙ぐんでいました。
流石に涙ぐむ事は少なくなりましたが、今でも時々やるせない気持ちになります。それは春馬さんの死が余りにも突然だったからだけではありません。
なんでこんなに悲しいのかなぁ、、、と思っていたら、相当数の方々が私と同様の気持ちだったみたいなので、少し救われました。
私でも「こんなに悲しいのには訳があるのでは?春馬さんが何かを訴えようとしているのでは?」と思った程ですからコアなファンの方々はどんなにか、、、。
どう考えても、何か引っ掛かるんです。ただの偶然とは思えない事が多過ぎるんです。どうしてただの偶然がこれだけ重なっているの、、、?

彼の死が「自殺」だったか「他殺」だったかよりも、生前と死後の春馬さんの扱いとか、報道の在り方とかが不自然で、そこに引っ掛かってしまう、、、。
例えば春馬さんの死の前後(6月26日〜9月4日)11回に渡って放送されたTBSドラマ「MIU404」の中に散りばめられていた隠語の数々。
そして9月14日から4回に渡って放送されたTBSドラマ「カネ恋」の中に散りばめられた数々の不可思議な演出。これらは本当にただの偶然なの?
マスコミは「偶然です」「たまたまです」「気のせいです」で済ましています。「気にする方が」おかしいとか「荒唐無稽」とか書いています。
そうなんですかね?世間一般の感覚というものはそんなものなのでしょうか?個人的にはただの偶然にしては重なり過ぎだと感じますが、、、。

私が個人的に、中でも決定的に「これは完全に故意なのでは?」と感じたのは「カネ恋」の中での春馬さんの役名「猿渡慶太」に関する事実です。
「猿渡慶太」という名は、2015年に放送されたTBSドラマ「ウロボロス」の原作漫画に登場する、冴えない下っ端(結局口封じに殺される)の名前。
原作漫画の第1巻に出て来る「猿渡慶太」は、背が低くて猿そっくりの顔をしたチンピラで、春馬さんとは正反対の男。バカにするにも程がある。
TBSはドラマ「ウロボロス」の中でさえ、中村蒼さん演じる「猿渡慶太」の役名を「沢渡慶太」という名前に変えていたというのに、、、。
「猿渡慶太」なんて特殊な名前、ただの偶然でポンっと出て来ますか?もし仮に偶然だったとしても、普通テレビ局の誰かが気付いて訂正するでしょ?

それに、ファンがこの役名を不快に思っている事を知ったら「偶然とはいえ不快な思いをさせてしまって済みませんでした」とか思わないの?
なのでやはり、どう考えても「何で?どうして?春馬さんが何かしたの?どうしてここまで彼を辱めるの?」って思ってしまう自分がいます、、、。
この事実を最初に知った時、私は頭の中で認識するのを拒みました。そして暫く「知らなかった事にしよう」と心の中で決めて無視していました。
考えても事実は何も変わらないし、受け止めるには余りにも酷いと思ったし、考えると辛くなってしまうのが分かっていたので、、、。
それでも、それにしても酷過ぎる、悪趣味、洒落にならない、吐き気がする、、、といった心の底から沸き上がって来る感情を押し殺す事は出来ません。

テレビを点けて某チャンネルや某事務所のタレントだと気付くと、何とも言えない嫌な気持ちになって反射的にチャンネルを変えてしまいます。
これはもう、ちょっとした「トラウマ症状」と言えるのではないかと、最近自分で自分を分析しています。気分が悪くなるんです。楽しくないんです。
私はコメント欄等で誹謗中傷を書いた事は一度もありませんし、そもそも春馬さんの急逝以前にはコメント欄を読んだ事すらありませんでした。
所属タレントさん達には罪が無い事は分かっているんです。全ての社員さん達が悪いのではない事も分かっています。でも心が拒絶する、、、。

原作漫画の中での「猿渡慶太」は、心根は優しくて良い人物なのですが、病気の母親のためにお金が必要になって覚醒剤の売人をさせられます。
黒幕は警察官という設定で、「猿渡慶太」は罪を着せられた挙句、結局口封じのために拳銃で撃ち殺されてしまう悲しい男として登場します。
世間的には「偶然です」「たまたまです」「気のせいです」で、済まされてます。「気にする方が」おかしい、、、?「荒唐無稽」、、、?
でも、こういうビミョ〜、、、なのを、何度も何度もこれでもかと繰り返す事を、世間一般では「ガ〇ライティ〇グ」と呼ぶのでは?
いや、どう考えても不自然ですよ。変ですよ。偶然が重なり過ぎてますよ。だから未だに悲しくて切なくてやり切れないんですよ。

あれ程才能に溢れ、それに溺れる事無く努力し続けて、常に謙虚で前向きだった好青年の最期の役名なのに、、、酷過ぎる、、、。
春馬さんも生前気付いていて、何か言っても「気にし過ぎだよ」とか「たまたま偶然だよ」とか言われてたのかもしれない、、、。
私ごときが何を言っても何を書いても、世の中には何の影響力も無いのは重々分かっています。つまらないただの独り言です。
それにしても悪趣味、、、。まぁ、どうぞ、世の中にはこうした方針がお好きな方々もいらっしゃるのでしょうし、どうぞご勝手に。
どうぞお好きな方達で盛り上がって下さい。でも恐らく、いつか必ず何らかの形で自分達の身に返って来ると思うのですが、、、。

そんな環境の中から抜け出したくても抜け出せなかったとしたら、、、?春馬さんはさぞお辛かったでしょうね、、、。
今でもそんな中で日々の生活や仕事をし続けなければならない人達がいらっしゃるのでしょうか?、、、お気の毒ですね、、、。
私はもう昔の様に何も考えずテレビを観る事が出来ません。チャンネルやタレントによっては気分が悪くなるのでスイッチを消します。
とても残念な事ですが、これは私に起こっている「症状」です。「治療」が必要なのかもしれません。あくまでも私の個人的な「症状」です。
幸いなことに、チャンネルやタレントさんを選んで番組を観ればそういった禁断症状は出ないので、その様に対応して生活しています。

でも時々CMに出て来てしまって、、、そういう時は急に気分が悪くなりますが、席を外すかスイッチを消してどうにか対応しています。
ムカムカして来るんです。でも、私と同じような「症状」を訴えている方、案外多い様な気がするのですが、私の思い過ごしでしょうか?
気のせいでしょうか?偶然でしょうか?たまたまでしょうか?、、、人には選択の自由があるので、自由に選択しながら生きて行きます。
春馬さんが自由に選択出来なかったのだとしたら、本当に切ないです。でも今は天国で安らかに幸せに過ごしていらっしゃると信じています。
そして「ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ」みたいな正義の警察官が現実に存在して、本当の黒幕をやっつけてくれる事を願ってしまう、、、。
ついに春馬さんの代表作の一つ、ミュージカル「キンキーブーツ」の特別映像「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」が完成しました!
以下のページで視聴出来ます。「三浦春馬の未公開映像なども盛り込み、20分強の映像となりました」と発表されています!
「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」
権利などの問題で残念ながらDVD化は実現出来ませんでしたが、ブロードウェイチームのご厚意に感謝しつつ、久々に涙ぐみつつ視聴させて頂きました。
ブロードウェイチームの皆様、本当にありがとうございました!
色々あったとは思いますが、春馬さんが、彼の人生の中で、こんなにもエキサイティングで幸せな成功体験が出来た瞬間があった事が嬉しいです。
出来る事なら私も生の舞台を拝見したかった、、、。でも、こうして特別映像を観る事が出来ただけでも幸せな事だと思います。
春馬さんと同じ時代に生きていられて本当に良かった、、、。悲しいけれど幸せです。