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2019年05月05日

「エメラルドは人に褒められなくてもその価値を失わない。」マルクス・アウレリウスを想って、、、その(1)

エメラルド・目指せ年齢不詳のすっぴん素肌・スキンケア・エイジングケア・美肌.jpg

凄い言葉だなぁと以前から思っていたのですが、NHKの「100分で名著」でマルクス・アウレリウスという人物について更に知り、尊敬の念が止みません。

本当に立派な人です。第16代ローマ皇帝なのですが、とんでもない悪皇帝も多かった中、ここまで素晴らしい人物がいたとは、、、。この方の凄さは深いです。


このマルクス・アウレリウス*様が書いた「自省録(じせいろく)」という本は、言うなれば彼の日記の様なものです。*個人的なリスペクトの意を込めました。

あくまでもアウレリウス様が自分自身のためにプライベートで書いたものであって、他の人が読む事を想定して書いた物ではありません。

アウレリウス様が日々を幸福に生きるために、自分自身へ言い聞かす様に、反省文の様に、自分の理想を確認し続けるために書いた物です。

ですから題名は「自省録」ですが、他人が読んだ場合「幸福論」の様な*哲学的な本と感じられます。*アウレリウス様は幼少時代から哲学が大好きでした。

アウレリウス様が「こうありたい。」「こうあらねば。」と思いつつ、それが困難だったためか、同じような内容が何度も書かれていたりします。

本当に立派な方であると尊敬すると同時に「こうでも思わないと頭が変になりそうだったのかも、、、」と思うと同情心の様な感情も湧いて来ます。

あくまでマルクス・アウレリウス様本人の目標や理想を書き綴っているだけで、決して人に対しての押しつけがましさが無い事にも共感出来ます。

また、ギリシャ語(ローマ帝国の知識人はギリシャ語やラテン語を用いていた)において「善い」という言葉には道徳的な意味が無いというのも面白い。

「善い」は「正しい」ではなく「ためになる」、逆に「悪い」にも道徳的な意味は無いので「悪い」は「正しくない」ではなく「ためにならない」という意味。

かなり面白いと思うのです。物事を「善と悪」で分けてしまうと、どうしても不自由さが出て来ます。それだけでは割り切れない事の方が多いです。

でも全ての事を「ためになる」「ためにならない」で判断するとすれば、結構スムーズに様々な事をスパスパと片付けられますよね。

あくまでも1人ひとりの個人、その人にとって「ためになる」のか「ためにならない」のかで判断するのです。

「ためになる=幸福になる」「ためにならない=幸福にならない」と判断するともっと分かり易いかもしれません。

当然1人ひとりの判断は違って来るでしょうし、、、それで良いとすれば、、、。ただ「サイコ」的な人は別です。

マルクス・アウレリウスは「性善説」の人だったと思われるからです。「性悪」な人にとっての「ためになる」は「世界悪」の場合があります。

それでは、私が個人的に心に刺さった「マルクス・アウレリウス」様の言葉を紹介します。

以下の「」内は、マルクス・アウレリウス*様が書いた「自省録(じせいろく)」からの抜粋です。

今回のテーマは「幸福との向き合い方」語録です。

「生きることの出来る所では、善く(幸福に)生きることも出来る。
 ところで、宮廷でも生きることは出来る。
 故に、宮廷でも善く(幸福に)生きることは出来る。」

腹黒い人々や、自分達の利益のために皇帝を利用しよう、裏切ろうと企む人々に囲まれている中で「幸せに生きる」事を追求しようとしていたんですね。

「最初に現れる表象が伝える以上の事を自分に言うな。
 常に最初の表象に留まり、自分で内から何一つ言い足すな。
 そうすれば、お前には何事も起こらない。」

「お前が何か外にあるもののために苦しんでいるのであれば、
 お前を悩ますのは、その外なるものそれ自体ではなく、
 それについてのお前の判断なのだ。」

「事物は魂に触れる事なく、お前の外に静かにある。
 苦悩はお前の内なる判断からだけ生じる。」

「お前を悩ます多くの余計なものは、
 全てお前の判断の中にあるので、
 お前はそれを除去出来る。」

宮廷内では「誰々が皇帝の事をこんな風に悪く言っていました。」とか「誰々が皇帝を裏切ろうとしています。」とか言ってくる人達がいました。

そうした人達の言っている事の真偽も分からない中で、如何にして平常心を保ちつつ、振り回されて陥れられるのを避けるか思案していたんですね。

「どうすれば幸福になれるかという時に手段の選択を誤るな。」

「幸福になるためには、自然に一致して生きる。」

実は、彼の夢は「哲学者」に成る事だったのですが、皮肉にもその勤勉さと人徳を買われて皇帝に指名されてしまった人です。

ですから彼は皇帝の仕事の傍ら、寝る間も惜しんで哲学の勉強を続けていたそうです。彼が最も傾倒していたのは「ストア哲学」

「ストイック」という言葉の語源です。マルクス・アウレリウスは、非常に「ストイック」な人だったのです。

彼にとって「宇宙の秩序である理性=ロゴス」が全ての判断の基準でした。

そして、宇宙の一部である私達一人ひとりの人間の中にも「ロゴス」が存在しているというのです。

ですから、私達人間にとって「ロゴス」に従って生きる事が自然に一致して生きる事であり、つまり「幸福に生きる」道なのです。

「お前の内を掘れ。
 掘り続ければ、
 そこにはほとばしり出ることができる善(幸福)の泉がある。」

マルクス・アウレリウスにとって「善く生きる=幸福に生きる」であり、彼にとっての「幸福」とは、自分の内なる声に従う事だったのです。

「理想を掲げているからこそ、少しでも理想に近づける努力が出来る」

という言葉もアウレリウス様は書き残しています。それを体現していた立派な皇帝だった事がひしひしと伝わって来ます。

愛おしくすらなってしまいます。何て健気で純粋で知的な方なのでしょう、、、。すっかりファンになってしまいました。

あ〜、、、アウレリウス様、、、、今日の所はこれくらいにしておきます。

今ハマってるので、アウレリウス様については、また書くと思います。


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