2018年04月14日

「美白有効成分」について(1)−「ハイドロキノン」

「美白有効成分」について「ハイドロキノン」.jpg

初夏を目前に控え、様々な美白ケア化粧品が登場しています。そうした化粧品の成分として「ハイドロキノン」「アルブチン」「ビタミンC誘導体」といった「美白ケア有効成分」を目にしたことがあると思います。

今日はまず、この3つの代表的な「美白ケア有効成分」の違いや使い分け方を簡単にご説明し、第1回目として「ハイドロキノン」について、詳しい説明と解説を致します。特徴を知って、正しい使い方とケアをして下さい。

一般的な化粧品に「美白有効成分」と書かれている成分は、シミなどの色素沈着を「予防する効果」が期待出来る成分「*医薬部外品」であることが多いです。*医薬品ではないが効果・効能が認められている成分。

ですから私は「ハイドロキノン」のように、出来てしまっている「色素沈着を薄くする効果」が期待出来る成分は「シミ対策成分」として区別するようにしています。

なぜなら「美白有効成分」と表記されている商品を、既に出来てしまっている「シミに効く」と勘違いして使用していても、残念ながら効果を得ることは出来ないからです。


「ハイドロキノン」「アルブチン」「ビタミンC誘導体」という3つの「美白有効成分」の違いを、簡単にかいつまんで申し上げます。

ハイドロキノン=シミ対策成分
既にに出来てしまったシミ、ソバカス、色素沈着を薄くする働きと、これからの予防をする働きが期待出来る。
医薬品=病気の治療を目的とした薬で、効果・効能が認められている成分。

アルブチン=シミ予防成分
これから先のシミ、ソバカス、色素沈着の予防と美白効果が期待出来る。
(ハイドロキノンとブドウ糖を結合させて安定性を高くした成分。)
*医薬部外品=医薬品ではないが効果・効能が認められている成分。

ビタミンC誘導体=シミ予防成分
シミ、ソバカス、色素沈着の予防と美白効果とニキビケアが期待出来る。
(ビタミンCを酸化しにくくし、吸収力と安定性を高くした成分。)
*医薬部外品=医薬品ではないが効果・効能が認められている成分。


それでは「シミ対策成分」として有効性が期待出来る「ハイドロキノン」について、5つの項目に分けて詳しくご説明します。

私もかつてシミで悩んでいた頃お世話になった成分で、皮膚科の病院でもシミのお薬として処方されている有名な成分です。

1.「ハイドロキノン」の効果について
2.「ハイドロキノン」の副作用について
3.「ハイドロキノン」が有効なシミの種類について
4.「ハイドロキノン」を使用する時の注意点について
5.「安定型ハイドロキノン」について


1.「ハイドロキノン」の効果について

「ハイドロキノン」は、実は日本の厚生労働省には未だ「美白有効成分」として認可されていません。

でも、アルブチンやビタミンC、コウジ酸と比べて、約100倍もの美白効果が期待出来ることから「肌の漂白剤」と言われる程、強力な美白作用が期待出来ます(海外では国に認められ、認可されています)。

「ハイドロキノン」には、メラニンを合成させる「チロシナーゼ」という酵素の働きを阻害し、「メラニン」の数自体を減らす働きがあります。

「メラニン」は、その前段階物質「チロシン」「ドーパ」に、「チロシナーゼ」が結合して発生します。

「ハイドロキノン」は「チロシナーゼ」よりも先に「チロシン」「ドーパ」と結合し、「チロシナーゼ」の結合を阻害することで「メラニン」の発生を防ぐのです。

「メラニン」は紫外線などの刺激によって酸化し、黒く濃くなる性質がありますが、「ハイドロキノン」には酸化を還元して「メラニン」の色を薄くする働きもあると考えられています。

「ハイドロキノン」は「メラニン」の数そのものを減らす上に、色も薄くしてくれるため、出来てしまったシミを目立たなくさせる効果だけでなく、これからのシミを防ぐ効果も同時に期待出来るのです。

「ハイドロキノン」が持つ酸化を抑える還元作用は、出来てしまったシミに対して、特に効果的だと言われています。

2001年の薬事法改正までは医師の処方でしか使用出来ず、化粧品へのは使用は禁止されていました。

現在は皮膚科で処方される濃度の半分以下であれば、化粧品への配合が許可されています。

「濃度が半分以下」というのには訳があって、私も経験したのですが「ハイドロキノン」は美白作用が強過ぎるため、肌に合わない場合「赤く腫れて炎症を引き起こしてしまう」などの副作用が、いくつかあるからです。


2.「ハイドロキノン」の副作用について

「ハイドロキノン」は効果は高いのですが安定性が悪い成分で、とても酸化し易いという性質があります。そのため、場合によって、シミを薄くしたり予防するどころか、悪化させてしまうなどの「副作用」もあります。

「ハイドロキノン」を塗った後、紫外線を浴びることは禁止です(私も皮膚科で言われました)。紫外線を浴びると酸化が加速してしまい、肌にダメージを与える刺激の強い物質へと変化してしまうからです。

「ハイドロキノン」のもう1つの副作用は「白斑」です。高濃度「ハイドロキノン」を長期間使い続けてしまうと、使用していた部位だけ特に白くなって、自分の肌色よりも白くなってしまう危険性があります。

「ハイドロキノン」の副作用まとめ
・肌に合わず、赤くはれたり、炎症を起こす危険性
・ハイドロキノンを塗った状態で紫外線を浴びると、シミが悪化する危険性
・「美白」の効果が強すぎて「白斑」になる危険性


3.「ハイドロキノン」が有効なシミの種類について

「ハイドロキノン」で改善が期待できるシミの種類は以下の3つです。

1.日光(紫外線)を浴びて出来たシミ。(老人性色素斑)
2.炎症性色素沈着(ニキビ跡、虫さされ等が、色素沈着となったシミ)
3.肝斑(かんぱん)(女性ホルモンが原因の左右対称にできるシミ)

いわゆる一般的な色素沈着に有効です。美白効果が表れるまでの期間には個人差はありますが、約3か月ほどで薄くなると言われています。


4.「ハイドロキノン」を使用する時の注意点について

「ハイドロキノン」は酸化し易い成分ですので、極力空気に触れないないような状態で保存し、古い物は使用しないようにしましょう。

また紫外線で変質し易い成分でもありますので、夜寝る前の使用を心がけて、朝のお手入れにはあまり使用しない方が良いでしょう。

病院で処方される「ハイドロキノン」を塗布した後は、日中はガーゼなどで覆って、光を遮るように指導されます。

高濃度の「ハイドロキノン」を長期間使用するのは「炎症」や「白斑」の危険があるので避けた方が良いでしょう。


5.「安定型ハイドロキノン」について

ここまでご説明した通り「ハイドロキノン」は大変強力な美白効果が期待出来る成分なのですが「浸透しにくい・酸化し易い・安定性に欠ける」という欠点があります。

そうした「ハイドロキノンの欠点」を改善し、日本で販売されている、安全な化粧品の中で使われているのが「安定型ハイドロキノン」です。

つまり「安定型ハイドロキノン」とは「ハイドロキノン」を浸透し易く、酸化しにくい、安定した、より安全な成分へと改良した成分なんです。

「安定型ハイドロキノン」は、浸透し易く、酸化しにくいので、より安全に長期間使用することが出来るため、医師の処方箋で出される半分の配合量であっても効果が期待出来るのです。

もし、既に出来てしまっているシミ、ソバカス、色素沈着を薄く目立たなく改善したいのであれば、迷わず「安定型ハイドロキノン」配合の製品を選ぶべきです。

なぜなら「アルブチン」と「ビタミンC誘導体」には、予防効果は期待出来ますが、出来てしまった色素沈着を改善する効果は期待出来ないですし、安定型になっていない「ハイドロキノン」は浸透性が悪く、危険性もあるからです。

私自身使用した経験がありますし、副作用(赤い炎症)も経験しました。効果の高さも知っています。皆さんも是非、信頼出来る製品を、安全に使って下さい。

「ハイドロキノン」は強い成分ですので、配合化粧品を選ぶ時は、まずトライアルセットでパッチテストを行ってみる事をお勧めします。

私もかつてお世話になったことがある、皆さんにお勧めしたい「安定型ハイドロキノン」配合化粧品はb.glenの「QuSomeホワイトクリーム1.9」です。「ホワイトケアトライアルセット」にも入っています。6422円相当が税抜き送料無料1800円でお試し出来ます。

[b.glen]シミを消す!QuSomeホワイトセット




アンプルールにも「安定型ハイドロキノン」高配合の美白トライアルセットがあって、こちらは化粧水にも乳液にも、もちろん美白美容液にも「安定型ハイドロキノン」が配合されています。6500円相当が税込送料無料1890円です。

ラグジュアリーホワイト トライアルキット




SimiTRYというオールインワンジェルにも「ハイドロキノン誘導体」が配合されています。他にも「ビタミンC誘導体」や10種の天然保湿成分、独自成分「フラバンジェノール」配合の医薬部外品です。定期コース60g入税抜送料無料3685円でスタート(2回目からは3981円)出来ます。

薬用美白オールインワンジェルSimiTRY




シミは種類によって、有効な成分や治療法が違います(私も様々な治療を受けました)。また、一般的な「シミ対策化粧品」の中には高額な物も多いです。

もし、化粧品で改善されない場合や、濃いシミでお悩みの場合は、専門医にご相談することをお勧めします。効果が高くて早いですし、結果的には経済的だと思います。


次回は「美白有効成分について」の2回目として「アルブチン」を詳しくご説明致します。

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