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2019年10月31日
新アジサイ25円ペアの分室局和文ローラー印(新潟中央局新潟貯金事務センター内分室)
新アジサイ25円は旧アジサイから改色して、昭和47年の郵便料金改定の際に定形重量便用として発行されたものです。当時は普通便が緑・青系統、速達は赤系統の色という事もあり、あえて改色したものと推測されます。昭和51年の料金値上げの際には第3種郵便として使用されました。この切手には注文消しを除いて鉄道郵便印の実逓が少ないのです。消印は新潟中央局新潟貯金事務センター内分室の和文ローラー印、刷色が薄いので消印が映えます。この分室は2007年の郵政民営化に伴い、「支店となる局は分室を持てない」ことから新潟駅前郵便局 八千代分室へ変わっています。
(局の変遷)
・1949年4月1日〜1949年5月31日=新潟郵便局 新潟貯金支局内分室
・1949年6月1日〜1967年11月5日=新潟郵便局 貯金局内分室
・1967年11月6日〜1984年6月30日=新潟中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2007年7月29日=新潟中央郵便局 新潟貯金事務センター内分室
・2007年7月30日〜2013年10月21日=新潟駅前郵便局 八千代分室
(局の変遷)
・1949年4月1日〜1949年5月31日=新潟郵便局 新潟貯金支局内分室
・1949年6月1日〜1967年11月5日=新潟郵便局 貯金局内分室
・1967年11月6日〜1984年6月30日=新潟中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2007年7月29日=新潟中央郵便局 新潟貯金事務センター内分室
・2007年7月30日〜2013年10月21日=新潟駅前郵便局 八千代分室
2019年10月28日
旧アキタ犬2円田型の分室局和文ローラー印(新宿局落合長崎分室)
旧アキタ犬2円は動植物国宝図案切手でもおそらく一番長く使用された切手ではないでしょうか。昭和30年の発行から平成元年の新アキタ犬までの約35年近く使用されました。途中、万国郵便連合加盟でのNIPPON表示や色検知枠導入も関係はなく、平成元年の消費税導入に伴う書状料金62円の加貼り用として改訂されました。当初に発行目的は第3種・第4種用でその後は端数額面切手として使用されました。1円や3円に注文消しが多いのはこの2円の刷色が暗く消印が見えにくいと言う欠点があるからです。消印は新宿局落合長崎分室の和文ローラー印、別納印です。
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1976年6月20日=新宿郵便局 落合長崎分室(廃止)
・1976年6月21日〜1995年7月30日=新宿北郵便局 落合長崎分室
・1995年7月31日〜=落合郵便局
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1976年6月20日=新宿郵便局 落合長崎分室(廃止)
・1976年6月21日〜1995年7月30日=新宿北郵便局 落合長崎分室
・1995年7月31日〜=落合郵便局
2019年10月24日
平成切手ベニシジミ30円の分室局欧文印(神戸中央局国際ビル内分室)
平成切手ベニシジミ30円とニホンミツバチ20円は平成6年の同じ日に発行された切手で、主に混貼り用の料金合わせに発行された切手です。平成切手は9円から30円までがに日本の自然の「昆虫」をテーマにした図案に統一されています。単独で使用される郵便はなく混貼りに多く使用されています。消印は神戸中央局国際ビル内分室の欧文印で廃止前々日の消印です。
(局の変遷)
・1956年11月1日〜1999年5月16日=神戸中央郵便局 国際ビル内分室
・1999年5月17日〜=神戸国際会館内郵便局
(局の変遷)
・1956年11月1日〜1999年5月16日=神戸中央郵便局 国際ビル内分室
・1999年5月17日〜=神戸国際会館内郵便局
2019年10月21日
ツバキ30円の分室局丸型印(左京局保険事務センター内分室)
昭和56年1月の郵便料金改訂を前に、前年の昭和55年に発行された切手から図案の統一が行われました。当初は低額面切手は植物をモチーフとして発行されました、そのひとつがツバキ30円です。発行目的は混貼り用の切手ではありますが、昭和56年1月20日から3月末までハガキ料金が暫定的に30円に設定されたため、短期間ではありますが私製ハガキに使用されています。ペアで書状用にも使用されています。消印は左京局保険事務センター内分室の丸型印です。
(局の変遷)
・1942年9月1日〜1949年7月25日=左京郵便局 保険支局内分室
・1949年7月26日〜1984年6月30日=左京郵便局 保険局内分室
・1984年7月1日〜2007年7月29日=左京郵便局 保険事務センター内分室
・2007年7月30日〜2013年3月16日=西陣郵便局 松ヶ崎分室
(局の変遷)
・1942年9月1日〜1949年7月25日=左京郵便局 保険支局内分室
・1949年7月26日〜1984年6月30日=左京郵便局 保険局内分室
・1984年7月1日〜2007年7月29日=左京郵便局 保険事務センター内分室
・2007年7月30日〜2013年3月16日=西陣郵便局 松ヶ崎分室
2019年10月17日
旧キク15円の分室局和文ローラー印(大阪中央局大阪駅内分室)
旧キク15円は定形書状用の額面として発行されましたが、翌年に色検知式郵便物自動取り揃え機導入に向けた新キク15円が発行されたため、試用期間は1年と短い切手です。定形書状のため使用済みは多いが櫛型印や唐草和文機械印で、和欧文機械印は少ないようです。消印は発行年の大阪っ中央局大阪駅内分室の和文ローラー印です。
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1978年10月1日(1969年6月9〜閉鎖)
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1978年10月1日(1969年6月9〜閉鎖)
2019年10月14日
日光陽明門45円のD欄分室名入り櫛型印(大阪中央局毎日ビル内分室)
陽明門45円は発行直後から、定形書状書留用として盛んに使用されました。1966年からは定形外150gまでや第2地帯(北米)宛の外信航空ハガキに使用されました。従って櫛型印は戦後型表紙のみで24時間は稀少です。印面が暗いため消印が判読しにくいという欠点があります。使用済みは比較的多くあります。消印は昭和32年、D欄分室名入りの大阪中央局毎日ビル内分室の櫛型印です。
(局の変遷)
・1956(S31)年8月1日〜1999年3月31日=大阪中央郵便局 毎日ビル内分室
・1999年4月1日〜=堂島アバンザ郵便局
(局の変遷)
・1956(S31)年8月1日〜1999年3月31日=大阪中央郵便局 毎日ビル内分室
・1999年4月1日〜=堂島アバンザ郵便局
2019年10月10日
弥勒菩薩像50円緑の分室局和文ローラー印(東京中央局日比谷パークビル内分室)
弥勒菩薩像50円緑は1976年1月の郵便料金改正に伴い、書状額面が20円より50円へ値上げされたため、それまで使用されてきた弥勒菩薩赤を改色して発行された切手です。昭和56年1月の料金値上げまで5年間、定形書状用に使用されたため使用済みは非常に多く存在しますが、弥勒赤が残っていたため初期使用は少ないようです。消印は東京中央局日比谷パークビル内分室の和文ローラー印です。
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
2019年10月07日
大仏航空80円の分室局櫛型印(神戸中央局国際ビル内分室)
今回の消印は前回と同じ神戸中央局国際ビル内分室の櫛型印です。台切手は大仏航空80円で、第5地帯(アフリカの大部分)宛の航空印刷物用としての発行ですが、使用例としては極めて少ない料金です。発行当時は立山航空80円がまだ流通しておりこの切手の発行目的としては疑問が残ります。外信では1961年から1966年までアメリカを含む第2地帯宛航空書状用に、国内では同時期に書留速達書状用に使用され消化されました。消印は昭和40年のためおそらく書留速達用に使用されたのではないでしょうか。
2019年10月03日
バサラ大将500円の分室局櫛型印(神戸中央局国際ビル内分室)
バサラ大将500円は1974年の発行から、平成バサラ500円の発行2010年まで30年近く使用されてきた高額切手です。発行目的は特殊料金や小包などの高額用でキリの良い額面で、1976年1月の郵便料金値上げ以降、定形の書留や書留速達などに多く使用されました。従って高額切手の中では櫛型印は多く見かけます。消印は昭和62年の神戸中央局国際ビル内分室の櫛型印、おそらく書留使用ではないかと思われます。
(局の変遷)
・1956年11月1日〜1999年5月16日=神戸中央郵便局 国際ビル内分室
・1999年5月17日〜=神戸国際会館内郵便局
(局の変遷)
・1956年11月1日〜1999年5月16日=神戸中央郵便局 国際ビル内分室
・1999年5月17日〜=神戸国際会館内郵便局