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2020年02月27日
オオイトカケガイ62円シールの分室局和文ローラー印(長野中央局郵政局内分室)
オオイトカケガイ62円シール切手は普通切手では初めてのシール式で、自動販売機用として準備されましたが窓口でも販売されました。中央局や普通局の自動販売機でも販売したため実逓での使用数も少なくはありません。消印は長野中央局郵政局内分室の和文ローラー印で、2003年4月1日の郵政民営化に伴い「郵政事業庁」や「郵政局」が無くなったため、郵政局内分室から栗田分室へ改称されています。
(局の変遷)
・1948年5月1日〜1949年5月31日=長野郵便局 長野逓信局内分室
・1949年6月1日〜1970年6月30日=長野郵便局 郵政局内分室
・1970年7月1日〜2003年3月31日=長野中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007年7月29日=長野中央郵便局 栗田分室
・2007年7月30日〜=長野栗田郵便局
(局の変遷)
・1948年5月1日〜1949年5月31日=長野郵便局 長野逓信局内分室
・1949年6月1日〜1970年6月30日=長野郵便局 郵政局内分室
・1970年7月1日〜2003年3月31日=長野中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007年7月29日=長野中央郵便局 栗田分室
・2007年7月30日〜=長野栗田郵便局
2020年02月24日
平成切手シジュウカラ70円の分室局丸型印(郵便事業大阪支店大阪駅前分室)
今回の分室は郵政民営化や局舎の移動などに翻弄された分室、郵便事業大阪支店大阪駅前分室の丸型印です。この分室、は郵政民営化後の分社化により大阪中央局の集配業務を郵便事業大阪支店に移管し、2008年に同支店の移転に合わせて同じ施設内に大阪駅前分室が設置されました。2012年10月に郵便事業株式会社と郵便局株式会社の統合により日本郵便株式会社が発足すと同時に大阪北郵便局となり、当局に併設の郵便事業大阪支店大阪駅前分室も大阪北郵便局に引き継がれました。2016年7月19日の大阪中央局およびゆうちょ銀行大阪支店の仮店舗への再移転に伴い、2016年7月18日を以て廃室になっています。
(局の変遷)
・2008年5月7日〜2013年5月6日=郵便事業大阪支店大阪駅前分室
・2013年5月7日〜2016年7月18日=大阪北局大阪駅前分室
(局の変遷)
・2008年5月7日〜2013年5月6日=郵便事業大阪支店大阪駅前分室
・2013年5月7日〜2016年7月18日=大阪北局大阪駅前分室
2020年02月20日
平成切手コチドリ110円の分室局和文ローラー印(岐阜北局簡易保険事務センター内分室)
平成切手コチドリ110円は第2地帯(アメリカ等)宛の外信航空書状用の額面として発行されました。当初は100面シートで発行されましたが、郵便局の過剰在庫が会計検査院から指摘されたため、切手やはがきなどの有価証券類は必要な量のみ在庫するように指導されました。とにかく、110円という金額は使い道が無かったようです。シジュウカラ70円、コチドリ110円、ノハナショウブ420円、慶祝用80円のみが10面シートとして平成23年に再度発行されました。消印は岐阜北局簡易保険事務センター内分室の和文ローラー印ですが、この分室は岐阜北局とが岐阜市鷺山に開局されたと同日、岐阜郵便局から集配業務の一部と保険局内分室を移管された分室です。
(局の変遷)
・1951年6月21日〜1973年2月18日=岐阜郵便局 保険局内分室
・1973年2月19日〜1984年6月30日=岐阜北郵便局 保険局内分室
・1984年7月1日〜2013年3月23日=岐阜北郵便局 簡易保険事務センター内分室
(局の変遷)
・1951年6月21日〜1973年2月18日=岐阜郵便局 保険局内分室
・1973年2月19日〜1984年6月30日=岐阜北郵便局 保険局内分室
・1984年7月1日〜2013年3月23日=岐阜北郵便局 簡易保険事務センター内分室
2020年02月17日
平成切手ホトトギス3年の分室局丸型印(大崎局NTT関東病院内分室)
郵政民営化後に発行された国名・額面書体変更の平成切手に関しては明確な発行日がありません。これは古い切手の在庫がなくなり次第発売されたようですが、1円や3円、5円切手など動植物国宝切手が残っていたのかどうかは不確かです。平成ホトトギス3円切手は適応額面はないのですが、第3種郵便などの重量便の増量金額が6円や8円なので必要な額面だったようです。実逓では使用済みは少ない切手です、消印は年号部アンダーバー入り、大崎局NTT関東病院内分室の丸型印です。
(局の変遷)
・1959年10月1日〜1999年11月30日=大崎郵便局 関東逓信病院内分室
・1999年12月1日〜2014年6月28日=大崎郵便局 NTT関東病院内分室
(局の変遷)
・1959年10月1日〜1999年11月30日=大崎郵便局 関東逓信病院内分室
・1999年12月1日〜2014年6月28日=大崎郵便局 NTT関東病院内分室
2020年02月13日
慶弔切手ハート50円の分室局丸型印(淀川局新大阪駅内分室)
慶弔切手ハートの発行に関しては、前の慶弔切手であるシリーズ(宝雲・瑞雲・ユズリハ)の慶祝切手の評判が芳しくなかったからです。デザインや色合いからして決してお祝いのイメージではなく窓口では弔事切手と間違えて販売してしまうなどがありデザイン変更を余儀なくされていました。元来、慶弔切手を知って使う人は少なくほとんどは普通切手を代用していたため、実逓での使用済みは少ないようです。印面が大きく明るい刷色のため消印が映えます。消印は元旦印で淀川局新大阪駅内分室印、廃止局です。
(局の変遷)
・1965年2月1日〜1974年2月28日=東淀川郵便局 新大阪駅内分室
・1974年3月1日〜2014年2月15日=淀川郵便局 新大阪駅内分室
(局の変遷)
・1965年2月1日〜1974年2月28日=東淀川郵便局 新大阪駅内分室
・1974年3月1日〜2014年2月15日=淀川郵便局 新大阪駅内分室
2020年02月10日
平成切手モズ120円ペアの2行局名分室欧文ローラー印(札幌中央局簡易保険事務センター内分室)
局名の長い郵便局では従来は局名の一部を省略して表示していましたが、昭和63年頃から正規の局名を表示することになり入りきれない場合で2行になる欧文ローラー印が北海道の局で配備されました。直線式と斜線式ですが局により配備は異なります、直線式は北海道で11局、新宿北局落合長崎分室、筑波農林研究団地内局、吉田東栄町局(新潟県、現:神田町局)です。消印は札幌中央局簡易保険事務センター内分室ですが、その多くは注文消しです。
(局の変遷)
・1961年8月21日〜1984年6月30日=札幌中央郵便局 保険局内分室
・1984年7月1日〜1999年5月5日=札幌中央郵便局 簡易保険事務センター内分室
・1999年5月6日〜2014年9月13日=札幌簡易保険事務センター内郵便局
(局の変遷)
・1961年8月21日〜1984年6月30日=札幌中央郵便局 保険局内分室
・1984年7月1日〜1999年5月5日=札幌中央郵便局 簡易保険事務センター内分室
・1999年5月6日〜2014年9月13日=札幌簡易保険事務センター内郵便局
2020年02月06日
尾長鶏5円のD欄「分室名」入り分室局櫛型印(名古屋中央局柳橋分室)
このブログでは様々な分室印をご紹介していますが、今まで消印に「分室」と記載された消印を3回程ご紹介しています。
(ご紹介した消印)
・門司港局西海岸分室印⇒2017年12月29日のブログ
・熊本局貯金局内分室印⇒2017年12月26日のブログ
・名古屋中央局駅内分室⇒2018年6月3日のブログ
郵便の消印には局名以外は記載してはいけないという規定があり、分室は郵便局の種類に当たりため本来は記載しないのですが、昭和20年代や30年代にかけては地方郵政管内単位や局単位で印顆類を発注したために起きたエラーだと思われます。
今回ご紹介するのは名古屋中央局柳橋分室印で、D欄分室名入りという点では名古屋中央局駅内分室と同じで共に昭和29年印であることから、同じ業者による印顆だと推測できます。
(ご紹介した消印)
・門司港局西海岸分室印⇒2017年12月29日のブログ
・熊本局貯金局内分室印⇒2017年12月26日のブログ
・名古屋中央局駅内分室⇒2018年6月3日のブログ
郵便の消印には局名以外は記載してはいけないという規定があり、分室は郵便局の種類に当たりため本来は記載しないのですが、昭和20年代や30年代にかけては地方郵政管内単位や局単位で印顆類を発注したために起きたエラーだと思われます。
今回ご紹介するのは名古屋中央局柳橋分室印で、D欄分室名入りという点では名古屋中央局駅内分室と同じで共に昭和29年印であることから、同じ業者による印顆だと推測できます。
2020年02月03日
カモシカ8円田型の分室局和文ローラー印(阿倍野局阿倍野橋分室)
カモシカ8円は発行当時は第5種便用として発行されました。5種便とは「印刷物・業務用書類」で、昭和41年76月に廃止されました。その後、昭和51年からは第4種の通信教育用として長い期間使用されていました。消印は阿倍野局阿倍野橋分室の和文ローラー印ですが別納です。この局の別納は非常に多く見かけますが、阿倍野というエリアが古くからの文教エリアだということも理由なのでしょうか。
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室