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2021年03月29日
コブハクチョウ5円の分室局丸型印(小郡局山口市役所内分室)
コブハクチョウ5円切手は単独で使用する郵便料金が無く、他の切手との組み合わせで第三種郵便や加貼り用で使用されました。また消印は映える印面であったために注文消しの台切手などで多用されています。今回の切手も注文消しで小郡局山口市役所内分室の丸型印ですが、平成19年10月1日の郵政民営化の前に行われた分室の管轄局変更時に親局が変更された分室です。
(局の変遷)
・1989年12月18日〜2007年7月29日=山口中央郵便局 市役所内分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=小郡郵便局 山口市役所内分室
(局の変遷)
・1989年12月18日〜2007年7月29日=山口中央郵便局 市役所内分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=小郡郵便局 山口市役所内分室
2021年03月25日
フクジュソウ10円コイルの分室局櫛型印(名古屋中央局第二豊田ビル内分室)
フクジュソウ10円コイル切手はニホンジカ10円コイル切手に変わって自動販売機用に発行した切手です。東京中央局・名古屋中央局・京都中央局・大阪中央局の郵趣窓口で販売された他、アブラナモンシロ40円・梵鐘60円・銀鶴100円4種で自動販売機でセットされていました。自動販売機はこの切手発行後に順次全国の郵便局へ設置され昭和58年3月頃までには300台程設置されました。消印は名古屋中央局第二豊田ビル内分室の櫛型印です。
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
2021年03月22日
平成切手メジロ50円コイルの分室局丸型印(大阪中央局空港内分室)
前回に引き続いて、大阪中央局空港内分室の消印でD欄に親局(大阪中央)入りの丸型印です。平成切手メジロ50円コイルは郵便料金改正初日から全国約300局に設置されていた自動販売機で販売されました。販売機には平成ヤマセミ80円と福寿草10円、銀鶴100円の4種が設置されており、5枚単位で繋がって出てくる仕組みでした。その後、平成9年から10年にかけて全国の郵便局に自動販売機の設置が行われ、平成切手コアオハナムグリ10円が発行された当時では、2757局に設置されていました。
(局の変遷)
・割愛させていただきます、前回のブログをご参照ください。
(局の変遷)
・割愛させていただきます、前回のブログをご参照ください。
2021年03月18日
広目天像310円の分室局欧文印(大阪中央局空港内分室)
定形書状の簡易書留1枚貼り用として発行されたため、ほとんどがそれだけに使用された切手です。郵便料金値上げ後での310円切手の要望が多く、値上げ2か月後での発行になりました。その後平成元年の消費税導入に伴う料金改正で適合額面がなくなりましたが、平成14年頃までは販売されていました。外信用としては限られていたため消印は注文消しではないかと思われます。大阪中央局空港内分室の欧文印です。
(局の変遷)
・1930(S5)年10月6日〜1952年3月9日=大阪中央郵便局 飛行場分室
・1952年3月10日〜1958年9月30日=大阪中央郵便局 飛行場内分室
・1958年10月1日〜2006年7月31日=大阪中央郵便局 空港内分室
・2006年8月1日〜2014年1月17日=豊中郵便局 伊丹空港内分室
・2014年1月18日〜豊中郵便局 大阪国際空港内分室
(局の変遷)
・1930(S5)年10月6日〜1952年3月9日=大阪中央郵便局 飛行場分室
・1952年3月10日〜1958年9月30日=大阪中央郵便局 飛行場内分室
・1958年10月1日〜2006年7月31日=大阪中央郵便局 空港内分室
・2006年8月1日〜2014年1月17日=豊中郵便局 伊丹空港内分室
・2014年1月18日〜豊中郵便局 大阪国際空港内分室
2021年03月15日
平等院鳳凰堂30円の分室局櫛型印(阿倍野局阿倍野橋分室)
平等院鳳凰堂30円は24円と共に外信用として発行された切手です。外信書状船便用ですが速達料金にも該当していたため販売していた局も多く、従って24円よりも使用済みは多くあります。別納でも使用はほとんどなく、消印は主に櫛型印や欧文印で、ハガキ速達加貼りでの和文機械印も稀に存在しています。消印は阿倍野局阿倍野橋分室の櫛型印ですが、おそらく速達での消印かと思われます。
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
2021年03月11日
平成切手オシドリ50円の分室局欧文印(神戸中央局三宮駅内分室)
平成切手オシドリ50円は郵政民営化に伴いハガキ額面用として発行された切手です。今回の台切手は目打ちが楕円になった場所がありますが、発行2年後からこの目打ちに変更になっています。変更理由はイギリス切手を真似て偽造防止用だったようですが切り離す際に楕円部で破れるトラブルが多発したために、他の切手には導入されることはありませんでした。消印は神戸中央局三宮駅内分室の欧文印で、その後三宮分室へ改称されています。
(局の変遷)
・1945年6月11日〜1967年11月5日=灘郵便局 三宮駅内分室
・1967年11月6日〜2011年7月18日=神戸中央郵便局 三宮駅内分室
・2011年7月19日〜=神戸中央郵便局 三宮分室
(局の変遷)
・1945年6月11日〜1967年11月5日=灘郵便局 三宮駅内分室
・1967年11月6日〜2011年7月18日=神戸中央郵便局 三宮駅内分室
・2011年7月19日〜=神戸中央郵便局 三宮分室
2021年03月08日
新ヤマドリ80円ペアの分室局櫛型印(東京中央局国際観光ビル内分室)
新ヤマドリ80円は主に定形書状簡易書留と第2地帯宛外信書状(アメリカ・カナダ・中米・西インド諸島)に使用された切手です。旧ヤマドリを色検知枠を入れて発行しましたが、発行当時まだ旧ヤマドリが大量に残っていたため初期使用は少ないようです。その後、人物画像鏡が発行されましたが並行して新ヤマドリも販売されていました。消印は東京中央局国際観光ビル内分室の櫛型印で、おそらく注文消しではないかと思われます。
(局の変遷)
・1955年8月11日〜2007年8月31日(2002年4月27日〜 閉鎖中)
(局の変遷)
・1955年8月11日〜2007年8月31日(2002年4月27日〜 閉鎖中)
2021年03月04日
平成切手メジロ50円の分室局丸型印(大阪中央局郵政局内分室)
日本郵政公社は、2003年4月1日から2007年9月30日までの、日本で郵政三事業(郵便・郵便貯金・簡易保険)を行っていた国営の特殊法人です。郵政民営化へ伴い2007年10月に日本郵政株式会社、郵便事業株式会社 、郵便局株式会社 、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険へ分割されました。日本郵政公社発足に伴い郵政局という名称が無くなったため、郵政局内分室は改称されました。今回の消印、大阪中央局郵政局内分室もそのひとつです。消印は最終日印になります。
(局の変遷)
・1927年1月16日〜1949年6月30日=大阪中央郵便局 逓信局内分室
・1949年7月1日〜2003年3月31日=大阪中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 北浜東分室
・2007年7月30日〜=北浜東郵便局
(局の変遷)
・1927年1月16日〜1949年6月30日=大阪中央郵便局 逓信局内分室
・1949年7月1日〜2003年3月31日=大阪中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 北浜東分室
・2007年7月30日〜=北浜東郵便局
ふるさと切手「愛知県」の分室局丸型印(名古屋中央局貯金事務センター内分室)
ふるさと切手は1989年より発行され、ふるさとを題材とする切手シリーズです。当初は地方切手と呼ばれており、その後切手収集家による愛称であった「ふるさと切手」が正式名になりました。2007年までは発売地域を限定されていましたが、2008年以降は全国発売されています。今回の切手も愛知県内のみでの発売で、発行枚数は305万枚と少なめです。消印は名古屋中央局貯金事務センター内分室の丸型印です。
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜2019年12月31日=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜2019年12月31日=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
2021年03月01日
金魚35円の分室局櫛型印(大阪中央局大阪駅内分室)
前々回のブログで大阪中央局の分室を紹介しましたが、その中で廃止された分室のひとつ「大阪中央局大阪駅内分室」の櫛型印です。局の変遷を見ますと閉鎖は1978年ですが、1969年に一時閉鎖されているため1969年以降の消印は無いと思われます。台切手は金魚35円で速達に多く使用されたため櫛型印は多く存在します。
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1978年10月1日(1969年6月9日〜一時閉鎖)
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1978年10月1日(1969年6月9日〜一時閉鎖)