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2019年02月27日
鵜飼100円のD欄分室名入り櫛型印(神戸中央三宮分室)
鵜飼100円は書留や小包などの高額郵便物に主に混貼りで使用されましたが、国内よりも外信での使用済みの方が実逓では多いのではないでしょうか。使用済みで多いのは別納です、やつ橋蒔絵500円と共に高額切手は別納で多く使用されています。今回の分室は現在ある神戸中央三宮分室とは異なる同じ名称の分室です。
(局の変遷)
・1949年3月15日〜1958年9月15日
(局の変遷)
・1949年3月15日〜1958年9月15日
2019年02月24日
旧ホトトギス3円の分室局櫛型印(東京中央局日活ビル内分室)
旧ホトトギス3円は第3種用の切手ですが、ハガキ加貼り用(4円から7円へ値上げの最)にも使用されました。この切手は使用済みの少ない切手で当時の注文消しもなく、満足な消印がなくあっても和文ローラー印ばかりです。別納での使用済みもほとんど見かけません、新ホトトギスと比較しても使用済みの少なさは歴然としています。今回の消印は昭和41年、東京中央局日活ビル内の分室局櫛型印ですが印面が暗く消印は映えません。
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
2019年02月20日
摩耶夫人410円の分室局櫛型印(淀川局新大阪駅内分室)
摩耶夫人410円は書留書状用の切手ですが、発行から2年も経過しないうちに色絵藤花文茶壷へ切り替わってしまったため、使用済みの少ない切手で高額面のため注文消しもなく満月印になるとかなり難しくなります。和文ローラー印も少なく欧文印や機械印などは全くと言っていいほど見かけません。消印は分室局の櫛型印、淀川郵便局新大阪駅内分室印です。
(局の変遷)
・1965年2月1日〜1974年2月28日=東淀川郵便局 新大阪駅内分室
・1974年3月1日〜2014年2月15日=淀川郵便局 新大阪駅内分室
(局の変遷)
・1965年2月1日〜1974年2月28日=東淀川郵便局 新大阪駅内分室
・1974年3月1日〜2014年2月15日=淀川郵便局 新大阪駅内分室
2019年02月17日
迦陵頻伽120円赤の分室局櫛型印(豊島郵便局巣鴨分室)
迦陵頻伽120円赤は、1966年1月1日からの万国郵便連合の新規則により「NIPPON」表記が必要となったため、紫を改色して発行されました。しかし、紫同様に120円という適合額面料金が少なく、当初は使用目的のない切手でした。昭和46年7月の郵便料金改訂で定形書留便に該当するようになりましたが、翌年4月に灰色に改色されたため使用済みはかなり少ない切手です。消印は昭和47年10月、豊島局巣鴨分室の櫛型印です。
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1983年4月17日=豊島郵便局 巣鴨分室
・1983年4月18日〜=巣鴨郵便局
(局の変遷)
・1960年8月1日〜1983年4月17日=豊島郵便局 巣鴨分室
・1983年4月18日〜=巣鴨郵便局
2019年02月13日
ソメイヨシノ50円ペアの分室局櫛型印(大阪中央局
前回に引き続いて、ソメイヨシノ50円の分室局印になります。ペアでの分室局櫛型印ということは、100円以上の特殊郵便取り扱い用として使用されたものと推測されます。ソメイヨシノ50円は平成切手メジロ50円まで使用されたと思われます。
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
2019年02月10日
ソメイヨシノ50円ペアの分室局和文ローラー印(大阪中央局中央市場内分室)
昭和56年1月の郵便料金改訂を前提として、前年より発行された切手から図案の統一が図られました。当初は低額が植物、中額面は工芸品、高額は仏像の意匠を用いるとし、最初に発行されたのが、30円ツバキ・40円アブラナとモンシロチョウ・50円ソメイヨシノです。当初は定形用としてその後は複数貼りとして使用されました。また注文消しの台切手としても多用されています。消印は別納で、大阪中央局中央市場内分室の和文ローラー印です。
(局の変遷)
・1932年8月1日〜1992年11月8日=大阪中央郵便局 中央市場内分室
・1992年11月9日〜=大阪中央市場内郵便局
(局の変遷)
・1932年8月1日〜1992年11月8日=大阪中央郵便局 中央市場内分室
・1992年11月9日〜=大阪中央市場内郵便局
2019年02月06日
新キク15円田型の分室局和文ローラー印(東京中央局国際観光ビル内分室)
今回の消印も分室局の別納印です。オフィス街にあったり郵便物の多い施設内にあった分室では、このような別納での消印、特に和文ローラー印を多く見かけます。新キク15円は旧キクを改色して発行された定形書状用の切手ですので、使用済みは豊富です。しかし刷色が濃く消印が映えないため注文消しは驚くほどに少ない切手です。今回の消印もあまりハッキリしていません、東京中央局国際観光ビル内分室印になります。
(局の変遷)
・1955年8月11日〜 2007年8月31日<2002年4月27日〜閉鎖中>
(局の変遷)
・1955年8月11日〜 2007年8月31日<2002年4月27日〜閉鎖中>
2019年02月03日
ニホンジカ10円田型の分室局和文ローラー印(名古屋中央局貯金局内分室)
ニホンジカ10円は郵便料金改正に伴い、ハガキ料金が7円より10円に値上げになったために昭和47年2月に発行されました。ハガキへの単貼りやペアでの定形貼りなど、10円という端数金額であったために様々な郵便物に使用され消印も豊富です。また、刷色が明るく低額面のため注文消しの台切手としても多用されました。今回の消印は別納シートからの田型、名古屋中央局貯金局内分室の和文ローラー印です。ハガキ差出の際の別納でしょうか。
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室