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2017年09月30日
新前島密1円の分室局直線式和文ローラー印
今回の消印は全国に複数存在しておりました郵政局内の分室印になります。現在では分室局としてはほとんど存在しておりません。新前島密1円切手は注文消しに多く使用されており(2円新アキタ犬では印面が暗く消印は見えにくいため)、今回の札幌中央局郵政局内分室もその消印になります。平成2年10月に直線式から斜線式へ全国1291の普通局で変更されましたが、簡易局や分室局ではその後数年は直線式を使用していました。尚、この局は随分と名称が変更されています。
(局の変遷)
・1939年6月24日〜1949年9月30日=札幌郵便局 逓信局内分室
・1949年10月1日〜1959年6月14日=札幌郵便局 郵政局内分室
・1959年6月15日〜1991年4月29日=札幌中央郵便局 郵政局
・2003年4月1日〜2007年9月30日北海道庁赤れんが前郵便局
・2007年10月1日〜=北海道庁赤れんが前郵便局《札幌支店》
(局の変遷)
・1939年6月24日〜1949年9月30日=札幌郵便局 逓信局内分室
・1949年10月1日〜1959年6月14日=札幌郵便局 郵政局内分室
・1959年6月15日〜1991年4月29日=札幌中央郵便局 郵政局
・2003年4月1日〜2007年9月30日北海道庁赤れんが前郵便局
・2007年10月1日〜=北海道庁赤れんが前郵便局《札幌支店》
2017年09月27日
旧オオムラサキ75円の銘版付分室局和文ローラー印
今回の切手は使用済みの非常に少ない切手です。1956年の発行から新オオムラサキまで約10年間使用されました。主にアメリカなどの第2地帯宛の外信書状用として使用されたために三日月欧文印は多く存在していますが、真ん中の蝶が黒いためにこの部分の消印は判読しにくいという欠点があります。1966年からの書留書状便料金に該当するために、昭和41年以降の後期使用印は比較的多く存在しています。消印は銘版付の分室和文ローラー印、札幌中央局丸井内分室印です。
(局の変遷)
・1950年6月1日〜1959年6月14日=札幌郵便局 丸井内分室
・1959年6月15日〜1990年5月9日=札幌中央郵便局 丸井内分室
・1990年5月10日〜=札幌丸井内郵便局
(局の変遷)
・1950年6月1日〜1959年6月14日=札幌郵便局 丸井内分室
・1959年6月15日〜1990年5月9日=札幌中央郵便局 丸井内分室
・1990年5月10日〜=札幌丸井内郵便局
2017年09月24日
オシドリ5円ペアのD欄分室名入り櫛型印
オシドリ5円は、1955年の発行から1972年のコブハクチョウ5円の発行まで、約13年間使用されたため使用済みのバラエティが非常に多い切手です。この切手の消印で稀少なのは、県名カタカナローラー印、欧文櫛型印、欧文機械印、そして発行年の昭和30年の消印になります。尾長鶏5円の在庫が多くあった為切り替えに時間がかかった影響です。今回の消印はD欄分室名入りの櫛型印、磯子局金沢分室印です。この分室もあまり見かけません。
(局の変遷)
・1946年6月1日〜1968年11月25日
(局の変遷)
・1946年6月1日〜1968年11月25日
2017年09月21日
弥勒菩薩像50円緑の分室局和文ローラー印
今回の分室局は知識がないと分室とは区別がつかない局です。いわゆる県庁内郵便局は分室ではない局の方が多いのです。弥勒菩薩像50円緑は1976年1月に郵便料金改訂で書状額面用として赤弥勒を刷色して発行されました。キリのより額面のため定形書状以外にも多く使用されています。消印は前橋局県庁内分室、1979年(昭和54年)の和文ローラー印です。県庁内局の分室は、岡山県庁、鹿児島県庁、広島県庁、山口県庁に分室が存在しました。
(局の変遷)
・1949年5月1日〜1987年6月30日=前橋郵便局 県庁内分室
・1987年7月1日〜1994年10月16日=前橋中央郵便局 県庁内分室
・1994年10月17日〜=群馬県庁内郵便局
(局の変遷)
・1949年5月1日〜1987年6月30日=前橋郵便局 県庁内分室
・1987年7月1日〜1994年10月16日=前橋中央郵便局 県庁内分室
・1994年10月17日〜=群馬県庁内郵便局
2017年09月18日
新はにわの馬65円の分室局櫛型印
旧はにわの馬65円の発行から、1年後の1967年7月20日に改色して発行されました。色検知式の自動取り揃え押印機用に切手印面に色検知枠を入れる必要が生じたためです。しかし事前にわからなかったのかと疑いますが...発行目的は書状速達料金用で値上げまでの4年間の使用済みが多くあります。消印は札幌中央局丸井内分室印、昭和43年の櫛型印です。
(局の変遷)
・1950年6月1日〜1959年6月14日=札幌郵便局 丸井内分室(さっぽろ まるいない)
・1959年6月15日〜1990年5月9日=札幌中央郵便局 丸井内分室
・1990年5月10日〜=札幌丸井内郵便局
(局の変遷)
・1950年6月1日〜1959年6月14日=札幌郵便局 丸井内分室(さっぽろ まるいない)
・1959年6月15日〜1990年5月9日=札幌中央郵便局 丸井内分室
・1990年5月10日〜=札幌丸井内郵便局
2017年09月15日
日光東照宮陽明門45円の分室局櫛型印
陽明門45円は、1952年(昭和27年)10月15日に書状書留料金用として発行されました。1967年にミズバショウ45円まで約15年間使用されました。書留用であるために10年間位の櫛型印は多く存在しています。刷色が暗いので消印が見えにくいのですが、今回の消印は判読できます。阿倍野局阿部野橋分室、昭和30年の櫛型印です。
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室<41037A>(局番変更)
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室<41037A>(局番変更)
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
2017年09月12日
マツ20円田型の分室局和文ローラー印
マツ20円は1972年1月21日に発行、同年2月1日から料金改正される書状用として発行され、テッポウユリ20円の発行まで約10年間使用されました。この切手は消印は見えにくいという欠点のある切手でもあります。今回の消印は田型の和文ローラー印でその消印から100枚シートの別納であると判断が出来ます。名古屋中央局貯金局内分室の和文ローラー印です。
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
2017年09月09日
はにわの兵士200円赤の分室局櫛型印
はにわの兵士200円赤は、1976年1月の料金改正に伴う書状速達用としてそれまでの茶色を速達用の赤に改色して発行されました。また、簡易書留料金加貼り用としても使用されたため櫛型印は非常に多く存在しています。発行後も20年近く使用された切手です。今回の消印は、大阪中央局中央市場内分室の櫛型印です。
(局の変遷)
・1932年8月1日〜1992年11月8日=大阪中央郵便局 中央市場内分室
・1992年11月9日〜=大阪中央市場内郵便局
(局の変遷)
・1932年8月1日〜1992年11月8日=大阪中央郵便局 中央市場内分室
・1992年11月9日〜=大阪中央市場内郵便局
2017年09月06日
音声菩薩200円赤茶の分室局櫛型印
音声菩薩200円赤茶(通称:小音声)の発行は1972年(昭和47年)6月10日、当時の対応する額面料金はなく端数あわせで混貼りで使用されています。しかし、1974年11月にはにわの兵士茶が発行されたために実質の使用期間は2年のみ、従って消印収集の困難な切手になります。そして、更に凹版印刷のために消印が乗りにくく、さらに別納や注文消しもなく判読できるような消印が非常に少ないのです。この切手の判読可能な消印は稀少です、今回の消印は分室局櫛型印、大阪中央局郵政局内分室印ですがこれくらいの判読でも稀少です。
(局の変遷)
・1927年1月16日〜1949年6月30日=大阪中央郵便局 逓信局内分室
・1949年7月1日〜2003年3月31日=大阪中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007-07-29=大阪中央郵便局 北浜東分室
・2007年7月30日〜=北浜東郵便局
(局の変遷)
・1927年1月16日〜1949年6月30日=大阪中央郵便局 逓信局内分室
・1949年7月1日〜2003年3月31日=大阪中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007-07-29=大阪中央郵便局 北浜東分室
・2007年7月30日〜=北浜東郵便局
2017年09月03日
日光陽明門40円赤のD欄分室名入り櫛型印続き
前回に引き続いての日光陽明門40円赤のD欄分室名入り櫛型印です。今回の消印は名古屋中央局駅内分室、この分室は長く存在していたために消印は多く見かけます。名古屋中央局には多数の分室が存在しております。
(局の変遷)
・1937年2月1日〜1990年4月14日=名古屋中央郵便局 名古屋駅内分室
・1990年4月16日〜2000年3月5日=名古屋駅デイリー1郵便局
・2000年3月6日〜2015年12月13日=タワーズ内郵便局
・2015年12月14日〜=名古屋柳橋郵便局
(局の変遷)
・1937年2月1日〜1990年4月14日=名古屋中央郵便局 名古屋駅内分室
・1990年4月16日〜2000年3月5日=名古屋駅デイリー1郵便局
・2000年3月6日〜2015年12月13日=タワーズ内郵便局
・2015年12月14日〜=名古屋柳橋郵便局