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2017年06月30日
大仏航空115円の外国着印
今回の消印は外国着印になりますが、残念ながら国名が判読できません。外国着印は偶然の産物ですので仕方がないのですが。大仏航空115円はヨーロッパを含む第4地帯宛の航空書状額面ですので、ヨーロッパのどこかの国印なのでしょうか。そういえば、国内の欧文印の印影がありません。
(外国着印とは)
日本から外国への郵便物(特に航空便扱いの封書)を送る場合に、国によっては国際空港周辺の郵便局にて到着印が押印される場合があります。日本でも1968年3月までTOKYO AP局、OSAKA局では欧文機械印でHAKATA局などは三日月欧文印で航空便封書の裏面に到着印が押印されていたと今までの趣味誌に記載されていました。しかし、時折封書裏面ではなく表面の切手に押印されている場合があります。この到着印が切手にかかると日本の欧文印と外国着印が同時に押印されるという結果になります。
(外国着印とは)
日本から外国への郵便物(特に航空便扱いの封書)を送る場合に、国によっては国際空港周辺の郵便局にて到着印が押印される場合があります。日本でも1968年3月までTOKYO AP局、OSAKA局では欧文機械印でHAKATA局などは三日月欧文印で航空便封書の裏面に到着印が押印されていたと今までの趣味誌に記載されていました。しかし、時折封書裏面ではなく表面の切手に押印されている場合があります。この到着印が切手にかかると日本の欧文印と外国着印が同時に押印されるという結果になります。
2017年06月28日
五重塔航空30円のD欄県名入り櫛型印
五重塔航空切手(円位)は1952年〜53年にかけて4種が発行されました。発行目的は国内航空用ですが、1953年7月28日に国内航空便は速達制度と統合されたために目的がなくなり、主に動植物国宝切手同様に使用されています。今回の消印は、昭和34年(1959年)神戸東出局のD欄県名入り櫛型印です。当時の速達料金は25円ですが特殊料金用に使用されたものと推測されます。
2017年06月26日
立山航空125円の帝国ホテル局三日月欧文印
帝国ホテルの欧文印は比較的多く見かけます、外国人の宿泊客が多いという理由があります。今回の消印もその帝国ホテルで、TOKYO IMPERIAL HOTELという欧文印です。立山航空125円切手は第4地帯(ヨーロッパなど宛)の航空書状額面で、80円切手についで使用済みが多い切手です。1953年6月17日付ですが翌月7月1日からは料金が値下げになっています。
2017年06月24日
立山航空160円の1953年TOKYO局三日月欧文印
立山航空160円の消印収集の難しさは先日のブログでも紹介しましたが、今回の消印は1953年1月の三日月欧文印です。160円の発行目的はアフリカなどの第5地帯宛の航空書状やハガキですが、それよりもアメリカ宛の2倍重量用に適合し、そちらの使用例が多いようですのでこちらもその際の消印になるのでしょうか。
2017年06月22日
大仏航空70円の分室局櫛型印
大仏航空70円は1953年8月15日に発行されました、発行目的は発行日より1959年3月31日までのアメリカを含む第3地帯宛の航空書状用になります。5年半の期間ですがアメリカ宛であるために使用例は多く消印の入手は難しくはありません。ただし、カタカナローラー印や局名タテ書きローラー印は稀少です。今回の消印は分室局櫛型印、東京中央局日活ビル内分室印になります。
2017年06月20日
立山航空85円の県名カタカナ和文ローラー印
立山航空85円切手は第5地帯(アフリカなど)宛の航空印刷物料金用で、銭位とまったく同じ目的であったために適正使用の実例はほとんどないのではないでしょうか。従って、銭位から円位への切り替わりガ遅く発行年使用は稀少であり、ほとんどは国内郵便用として使われたようです。今回の消印は県名カタカナローラー印、昭和34年のキョウト宇治田原局印です。カタカナローラー印も稀少だと思います。
2017年06月18日
立山航空160円の昭和36年和文ローラー印
立山航空切手160円は立山航空でも最も消印収集の難しい切手です。本来は第5地帯(アフリカなど)宛の航空書状・ハガキの料金でしたが、その適正使用例はほとんど見かけないようです。それよりもアメリカ宛の航空書状2倍重量料金んに適合するのでそちらの使用例が多いと聞きます。国内では小包などに使用された和文ローラー印が多いようですが、熊本東局などの別納消印なども多く見かけます。今回の消印は昭和36年の和文ローラー印です。
2017年06月16日
立山航空55円の昭和29年和文ローラー印
今回も立山航空切手です。立山航空55円切手は、もともと銭位55円の使用量が少ないために円位への切り替わりが遅く、発行年1952年使用の欧文櫛型印は極端に少ないといわれています。本来は第2地帯(南太平洋の島の一部、アラスカ、タイ、フィリピンなど)宛の航空書状やハガキに単貼りで使うために額面であったものの使用例は大変稀少です。むしろ、2倍重量の書留書状や小包などの国内便に使用されています。消印は昭和29年の和文ローラー印の国内使用印です。
2017年06月14日
立山航空80円のD欄分室名入り櫛型印
前回に続きまして航空切手の消印になります。立山航空は1952年7月1日に6種が銭位からの切り替わりで発行されました。すべて外信用の額面での発行ですが1年後に外信料金の改正があり不適合な額面も出ました。80円はアメリカを含む第3地帯航空書状料金のために大量に使用されました。ただし、当時はまだ欧文印の配備が少なく櫛型印で処理された航空便も多く存在するようです。消印は強消しでよくわかりませんが、東京中央郵便局日活ビル内分室印になります。
2017年06月12日
五重塔航空40円の局名タテ書きローラー印
先日のブログで局名タテ書き和文ローラー印を処分したと書きましたが、その中で唯一処分せずに保管してあるのが航空切手関係です。以前、航空切手を集めていたのですが、あまりの困難さに挫折しましたがタテ書きローラー印のみ残しておいたのです。消印は昭和36年の広島西局の消印、五重塔航空は国内航空用として1952年〜53年に4種発行されましたが、1953年に国内航空郵便が速達に統合されたために、ほとんどが普通切手同様に使用されました。尚、広島西局は下記のような複雑な変更があります。
(局の変更)
・広島局は昭和33年11月1日に広島西局へ改称
・広島駅前局が昭和33年11月1日に広島局へ改称
(局の変更)
・広島局は昭和33年11月1日に広島西局へ改称
・広島駅前局が昭和33年11月1日に広島局へ改称