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2021年04月29日
旧キク15円の分室局和文ローラー印(大阪中央局大阪駅内分室)
定型書状用に発行されましたが、1年後に色検知枠を入れた新キク15円が発行されましたがこの新キクは色検知実験用で、新金魚同様に昭和42年は京浜地区と都内南部の局でのみ発行されたため旧キクは新キク発行後も使用されたました。発行枚数は約25億まで使用済みも大量で消印バラエティも豊富で、定常変種も多い切手です。消印は発行年の大阪中央局大阪駅内分室、和文ローラー印ですが定形外にでも使用された消印でしょうか。
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1978年10月1日(1969年6月9日〜一時閉鎖)
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1978年10月1日(1969年6月9日〜一時閉鎖)
2021年04月26日
オシドリ5円の分室局和文ローラー印(阿倍野局阿倍野橋分室)
ハガキ料金が5円であった期間は昭和26年(1951年)11月1日から昭和41年6月30日までの15年間で、当初は尾長鶏5円が対応額面の切手でした。(年賀状は4円)同日の郵便料金改正で第4種盲人用点字の基本料金が80銭から1円になり、銭位切手が必要なくなり昭和27年度から発行する切手はすべて円位へ変更になりました。また、印刷も凸版印刷からグラビア印刷への移行が始まりました。その一環で昭和30年9月に発行されたのがオシドリ5円です。コブハクチョウ5円発行まで17年間使用され、使用済みのバラエティや定常変種も多い切手です。消印は昭和35年の阿倍野局阿倍野橋分室の和文ローラー印、消印のかかり具合から別納からの切り離しであると思われます。
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
2021年04月22日
はにわの兵士200円赤の分室局櫛型印(大阪中央局高等裁判所内分室)
昭和51年1月25日の郵便料金改正に伴い速達料金が70円から150円に値上げされたため、定形書状速達1枚貼り用として「はにわの兵士茶」を即刷色検知の赤色に改色して発行されたのがはにわの兵士赤になります。速達以外にも、簡易書留加貼り、定形外や書籍小包250グラムまでも同じ200円になったため、料金改正後に大量に使用されました。平成23年2月に国名と書体を変更した平成のはにわの兵士が発行されるまで実に35年間使用された切手で使用済みも豊富です。消印は昭和62年の大阪中央局高等裁判所内分室の櫛型印、簡易書留にでも使用された消印でしょうか。
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
2021年04月19日
1984年/年賀「乗りねずみ」の分室局櫛型印(名古屋中央局貯金事務センター内分室)
今回の消印は年賀切手の通常使用印です。1984年当時の年賀切手の発行枚数は7000万枚ですが、年賀状の多くは年賀ハガキであり年賀切手が年賀以外に使用された枚数は相当数あると推測できます。懸賞などのハガキ応募のエンタイヤを見ますと、かなりの数で年賀切手が消費使用されています。消印は年賀以外での使用印、名古屋中央局貯金事務センター内分室の櫛型印です。
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜2019年12月31日=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜2019年12月31日=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
2021年04月15日
弥勒菩薩像50円茶の分室局櫛型印(大阪中央局高等裁判所内分室)
弥勒菩薩像50円茶の発行は昭和27年6月で、昭和42年の小豆発行まで約15年間使用された切手です。発行目的は書留用ですが、外信用や小包用まで幅広く使用されました。発行枚数は多く使用済みも多いのですが、今ではオークションや即売などで集める方法しか無いようです。書留用なので消印の多くは櫛型印で、消印は大阪中央局高等裁判所内分室印です。印面が暗い割に消印がよくわかります。
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年5月30日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年5月30日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
2021年04月12日
旧金魚7円の分室局櫛型印(新宿局落合長崎分室)
旧金魚7円は昭和41年7月1日のハガキ料金改訂(5円⇒7円)に伴い発行された切手です。しかし1年後に昭和42年7月に色検知枠が入った新金魚7円が発行されましたが、この新金魚7円は色検知実験用であったため最初は京浜地区と東京南部の局のみの販売だったため、旧金魚は昭和42年以降も発行されていました。消印は昭和43年5月の新宿局落合長崎分室の櫛型印です。
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1976年6月20日=新宿郵便局 落合長崎分室
・1976年6月21日〜1995年7月30日=新宿北郵便局 落合長崎分室
・1995年7月31日〜=落合郵便局
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1976年6月20日=新宿郵便局 落合長崎分室
・1976年6月21日〜1995年7月30日=新宿北郵便局 落合長崎分室
・1995年7月31日〜=落合郵便局
2021年04月08日
風神90円赤茶の分室局櫛型印(東京中央局日比谷パークビル内分室)
風神90円金を定形書状速達用として色検知枠に赤を入れて発行した切手が風神90円赤茶になります。定形25グラムまでの速達使用例が一般的なので機械印を多く見かけます。この切手の発行から2年後に赤枠を残したままイヌワシへ引き継がれており、風神金も残っていたために使用期間は2年間と短かかった事もあり満足な消印が少ないようです。消印は昭和49年1月の東京中央局日比谷パークビル内分室、櫛型印でイヌワシ発行後のものです。
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
2021年04月05日
1951年/明仁立太子礼10円ペアのD欄分室名入り櫛型印(前橋局県庁内分室)
今回の消印は昭和20年代の記念切手ですが、この時代の使用済み切手は紙質も悪く良いコンデションの物が少ないようです。個人的には収集範囲ではないのですが分室印という事で保有していました、記念切手のコレクターだと分室印もひとつの重要なアイテムになるのではないでしょうか。昭和27年11月の発行翌月の消印で、20円なので定形書状の2倍重量便なのかもしれません。消印は前橋局県庁内分室の櫛型印です。
(局の変遷)
・1949年5月1日〜1987年6月30日=前橋郵便局 県庁内分室
・1987年7月1日〜1994年10月15日=前橋中央郵便局 県庁内分室
・1994年10月17日〜=群馬県庁内郵便局
(局の変遷)
・1949年5月1日〜1987年6月30日=前橋郵便局 県庁内分室
・1987年7月1日〜1994年10月15日=前橋中央郵便局 県庁内分室
・1994年10月17日〜=群馬県庁内郵便局
2021年04月01日
金剛力士像500円の分室局和文ローラー印(札幌中央局丸井内分室)
やつ橋蒔絵500円に引き続いた切手ですが、高額切手の需要増により発行されたのが金剛力士像です。バサラ大将500円発行までの約5年間に渡り発売されましたが、使用済みは別納が圧倒的に多くシートや田型などの和文ローラー印がほとんどになります。消印は札幌中央局丸井内分室の和文ローラー印で、別納シートから単片で完読できる単片を切り取った消印と推測されます。この切手の単片で完読できる消印は稀少です、凹版印刷ですので薄い消印は判読しにくいのが欠点です。
(局の変遷)
・1950年6月1日〜1959年6月14日=札幌郵便局 丸井内分室
・1959年6月15日〜1990年5月9日=札幌中央郵便局 丸井内分室
・1990年5月10日〜=札幌丸井内郵便局
(局の変遷)
・1950年6月1日〜1959年6月14日=札幌郵便局 丸井内分室
・1959年6月15日〜1990年5月9日=札幌中央郵便局 丸井内分室
・1990年5月10日〜=札幌丸井内郵便局