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2019年07月31日
2次新昭和「能面50円」ペアのD欄分室名入り右書き櫛型印（大阪中央局高等裁判所内分室）
今回の切手は私のまったくの収集分野外のもので、単に分室局なので入手したというものです。第2次新昭和能面50円ペアで、消印からしますとおそらく別納印です。A欄局名とC欄県名は右書きですが、昭和24年10月1日より下記の通り郵政省より通達が出ています。
通信日付印に表示する文字は、縦書きする標語の外はすべて左横書きとすること。
また、鉄道郵便局で使用するもの、消印困難な郵便物に使用するもの、欧文印及び年賀特別郵便に使用するものを除いては、左より使用自国を表示することとし、その表示箇所は従来の都道府県名表示欄とすること。
上記の通達前（昭和24年8月27日）消印なので、A欄局名は右書き、C欄都道府県名も右書き、D欄分室名も右書きです。大阪中央局高等裁判所内分室印です。
（局の変遷）
・1929年4月21日〜1947年5月31日＝大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日＝大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜＝北浜郵便局 高等裁判所内分室
通信日付印に表示する文字は、縦書きする標語の外はすべて左横書きとすること。
また、鉄道郵便局で使用するもの、消印困難な郵便物に使用するもの、欧文印及び年賀特別郵便に使用するものを除いては、左より使用自国を表示することとし、その表示箇所は従来の都道府県名表示欄とすること。
上記の通達前（昭和24年8月27日）消印なので、A欄局名は右書き、C欄都道府県名も右書き、D欄分室名も右書きです。大阪中央局高等裁判所内分室印です。
（局の変遷）
・1929年4月21日〜1947年5月31日＝大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日＝大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜＝北浜郵便局 高等裁判所内分室
2019年07月28日
立山航空（円位）125円の分室局櫛型印（阿倍野局阿倍野橋分室）
今回の消印は航空切手です。私は以前、航空切手を収集しておりましたがほとんど処分してしまい、カタカナローラー印や局名縦書きローラー印などを残すだけとなりました。入手するには高額だと言うことと収集家が決して多くはなくオークションでもあまり出品されず、収集しにくいと感じたからです。今では興味のある消印だけ集めていますが、今回の立山航空（円位）125円は阿倍野局阿倍野橋分室の櫛型印、満月印で比較的ルックスも良いと思います。本来は第4地帯（ヨーロッパなど）への航空書状用に発行された切手ですが、このような端数の切手の使用済みは少ないようです。125円は当時としては高額で特殊料金としては難しく、欧文印がないために櫛型印を押印したのかもしれません。
（局の変遷）
・1948年9月6日〜2007年7月29日＝阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日＝浪速郵便局 阿倍野橋分室
（局の変遷）
・1948年9月6日〜2007年7月29日＝阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日＝浪速郵便局 阿倍野橋分室
2019年07月24日
尾長鶏5円のD欄分室名入り櫛型印（広島駅前局幟町分室）
今回ご紹介する分室局はあまり知られていない古い局です。広島中央局が広島駅前局の時代に存在した分室、広島駅前局幟町（のぼりちょう）分室のD欄分室名入り櫛型印です。知らなければ見過ごしてしまうかもしれませんが、恥ずかしながら私も数年前に知った分室です。戦前や昭和30年代まではかなり多くの分室が存在しましたが、その分室は特定局などへ切り替わり徐々に減っていきました。かなり頻繁に局名変更のある分室です。
（局の変遷）
・1946年11月11日〜1954年11月15日＝広島幟町郵便局
・1954年11月16日〜1958年10月31日＝広島駅前郵便局 幟町分室
・1958年11月1日〜1964年4月19日＝広島郵便局 幟町分室
・1964年4月20日〜1965年7月31日＝広島中央郵便局 幟町分室
・1965年8月1日〜1969年3月31日＝広島中央郵便局 胡町（えびすちょう）分室
・1969年4月1日〜＝広島胡町郵便局
（局の変遷）
・1946年11月11日〜1954年11月15日＝広島幟町郵便局
・1954年11月16日〜1958年10月31日＝広島駅前郵便局 幟町分室
・1958年11月1日〜1964年4月19日＝広島郵便局 幟町分室
・1964年4月20日〜1965年7月31日＝広島中央郵便局 幟町分室
・1965年8月1日〜1969年3月31日＝広島中央郵便局 胡町（えびすちょう）分室
・1969年4月1日〜＝広島胡町郵便局
2019年07月21日
カモシカ8円の分室局和文ローラー印（名古屋中央局貯金局内分室）
カモシカ8円は昭和27年の発行から約30年間という長期に渡り発行使用された切手です。発行当初は第5種郵便（印刷物や業務用書類）に、昭和50年代になると第4種通信教育用に使われました。そこが長く使用された理由ですが、長期間使用されたため消印のバラエティは豊富にありますが、印刷が早く打ち切られたためにカラーマークがありません。今回の消印は昭和52年の名古屋中央局貯金局内分室の和文ローラー印、直彫のため年号がかなり大きいのですが今の更埴式とは違って味わいがあります。
（局の変遷）
・1950年12月1日〜1984年6月30日＝名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日＝名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜＝名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
（局の変遷）
・1950年12月1日〜1984年6月30日＝名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日＝名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜＝名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
2019年07月17日
自然保護「イリオモテヤマネコ」の分室局和文ローラー印
長々と「郵便番号宣伝切手」の消印をご紹介してきましたが、今回からは新しく入手しました分室局印をご紹介しようと思います。以前にも複数回にかけて様々な切手への分室印をご紹介しました。現在では分室局もかなり少なくなりましたが、現状では10局ほどではないでしょうか。今回の消印は記念切手、自然保護シリーズ「イリオモテヤマネコ」ペアへの豊島局巣鴨分室の和文ローラー印です。この2枚だけを見る限りでは別納だとは判断はできません。郵便料金値上げ後の消印です。
（局の変遷）
・1960年8月1日〜1983年4月17日＝豊島郵便局 巣鴨分室
・1983年4月18日〜＝巣鴨郵便局
（局の変遷）
・1960年8月1日〜1983年4月17日＝豊島郵便局 巣鴨分室
・1983年4月18日〜＝巣鴨郵便局
2019年07月14日
郵便番号宣伝2次15円の浦和局日立式和文機械印
4月24日のブログで東淀川局の日立式和文機械印をご紹介しましたが、今回は浦和局のもので通称「浦和日立」と呼ばれるものです（大宮局は大宮日立です）。大宮日立が一番収集が難しいのですが、それについで少ないと思われます。画像の解像度が低く見にくい点をお許しください。埼玉県内で発行された発光切手と同じ時期に使用されたために、発光切手にも「発光大宮」や「発光浦和」が存在しますが、これはかなり難易度の高いもので「大宮日立」に関しては何枚現存しているのかわかりません。発光浦和については後日ご紹介したいと思います。消印は昭和44年の消印、1のゼリフ、波部の湾曲の特徴がよくわかります。
2019年07月10日
郵便番号宣伝6次20円の鉄道郵便櫛型印
昭和30年代から40年代にかけての消印収集で、納得のいく満月印の実逓印を集めるのは難しいと感じています。現在の丸型印でも局によっては美しくない消印の押印の仕方（郵便局の方は決してそのような意図はないとは思いますが）が多く、また消印も単一で変化がなく決して面白くはありません。ですから、どうしても動植物国宝図案が人気があるのも理解できます。今回の消印は納得な行く100点満点で90点くらいの鉄道郵便印です。昭和48年東京青森間の満月印になります。
2019年07月07日
郵便番号宣伝5次20円の昭和47年前後型和文機械印
郵便番号宣伝切手は昭和48年まで発行されたため、戦後型時間表示の消印が存在します。戦後型時間表示消印は昭和48年頃まで、50年以降ではかなり稀少な消印になります。平成になっても一部の局で櫛型印が残っており、今でも注文消しとしてヤフオクなどでも出品されています。今回の消印は昭和47年の大阪中央局、何故この大きな局で使用されていたのかは今のところ不明ですが、この時代の切手では比較的多く見かけます。
2019年07月03日
郵便番号宣伝1次15円コイルの定形封書エンタイヤ
郵便番号宣伝1次15円のコイル切手の発行枚数は、それぞれ200万枚です。当時の切手では発光7円の旧金魚が579万枚ですから、このコイル切手がいかに少ないのかがわかります。また切手自動販売機や売り捌き局の少なさから見ても使用済みを収集するのは難しいと感じます。その割りに人気がないのですが。今回はそのエンタイヤです、懸賞応募の実逓便ですが残念ながら局名が判読しにくいです。
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2020年9月18日